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闘争の系統 〜ネタバレノートⅡ〜
85
:
ユガミ博士
◆DelvqPaIgQ
:2018/08/09(木) 18:41:04
アレク「(あの戦闘でユリアを救い出す事が出来なかった...だが、奴...エンブリヲが
宇宙連合にいるのであれば...)よし!」
宇宙連合との戦闘を終えたアレクは、あの戦闘でエンブリヲは消え、
ユリアを救い出せなかった事を悔やんだ後、ある決意を固める。
ヒルダ@通信『陛下...いえ、アレクサンデル。襲撃を受けたと報告を聞きましたが、
ご無事で安心しました』
アレク「ご心配をお掛けして申し訳ございません母上。ですが、母上には
ある願いを聞いていただきたいのです」
ヒルダ『願いとは?』
アレク「俺...いえ、私をこのままブレイバーズと共に戦わせていただけませんか?」
ヒルダ『...理由を聞かせてくれますか?』
アレクはユリアをエンブリヲから救い出す事が出来なかった事を話し、彼女を救う為にも、
ブレイバーズとして行動した方が、早く彼女の元へと辿り着けると考えたからである。
アレク「...それに、私はエンペリアス星までの旅を通じて、そこに住む人々が脅威に
晒されている事を実感しました。だからこそ宇宙に住む民を救うにはブレイバーズと
共にいるべきだと感じたのです」
ヒルデ『...』
アレクは通信越しであるが、モニターの向こうにいるヒルデを真っ直ぐな瞳で見つめた。
ヒルデ『決意は固いようですね...。分かりました。ブレイバーズと共に戦う事を許可します』
アレク「ありがとうございます。母上!」
ヒルデ『その代り、必ず彼女を救い出し、生きて帰ってくるのですよ』
アレク「はい!」
その真っ直ぐな瞳に固い決意を感じ取ったヒルデは、アレクがブレイバーズとして
戦う事を許可する。そして必ずユリアを救い出して、生きて帰ってくるようにと
優しい言葉をアレクに掛けるのであった。
***エンペリアス星・病院***
一方、アレクを庇って負傷した鉄の髭はエンペリアス星の首都になる病院に運ばれる。
命に別状はないが、思ったよりも傷は深く、しばらく入院する事になった。
鉄の髭「...そうですか。ブレイバーズに」
アレク「はい。エンペリアス星までの道中、本当にキャプテン達にはお世話になりました。
だからこそ、報告を...」
鉄の髭「...では、その間パラベラム号は陛下にお預けします」
アレク「えっ!パラベラム号を...?」
鉄の髭の見舞いに来たアレクは、エンペリアス星への訪問という目的が
達成されてなお、鉄の髭に対し一船員として話すが、鉄の髭からパラベラム号を
預けると言われ、アレクは驚く。
鉄の髭「私は見ての通り、入院する事になってしまいました。その間、船を動かせない
というのであれば、陛下の目的の為に使っていただきたい」
アレク「キャプテン...分かりました。キャプテン...いや、鉄の髭。そなたの船、
我が目的の為、宇宙に住まう民を守る為に使わせてもらう」
鉄の髭「ははぁ!」
鉄の髭の思いを知りアレクは、今度は船員ではなく皇帝として、
その思いを受け取るのであった。そして、アレクは病室を出る。
病室を出ると、廊下にはフェリクがアレクを待っていた。
アレク「フェリク...」
フェリク「...ブレイバーズに入るんだってな」
アレク「ああ...」
フェリク「だったら、俺もブレイバーズに入らないとな!」
アレク「えっ?お前も入ってくれるの」
フェリクがブレイバーズに入ると聞いて、アレクは目を点にする。
フェリク「当り前だろう?銀河帝国の皇帝陛下を1人にする様な真似なんかしたら、
親父たちに殺されちまう」
アレク「ふっ...それもそうだな。では、改めてよろしく頼む。フェリックス・ミッターマイヤー中尉」
フェリク「はっ!かしこまりました。アレクサンデル陛下」
フェリクの冗談交じりの言葉にアレクはつい吹き出してしまう。そして2人は
ブレイバーズとして、新たな戦いに一歩踏み入れるのであった。
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