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闘争の系統 〜ネタバレノートⅡ〜

188ユガミ博士 ◆AOwcv36qk.:2022/01/13(木) 09:26:08
***早乙女研究所***

戦闘が終わり、一同はお互いの状況を話し合う為に早乙女研究所に降り立った。
そこでお互い顔を合わせて自己紹介し、それぞれの世界の事や、どういった状況で
此方の地球に来たか等を話し合った。

甲児(真マジンガー)「よく分かった。でもまさか並行世界の...大人になった俺と
 出会う事になるなんて思いもしなかったぜ」
甲児「俺もだ。並行世界の存在は既に知られているが、高校生だった自分に会うになんてな」
鉄也「それに、そっちの世界だと俺と甲児は叔父と甥なんだってな。妙な気分だぜ」
さやか(真マジンガー)「それにしても甲児君もそうだけど、シローちゃんも大きくなったわねぇ」
シロー「止してくれよ。こっちの世界の俺はもう大人なんだぜ。ちゃん付けは恥ずかしい」

お互いの話を聞いて甲児達それぞれのマジンガーチームはそれぞれの違いに妙な気分を
覚えつつも和気藹々と話が弾んだ。

甲児「それで、そっちのゲッターチームだが...」
隼人「...要約するとそっちの世界では俺は早乙女研究所の所長となり、
 さっき百鬼帝国と一緒にいたインセクターという兵器を持つアンドロメダ流国という
 侵略者に対抗する為、新たなゲッターロボを開発し、お前達がそのパイロットである
 ゲッターチームという訳か」
弁慶「それでそのアンドロメダ流国だけでなく、そっちのマジンガーチームと協力して
 Dr.ヘルとも戦っていたんだよな」
甲児(真マジンガー)「他にも大勢仲間がいたけど、今この場に来ているのは俺たちだけらしい」
弁慶「だけどそのゲッター1、いやゲッターアークだったか?そのパイロットが竜馬の息子だとわなぁ!」
竜馬「言っとくが、俺にこんなでけぇガキがいねぇからな」
拓馬「親父には会った事がねぇ。おふくろでの話や写真は見た事があるがな」

竜馬達も別の世界から来たゲッターチームの話を聞き、隼人は要約して甲児達に教えた。
何より竜馬達が驚いたのは、ゲッターロボアークのメインパイロットである流拓馬が竜馬の息子である事だった。
なおこの世界において竜馬は結婚もしていなかれば子供もいない。

隼人「取り合えずお前達の身柄はブレイバーズで預かる。無論、元の世界に戻るまでだがな」
カムイ「その間、俺達にそのブレイバーズでの任務を受けろ...という事か」
隼人「そうだ。ブレイバーズは先ほどの百鬼帝国の様な世界征服を目論む様な多くの敵と戦う事になる。
 その中には恐竜帝国も含まれる」
カムイ「(恐竜帝国...)」

並行世界から来たマジンガー、ゲッターチームはブレイバーズに保護される事になるが、
これから戦う事になる相手に恐竜帝国も含まれると聞いて、ハチュウ人類の血が流れる
カムイは神妙な顔をした。

獏「カムイ、無理はしなくていいんだぜ」
カムイ「いや、大丈夫だ。身柄を預ける以上、指示には従う」

獏はカムイを案じるが、カムイはブレイバーズで戦う事を受け入れた。
なおカムイは自分がハチュウ人類と人間の間に生まれた事を伝えたが、敢えて伝えていない事がある。
遥か未来で様々な星を蹂躙するゲッター艦隊と、その未来を見て、恐竜帝国を掌握し、ゲッターを打倒しようとした事である。
ただでさえ、並行世界の地球へ来てしまったという異常事態にこれ以上の混乱は不要と伝えなかったのであった。
甲児(真マジンガー)や拓馬達もその事を察して、同じくその事は伝えなかった。

甲児「これからよろしくな。オレ!」
甲児(真マジンガー)「ああ、任せてくれ。もう一人のオレ!」
竜馬「...俺の事は間違っても親父って言うんじゃねえぞ」
拓馬「じゃぁ、パパか?それともお父さんか?」
竜馬「この野郎!」
シロー「ハハハハ。竜馬さんがパパって似合わねえや」

これからブレイバーズで戦っていく事に、2人の兜甲児は固い握手を交わす。
竜馬は拓馬に親父呼びをするなと忠告するが、拓馬はからかって言葉を返した。
その様子をシローは大声で笑う。
何はともわれ、ブレイバーズに新たな仲間が増えたのであった。


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