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闘争の系統 〜ネタバレノートⅡ〜
17
:
凱聖クールギン
◆COOLqGzyd.
:2017/11/22(水) 22:02:21
その頃、日本では…。
錦織佳代と北上紗希は、休日を利用して二人で浜辺にピクニックに来ていた。
(この日は牧村光平と沢渡優香が街でデートとの事で、
またも優香に先を越されてしまった二人の残念会的な意味合いもある…)
紗希「錦織さん、私が作った手ごねハンバーグ、食べてみて」
佳代「へぇ〜これ手作りなんだ。美味しいよ」
紗希「本当? 良かった…」
砂浜にシートを広げ、持参したお弁当を一緒に食べながら海を眺めて談笑していた二人だったが、
そこに遠くから何やら騒がしい声が聞こえてくる。
平助「おお〜、随分でっかい亀だなこりゃあ」
重助「ねえ兄貴、これ捕まえたら高く売れるんじゃないっすかねえ」
平助「そうだなあ。亀の甲羅は鼈甲(べっこう)って言って、
工芸品の原料としては高級らしいからな〜」
重助「よ〜し。ほらほら、こっちへ来いっ!」
ガメロン「……(????)」
元黒天狗党の下忍・カラス天狗で、
今は二人で独立して個人経営の零細悪者稼業をしている平助と重助は、
浜辺にいたガメロンという大きな亀を網で捕まえようとしていた。
その様子を見た佳代と紗希は、怒って二人に詰め寄り抗議する。
佳代「こら〜っ! 亀の密漁は犯罪だよおじさん!」
紗希「それにそんな乱暴な捕まえ方して、動物虐待ですよ!」
平助「あぁん? うるせえやい!」
重助「お嬢ちゃん達、商売の邪魔しないでくれるかな〜」
紗希「ムッ!(怒)
すぐにやめないと、警察を呼びますよ!」
平助「げげっ、こいつはヤバいぜ。逃げろ〜っ!」
重助「あっ、待ってよ兄貴〜!」
最初は二人をバカにしたような態度で軽くあしらおうとした平助と重助だったが、
紗希がポケットからスマートフォンを取り出して真剣な表情で110番を押そうとすると、
急に青くなって一目散に逃げ出してしまった。
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