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仮投下スレ2

626それは、侵してはならない「領域(ライン)」−−。 ◆igHRJuEN0s:2009/09/02(水) 20:00:19 ID:YrRABrO.

桜色のオーラのようなガッツを纏った目玉のモンスター・スエゾーが空間の壁を越えて、どこかへと向かっていく。
必殺技・テレポートを使って転移している最中であり、その身は今、空間と空間の間、時間としては刹那の瞬間にいる。


彼はこの殺し合いによって、愛する女性や親友たちを奪われた。
その報復のために、スエゾーは主催者の長門有希と草壁タツオへ挑むべく、二人の元へ向かう。
・・・・・・例え、死ぬにしろ、彼は主催者の元へ向かう。
しかし、命は惜しくない、主催者たちにキツイ一撃でを与え、土下座させるためにスエゾーは向かうのだ。

そんなスエゾーの頭の上には小トトロがしがみついている。
喋る口を持たない小トトロは、何を考えているかを仕草以外で判別するしかないのだが、少なくともスエゾーが心配でついてきたことぐらいは、他者の眼でもわかるだろう。
そんな二匹は、主催者たちの下・・・・・・おそらく死地になるかもしれない場所へ向かっていく・・・・・・
今のスエゾーには、長門有希と草壁タツオたちがいる場所がなんとなくわかる。
そして、自分がそこへ行けるのだと確信を持っていた。
それは勘が告げているだけなのか、溢れるガッツのおかげなのか、スエゾーにはわからない。
わからなくても、スエゾーはただ、それを信じて向かうだけだった。
しかし・・・・・・!

(・・・・・・ッ!!)

突然、首輪が自分を絞めつけてくるような圧迫感に襲われる。
『首輪』は主催者たちの下へ行けば行かせないと言わんばかりに、見えない力でスエゾーの力を抑えこもうとする。

(ク、クソッ!)

スエゾーがいくらガッツを注いでも、首輪の抵抗−−『制限』の力は増すばかり。
制限はスエゾーたちを会場へ押し戻そうと圧力をかけてくる。
このままでは、スエゾーは主催者の下へは辿り着けないだろう。
下手をすれば、すぐにスエゾーはオレンジ色の液体と化すかもしれない。
・・・・・・だが、スエゾーは最後まで諦めなかった。

(負けへん・・・・・・!
 例えワイがどんなことになろうとも、眼鏡とチビ女を一発ドツきまわさにゃ、ワイは死んでも死にきれんのや!!)

スエゾーの纏うガッツがより一層輝いていく。
それに伴い、彼の中に眠るヒノトリの一部が呼応したのだろうか。
スエゾーは大きな力・ガッツの塊となった!


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