したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

仮投下スレ2

572鬼になるアイツは二等兵 ◆5tKMRH/5ZU:2009/08/11(火) 23:23:35 ID:YrRABrO.
「根暗カレー・・・・・・じゃなくてクルル曹長の存在をポッキリ忘れていたですぅ」

急にケロン軍屈指の技術者・クルル曹長の名前を口にしだしたタママの目を輝いていた。
その理由とは、

「ケロボールとタイムマシンは作れないくせに、それ以外はどんなマシンでも作れる技術力を持っているクルル曹長なら、きっと死人を生き返らせるマシンだって作れるかもしれないですぅ!」

タママの言う通り、クルルは悪戯目的のアイテムから星一つをまとめて消せる大量破壊兵器まで作れるトンでもない技術者だ。
クルルの作った物を実際に何度も使ったことがあり、時にはそれらの犠牲になったケロロ小隊員だからこそわかる話である。
これで万能アイテム・ケロボールやタイムマシンまで作れたのなら、神の領域すら侵せる男になっているかもしれない。
だからこそ、夢の話のような死人を生き返らせるマシンが作れると言っても、驚異的なテクノロジーをもつクルルなら説得力があるのだ。
そして、タママはそれを思い至ったわけである。

「クルル曹長ならできるかもしれない・・いや、できなくても『作らせる』!
 そのためなら、カレー百年分を奢ってでも、半殺しにしてでも・・・・・・!!」

サツキを生き返すためなら、多大な代価を支払っても、小隊の仲間に暴力を振るうことも厭わない。
それだけ、タママの想いと期待は強いのだ。

「サッキーだけじゃない、フッキーやメイちゃんも生き返すことができれば、軍曹もサッキーも泣いて喜んでくれるです、ふふふふふ」

まだクルルが死人を生き返す装置が作れるわけでも、ましてやその過程に必要な殺し合いからの脱出もしていないのにも関わらず、タママには、ケロロとサツキが大喜びで自分を褒めてくれる明るい未来が見えていた。
サツキを蘇生できる方法を見つけたタママは、その考えに酔い、既に先程までの自己嫌悪と責任の重圧から解放されていた。

「ついでにコサッチやフッキーⅡが大事にしていたシンジって子も生き返してやりますか。
 カジオーのようなゴミはもう一度生き返して、殺すのも面白そうですねぇ・・・・・・タマタマタマタマ」


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板