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仮投下スレ2
523
:
なるか脱出!? 神社の罠(前編)
◆YsjGn8smIk
:2009/07/27(月) 18:41:01 ID:rXOZgaF.
残っているのは時空管理局とやらの新人とガイバーの力を手に入れたただの学生。
さっさと殺してユニットを頂こうと腕を前に――出そうとして、腕が動かない事に気付いた。
「……なんだ?」
視線を落とすと獣神将の身体を何か光る鎖のようなものが縛っていた。
『そこまでです!』
すっかり忘れていたリインフォースが声をあげて言った。
『バインドをかけました、大人しく投降するです!』
「小賢しいわ、この羽虫があッ!!」
咆哮と共に噴き出る怒りを重力子に変え、生成した衝撃波をリインに解き放つ。
リインの仕業と判った瞬間、吹き荒れた怒りをそのままぶつけたのだ。
『きゃふ!』
「空曹長!? ……このおっ!」
いつの間にかギュオーの間合いへと接近していたスバルが拳を掲げながら吼えてくる。
だがリインが吹き飛んだ瞬間、ギュオーを縛る魔力の鎖もまた消滅していたのだ。
「その程度で私を止められるかとでも思っていたかッ!!」
拘束が解け、自由となった腕でスバルの拳に合わせるように――ギュオーも拳を放つ。
「がっ……は……!」
クロスカウンター。
自身の突進力に獣神将の腕力が加わったその一撃を喰らい、スバルは激しく跳ね飛び、転げ、地面を滑っていった。
そんなスバルを一顧だにせずギュオーは笑いながらガイバーの元へ――逃げ出そうとしていたキョンへと指を向け。
「おっと、逃がしはしないぞ」
指を弾いた。
いや、正確には重力で出来た弾丸を指で射出したのだが……それは見事にキョンへと炸裂する。
「ぐああああああ!」
「40%の威力の重力指弾(グラビティ・ブレット)だ。まだ死んではいないだろう?」
重力指弾を背中に食らい吹き飛ぶキョンに機嫌よくギュオーは話しかけた。
もうすぐ手に入るとなると、機嫌が悪くなる理由など何もなかった。
その時、キョンが急に起き上がり頭をこちらへと向ける。
「こ、この!」
だが――あまりに遅い。
その攻撃を予測していたギュオーは前方に生み出したバリアであっさりとヘッドビームを防ぐ。
そして動揺したキョンを蹴りとばして、背中を踏みつけた。
「がっ……!」
「もう終わりかガイバー? フフフ、ならばこれでようやく私が世界の王となれるわけだ!」
押さえ切れない哄笑が思わず口からこぼれ出す。
それが聞こえたのか、足元で呻くキョンが苦しげに聞いてくる。
「世界の王? い、一体何の話だ……」
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