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闘争の系統 〜ネタバレノートⅡ〜

118ユガミ博士 ◆AOwcv36qk.:2019/08/22(木) 20:44:31
***袁紹の居城***
袁紹「ふ〜む。聞けば聞くほど、私のいた世界にそっくりだ」
顔良ガズアル「我らも驚いている。まさか別の世界で袁紹様や自分達と同じ名前を持ち、
 似たような人生を送っている者がいるとは...」

城に戻った袁紹は顔良、文醜を名乗る盗賊の2人から事情を聞いた。
彼らは袁紹同様アセーリアの人間ではない。彼らが元々いた世界は
三璃紗(ミリシャ)と呼ばれる世界で、袁紹が元いた三国時代に酷似していた。
その世界でも官渡の戦いが起こり、袁紹軍の武将だった2人は戦死し、
気が付けばアセーリアで黄泉還っていた。
そして右も左も分からない見知らぬ土地だった為、2人は仕方なく盗賊に身を堕とし
今日まで生きていたのである。

文醜ガズエル「我ら2人は、やはり処罰を受けるのか?」
袁紹「ふぅむ...」

自分達の処遇を聞く文醜に袁紹は少し思案する。そしてこう答えた。

袁紹「これも何かの縁だ。お前達私に仕えよ」
顔良ガズアル「何だとッ!」
文醜ガズエル「我ら2人に配下になれと言うのか」

袁紹から「2人とも仕えろ」という言葉に顔良と文醜は驚く。

袁紹「私はこの地に来て領主となったが、人材が不足している。だが貴様達が見せた
 先程の強さは、我が配下に相応しい。それに別の世界とはいえ貴様達は袁家に
 仕えていたのだ。ならばこの袁紹に従うのは道理であろう?」

袁紹軍は現状有能な人材が少ない為、顔良と文醜の強さは是非自分の手元に置きたいと
袁紹は考えていた。加えて別の世界の事とはいえ、袁家に仕えていた顔良と文醜は自分に
仕えるのは当然であると理屈を述べる。

文醜ガズエル「どうする。義兄者?」
顔良ガズアル「...このまま盗賊に身を堕としているのは不本意な所。
 ならば我ら2人、貴方様にお仕えする」
袁紹「うむ。今この国は異界からの侵略により王都は陥落。生き残った王子は
 少ない戦力で抵抗しているみたいだが、私はこの状況を利用してこの地に
 袁家の栄光を築くつもりだ。貴様達、私の...袁家の栄光の為にその力を振るうのだ!」

袁紹の下に別の世界の顔良、文醜が加わり、袁紹は天下への野望を一層燃やすのであった。


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