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闘争の系統 〜ネタバレノート〜

537ユガミ博士 ◆AOwcv36qk.:2015/12/13(日) 12:11:30
玄関口まで辿り着いた事に喜ぶ雄大達だったが、黒い煙の姿である
黒坊主が玄関口の前に立ちはだかり、ガコゼとガリキは雄大達の
背後から現れる。

清継「お、お前は!?」
ガコゼ「?俺を知っているのか・・・・いや、思い出したぞ!そこのお前と
 女は確かリクオと同じ学校にいたガキだったか?ふふ、リクオに俺は
 殺されたが、またこの世に戻って来たんだ。リクオへの恨みとして、
 今度こそ殺してやろう!」
カナ「―!?」
黒坊主「ならば、俺はそこの背の高いガキの命をもらおう」
清継「な、何」
ガリキ「それならば、俺は残ったこの眼鏡の小僧をドクロにして
 エキスを作るとしよう。ふふ、小僧私の命の糧になるがいい!」
雄大「くっ、光平先輩・・・・!」

ガコゼ達が一斉に雄大達に襲い掛かり、最早これまでかと諦めかけた
その時。ガコゼ達はその手を何故か止める。そして下駄の音が響く。

ガリキ「う、動けん!」
黒坊主「こ、この下駄の音は!」
???「そこまでだ!黒坊主」

通路から下駄の音共に現れたのは、前髪で左目が隠れており
ちゃんちゃんこを着て下駄を履いた少年、ゲゲゲの鬼太郎だった。

黒坊主「貴様は鬼太郎!」
雄大「き、鬼太郎って、あの都市伝説になっている妖怪の少年!
 本当にいたのか!!」
ガコゼ「奴が、あのゲゲゲの鬼太郎か!(だが、今感じている<<畏れ>>は
 奴の物では無い。まさか・・・・・!)」
???「・・・・それ以上、人間に仇を成すのは許さねえぜ。ガコゼ」
ガコゼ「―!」

ガコゼの背後から、いつのまにか近づいていた長い髪と着流しが
特徴の青年が現れる。

ガコゼ「お、お前はリクオ!?」
カナ「リクオくん!」
清継「奴良くん!」

現れた青年こそ、関東の妖怪を取り仕切る妖怪任侠一家“奴良組”の
三代目総大将、奴良リクオだった。ガコゼはリクオの<<畏れ>>に身を
震わせ、すぐ様リクオから距離を取る。リクオが助けに来た事に
カナや清継は安堵する。

リクオ「・・・・たく、危ないマネしやがって」
カナ「ごめんなさい、リクオくん」
清継「す、すまない。悪さをしている妖怪かと思って調べに来たけど
 君に迷惑を掛けてしまった」
リクオ「言い訳なら後で聞いてやる。とりあえず下がってな」
鬼太郎「君も彼らと下がっているんだ」
雄大「は、はい!」

リクオと鬼太郎に下がる様言われた雄大、カナ、清継は邪魔に
ならないように物陰へと下がる。鬼太郎とリクオは彼らを守る
様に前へ立った。

リクオ「久しぶりだな、ガコゼ。妖怪帝国なんて所にいるらしいが、
 死んでも、その性根は治らねえようだな」
ガコゼ「ふん、妖怪帝国やGショッカーの協力を得られた今こそ
 貴様に斬られた恨みを晴らす。ガリキ!」
ガリキ「現れよ、ヨウキども!」

かつてリクオに斬られたガコゼは、恨みを晴らそうとガリキに
戦闘員であるヨウキを呼び出させる。ヨウキ達は一斉に現れ
鬼太郎やリクオの前に立ち塞がり、攻撃を始めた。

猫娘「シャアー!!」
つらら「てやぁ!」
青田坊「ふん!」

鬼太郎とリクオに攻撃しようとしたヨウキ達は鬼太郎の仲間である
猫娘、リクオの側近である雪女のつらら、青田坊らによって、
ねじ伏せられる。

猫娘「鬼太郎には手を出させないわよ!」
つらら「リクオ様、お怪我はありませんか?」
青田坊「てめぇら、リクオ様を攻撃しようとは、覚悟が出来ているんだろうなあ!!」

猫娘らも加わり、ヨウキ達はばったばったと倒されていく。そこでガリキは
物陰に隠れている雄大達を攻撃しようとする。

???「スカイ剣!」
ガリキ「ぐわぁ!!」

雄大達をガリキから助けたのは、ガリキ達妖怪と戦った三超神の
ビビューン、バシャーン、ズシーンだった。彼らも廃ビルの噂を聞いて
調べにやって来たのである。彼等三超神も加わり、勝機は鬼太郎らに
傾くのであった。

◇ ◇ ◇ ◇

鬼太郎やリクオ、三超神の活躍でガコゼ達妖怪は倒された後、雄大は
鬼太郎から危ない目に遭わないように注意をされるものの感謝し、
奇妙な体験を自身のサイトのブログに書き込むのであった。

雄大「そういえば清継も、僕と同じオカルトサイトを運営しているみたい
 だけど、今度会った時、このサイトの事を教えようかな?あ、KIYOさん
 からブログの感想が来てる!」

雄大と連絡を取っている「KIYO」があの晩出会った清継だという事を
知るのは、もう少し先になるかもしれない。




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