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闘争の系統 〜ネタバレノートⅡ〜
243
:
ユガミ博士
◆AOwcv36qk.
:2023/07/20(木) 09:08:42
+++浮世絵町・浮世絵中学校+++
リクオ「オバケ騒動?」
清継「そうなんだよ。今都内のあちこちでオバケが目撃されて驚かされているってニュースにもなっているんだ」
カナ「リクオ君、何か知らない?」
ここは妖怪任侠一家奴良組の三代目総大将・奴良リクオが昼間通う中学校。放課後、清継が主宰する
清十字団が部室に集まっていた所、清継から今世間を騒がせているオバケ騒動をリクオに教える。
リクオの同級生である家永カナは妖怪絡みで何か知らないかリクオに尋ねた。
リクオ「いや、今の所、本家の方にはあまり伝わっていないけど...」
氷麗「そうですね...あ、でも同族の妖怪を見かけて話しかけたのにすぐに消えたという
噂を聞いた事があります」
リクオは知らなかったが、配下である雪女の氷麗は噂で聞いていたようである。
清継「これは、とても興味深い謎だ。調べてみたいんだが...」
島「(出た!清継くんのいつもの...)」
リクオ「...確かに、そういう騒ぎが起きているのなら調べた方がいいかもしれない」
清継「よし、決まりだな」
リクオ「ただし、危ないと判断したらすぐに止めるんだよ」
清継は清十字団のメンバーに今回の騒動を調べようと提案。メンバーの島二郎はいつもの提案に
少し困った顔になる。話を聞いたリクオは奴良組の総大将として騒ぎを調べる事を決意。
提案が受け入れた事に清継はガッツポーズを取るが、リクオは危なくなった調査を止める様に注意した。
+++都内某所+++
ユガミ博士「ふふふふ、人間共め。恐怖で慄いておるわ」
ねずみ男「これもユガミ博士の作戦の賜物ですよ」
都内某所で密会をするのは妖怪軍団の発明家ユガミ博士とお金儲けが好きな鬼太郎の悪友ねずみ男だった。
実はこの騒ぎはユガミ博士による作戦だった。ユガミ博士は以前同じ騒ぎを起こしたマギー・出門の装置を
参考に、よりリアルな妖怪の幻を都内で発生させ、東京から人間を追い出そうとする作戦だった。
そこをねずみ男が聞きつけ、引っ越しや高額なお祓いの仲介料の商売に便乗したのであった。
ユガミ博士「本来なら我が妖怪軍団が総出で行えばいいが、ブレイバーズに次々と倒されている今、
貴重な戦力を残す必要があるので、この作戦を用いたが、東京から逃げ出した者の土地に我々の
息のかかった者を代わりに所有させたりだけでなく、人間共から資金を調達出来るのに役立てられるとは。
資金の提案、感謝するぞ。ねずみ男」
ねずみ男「はい。おかげで儲けさせていただいております!」
ユガミ博士「この調子で、貴様の方も頼むぞ。カネダマ!」
カネダマ「お任せを。コイーン!」
ユガミ博士は資金調達の提案をしてきたねずみ男を誉めると、ねずみ男はごまをすってユガミ博士を誉め称えた。
そして作戦の実行役である妖怪カネダマに激励し、ロボットみたいな見た目の妖怪カネダマは了承した。
ブレイバーズや鬼太郎、リクオは騒動を収める事が出来るのか。
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