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ツクールプレイ日記

124かきぴー ★:2016/02/01(月) 00:24:24
No.08『エンディングノート』
全話視聴しました。
作者様にとってのVIPRPGの集大成といった印象を受けました。

まずこの作品を語る上で欠かせないのがクルトンですけど…
凄い存在感を放っていた悪役だった。これもうクルトンを普通の目で見れないよ…!!
PARで強化し続けるという発想も面白い!!
なんで3回しか使えないかとかそういう誓約に説明があったらもっと面白かったかも。

勇者軍はバトルが見せ場って感じで。
ファルコンがナチュラルにハブられているの可哀想でしたww
バトルは凄かったなぁ…。ブライアンの渋さ・圧倒的強さが特にお気に入りでエンリュウおじさんのカットインも好き!!そのかっこよさに終始震えました。
アレックス戦といい、この辺はアクション演出の巧みさが光っていたと思います。
ヘレンの『弱者による生き残るための戦術』には妙に納得しましたし、いい発想だなぁと思いましたね〜。

魔王軍の話はじーんとしました。
ニンニンやムシャなんかは人間ですが、王国からは妖怪として扱われていたのが妙になまなましいです。
これから朗らかな魔王軍に一変するなんて想像できないよ!!
小さかったダーエロが自暴自棄になるところ、若かりし魔王が彼を支えるシーン。大好きです。
やがて成長したダーエロを認めるシーンはくるものがありましたね…!!

テッドの宗教弾圧辺りも好きなシーン!!
この辺は過去作を見る限りお得意なんでしょうけど…さすがだなと思いましたね〜
ダッツや海馬ザックの外道っぷりには目を背きたくなるものがありました。海馬ザックって懐かしいなぁ…。
魔王軍・ナイ軍は作者様なりのもしもの解釈といった感じで楽しませて頂きました。事細かには描写しておらず、想像の余地を残す作り方だと思いました。そこまでがもしもの延長線上なのかなって思いますね〜。

シェイドⅢとダーブラのお話も珍しいテーマでビックリでした。
子供を失った幸せな家庭はどうなってしまうのか…。家族を失った人がペットを飼ったり、養子を迎え入れようとするケースは多いです。
本作では違った重いかたちでその歪みを表現されており、なかなか重たいシチュエーションだったと思います。
それにしても…このダーブラすごく甲斐性あるしかっこいいなって思いました!!前提すっ飛ばして結婚とか…!!

寝る前さんの噺も良かったです。
アーサー先生にクスッと和まされたり、妙に感心させられたり…。
小さい子供達の人間模様に感情移入させられました。
事件に翻弄され困惑するスパークⅠやキオを巡る複雑な心情の描写はとてもよく作られていたと思います。
ウォーターⅠはキオと一緒に雨の中帰るシーンが好みです♪彼女の純真さもまたキオを支えていたんだなと思いますねぇ。

フードファイトで印象的だったのははらぺこ青虫と一緒に暮らした名も無きヒゲの親父ですね!!
はらぺこ青虫のマスコットっぷりも徹底していて可笑しかったですけど、彼もいい味出してました。
松屋や100円ランチでの語りが凄くガチで笑ってしまいました。ああいう素朴で庶民的な食事を制する物がフードファイトを制する…!
青虫の弁償をさせられるところとか、青虫に絡まれると案外嬉しそうな表情をするところとかほっこりしますね。和み系オヤジです。
顔グラが最高にマッチしていてすごくかわいかった。作者様は相変わらず中年男性キャラを扱わせると凄い魅力を発揮するな…と感じますね。

キオを巡る人間ドラマがこの作品の持ち味になっていました。
また、エンディングノートの締めのシーンも相応しかったと思いました。
そして決着の時の遠景…。まさしくベストショットだったと思います。遠景や素材に凝っている作者さんですけど、ここばかりは本当に凄く良い素材を選んだなと思いました!!

『自分は特別な人間だという自信と、自分は普通の人間だという謙虚さ。この2つを同時に持ってれば良いのよ。』
一番気に入った台詞です。
偉人キオを最も支えていたのは…誰だったのでしょうね。
製作お疲れ様でした!


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