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特攻

1JIN:2007/06/20(水) 20:42:51 HOST:203-179-93-204.cust.bit-drive.ne.jp

 非常に是非の分かれるシチュエーションですが、いずれにせよ大きく感情を刺激されるのもまた事実。

 「ガンダム」における代表例としては、やはりハモンへのリュウのそれでしょうか。


 アニメで自分的に最も引かれたのは、ブルース・リーの『ドラゴン怒りの鉄拳』をモデルにしたという、『宇宙の騎士テッカマン』のラスト。

 旅立つブルーアース号の捨石となった形となり、そのまま敵の司令船に突っ込むテッカマンに助かる道はどう考えてもありえない。

 果たして。その生死は。

 全ての答えはサブタイトルが語っている!

2JIN:2007/06/21(木) 22:08:39 HOST:203-179-93-204.cust.bit-drive.ne.jp

 あと最近で最も評価が難しいと思えるのが、『DESTINY』28話の馬場一尉。

 まさに「最強のムラサメパイロット」であると共に、あくまで「オーブ国軍人」としての姿勢を最後まで貫いてのけた姿は、シリアス板のVSBRさんの連載をはじめ、いろいろと議論の多いオーブの体制への強烈な問題提起とも思えるものが。

 (なぜ彼だけが「ババ」でなく「馬場」なのかという意味も含めて。)

3:2007/06/21(木) 22:29:32 ID:???
テッカマンは変身の度に苦しむ姿は日々是特攻という感じでしたね。

4JIN:2007/06/21(木) 22:39:24 HOST:203-179-93-204.cust.bit-drive.ne.jp

 『ファイヤーマン』の最終回も最後は最強の物体Xを抱えての壮絶な「自爆」でしたよね。

 そのバックに流れる「炎のように燃えろ」が感傷的なムードをむしろ否定するという演出が実に壮絶で。

5JIN:2007/08/19(日) 10:30:01 HOST:softbank126112104042.bbtec.net

 本日夜に『出口のない海』を放送。

 あらゆる特攻兵器の中で最も必死率の高い「回天」をモチーフにした作品だけに興味深いところですね。

6天空星:2007/08/19(日) 15:41:07 HOST:ed77.AFL58.vectant.ne.jp
特攻はよく戦争を題材とした作品では美化されたように描かれていますけど、
(小林よしのりの戦争論でもやたら美化されていました。
小林氏本人は美化した覚えはないと書いておりましたけど・・・)
実際の特攻はそんなに美しいものではなかったと、
高校時代の時の授業で習いました。
確か「もう万策も尽きちゃったし、
おめおめ逃げ帰れば上層部から手厳しい処罰が下るだろうから
生きて帰って恥を晒すより、死んで敗戦の原因の責任逃れをしよう」
という、上司達のなんとも幼稚で下らない理由のせいで、
下の兵士達は特攻せざるを得なかったんだとか。

7猫草:2007/08/19(日) 17:35:14 HOST:wtl7sgky51.jp-k.ne.jp
随分前から暴走族が【特効服】ってネ―ム使ってますが良いのだろうか?漫画に出て来るような「弱い物苛めと薬だけはやらせねえ」って族どのくらいいるんかな?と関連で考えて見ました。え〜ん、怖いよ〜(*_*) 小林よしのり氏と小松左京氏と灰谷健次郎氏で対談してみて欲しかったな…

8JIN:2007/08/19(日) 22:37:36 HOST:203-179-93-204.cust.bit-drive.ne.jp

 「特攻の美化」で一番許せないのは、実際はそうでないのに「自ら志願した」という形で宣伝しようとしたことですよね。

 実際の多くはむしろ「志願に追い込んだ」というのが実情らしいだけに。

9kazuhide:2007/11/08(木) 23:50:15 HOST:zaq3a55d54d.zaq.ne.jp
結局のところ、死にたくないという生存欲求と生き残った場合に起こりうるだろう状況を頭の中で逡巡しているんでしょうね。

その上で結局本能よりも死を選べるだけに、最も人間らしい行為の一つかもしれないといえるけどね。

10猫草:2007/11/09(金) 01:48:37 HOST:wtl7sgky51.jp-k.ne.jp
前から特攻の生き残り…って主人公が戦後罪の意識に耐えられなくて自暴自棄になる話有りますが、実話として語られた人のどの位が真実なのかいな?マス大山の話は嘘だったか…梶原センセが広めちゃったからな〜。力道三とジャイアント馬場の特訓話もどこまでホント?

