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闘争の系統 〜ネタバレノート〜
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≪ネムスの森での出会い≫
***ネムスの森***
あれからカレブ山を離れて、ネムスの森へと入ったラウール・エル・アディラス王子とその一行。
足を踏み入れたその森は、行けども行けども幾つもの樹々に囲まれた獣道ばかりであった。
まるで果てを知らない永久迷路のように…。
キクマル「まだでござるか?」
ナレイン「どうもさっきから同じ道をグルグルと回っているような気がするのだが…」
ラウールもナレインもキクマルも、実はネムスの森に入るのは
これが初めてである。そのため正確な道を知っているのは
当地に住まいを構えるエスメラの実の娘リンディだけなのである。
リンディ「着いたわ、ここよ」
リンディが指さした先の切り株には、
何やら魔法陣のような紋様が刻まれていた。
ラウール「なるほど、これが目印というわけなんだね?」
キクマル「しかし周囲は森ばかりでござるぞ。
いったいどこに精霊族の住む集落が…」
リンディはすぅーっと深呼吸すると魔法の杖を構えて、
静かに呪文の詠唱を始めた。
リンディ「異次元の境界を突き刺す星よ、現れ出でよ! ミラクルリバース!!」
リンディが呪文を唱え終えた途端、目の前の風景がガラスのようにパリンッと割れて、
その割れ目から人が通れるくらいの大きさの穴が出来た。その奥からは、
多くのエルフやホビット族が生活を営み、陽の光が降り注ぐ明るい集落の風景が映し出された。
ラウール「ここがアルストンの母上がいらっしゃる隠れ里か…」
ナレイン「なるほど、これならば外敵の侵入の心配もありませんな。
私も実際に見るのは初めてです」
リンディ「さあ、行きましょう!」
リンディに先導されて、ラウールたちは集落の中へと入った。
***ネムスの里***
ホビットの農夫「おやまぁ〜!? リンディ様でねえべか!」
ホビットの農夫の妻「ほんにお懐かしい!」
リンディ「ふふっ、おじさん、おばさん、元気にしてましたか?」
エルフの男の子「わ〜い! リンディおねえちゃんが帰って来たぁ〜♪」
エスメラの家へと向かう道すがら、すれ違う村人たちから
気さくに挨拶の言葉をかけられるリンディ。
外界から隔絶されているせいか、王都ネクナール陥落の凶報は
まだここまでは届いていないらしい。
ナレイン「随分と村人たちから慕われておいでのようですね?」
リンディ「うん。里帰りするのは2年ぶりだけどね…」
ここネムスの里は、形の上ではリンディの実母エスメラが
国王アディラス十六世より賜った知行地ということになっており、
元からの住民であるエルフやホビットなどの精霊族による
自治権が確立されている。
そして里から王家の血筋(リンディ)を輩出したことは、
里の者たちにとっても大変名誉なことであった。
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