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闘争の系統 〜ネタバレノートⅡ〜

253ユガミ博士 ◆AOwcv36qk.:2024/01/18(木) 13:37:42
<<集う悪魔達(仮)>>
***駒王町・市街地***
「悪魔特捜隊」の発足で世間が各々反応していた所、駒王町の市街地にあるビルの屋上に
大きな2体の影ー大きな白い狼男と忍者の滑降した虫人間があった。

フェンリル「また地上界に来れるなんて嬉しいわ!」
アバドン「まさかゲートを介さずに来れるとは思わなかったでござる」
フェンリル「これも時空クレバス様様ね!」

2体の影ー大きな白い狼男はフェンリル、忍者の様な滑降した虫人間はアバドン。
彼らはマカイ(魔界)から来た悪しきデビルで、現在は魔界同盟のエージェントである。
これまで気軽に地上に行く事が出来なかったフェンリルとアバドンだが、
魔界同盟が時空クレバスの制御に成功した事により、人間の住む地上界に行ける様になったのである。

フェンリル「さ〜て、ここで大暴れしてマイナスエネルギーを集めるだけでなく、デビチルの
 奴らもボコボコにしてやるわ〜♪」
アバドン「どうやら、ここは町のど真ん中。さぞかし人間達が大混乱するでござる」

フェンリルとアバドンはアースティアでの任務から撤退した後、地上界へ行くように
命令されたのである。ビルの屋上からフェンリルとアバドンは悪い笑みを浮かびながら、
地上界への攻撃と宿敵であるデビルチルドレンのセツナとミライへの復讐を考えて見下ろす。

アバドン「では、早速...」
フェンリル「行くわよ〜!」

ビルから飛び降りるとフェンリルとアバドンは町を攻撃し始まるのであった。

***駒王町・要研究所***
リビングで「悪魔特捜隊」の発足のニュースを観ていたセツナ達だが、突如警報が鳴り響く。

セツナ「な、何だ!?」
ヒロミ「これは魔法の反応じゃ。何かあったらしい」
ミライ「マカイで何かあったのかしら」

警報が鳴り、地下の研究室に一同が向かうとヒロミはコンピューターを操作して、
原因を調べる。

ヒロミ「何と、街中で魔法が使われておる!」
クール「マカイのデビルが地上界に来たのか?」
セツナ「ありえねぇ。ゲートが無いのに来れる訳ねえじゃん!」
ヒロミ「いや、今現在この世界では時空クレバスなんて現象が起きておる。
 この現象でデビルが迷い込んだのかもしれん」
ミライ「そんな...」
セツナ「とにかくデビルが暴れているのなら、俺達の出番だ。行くぜ、皆!」

コンピューターの操作で市街地でデビルが魔法を使っている事を突き止める。
本来であれば地上界とマカイへの行き来はゲートを介さなければならないので、
ゲートも無しにデビルが現れた事にセツナは「ありえない」と驚く。
ヒロミは時空クレバスによってデビルが迷い込んだと分析し、セツナ達は暴れている
デビルを止めるべく、市街地へ向かうのであった。


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