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ましまろ的なSS的な何か。

114我輩はろりこんである。名前はまだない:2011/04/09(土) 22:25:30 ID:A9z55ZUI0
934 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] :2011/04/09(土) 22:25:00.26 ID:oJX4eC/30
「いてっ・・!」
便せんの中には数枚のカッターナイフが仕込まれており、見事に俺はケガをした。
そして可愛らしい手紙には、紺野さんの筆跡で
「気持ち悪い」
と書かれていた・・・。
「お前があたしにメアド聞くってどういう根性しとるんじゃ?
あの時はお前の唯一の味方の伸恵が見とったから断れんかったけどな、
ホンマはキモ過ぎて死んでほしかったわ。
せやから茉莉ちゃんに消してもらうよう頼んどいた(笑)
あの子はようできる子やからな!」
俺は泣いた。全力で泣いた。
いたたまれなくて家から飛び出し、手から足から流血したまま、
町内を走りまわった。
通行人が好奇の目で俺を見てくる。指をさして嘲笑うガキもいる。
「あらお兄さまじゃありませんこと!」
甲高い声に呼び止められ振り向くと、そこには1年前よりさらに発育して
大人びた金髪の美少女が。
噂ではもう年上の彼氏が3人もいるらしい。
「どうなさったんですの、そんな面白い顔をして・・・ぷぷっw」
カシャリ。
アナちゃんはケータイを取り出し、俺の情けない泣き面をばっちり撮った。
「これはいいネタですわ。千佳さんにも教えてあげないと・・・」
俺は気付いていた。
電柱の陰からせせら笑い、アナちゃんを後ろから監視している
可愛らしい小動物を抱えた眼鏡の優しそうな女の子に・・・。


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