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仮投下スレ2
695
:
3・40分の取捨選択
◆321goTfE72
:2009/10/31(土) 01:15:02 ID:Uw68TWIc
このkskコンテンツとやらには各参加者が最初に持っていた支給品情報が記述されているようだ。
逆に言えば特定の支給品が誰の手に渡っているかの手がかりにもなるし、
この島の中に存在するアイテムを特定することもできる。
そうなるとすると、その存在を確認しておきたいアイテムはいくらかあった。
あたしは口を開く。
「『光の剣』別名『烈火の剣(ゴルンノヴァ)』、それと『タリスマン』。
あとさすがにないと思うけど異界黙示録(クレアバイブル)。
こいつらが支給品にないかチェックして」
「有用なアイテムなのね?」
アサクラが微笑を浮かべながらこちらを見る。
あたしはその眼を見てこくんと頷いた。
「ええ。もし支給品としてこの島にあるのなら説明するわ。
それじゃ、時間もないし―――始めましょうか」
『All Right』
かくして、kskコンテンツを用いた情報収集と4人+1機による情報交換という一大イベントは幕を上げた。
● ● ●
これまでの軌跡。
出会った人物。
元の世界の知り合いetc.
情報交換は滞りなく行われた。
ドロロにしても朝倉にしても、誰も言ってくれないので自分で言っちゃうがあたしも
"聡明"と称して差し支えがない程度には切れ者だと思う。
語り手は話す内容は最低限に絞り、聞き手も実に的確に質問をするという理想的な情報交換であった。
ヴィヴィオだけはそうもいかないが、そこはバルディッシュがいる。
彼が手早くフォローに入るため問題なかった。
「………と、拙者についてはこんなものでござる。
他に質問はござらんか?」
最後の一人であったドロロが全てを語り終え、キーボードを叩く手を休め3人に目を遣る。
もっとも道中はほとんどあたしと一緒だったし出身世界の仲間たちの話をしたのみ。
よって大した量ではなかったのですぐに終わったけど。
見渡してもアサクラもヴィヴィオちゃんも手を挙げる様子も口を開く様子もない。
「うん、それじゃあ…これで最低限だけど、情報交換は終了でいいわね?」
ふぅ、と息を吐き一息入れるためにあたしは首をコキコキ鳴らした。
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