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闘争の系統 〜ネタバレノートⅡ〜

67凱聖クールギン ◆COOLqGzyd.:2018/05/05(土) 17:29:16
ジェニーロの大胆な作戦で敵の追撃を足止めし、
何とか州都アキシアの居城まで撤退して守りを固めるレミーナ達。
しかし緒戦で敵の強力な銃火器の前に手も足も出なかっただけに、
ここから先の抗戦にも勝算は全くないのが現状だった。

伝令「お喜び下さいませ。ラウール殿下はご無事です!
 殿下はリンディ姫様と共にレンドルフ家の領地であるリジナス州へお逃れになり、
 ノアトーンを拠点に黒三日月隊討伐の兵を挙げられたとの事!」
レミーナ「良かった…!」

このままでは全滅という絶望感に沈んでいたアキシア城だったが、
混乱の中で生死不明になっていたラウールの挙兵の報が届くと歓喜に湧き立ち闘志を取り戻す。
そしてレミーナは、コンクェイテューラに保管されている神聖な玉璽を、
今こそラウールに届けるべきだと思い立つ。
メルヴィオンが危機に瀕した時、神にまつわるこの玉璽が王に力を与えて奇跡を起こすという伝説が、
この国には古くから伝わっているのだ。
しかし時を移さず進撃してきた黒三日月隊はアキシアの北側に大挙押し寄せ、
アキシアとコンクェイテューラの間を大軍で塞いでしまった。

ラグリード「生意気な雌犬めが。
 我がガーゴイルの餌食になりたくなければさっさと消えろ。
 この山はアーカディア帝国の近衛騎士団長、
 ラグリード・フォルスが全て焼き払う」
リナ「この美少女天才魔道士、
 リナ・インバース様の力を甘く見ない方がいいわよ。
 竜破斬≪ドラグ・スレイブ≫!!」

アーカディア旧帝国の貴族ラグリード・フォルスを指揮官としてコンクェイテューラ攻めを開始する黒三日月隊だが、
コンクェイテューラにはセイルーン王国から時空を超えてやって来ていたリナ・インバース一行がいた!
ラグリードが笛の音で操る凶暴なガーゴイルの群れを、
ガウリィ・ガブリエフやゼルガディス・グレイワーズが見事な剣の技で薙ぎ倒し、
リナの必殺魔法がラグリードの汎用機竜エクス・ワイバーンを撃墜する。

ジェニーロ「な…何だ? あの遠くに立ち上っている爆炎は」
ロラン「いかなる事態が起こっているかは不明ですが、
 コンクェイテューラ勢は敵の兵器を物ともせず次々と撃ち破っている模様!」
レミーナ「とにかく、今が好機だわ。
 直ちに出陣してムオジネル勢に夜討ちをかけるわよ!
 コンクェイテューラと連携して南北から黒三日月隊を挟み撃ちにしてやりましょう」

リナ達の活躍で黒三日月隊に大損害が出ているのを察知したレミーナらは、
この機に乗じてムオジネル人部隊に対して反撃を開始。
こうしてメルヴィオン東部戦線は激戦を深めてゆく。

ウルヤーヴ「ラウールの従姉…と思い込んでいるラプエンテ家の女騎士か。
 悪くはない戦いぶりだが、後で真実を知れば全てが徒労だったと気付くだろう。
 その時には一体どうするかな」
ケイローン「この国の者達にとっては全く想定外の難問を突きつける形になるでしょうが、
 有能な人材は可能な限り配下に迎え、
 殿下の手で再興された新たなアディラス王朝を支える一員としたいものです」
末那蚕「フン、大人しく殿下を王と認めて臣従すればそれでよし。
 でなければ、俺がこの鎌でひと思いに首を刎ねちまうまでさ」

東の半島で展開される熾烈な戦争を冷ややかに見下ろして呟く謎の青年ウルヤーヴ。
彼の背後にはクロノスオルフェノク=末那蚕を始めとした、
アセーリアで覚醒した多数のオルフェノク達が居並んでいる。
果たして、かつてない動乱の時代を迎えたメルヴィオンの未来はどうなるのであろうか…。


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