11JIN:2007/11/09(金) 21:42:07 HOST:203-179-93-204.cust.bit-drive.ne.jp

 実際には人間には生存本能があるので、そう簡単には相手に突っ込めないみたいですね。

 無意識的にも「ブレーキ」が掛かって失敗する場合が多いとか。

12JIN:2008/01/28(月) 23:45:35 HOST:210-172-30-192.cust.bit-drive.ne.jp

作画的に『ザンボット3』の最高傑作回との呼び声も高い「ブッチャー最後の日」を久しぶりに視聴。

ここで凄いのは巨体のビアル3世の方がデスガイン・ヘルダインに体当たりを仕掛けるという構図。

普通なら前回のビアル2世のように「小さい方が大きい方に仕掛ける」のが普通と思えるだけに、この逆転ぶりは強烈。

これも舞台が「宇宙」ならではということか。

13kazuhide:2008/03/29(土) 18:16:16 HOST:P061198136055.ppp.prin.ne.jp
今回のグラハムの出撃を評するなら、この一言に尽きる。

アレでは、まるでダリルとハワードのために死んだようなもんでしょうに。

14VSBR:2008/03/29(土) 18:43:26 HOST:softbank220000127157.bbtec.net
 特攻というか、空気読めない芸人が、番組終了間際MCに無理矢理絡んでグダグダに・・・って感じだったんだけど。グラハム登場から、妙にギャグっぽいのだが。

15kazuhide:2008/03/29(土) 18:49:01 HOST:P061198136055.ppp.prin.ne.jp
明らかに尺不足って感じの戦闘でしたし。

グラハムを入れたいなら、四年後のシーンははずせばよかったのに。

16MARINE:2008/03/29(土) 20:23:13 HOST:i121-113-190-160.s05.a014.ap.plala.or.jp
アレハンドロはゆがみ
サーシェスは悪意
グラハムは無意識の悪意
刹那の手紙の文面、倒した人間、最近の作品テーマとを照らし合わせるとこんな感じなのかな

17JIN:2008/03/29(土) 22:23:29 HOST:203-179-93-204.cust.bit-drive.ne.jp

といってもそれはあくまで「刹那の視点」ですからね。

それが正当化されるには彼が勝つことが不可欠なわけで。

18MARINE:2008/03/30(日) 00:02:24 HOST:i121-113-190-160.s05.a014.ap.plala.or.jp
主人公ですから刹那。

アレハンドロは自分の野望のために戦争するし、サーシェスは人殺しが大好きだから戦争するし、グラハムは戦いたいから戦う。
この辺が戦争根絶のために戦う刹那との違いかな。同じ闘争という行動でもその人の思想などで変わりますよね

刹那は自分を「戦うことしか出来ない人間」とマリナへの手紙で評価していますから、自分自身が正しいとは思ってない。自分の行動の罪深さを自覚して、戦争根絶のために戦ってる。

その矛盾を自分とは違うアプローチで平和を目指すマリナへの手紙の中で問うてます。刹那はまだ絶対的な答えを出し切れてはいません。
他人に理解されぬ自分だけの正当性を出すことはアレハンドロやサーシェス、グラハムと同等になることですから。
戦争根絶のために自分ができるのは戦うことだけ。でもそれで本当にいいのか、が刹那の心境に近そう

19JIN:2008/03/30(日) 09:52:14 HOST:203-179-93-204.cust.bit-drive.ne.jp

 「主人公だから正しい」のではなく、「その問題を正面から背負ってこそ主人公」ですよね。

 それには全くの同感です。

20kazuhide:2008/03/30(日) 10:34:36 HOST:KD210255190220.ppp.prin.ne.jp
ただ、アレハンドロやアリーと一緒くたにされることのほうが、正直な話納得できないんだよね。

