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闘争の系統 〜ネタバレノートⅡ〜
183
:
ユガミ博士
◆AOwcv36qk.
:2021/06/24(木) 09:14:40
《エクスカイザーの帰還(仮)ー導入部》
***夜の街***
深夜。1台の車が街の中を走らせていた。運転しているのは仲本京一というフリーのジャーナリスト。
一見しがない中年男性だが、彼は何と長年に渡り桐原コンツェルンつまりネロス帝国の悪事を追っていた。
仲本「(ようやく証拠を揃えた。そのデータも昼間アイツー星川に渡す事が出来た。
星川ならあのデータを有効活用してくれる筈だ...)」
星川とは星川コウタの父親で、東都新聞社の編集長である星川ジンイチの事である。
仲本は星川とかつての同期で親友だった。彼は何れ自分の身に不幸が起きるであろうと考え、
昼間誰にも気取られない様に、ジンイチにこれまで調べたデータが入ったSDカードを渡していた。
バァン!
仲本「う、うわぁぁ!」
だが突如車のタイヤが破裂し、コントロールを失った車はガードレールにぶつかり、
仲本は帰らぬ人となった。
クロスランダ―「任務完了。後始末は任せたぞ」
部下「ハッ!」
メタルダーとシグフェルに敗れたクロスランダ―は、大破したボディを修復し前線に復帰。
そしてクロスランダ―はネロスの秘密を守る為、事故に見せかけて暗殺を行う任務が下され、
その二丁拳銃で仲本の乗る車のタイヤを撃ち抜いたのであった。
事後処理を部下に任せて、クロスランダ―はこの場を去るのだが、後日自分が失態を犯した事を
知るのであった。
***星川家・ジンイチの部屋***
ジンイチ「仲本...」
親友である仲本が事故で死んだと聞かされた後、葬儀に参加したジンイチは帰宅した後、
自室に籠り悲しみに気を落とした。そんな時、仲本から受け取った封筒をまだ開けていなかった事を
思い出す。
ジンイチ「...そういえば、仲本から封筒を受け取っていたな。『以前、借りた金を返す』って
何年前の話だってツッコんだが、まさかその後に亡くなるとはな...ん?お金の他に
何かあるぞ?」
封筒を開けたジンイチは現金以外にSDカードが入っている事に気が付く。不審に思ったジンイチは
SDカードの中身を調べようと、データを開いた。
ジンイチ「これは...。もしや以前聞いたメタルダーの宿敵ネロス帝国の事なのか...」
ジンイチは仲本が調べていた事が、メタルダーの宿敵ネロス帝国である事を知る。
だがうっかり、部屋の窓を開けていたジンイチは、そこから監視していたネロスの“影”に
データの事を知られてしまうのであった。
***ネロス帝国・ゴーストバンク***
ゴッドネロス「星川ジンイチを生かすな。データを破壊せよ!」
影から報告を受けたゴッドネロスは、これに怒り、ジンイチの抹殺とネロス帝国に関するデータの
破壊を命じた。
クロスランダ―「帝王!修復していただいた身で、この不始末。何卒、名誉を挽回する機会を
与えてくださいませ」
ゲルドリング「何を言うんとんのや。仕事が雑だったから、こんな面倒くさい事になったんや。
帝王!戦闘ロボット軍団に任せらまへん。ここはモンスター軍団がケジメをつけまっせ!」
ゲルドリングはここぞばかりに揚げ足を取る。本来なら他の軍団が犯した失敗を尻ぬぐいするのは
真っ平御免だが、後始末をする事で戦闘ロボット軍団に貸しを作る事と、ゴッドネロスにモンスター軍団の
評価が上がる事を考え、後始末を名乗り出た。
ゴッドネロス「...分かった。ならば双方の意見を聞き入れ、クロスランダ―望み通りに名誉を挽回する
機会を与える。そしてモンスター軍団は戦闘ロボット軍団と協力して、クロスランダ―の任務を補佐せよ」
一先ず怒りを鎮めたゴッドネロスはクロスランダ―、ゲルドリングの両方の意見を取り入れ、
クロスランダ―とゲルドリングに協力して任務に取り組むように命令を下した。
クロスランダ―「ははぁ!必ずや、この任務遂行させてみせます」
ゲルドリング「帝王の御命令とあれば...(チッ。手柄を独占するチャンスやったのに)」
クロスランダ―は名誉を挽回する機会が与えられ、ゴッドネロスに深く感謝し、
ゲルドリングは内心舌打ちをしつつ、渋々ゴッドネロスの命令に従うのであった。
星川ジンイチに魔の手が迫る。
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