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闘争の系統 〜ネタバレノート〜

172凱聖クールギン ◆COOLqGzyd.:2014/09/21(日) 14:32:47
>>169加筆

学「爆発まであと5分しかない。みんな急ぐんだ!」

Gショッカーと怪獣達を何とか全滅させ、東の平原のキャンプ場に全員が合流した時には
既に爆発のタイムリミットは目前に迫っていた。

ギルモア「さあ、早くブレイバーベースに乗るんじゃ!」
鵺野「慌てるな。まだ時間はある!」
宗介「パニックを起こすな! 整然と行動しろ!」

総勢百人を超えるキャンプ参加者達が続々とブレイバーベースに乗り込み、
全員が収容された時には、もう爆発1分前になっていた。

佐原「ようし、全員乗ったね?」
数美「大丈夫です。全員いるのを確認しました」
ギルモア「エルファや、急いでブレイバーベースを発進させてくれ」
エルファ「了解。ブレイバーベース、離陸します」

ジェット噴射で空へ急速上昇するブレイバーベース。
そして爆発の刻限が迫る。
5…4…3…2…1…0!!

ドゴォォォォン――!!

バリチウム弾の大爆発によって、
ブリアン島は跡形もなく吹き飛び、海の藻屑となった。

薫「うわぁ…!」
拳一「すげえ…!」
ケンタ「島がぶっ飛んじゃったよ…」
イサミ「綺麗で素敵な島だったのに…」

楽しい事も、大変な事もあった。
新しい友達もできたし、未知の敵とも戦った。
7日間のワイルドでスリリングな思い出を刻んだブリアン島は、
今、轟音と共に地上から姿を消したのであった。


***ブレイバーベース***

ブレイバーベースでブリアン島から脱出した子供達は今までの緊張が途切れ
とにかく用意された料理を食べていた。島ではずっと魚と果実だったので、久しぶりの
久しぶりのパンラーメン、肉料理にサラダとひたすら食べるのであった。

大輔「よっしゃ、久しぶりのラーメンだ!」ズズズ
レッカ「うぉぉぉ、爆盛りだ!」バクバク
駆流「ご飯、おかわり!」
006「ホホホ。慌てなくても、まだまだ料理はたっぷりあるヨ。
    どんどん食べるよろし!」

子供達の為に、006を始めとする料理人達がたっぷりと料理を
振る舞う。

ハルカ「はい、俊介。あ〜ん(愛」
俊介「美味しいな、はるか...」
イサミ「・・・あの、有名レーサーの俊介君に恋人がいたなんて〜(泣」
トシ「・・・イサミ(汗」
クッキー「ショック〜」
ひろし「・・・クッキー...」

有名なレーサーであり、イケメンの部類である速水俊介に恋人が
いる事にショックを受ける面食いなイサミを始めとする女子達。

ピグモン「キュキュー」

皆と一緒にブレイバーベースに収容され、島から脱出していたピグモンは、
そんな子供達の間をおどけたように跳び回っている。

健「怪獣の中にも、こんな心優しい奴がいたなんてな」
文矢「ああ。Gショッカーの基地を見つけて子供達を助け出せたのは、
 このピグモンのお陰だよな」
レミ「でも、この子の故郷の島も、もう無くなってしまったのね…」
クーコ「ねえ先生、このピグモンどうするの?」
きらら「お別れなんて事には、ならないよね?」
学「そうだなあ…。帰る場所がないわけだし、
 このブレイバーベースの中で保護する事はできないだろうか?」
ギルモア「それはいい。エルファ、どうじゃ?」
エルファ「賛成です。
 ピグモンの毎日の体調管理は、私が担当します」
吼児「じゃあ、またこれからもピグモンに会えるんだ!」
鵺野「ああ。ここに来れば、いつでも会える」

子供達がピグモンを取り巻いて喜びの声を上げる。
そんな中、アマゾン・・・山本大介は海を見つめていた。

本郷「どうかしたのか、大介?」
大介「先輩・・・あの時、カニの怪人(カニバブラー)を取り逃がした事が
    気がかりで」

海を見つめている大介に本郷が聞くと、大介はカニバブラーの事を話す。
島での戦いで、大介はカニバブラーの胸を斬り裂きはしたが、奴は
そのまま海へと飛び込み逃げてしまった。大介はこれが気がかりに感じていた。

ギルモア「・・・何事も無ければいいのだがのう」

話を聞いていたギルモアも少し、不安を抱えながら
海を見つめるのだった。




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