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闘争の系統 〜ネタバレノート〜
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ラウール「怪物め…。本物のデミチェリスはどうした!」
アクエレ「この騎士にはトリスタンの戦場で死んでもらった。
そしてその姿を俺が借りたというわけだ」
リンディ「そんな…!」
ラウール「デミチェリスをよくも…!」
アクエレ「我々ワームは人間そっくりの姿に擬態し、
記憶さえも引き継いで完全になりすます事ができるのだ。
憎き敵性種のネイティブどもがこの世界で以前からしてきたようにな」
ラウール「ネイティブ…?」
ワームの姿のまま、擬態したデミチェリスの声を使ってアクエレは語る。
虫型の宇宙生物であるワームにはネイティブと呼ばれる同族の敵対種族がいるが、
ラウールにはそんな事は皆目分からないため、アクエレの言葉の意味がよく掴めない。
ラウール「お前達も、サラジアの黒三日月隊の仲間か!」
アクエレ「我らは偉大なる至高邪神様にお仕えする者…。
あらゆる世界を闇で覆い尽くす地獄の軍団、ガイスト・ショッカーだ!」
リンディ「ガイスト・ショッカー…?」
不気味な声で名乗りを上げたアクエレは左手の大鎌をラウールに向けた。
ラウールは腰に収めていたメルヴィカリバーを抜いて正眼に構え、応戦態勢を取る。
だがその刹那、アクエレの姿がふっと消え、驚くラウールの脇腹に、
まるで瞬間移動のような速さで一瞬の内に近付いて来たアクエレの鋭い膝蹴りが叩き込まれた。
ラウール「がぁっ…!」
リンディ「ラウール兄様!」
激痛に呻くラウール。
何とか反射的にメルヴィカリバーを振り上げてアクエレに斬りつけようとするが、
アクエレは再び姿を消し、一瞬で逆方向に回って、
今度はラウールを衝撃で数メートル弾き飛ばすほどの強烈な肘打ちを顔面に浴びせた。
ラウール「うわぁっ!」
リンディ「兄様、しっかりして!」
勢いよく吹っ飛ばされて森の大木に激突し、
切れた口から血を流しながら王剣を手から落として倒れ込んだラウールに、
リンディが駆け寄って助けようとする。
アクエレ「フフフ…。
クロックアップできない人間など、我らワームの敵ではない」
ラウール「ク…クロック…アップ…?」
ワームの特殊能力である、自分以外の時間の流れを遅滞させる事で敵の主観から見た高速移動を実現するという
クロックアップについてアクエレは口にするが、
そのような言葉をアセーリア人のラウールやリンディは聞いた事もない。
リンディ「ラウール兄様は私が守るっ!
凍てつく氷よ、我が杖に集いブリザードとなれ!」
アクエレ「フン…、無駄な事を」
リンディはラウールの前に立ち塞がって魔法杖をかざしながら呪文を唱え、
敵に冷気を浴びせて氷漬けにする攻撃魔法を放ったが、
アクエレはこれもクロックアップで容易く回避し、
狙いを外れた冷気のシャワーはアクエレの背後にあった大きな岩に当たって凍結させる。
リンディ「あっ…!」
アクエレ「王家の小娘、まずはお前から始末してやろう」
リンディ「きゃぁっ!」
アクエレはクロックアップでリンディの目の前に現れると、
人間と同じ五本の指がある右手でリンディの頭を上から鷲掴みにして持ち上げ、
カマキリのような鎌状になっている左手を彼女の首筋にゆっくりと近付けた。
リンディ「うっ…あぁっ…!」
ラウール「や…やめろ…っ!」
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