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銀河英雄伝説
1
:
JIN
:2006/09/20(水) 21:20:56 HOST:lo66.555.geragera.co.jp
これについての読者の方々は多い模様ですので、どうか一言。
自分的にまずは「日本で初めて分かりやすい形での『戦略論』を見せた作品」ですね。
とかく日本では「戦術」と「戦闘」ばかりがもてはやされるだけに。
21
:
天空星
:2008/05/28(水) 21:16:05 HOST:ed139.AFL1.vectant.ne.jp
そういえば4月頃に放映された笑っていいとも!で古谷徹さんが出演した際、
「古谷さんが今までやった役の中で一番嫌いなキャラは?」と質問された時、
古谷さんは自由惑星同盟のアンドリュー・フォークだと言っていましたね。
確かにフォークは後に自由惑星同盟滅亡の原因を作った人間でもありますし、
ビュコックからは「チョコレートを欲しがって泣き喚く幼児のような奴」と言われる始末でしたからね。
古谷さんがフォークを嫌うのもうなずけますね。
22
:
JIN
:2008/05/28(水) 22:00:04 HOST:203-179-93-204.cust.bit-drive.ne.jp
ただし自分的にフォークはやはり古谷さん独特の神経質的な演技があってこそのアニメだった気もしますね。
だから余計に嫌なのか?
23
:
kazuhide
:2008/06/15(日) 13:37:03 HOST:KD210169096091.ppp.prin.ne.jp
>意外に銀河英雄伝説に登場する人って、面白い名前の人が多くないか?
このあたりは名前に対する国民性の違いかも・・
「ヴォルフガンフ・ミッターマイヤー」という名前さえ、日本では「山田太郎」見たいなものだというし。(要するにポピュラーネーム)
まあ、日本の場合は表意文字を多用する民族だから、表音文字のみの工夫というものには理解が及ばないんですけどね・・・
24
:
kazuhide
:2008/07/01(火) 03:27:34 HOST:KD061198134238.ppp.prin.ne.jp
この作品で、作者はおそらく民主は素晴しいんだよ、とでも言いたいかもしれないけど、ラインハルトという一代の英雄を描いてしまったがゆえに、むしろ愚者の民主政治よりも、賢者の専制政治のほうがいいのではないか?という流れになってしまっているような印象があるんですよね。
結局は質の問題なら、ごく少数のレベルが問われる専制のほうが、いかに賢者をそろえても官僚に押しつぶされる民主よりも理想的な社会が築けるのではないかと。
25
:
天空星
:2008/07/01(火) 15:48:26 HOST:ed45.AFL25.vectant.ne.jp
>むしろ愚者の民主政治よりも、賢者の専制政治のほうがいいのではないか?
確かにラインハルトは独裁政治を行ったものの、民衆のためになる政治をしましたからね。
逆に自由惑星同盟の場合は、コーネリア・ウィンザーとかロイヤル・サンフォードといった
腐敗した政治家が非常に目立っていましたからね。
序盤ではまともであったジョアン・レベロも堕落の道を歩んでしまったし・・・。
26
:
VSBR
:2008/07/01(火) 19:19:41 HOST:softbank220000127157.bbtec.net
哲人王制の方が良くても、民主主義を選択すべきだという闘争こそが民主主義ですから。だから作者は、賢明なる独裁と腐敗する民主主義を描き、それでもなお民主主義を選ぼうとする者を称えた。それこそが民主主義者だから。
ソクラテスとプラトンの頃からの命題ですけどね。
民主主義とは、各人が自立した個人である事を前提とするのではなく、自立した個人たろうとするための前提なのだと思う。
全ての人間が社会に対して責任を持ち、社会に対して関与していくという本来の民主主義は困難です。たった一人が責任を持ち、たった一人だけで社会に関与し、残りの人は勝手気ままに自分の事だけをエゴイスティックに要求するだけの社会の方が遥かに楽。
実際は、漫画みたいなイイ男がいないから、世の中上手く回ってるんですけど。
27
:
JIN
:2008/07/01(火) 19:28:07 HOST:210-172-30-192.cust.bit-drive.ne.jp
終盤のキーマンであるフリドリッヒ・ラングは「どのような政体であろうが少数派による多数派支配の権力的本質に変わりはない」とも言ってますね。
28
:
kazuhide
:2008/07/01(火) 19:47:29 HOST:KD121111200156.ppp.prin.ne.jp
権力との関係を考えれば専制や独裁はシンプルだし、効率的だけど、暴走を始めれば歯止めが利かない。
民主制は非効率的で複雑だから、少なくとも目に見えて暴走はしない、ただ腐敗するだけ。
国家という怪物に対して、個人はどこまで自立した個人たりえるんだろうか、結局は国家を構成する最小でしかないというのに。
29
:
JIN
:2008/07/01(火) 19:54:21 HOST:210-172-30-192.cust.bit-drive.ne.jp
そういえばヤンもシェーンコップに「私はベストよりベターを選びたいんだ」とも言ってましたよね。
30
:
VSBR
:2008/07/01(火) 20:49:05 HOST:softbank220000127157.bbtec.net
独裁制では自立した個人である事を求められませんが、民主制ではそれを(本質的には)求められます。ここで重要なのは、自立した個人たる事が可能か否かではなく、自立した個人たろうとするか否かだという点。
厄介なのは国家と資本主義が結びつくと、本来なら個人の能動的な活動であるはずの政治が、経済のオートマチックな動きと同一視され、政治から個人の能動性が奪われるという事。