見ようによれば確かに自分勝手のナルシストだけど、それは刹那とて同じ穴の狢でしかない。

21JIN:2008/03/30(日) 10:38:10 HOST:203-179-93-204.cust.bit-drive.ne.jp

 原作版『鋼の錬金術師』のキンブリーの台詞を借りるならば、何を考えようが考えるまいが「生き延びて世界に受け入れられた方が本物」だということでしょうか。

22kazuhide:2008/03/30(日) 10:41:05 HOST:KD210255190220.ppp.prin.ne.jp
その意味では、やはり刹那の最大の敵はハムなんだろうかね。

戦うこと意外には何も出来ないもの同士で。

23JIN:2008/03/30(日) 10:46:05 HOST:203-179-93-204.cust.bit-drive.ne.jp

そしてそうした彼らを「世界」はまだまだ必要としているみたいですからね。

それこそ彼らが何を考えようが考えまいが。

24JIN:2008/05/29(木) 21:16:32 HOST:210-172-30-192.cust.bit-drive.ne.jp

 『R2』6話の最後のナナリー救出場面でランスロット・コンクエスターが使用した能力の名称は「ブレイズルミナスコーン」とのこと。

 基本的には防御兵器だが、攻撃としては要塞や巨大艦船内部に突入可能と。

25JIN:2008/06/17(火) 12:45:05 HOST:124x32x226x74.ap124.ftth.ucom.ne.jp

 今回は脚部に展開して斬月の左腕を切断してましたね。

 本来は要塞にも突入できるらしいだけに次回でのフル使用に期待してます。

26JIN:2009/03/18(水) 20:25:14 HOST:210-172-30-192.cust.bit-drive.ne.jp

特攻兵器「ガガ」登場。

CN粒子の光に引き付けられるような姿がまさに「蛾」というか。

27JIN:2009/04/11(土) 22:03:15 HOST:210-172-30-192.cust.bit-drive.ne.jp

トム・クルーズ版の『宇宙戦争』を先日放映。

とにかくファンからの評価が低い作品ですが、その一因はやはり原作における衝角駆逐艦サンダー・チャイルド号と火星マシンの名場面が映像化されていなかったことか。

ここでの小説の記述は物凄く映像活劇的なだけに未見の方にはぜひともお勧め致します。

28JIN:2009/12/18(金) 20:04:37 HOST:211-9-53-105.cust.bit-drive.ne.jp

 終戦時における特攻の再評価論で重要と思われるのは、あそこまで必死の努力をやったからこそ、それ以上の損害を恐れる相手の譲歩を引き出せたのか否かですよね。

 現在別場所でやってる『ハーレムプリズナー』の考察をしていながら気が付いた部分ですが。

29kazuhide:2009/12/19(土) 03:24:35 HOST:KD125028014198.ppp.prin.ne.jp
文字通り最後の一兵までをやらかしたあたりが、欧米人の日本人観に強く影響したと言う面もありますからね。

赤いのと戦おうとするあたりでは余計な敵を増やしたくないと思ったのもあるでしょうが。

30JIN:2009/12/19(土) 23:14:19 HOST:211-9-53-105.cust.bit-drive.ne.jp

 今回の『ハーレムプリズナー』における最大のポイントは、実は主人公のヘリオードが決死の突撃をレナス軍に敢行する場面なんですよね。

 一見「無駄死」に見えるシチュエーションですが、おそらくは完全な「放伐革命」を意図していたはずのレナス家が、結局は旧王家の無害な傀儡を一時立てての「禅譲簒奪」に後退してしまうのは、もしかしてこの際に与えた打撃が全体のパワーバランス的において、実は大きな影響を与えたのではないかとも思えるわけで。

31kazuhide:2009/12/23(水) 03:52:15 HOST:KD125028013202.ppp.prin.ne.jp
勢力が二つではなく三つ巴の状況だからこそ取りうる選択肢であるんでしょうけどね。

ようするにAがBを完全に制するのに対するリスク判断を上方修正させたことが最大の意義なのだと。

32JIN:2009/12/23(水) 13:48:20 HOST:p4035-ipbffx02hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp

