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闘争の系統 〜ネタバレノートⅡ〜
83
:
ユガミ博士
◆DelvqPaIgQ
:2018/08/09(木) 14:53:52
《外宇宙編 アレクの決意》
様々な苦難を経て、ようやくエンペリアス星へ足を踏む事が出来たアレクは
星間評議会の行政府に訪問し、行政府首相のジュリアス・カミュエルと会見。
銀河帝国は星間評議会の存在を公式に認め、評議会に協力する条約を結んだ。
なおカミュエル側には首席秘書官である仮面の女とその補佐官を務める
ユリア・エッフェンベルク、護衛として元ボルトの女性幹部ドクターマゼンダ、
アレク側は護衛としてフェリク、鉄の髭が控えていた。
カミュエル「...では、これで銀河帝国と星間評議会の間に条約が結ばれました。
これからよろしくお願いします。アレクサンデル陛下」
アレク「こちらこそ、よろしくお願いします。カミュエル首相」
条約文に調印を済ませるとアレクとカミュエルは握手を交わす。
カミュエル「この星までの旅の道中、刺客に狙われたと報告を受けています。さぞや
お辛い旅だったでしょう」
アレク「確かに色々苦労させられたが、おかげで宇宙で起きている現状を知る事が出来た。
だからこそ、我が帝国だけでなく全宇宙の人々の平和を守るため、協力は惜しみません」
カミュエル「それは何よりです。陛下」
御忍びの旅で様々な経験を経たアレクは全宇宙の人々の平和を守る事の大切さを
深く理解し、カミュエルに決意を表明した。エンペリアス星での目的を果たしたので、
後は銀河帝国の首都フェザーンに帰るだけなのだが...。
行政府スタッフ「ご報告します!ただいま宇宙連合の部隊がエンペリアス星に侵入。
首都を攻撃しています!」
カミュエル「何だとッ!」
アレク「宇宙連合だって!?」
突如会議室の扉が開くと、行政府スタッフが駆け込んできて
タカ派に牛耳られてしまった宇宙連合の部隊がエンペリアス星に
侵攻してきた事が報告される。
???「失礼。お邪魔させてもらうよ」
ユリア「何も無い所から、人が!?」
マゼンタ「何者だ!貴様」
エンブリヲ「アレクサンドル陛下にジュリアス・カミュエル首相...お初にお目にかかる。
私はエンブリヲ。今は宇宙連合に身を置いているものだ」
突然アレク達の前に現れた人物―エンブリヲはかつてマナとよばれる技術を扱う事ができる
人類を産みだし、自らを「調律者」と称して、影で世界を操っていたが、ノーマであるアンジュと
その仲間達の手によって倒されたが、黄泉還り現象で復活。そして現在、宇宙連合に拾われ
その一員となっていた。
エンブリヲ「申し訳ないが、この星はいただくよ」
カミュエル「その要求に応える訳にはいかない」
マゼンダ「消えろッ!」
エンブリヲ「ウッ...」ドサ
エンブリヲの要求にカミュエルは当然、拒否し、マゼンダはファイブフィンガーガンを
エンブリヲに向けて銃弾を放った。銃弾はエンブリヲの身体を撃ち貫いた。
エンブリヲ「...やれやれ、銃とは無粋だね」
フェリク「撃たれた筈なのにどうなっているんだ!?」
鉄の髭「とにかく、陛下と首相閣下を安全な所へお連れするんだ!」
撃たれた筈なのに生きているエンブリヲに驚愕するフェリク。鉄の髭は
アレクとカミュエルを守ろうと前に出る。
仮面の女「これ以上の行いはお止めなさい!」
エンブリヲ「あなたが噂のジュリアス・カミュエルの右腕である仮面の女か...。
その仮面の下がどの様な顔をしているのか興味があるな」
ユリア「秘書官から離れなさい!」
アレク「ユリア!」
仮面の女はエンブリヲに警告するが、エンブリヲは彼女に興味を持ち、
手を出そうとする。そこへユリアが上司である仮面の女を守ろうと
エンブリヲの前に立ち、アレクは思わず声をあげてしまう。
エンブリヲ「その瞳に宿る強い意志...ある女性を思い出す。ふむ、気が変わった。
君を連れて行こう」
ユリア「キャッ!」
アレク「彼女から離れろ!」
エンブリヲ「私の邪魔をしないでくれ」
アレク「―!」
鉄の髭「陛下!」
アレクはユリアを連れて行こうとするエンブリヲを止めようとするが、
エンブリヲはアレクに向けて攻撃を放つ。だが、アレクの危機を察した
鉄の髭がアレクを庇って、代わりにダメージを受けてしまう。
エンブリヲ「ふむ。仕方がない。今日はこれで失礼させてもらう」
仮面の女「ユリアが...!」
アレク「キャプテン!」
鉄の髭「うぅ...私の事は良い。それよりも彼女を助けるんだ。
その間、船は陛下にお預けします!」
アレク「...アイアイサー、キャプテン。カミュエル首相、キャプテンを頼みます!」
カミュエル「ああ。すぐに救護班を呼ぼう」
アレク「ありがとうございます。それじゃあ行こう、フェリク!」
フェリク「ああ!」
アレクは自分の代わりに負傷してしまった鉄の髭から、パラペラム号を
託され、カミュエルに鉄の髭の事を任せて、フェリクと共にパラベラム号に向かった。
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