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闘争の系統 〜ネタバレノートⅡ〜

237ユガミ博士 ◆AOwcv36qk.:2023/04/26(水) 12:12:53
《東方不敗と綾小路麗子》
***地球圏・とある宙域***

SS-N研究員A「麗子様!ついに見つけました」
SS-N研究員B「DG細胞です!」
麗子「よくやりました、お前達。DG細胞さえあれば人類を排除し、地球に美しい自然が蘇る」

その宙域は前大戦でデビルガンダムとの決戦が行われた宙域だった。デビルガンダムとの決戦時、
ネオジャパンコロニーがデビルコロニーと化し、シャッフル同盟とブレイバーズの前身であるロンド・ベル隊(αナンバーズ)、
そして決戦に駆け付けたガンダム連合によってデビルガンダムは滅ぼされるものの、コロニーは崩壊に等しく、
後に新たなネオジャパンコロニーが建造された事で、現在この宙域には巨大なデブリとしてコロニーの残骸が残っていた。
そんなデブリに紛れて宇宙に浮かぶのは、綾小路麗子率いるSS-N(スーパーサイエンス・ネットワーク)が秘密裏に保有する
宇宙ステーションだった。
この宙域に宇宙ステーションがあるのはDG細胞を探す為だった。麗子はDG細胞を利用して
かつての東方不敗マスターアジア同様、地球を再生する事を考えたからである。前大戦でデビルガンダムを
消滅させたが、流石に完全にとはいかず、コロニーと同化していた事で残骸にも細胞が僅かながら残っていると予想し、
DG細胞を探すべく密かに宇宙ステーションを建造したのであった。
その目的であるDG細胞が見つかった事を研究員達は麗子に報告。その報告に満足する麗子は
宇宙ステーションの窓から見える地球を見ながら、人類を排除し地球を再生する計画に乗り出そうとしていた。

????「生憎だが、その細胞は此方に渡してもらおう麗子よ」
SS-N研究員A「だ、誰だ!」
SS‐N研究員B「侵入者か!」
麗子「貴様は、東方不敗マスターアジア!」
東方不敗「久しぶりだな。麗子」

SS‐Nの宇宙ステーションで麗子の前に現れたのは先代のキングオブハートであり、
ドモンの師匠である流派東方不敗の使い手・東方不敗マスターアジアだった。

東方不敗「かつての同志としての誼だ。DG細胞を渡してもらうぞ麗子よ」
麗子「黙れ、裏切り者!かつては同じ地球の自然が人間達の手によって破壊されていく事を憂い、
 共に人類を滅ぼし自然を取り戻そうと誓い合ったというのに、ジャンパーソンに敗れて私が死んだ後、
 貴様は誓いを果たさず、あろう事か人間共に手を貸し地球再生の鍵を握っていたデビルガンダムを破壊するなぞ
 裏切りでなくて何とする!」

麗子が語った様にかつて綾小路麗子と東方不敗は人類によって地球の自然が失われていく現状に失望し、
共に人類の排除と自然の再生を誓い合った同士だった。しかし麗子はジャンパーソンに敗れて死亡。
その死後、東方不敗はデビルガンダムを利用して地球を再生しようとしたが、不肖の弟子であるドモンとの戦いを通じて
「人間もまた自然の一部」という考えを受け入れ和解。デビルガンダムの破壊に手を貸したのであった。

東方不敗「DG細胞は危険なのだ。その事は儂がよく知っている。このまま存在していれば取り返しのつかない事が
 再び起こってしまうのだ」
麗子「いいえ。私は黄泉還った今度こそ、人類の排除と地球の美しい自然を取り戻すと誓ったのです。
 ならばこそデビルガンダムは復活させる!」
東方不敗「人類の排除か...以前の儂もその考えにこり固まっておったが、弟子の言葉で
 儂は思い立ったよ。【人間もまた、自然の一部】とな」
麗子「...どうやらお互い平行線の様ですね。ならば排除するまで!お前達、こやつを始末するのだ!」
SS‐N研究員「「はっ!麗子様」」
麗子「それでは私は失礼いたします。マスターアジア...いえ、シュウジ」

東方不敗は説得するものの、麗子は譲らず、ついに東方不敗を排除しようと部下の研究員達に
始末する様に命令を下した。さらに他の研究員達も駆け付けてくる。
そして麗子は東方不敗の本名を口にしながら、以前部下である怪盗パンサーレディこと石黒小夜子が
開発した電送スーツを利用した転送装置を起動し、宇宙ステーションから脱出した。

東方不敗「ふっ。これしきの事で儂を止められると思うでないわ。さぁ、者共かかって来るがよい!」

襲い掛かって来る研究員達を東方不敗は蹴散らしていく。綾小路麗子のデビルガンダム復活を
東方不敗は、そしてブレイバーズは止められるのか!


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