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闘争の系統 〜ネタバレノートⅡ〜
145
:
凱聖クールギン
◆COOLqGzyd.
:2019/11/05(火) 18:24:44
宮本「私はもうできる限りのことをした。
そろそろ解放してはくれないだろうか」
ガメッシュ「ならん!
丹波の性能をもっと高めなければブレイバーズには勝てんのだ。
その作業が済む前に逃げ出せば、
貴様の居場所をGOD秘密警察に教えるぞ!」
宮本「そ、それだけはやめてくれ…!」
ガメッシュに脅迫された宮本博士は、
既に丹波を恐るべき現代兵器に改造してしまっていた。
だが、ガメッシュとしてはそれだけではまだ物足りなかったのである。
ガメッシュ「バレンシア殿にお前たちを誘拐してもらったのは他でもない。
お前たちが発明した戦闘回路をこの丹波に組み込み、
丹波を意志を持った軍艦怪獣アイアンロックスに生まれ変わらせるのだ」
ショージ「そんな…!
俺はお前たちなんかが悪さをするために、
その戦闘回路を造ったんじゃないんだぞ!」
チナツ「それに、その戦闘回路は私が造った良心回路とワンセットよ。
戦闘回路だけなら、アイアンロックスは自制を知らない、
ただの恐ろしい破壊マシーンになっちゃうわ!」
ガメッシュ「それでいいのだ。
破壊を自制する良心など邪魔なだけよ。
ブレイバーズを壊滅させ、世界中の都市を火の海にすることだけが、
アイアンロックスに与えられた使命なのだ!」
ショージが気絶している間に奪われてしまっていた戦闘回路のチップを、
ガメッシュは掌で弄びながら冷徹に笑う。
ガメッシュ「さあ行け、アイアンロックス!
手始めに日本を襲い、東京を焼け野原に変えるのだ!」
アイアンロックス「破壊…! 破壊…!」
人工知能をセットされて意志を持った丹波は軍艦怪獣アイアンロックスと化し、
東京を目指して太平洋を猛スピードで北上し始めた。
バレンシア「さて、取引はこれで無事完了ね。
事前の契約通り、報酬をいただきたいのだけれど」
ガメッシュ「…ぬ? 何のことかな。
もうすぐあの世へ旅立つ者に、金などいくらあっても無意味だろうに」
バレンシア「…それはどういう意味かしら?」
ガメッシュ「言わなくても分かるだろう。こういう意味だ!」
バレンシアと配下の拐忍衆たちは、
気がつくとその数倍の鉄忍一族に甲板の上で取り囲まれていた。
バレンシア「謀ったわね、ガメッシュ!」
ガメッシュ「甘いなバレンシア。
忍びの世界では騙される方が間抜けというものよ。
この海の上では逃げることも、援軍を呼ぶこともできまい」
バレンシア「くっ…!
南米最強を誇る私たち拐忍を怒らせるとどうなるか、
よく学習してもらう必要がありそうね」
バレンシアは電磁鞭を振るい、
自分たちを包囲した鉄忍一族の下忍たちを電撃で薙ぎ倒す。
ただの一撃で数的不利をたちまち覆してみせたバレンシアに、
激昂したガメッシュが襲いかかった。
バレンシア「ガメッシュ、覚悟っ!」
ガメッシュ「おのれ、なかなかやるな!」
電磁鞭でガメッシュを雁字搦めに縛り上げるバレンシアだが、
ガメッシュは仮面についたナイフを操って飛ばし、
鞭を切り落として緊縛から逃れる。
すかさずグリップの反対側から銀色の刃が飛び出し、
バレンシアが持っていた武器は鞭から忍者刀にチェンジした。
ショージ「姉ちゃん、今の内に…」
チナツ「うん、分かってる」
鉄忍衆VS拐忍衆の戦いが展開されている隙に、
チナツとショージはスミス博士から教わった忍法・縄抜けの術でこっそり縄を外す。
だがここは海の上。
例え縄を解いても、そのまま船の外へ逃げるということはできない。
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