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仮投下スレ2

90輝く光輪 ◆O4LqeZ6.Qs:2009/05/19(火) 00:39:25 ID:SF0f54Dw


  泥団子先輩R>もう1つ、申し訳ないのでござるが、提案があるでござる。
  泥団子先輩R>もしかしたらどこかの特設リングが動いているかもしれないでござる。
  泥団子先輩R>もし動いているリングがあったら、放送後にすぐ映像をチェックできるでござる。
  泥団子先輩R>予定に問題が無ければそちらのkskコンテンツを今一度調べてみてはどうでござろう?


「ねえドロロ。そろそろこっちも参加者名簿を調べてみる?」
「そうでござるな。そもそもそれが目的でここまで来たのだし、そうするでござるか」

 ドロロはリナにそう答えると、チャットの画面を一度最小化してもう一つ『Ksknet Explorer』を起動する。
 そして、画面が表示されると迷わず「ksk」をクリックした。
 すると画面には"現在地:遊園地と判断。キーワードを入力してください"という文字と入力欄が表示される。
 さらに、画面の下の方には小さくヒントが表示されていた。
 今回のヒントは「スクライア一族出身の無限書庫司書長の名前。フルネームで」である。

「これはまた手強そうな問題でござるな……」
「やるっきゃないでしょ。今度は手がかりがあるんだから」

 そう言ってリナは自分のデイバッグからずぼっと1冊の本を抜き取る。
 本のタイトルは『プロジェクトF 〜挑戦者たち〜』
 リナが図書館から失敬してきた虎の巻であった。
 その本を手近な机の上に広げ、左手にレリックを握ったままで、リナは本のページをめくってキーワードを探し始める。

「う〜ん。無限書庫の司書長、無限書庫の司書長……」
「スクライア一族というからにはファミリーネームは『スクライア』という事なんでござろうか?」
「そうね〜。でもファーストネームがわからなきゃ……無限書庫無限書庫……」
「……つまり、そのヒントの答えがキーワードなわけね。クイズみたいなものかな」

 しばらく黙ってリナとドロロのやることを観察していた朝倉が、だいたいの事情を把握して、ドロロに確認する。

「そういう事でござるな。しかしいかに手がかりがあるとは言え、なかなか骨が折れそうでござる。
 いっそのこと次のヒントに行った方が早いやもしれぬでござるなあ」


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