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闘争の系統 〜ネタバレノートⅡ〜
156
:
ユガミ博士
◆AOwcv36qk.
:2020/01/05(日) 12:23:12
明達が見学を続けていると、突然作業をしていたクレーンが暴走。たちまち、研究所の
あちこちで火の手があがる。
美樹「きゃぁ!」
明「美樹!」
アルフォンス先生「あわわわ、火事なのだー!」
ポチ校長「おおおお、落ち着くのじゃ。ただちに避難をするのじゃ!」
突然の出来事に見学に来ていた生徒や教師はパニックを起こす。
***新光子力研究所・司令室***
さやか「一体、所内で何が起きているの」
職員A「分かりません。作業中のクレーンが暴走を始めたと同時に、所内の数か所で
火災が発生。消火活動を行っていますが、所内ではパニックが起きています」
職員B「所長!所内でDr.ヘル配下の鉄仮面兵の軍団が潜入。また所内で怪物を見たという
報告が上がっています!」
さやか「これは明らかに研究所を狙ったGショッカーのテロ攻撃ね。すぐに甲児君に連絡。
ブレイバーズにも応援を要請して!」
司令室に来たさやかは、職員の報告を聞いて甲児への連絡やブレイバーズへの応援要請など
指示を出すのであった。
♢ ♢ ♢ ♢
一方、明は美樹や生徒達と避難をしていた。そんな時、ふと鏡を見かけると、
そこに女性の姿をした怪物が映っていた。
明「(あれは、もしや...!)すまねぇ、美樹。忘れ物をしちまった。先に行ってくれ」
美樹「ちょっと、明君。そんな場合?」
明「心配するな。必ず戻ってくる。美樹は絶対皆からはぐれるんじゃねえぞ!」
美樹「明くーん!」
鏡の中の化け物に気が付いた明は、美樹が止めるのを聞かず、その場から離れてしまう
のであった。
明「さて...姿を現せ!この騒動はお前の仕業何だろ?妖獣エバイン!」
エバイン「ふふふ。流石はデビルマン。私の仕業と見破ったね」
美樹達から離れた明は鏡に向かって叫ぶ。そして鏡の中から明の前に現れたのは、
デーモン族の妖獣エバインだった。エバインは鏡の中から人間の腕を操る能力を持つ
馬の下半身を持った妖獣である。彼女が鏡の中から作業員の腕を操り、クレーンを
暴走させて火事を起こしたのである。
明「妙な連中と手を組んだみたいだが、俺の命が狙いか?」
エバイン「いいや。我々の狙いは伝説のパイロット兜甲児の命だ。奴は我々の障害となる。
よって同じく奴の命が欲しいGショッカーと手を組んで始末するのさ」
明「させるかよ。デェービィールゥ!」
デーモン族はGショッカーと手を組み、兜甲児の命を狙ってきたのであった。
明は本来の姿、デビルマンとなり戦いに挑むのであった。
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