[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
闘争の系統 〜ネタバレノートⅡ〜
117
:
ユガミ博士
◆AOwcv36qk.
:2019/08/22(木) 19:15:25
《袁紹、アセーリアへ‐2》
時空クレバスにより、アセーリアの地へ来てしまった袁紹は偶然にも侵略活動を行う
黒三日月隊を撃退した事でその州の領主となった。
世間では官渡の戦いで曹操に敗北した事から無能のイメージを持たれやすい袁紹だが、
実は内政に優れていて、領民たちにその手腕を振るい喜ばれていた。
だが袁紹は領主となって1つの問題に直面していた。圧倒的に人材不足なのである。
袁紹「(元の世界からこの地へ来たのはわずか一万。この新たな地で天下を取ろうにも
我が軍は有能な武将が不足している。何処かに良い人材はおらぬのだろうか...)」
元の世界の官渡の戦いで顔良、文醜といった有能な武将を失った現状、アセーリアで天下を
取りに行こうとするものの、袁紹は一刻も戦力となる人材を登用したいと考えていた。
そしてある日。領内を荒らすモンスターが出現したと報せが入り、自ら討伐に出陣。
討伐は見事成功し、居城へ帰ろうとしていた。
???「そこの者たち!止まれ」
???「貴様達に恨みは無いが、食糧があれば置いていけ!」
郭図「な、何だ貴様らは!?」
袁紹「ムッ!賊か」
帰り道に突如現れたのは、フードで顔を隠しずんぐりとした恰好の二人組だった。
武器を手にしていて、所謂、盗賊なのだが、袁紹一行の食糧を狙ってきたのである。
袁紹「私の治める領内で、盗賊とは許し難し!こやつ等をひっ捕らえるのだ」
袁紹軍「うぉぉぉ!」
袁紹は盗賊の2人組を捕らえるように部下の兵士たちに命じるが、盗賊たちは手にしている
武器を振るって、兵士たちを悉く蹴散らしていった。
袁紹「(こやつら、強い...!)」
???「貴様達の力はこんな物か?」
???「これ以上、傷つけたくなければ、おとなしく食糧を渡せ!」
袁紹「くっ...ここにせめて顔良と文醜がいれば...」
盗賊たちの強さに臆病な一面を持つ袁紹はたじろいでしまう。迫る盗賊たちに
袁紹は思わず顔良と文醜の名前を口にする。すると、盗賊たちの動きが止まった。
???「貴様、何故その名を口にした」
???「何者だ」
袁紹「何者かだと?私の名は袁紹。この地を治める袁家の当主である!」
何故か動揺している盗賊たちに何者なのか尋ねられ、袁紹は高らかに名乗った。
???「ば、馬鹿な!貴様が袁紹様である筈がない」
袁紹「何を言う!私こそが袁紹だ。そういう貴様たちも何者だ。素顔を見せよ!」
目の前の人物が袁紹である事を信じない盗賊の2人に対し、袁紹はフードを取って
素顔を見せるように命じる。命じられた2人は、その素顔を見せたが、明らかに人間ではなかった。
この場にいる人間で分かる者がいないが、2人の姿はネオ・ジオンのMS「ガズアル」「ガズエル」に
そっくりだった。
袁紹「貴様ら、人間ではないのか」
顔良ガズアル「我が名は顔良。袁家に武将である」
文醜ガズエル「我が名は文醜。同じく袁家に仕える武将である」
袁紹「何だとッ!」
明らかに人間ではない2人組の盗賊が、かつて自分に仕えていた部下たちと同じ名を
名乗った事に袁紹は驚きを隠せなかった。この奇妙な出来事に袁紹は落ち着いて
話をする必要があると判断し、彼ら2人を城に招くのであった。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板