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残酷な表現シーン

1天空星:2007/09/29(土) 15:06:55 HOST:ed104.AFL25.vectant.ne.jp
決闘王さんがスクールデイズの最終話について語っていたので、それに便乗して書いてみたいと思います。

「ガンダムSEED」「鋼の錬金術師」「コードギアス(第一話)」などなど、
最近のアニメはゴールデン・深夜問わず、何かと人の死の描写を描く場合に、
流血シーンやら、やたら過剰なグロテスクシーンを入れたりと、
倫理的な表現の規制がどうも緩くなってるなと感じています。

これは今に起こったことではなく、「アニメ版・銀河英雄伝説」においてもそういう残酷なシーンがありました。
あれは自分で見たからいえますが、本当に嘔吐しかけたぐらいにトラウマになりました。
(特に、兵士が上半身になりながら、血の海をはいずる回るシーンなんて本当にもう・・・)
本当にあのシーンは必要だったのかと未だに疑問に思っています。

逆にグロテスクなシーンを声優さんの演技や、スタッフさんの演出で痛快なくらいに面白くしたのが「アニメ版・北斗の拳」
ケンシロウにやっつけられる悪役をやたらモンスターチックに描き、
かつ、視聴者に一切の同情心を持たせないように「こいつをぶっ飛ばしてやりたい」と思わせるような悪役にする。
さらに断末魔の悲鳴を上げて爆発するシーンは、透過光を使ったり、声優さんのアドリブでユーモア溢れるものにしたりと、
原作をちゃんと理解している人ならではの表現でした。

今のアニメの場合、そういったグロテスクなシーンを北斗の拳のように演出で相殺するようなことをせず、
やたら過剰なほどまでに直接的に描いているのが問題となっています。
小説の世界だったらば(特に忍法帖シリーズや京極堂シリーズ)
ある程度読む人間も限られるし、なにせ文章で描かれるので、さほど問題はないのですが、
アニメの場合だとビジュアル的なものですから、直接的に描けばメディアが騒ぎますからね。
(特にBLOOD+第一話の問題のシーンは、新聞の書評で取り上げられていました)

残酷な表現シーンも、過剰にやりすぎれば角が立つ、といったところでしょうか。

2ブレイズザク:2007/09/29(土) 18:28:41 HOST:ntszok129204.szok.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp
ガンダムやコードギアスなんかは戦争作品ですし、鋼の錬金術師も戦いが少なからずあるわけでから、展開上どうしてもそういうシーンが入ってきてしまうんじゃないんですかね?逆に残酷な表現シーンを抜くほうが難しいかと。
また、戦争作品のそういった描写を北斗の拳のように面白くするわけにはいきませんから。
後は、アニメの技術の進歩ですかね。キャラや戦闘なんかがリアルなのにそういった描写だけが過小じゃ違和感ありますし。
ただ、やりすぎるとBLOODプラスのようになってしまいますし。
いかにやりすぎず、また過小に表現しないようにするか難しいところかと。

3シェリー:2007/09/29(土) 22:21:12 ID:???
結局【有識者】とやらは子供や若者が好きなもの(そう彼らが認識しているもの)を悪者にし、槍玉に挙げたいだけなんですよ。
だから何かあるとゲームやアニメを悪者にし、重要物件でもあるかのごとく押収する。
中身が【世界名作劇場】とか「まんが日本昔ばなし」ばっかりだったらどんな反応するでしょうねぇ?
や、【本当は残酷なシリーズ】もあることだし、それも問題シーンを探し出すか?

事実は小説より奇なり
現実を見ろ、はるかにエグイものがどんだけある。

そういえばあれどうなったんだろう。
ゲームのシーンが暴力的過ぎるから犯罪に繋がったと物言いつけたはよかったものの、それがかなり終盤だったか、エクストラだったかで証明しようとプレイした人間がだれもそこへ進めず、検証止まったままだとか。

4yma:2007/09/29(土) 22:29:17 HOST:p4105-ipbf705funabasi.chiba.ocn.ne.jp
僕もブレイズザクさんの意見には賛成ですね。
戦争物をやるにおいて、リアリティーを追求するに当たってはこういった残虐な描写をはずすわけにはいかないと思います。
現にリアルな戦争を再現した「プライベート・ライアン」や「ザ・スナイー」などといった映画でもこういった描写は余すことなく取り入れられてますし。

5JIN:2007/09/29(土) 22:46:52 HOST:203-179-93-204.cust.bit-drive.ne.jp

問題は「それ」が内容やテーマに直結した物か否かでしょうね。

それが無いなら単なる残酷ショーに過ぎないわけで。

6kazuhide:2007/11/24(土) 03:18:54 HOST:zaq7ac40e4f.zaq.ne.jp
表現的には富野御大の時代から結構ありますからね、映像としての表現は確かに現在のほうが隆盛でしょうけど。

7JIN:2007/11/24(土) 08:38:52 HOST:ntgnma006208.gnma.nt.isdn.ppp.infoweb.ne.jp

 富野監督に言わせると「最近の作品はただ残酷の競い合いになっている」そうでしたね。

 本人的には「自分の曲解的影響があるならそれは責任だ」と認めてもいますが。

8:2007/11/24(土) 17:57:04 HOST:116-64-94-129.rev.home.ne.jp
SEEDは結構ありますね。アラスカとパナマ、ジェネシスで十分。STARGAZERにも二つほどありました。午後六時ものでやるものではないと思いますよ。

9gold:2007/11/24(土) 20:13:05 ID:???
富野監督の場合、異様、残酷といえば
Vガンダムのエンジェルハイロゥやモトラッド艦、ネネカ隊が思いつきますが
それは主人公のウッソ、シャクティ、カテジナの戦いに直結していますし
作中の人々が何度も語る「戦争なんてやってると人間がおかしくなる」というフレーズが
登場人物から反射して視聴者へ浴びせかけられてくる気がします

どんなにアーティストが人間の人体が欠損するシーンに技巧をこらしても
そこに人物の物語が入らなければただリアル表現をみせびらかすための手法に留まってしまうんですよね

Vガンダムというとウーイッグ空襲の場面で敵軍「ザンスカール帝国軍」に対抗するウーイッグのレジスタンスに
敵MSに乗ってしまった主人公ウッソと対立させて視聴者に感情移入させてから
そのレジスタンスを一瞬後に爆撃で吹き飛ばすという展開には息をのまされました
人体が吹き飛んでるんじゃない、心のある人間が爆弾で吹き飛んでいるんだ!という
監督の怒鳴り声が聞こえるようです

10I/D:2007/11/25(日) 02:37:13 HOST:p8035-ipad304aobadori.miyagi.ocn.ne.jp

 自分は如何なる描写も、演出・構成・物語において必要ないし求められているのならば入れるべきと考えています。

 富野監督作品や、昨今では『School days』や『ひぐらしのなく頃に』がコレに該当するかと。

11JIN:2007/11/25(日) 09:10:16 HOST:ntgnma006213.gnma.nt.isdn.ppp.infoweb.ne.jp

「濡れ場」にも言えることですよね。

「無情な残酷さ」という点では、やはり劇場版『イデオン』が最高峰か。

アーシェラの頭が吹っ飛ばされた時には本当に息を飲みました。


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