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闘争の系統 〜ネタバレノートⅡ〜
50
:
ホウタイ怪人
◆sEGOS2kBD6
:2018/03/04(日) 19:55:23
朝倉家へと戻った光平は、優香、慎哉、雄大、佳代、紗希、戒、フィリナの7人を前にして、
突然「自分は旅に出る」と言い出す。絶句する慎哉たち。
慎哉「どうしてだ!? どうしてお前だけがそんな貧乏くじを引かなきゃならない!」
雄大「その件なら剣総理と天童との間で、もう話はついたんじゃないですか!」
光平「それはあくまで俺が日本にいない前提での話だ。俺が日本国内にとどまる限り、
天童はヒーローたちを危険分子として排除しようとするだろう。そうなれば日本は
ヒーロー派と反ヒーロー派に分断される。また泥沼の戦争が始まってしまうかも
しれないんだ。俺はもう、これ以上人が死ぬのは見たくない!」
紗希「そんな……」
慎哉たちは泣き崩れながら必死に光平を引き留めようとするが、光平の意思は固かった。
優香「光平くん、必ず帰って来てくれるよね?」
光平「勿論さ。優香をいつまでも一人になんかしておくもんか!」
優香「わたし、待ってるから…。でも、もし卒業式までに戻って来なかったら…
許さないんだからね……!」
光平「わかった。約束するよ。ほとぼりが冷めて、必ず卒業式までには戻って来る。
そしてここにいるみんなで一緒に卒業しような…!」
光平と優香はうっすらと両眼に涙を浮かべながら、互いに抱擁する。
光平「里見、あとは頼む」
蓮太郎「わかった…」
光平は、もし慎哉たちが追いかけてきても玄関で引き留めるように里見蓮太郎に頼む。
こうして光平は慎哉たちに別れを告げて、朝倉家から出て行った。
玄関先ではマシンガルーダが、主を待っていたように待機している。
GARUの声「お待ちしていました」
光平「ここから先は修羅の道だぞ」
GARUの声「承知の上です。天凰輝シグフェルあるところ、
常に傍にマシンガールダあり!ですから」
光平「ありがとう。それじゃあ行こうか」
一方、朝倉家の中では、ついに耐え切れなくなった佳代が、
光平が実は余命幾ばくもない体であると話してしまう。
慎哉「バカヤロウ! どうしてそれを早く言わなかった!!」
佳代(涙ぐみながら)「光平から……みんなに内緒にするように言われてて……!!」
雄大「…で、でも手術なら旅先でも受けられるんじゃないですか?」
フィリナ「無理でしょうね……。シグフェルとザジロードの肉体構造に精通している
医師陣と最適の医療設備が整っているのは、おそらくブレイバーベースだけ……」
戒「牧村……」
優香「光平くん…そんな!?」
慎哉たちはすぐに光平を追いかけようとするが、玄関前で蓮太郎が通せんぼする。
「どけぇ!!」と叫びながら強引に通り抜けようとする慎哉だったが、
蓮太郎は慎哉に腹パンを浴びせて失神させる。
慎哉「うっ……」
蓮太郎「ここから先は地獄だ! 皆で光平の無事を祈ってやれ! 祈るんだ!!」
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