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闘争の系統 〜ネタバレノート〜

15ティアラロイド ◆EeTIARA9jE:2014/06/22(日) 02:00:53
***成田空港***

翌日、アルハザード一行は何食わぬ顔で離日することになった。
その見送りに出向いた剣桃太郎。

アルハザード「これはこれは、剣総理にわざわざ
 お見送りいただけるとは光栄ですな」
桃太郎「どういたしまして。これからも日本とサラジアの
 友好のために、どうぞお元気で」
アルハザード「こちらこそ」

握手を交わす桃太郎とアルハザード。
しかし桃太郎は握ったアルハザードの手を
なかなか放そうとしない。

アルハザード「…!?」
桃太郎「ああ、そうそう。実は私にはまだ駆け出しの一年生議員だった頃、
 大変お世話になった一人の外交官がおりまして、その外交官のご子息が
 昨日、貴殿のところで大変お世話になったそうで…」
アルハザード「…なんのことですかな?」
桃太郎「忙しく世界各地を飛び回っている貴殿だが、
 あまり火遊びが過ぎると、この次はお命に関わりますぞ…」
アルハザード「ハハハ…仰っている意味がよくわからないが、
 せっかくのご忠告、肝に銘じて起きましょう」

桃太郎は光平のために、アルハザードにしっかり釘を刺すことを忘れなかったのだ。
そそくさと飛行機に乗り込むアルハザード。表面上は冷静を装ってはいたが、
桃太郎の放つ鋭い殺気を受けて、その顔に冷や汗が流れるのを隠すことはできなかった…。

アルハザード「剣桃太郎め、脅しのつもりか!
 やれるものならやってみるがいいっ!」


***首相官邸***

官邸へと戻った剣桃太郎は、日米直通のホットラインで
アメリカのマイケル・ウィルソンJr大統領と電話会談。

マイケル「それで、ボーイは泣いていたかい?」
桃太郎「ああ。光平には気の毒なことをしたよ」
マイケル「今、サラジアには着実に民主化の動きは芽吹いているよ」

マイケル・ウィルソンJrの話によれば、
サラジア国内では、ある女性民主活動家が反体制運動を展開しているという。
まだ若いながらも長い獄中生活にも屈せず、国民からの信望も集まりつつ
あるらしい。

マイケル「今はまだ早いが、いずれそのフロッピーが役に立つ日が必ず来る。
 ボーイの父親のしたことは決して無駄にはならんさ」
桃太郎「俺もそう願っているよ」

この後、その女性活動家が光平の亡き母・エメリアに瓜二つだったり、
女性活動家の命を狙うバルゴグと、それを守らんとするシグフェルとの攻防が
あったりするのだが、それはまた別のお話…。




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