 レナス派の内情もなかなかに複雑ですからね。

 結局、最終的に近衛将軍となったネメシスが、以前は侍女に落としていた新女王を預かる形になったわけですが、レナス派の中でも本家の次に最大版図を有し、弟妹たちにも絶対的な影響力を持つ彼女は、その意思に関係なく、構造宿命的に「レナスにとってのレナス」になりかねない。

 まだ登場しない「レナスの嫡子」の実力や、さりげなく触れられていた「シャーミーナの妹」の存在も含めて、今後の内外何層にも渡るパワーゲームの可能性がとにかく広大無辺で。

33JIN:2010/02/16(火) 21:03:09 HOST:113x35x8x178.ap113.ftth.ucom.ne.jp

ここ数日の産経新聞で楠木正成の「湊川の戦い」をピックアップ。

果たして彼が自殺同然の突入を行ったのは、自らの建策を採用しなかった後醍醐への絶望と抗議か否か。

34kazuhide:2010/02/17(水) 00:25:36 HOST:KD125029043129.ppp.prin.ne.jp
最後まで逃げるという選択肢と尊氏に走るという選択も消えなかったと思うのですよ。(直義はどう見たかはともかく…)

それでも討ち死にを選んだあたりが、忠義ってやつなんだと思いますし、ここが死に花の咲かせ時と思ったのかもしれませんね。

35JIN:2010/02/17(水) 18:48:13 HOST:124x32x226x66.ap124.ftth.ucom.ne.jp

 あるいは「歴史に名を残す」選択をしたのかもですね。

 この辺りは後の真田幸村にも通じる感じで。


 結局は策を採用しなかった後醍醐の責任なんですが、彼を非難できない明治日本は、横から嘴を出した公家衆に責任を求めたんですよね。

 そしてこれが最後には「戦争に文官を口出しさせない」という意味での「統帥権独立」の論拠にすらなっていくと。

36kazuhide:2010/02/17(水) 21:22:20 HOST:KD114020031235.ppp.prin.ne.jp
一里塚としては征夷大将軍だってそういう性格のものでしょうからね。

この国の人間はシビリアンなんて信頼に値すると思っちゃいませんから。

37VSBR:2010/02/17(水) 21:29:27 HOST:softbank220000127157.bbtec.net
 武士ではない悪党に、足利方につくという選択肢はなかったし、武家政権の樹立は悪党の既得権益の制限にしかならないから、勝つしかなかったのだとは思う。

 問題は勝てる戦いに持ち込まなかったのは何故かなんだけど(どうせ吉野に逃げるのならそれこそホームグラウンドで戦える)、これは新政側の権力争いとかだと思うな。

38JIN:2010/02/18(木) 09:46:38 HOST:113x35x8x178.ap113.ftth.ucom.ne.jp

 保守の直義としてはともかく、尊氏の方は新興層に理解的だった感じですよね。

 赤松円心なんかまさにそのタイプで。


 あと正成の戦略が否定された論拠の一つは、「戦わずに京を放棄するのは権威に関わる」という面もあったかもですね。

 両朝対立の当時としては、これもまた見逃せない一面なわけで。

39kazuhide:2010/02/18(木) 19:44:37 HOST:i60-47-86-66.s02.a024.ap.plala.or.jp
太平記にも梅松論にも特筆されていることからも彼の評価が、並ならないとは思うのですけどね。

>権威

不思議と南朝系はこういうことにやたらこだわるのに、北朝ってそこまで頑固じゃないというか・・・妙に聞き分けのいいときがあるんですよね。

40JIN:2010/02/18(木) 20:23:40 HOST:211-9-53-105.cust.bit-drive.ne.jp

 やはり自己の「権威」に自信があるからでしょうね。

 なんのかんの言っても血統的には北朝が明らかに嫡流であり、その意味で「傍流の傍流」でしかない、南朝は明らかに自信が無い。

 だからこそ後醍醐は最後まで現役の「天皇」にしがみ付かざるをえなかったわけであり、それを正当化するための「神皇正統記」でもあると。

41JIN:2010/05/29(土) 21:03:10 HOST:ntgnma010179.gnma.nt.ngn.ppp.infoweb.ne.jp

現在BS2の「日めくりタイムトラベル」で「昭和51年」を特集中。

当時渦中のロッキード事件においては「児玉邸セスナ特攻事件」を。


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