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闘争の系統 〜ネタバレノートⅡ〜

152ユガミ博士 ◆AOwcv36qk.:2019/12/12(木) 11:51:19
>151の続き。

リムル=テンペスト。この青いスライムの正体は、通り魔に背中を刺されて死亡した
日本の会社員が転生した姿である。転生した事で得たユニークスキルによって強くなり、
今では大勢の魔物達を従える魔王となり、魔国連邦<テンペスト>の王となっていた。
リムルはユニークスキル<大賢者>が進化したシエルと名付けられた神智核(マナス)が
感知した事で、転移してきたナデシコとグラン・ガランの様子を見に来たのである。
リムルに連れられてナデシコとグラン・ガランは魔国連邦近くの場所に着陸。
ナデシコから艦長のルリとアドバイザーであるユリカ、護衛役としてアキト、
グラン・ガランから王女であるシーラ、護衛役としてショウ、マーベルが代表として
この世界の説明を受けるべく、リムルの屋敷に招かれる。
案内された応接室には魔物連邦の主であるリムルの他、野性味を帯びた金髪の男、
2本の角が生えた侍風の鬼、同じく角が2本ある巫女の姿をした鬼の女性、1本の角に
社長秘書を感じさせるビジネススーツを来た鬼の女性、そして筋骨隆々のゴブリンの男がいた。

リムル「じゃ、改めて自己紹介だ。俺はリムル=テンペスト。この国で王様をしている」
ヴェルドラ「我はリムルの親友、ヴェルドラだ。歓迎するぞ、異世界人よ」
ベニマル「リムル様から侍大将の地位を賜ったベニマルだ」
シュナ「同じくリムル様にお仕えするシュナと申します」
シオン「リムル様の家臣がひとり、シオンです。リムル様の秘書を務めさせていただいています」
リグルド「リムル様から街の行政を任されているリグルドです。リムル様の命により
 この場に同席させていただいております」

リムルを始め、ヴェルドラ、ベニマル、シュナ、シオン、リグルドはそれぞれ、ルリ達に
自己紹介をする。ルリ達も自分達が何者なのか、この世界に来た経緯を話した後、リムルから
この世界について説明を受けた。

ルリ「なるほど。この世界は人間だけでなく様々な種族が住んでいる...まさにファンタジーな
 世界という訳ですね」
シーラ「そして、リムル陛下は地球人が転生された存在で、陛下の下、人や他種族が
 平和に共存されているのですね」
リムル「陛下はよしてくれ。普通にリムルでいいよ」

リムルから説明を受けたルリとシーラは、リムルによって人と他種族が共存している事を称え、
リムルは陛下と呼ばれた事に照れて、普通にリムルで呼んでくれと頼む。

シオン「リムル様はこの国の誇りです」
ベニマル「リムル様により、今の我々がいる」
リグルド「リムル様の為ならば、例え火の中、水の中、身命を賭して仕えましょうぞ!」
リムル「お前ら...恥ずかしいから止めろ」

主であるリムルが賞賛されて、リムルを慕う家臣達は、矢継ぎ早に賛辞を述べ、
リムルは恥ずかしくなり、止めるように言う。

ショウ「かなり慕われている様だな」
マーベル「そうね。見ていて微笑ましくなってくるわ」

リムルと家臣達のやり取りを見ていて、ショウやマーベルはその様な感想を呟く。


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