それでも資本主義自体が他の体制と競争状態にある時は、まだ政治にもそれが残されていた。しかし社会主義の消滅によって、資本主義が競争から解放されると、完全に政治は経済に従属した。
これによって、個人は国家の主権者から、国家を名乗る資本の僕と化す。
31
:
JIN
:2008/07/01(火) 20:52:30 HOST:210-172-30-192.cust.bit-drive.ne.jp
「資本」が主権者だからこそ「資本主義」ですか。
32
:
kazuhide
:2008/07/01(火) 20:59:03 HOST:KD121111200156.ppp.prin.ne.jp
しかし、社会主義も本質は資本主義から生まれてきているのも事実ですからね。個人を個人たらしめることを良しとしないのは同じことです。
経済が本当に国家を従属させしめるなら、国家そのものが必要ではなくなる。国家は個人のレベルでは不可能なサービスを提供することを目的とする以上、それは基本的に経済的には不合理な代物だから。
もともとひとつのものを分離しようとしているのか、それとも、本質が異なる以上それぞれは違うものなのか・・
33
:
JIN
:2008/07/01(火) 21:01:14 HOST:210-172-30-192.cust.bit-drive.ne.jp
アダム・スミスの自由放任説に対するケインズの国家規制論ですね。
ある意味で国家の存在意義はそれこそであると。
34
:
VSBR
:2008/07/01(火) 22:57:56 HOST:softbank220000127157.bbtec.net
資本主義でも国家は必要です。フリーライド可能なサービス(例えば警察・消防・国防)などは、企業が提供することは不可能な財であるため、国家が必要とされます。
レーガン政権やサッチャー政権など、小さな政府を指向した政権が、国防費を増加させたのはここに遠因があります。本来なら軍と言う巨大な国家機関は真っ先に削減対象とされるはずなのに、それがされないのは、資本主義がそれを外敵から守るための軍や国家を必要とするからです。(アメリカのとある経済学者は、「資本主義を防衛するためにはいくら税金をつぎ込んでも構わない」と言っています。そのくせ、医療費も社会保障費も全部削って、民営化して競争しろという)
今の日本の状況は、これに極めて近い。
35
:
kazuhide
:2008/07/01(火) 23:27:28 HOST:KD121111200156.ppp.prin.ne.jp
なんだかややこしくなってきたけど・・
>作者は、賢明なる独裁と腐敗する民主主義を描き、それでもなお民主主義を選ぼうとする者を称えた。それこそが民主主義者だから。
>全ての人間が社会に対して責任を持ち、社会に対して関与していくという本来の民主主義は困難です
個人的な観点として、ヤンが自己の責任を果たしたかというならば、正直に疑問です。ラインハルトに比較して、彼はどう見ても途中で席を立ったような印象がぬぐえない。
ヤンのような存在でさえこうなのだから、ただの凡夫がその背負うべき責任を果たしえるのか、ということはおそらく永遠に近い課題なのかも知れない。
それを果たしえない、あるいは果たす意思がないのなら、小数による支配でも良しとしなければならない。少なくとも、それは根本的には指導者の質の問題、以上にはならないから。
36
:
VSBR
:2008/07/01(火) 23:43:59 HOST:softbank220000127157.bbtec.net
指導者の質の問題なら、それ以外の人は無罪放免されてしまいます。社会保険庁が悪いと言うなら誰でも言える。でもその社会保険庁を放置した政権を作ったのは、今年金がもらえなくなっている人達自身だという視点がないと、良くなるはずがない。
少数による支配は、多数の無責任(自分自身の責任からの逃避)を容認する事でしかない。
責任を果たせる大人は少なくても、責任を果たそうとする大人にはなれる。そのようになれというのが民主主義の本質。責任を果たさない、果たそうとしない「年を食っただけガキ」のままでいろというのが独裁の本質。そうでないと、支配なんて出来ないから。
37
:
kazuhide
:2008/07/01(火) 23:56:51 HOST:KD121111200156.ppp.prin.ne.jp
>でもその社会保険庁を放置した政権を作ったのは、今年金がもらえなくなっている人達自身だという視点がないと、良くなるはずがない
ならば、役所に納めた税金が一円たりとも無駄に使われていないか一から十まで監視するとでも?
そもそも、個々人のレベルでできないことをするために国家がある以上、国家の責任は追及できるけど、国民はその責任を背負い得ない。それができるなら、国家も官僚も必要ない。
38
:
MARINE
:2008/07/02(水) 01:01:18 HOST:i220-109-23-249.s05.a014.ap.plala.or.jp
一応選挙をして選んだ政権の執政ミスなんで、票を入れた国民のミスでもあるかな。納税してるから文句言いたくはなるけれど
その立候補者個人の思想や主義、その立候補者が所属する党なり政治思想なりを認識せずに票を入れたほうのミス。どうなるのかを知らなかったのは自分の知識のなさだと思われる。
どいつもこいつも気に入らないのなら自分で立候補する権利もある。権利を使うといいですよ。自由に認められていますし。
あと、あるにはありますよ監視してるとこ。オンブズマンみたいのとか。まともに機能しているか、中立的かは知りませんけど。
自分の知りたい情報が欲しいのなら自分で動いて調べましょう。その自由もあります。
39
:
VSBR
:2008/07/02(水) 01:04:43 HOST:softbank220000127157.bbtec.net
やるべき事を出来ないからしないというのは子供の言い訳です。やるべき事は出来なくてもやろうと努力するのが大人でしょう。たとえ出来なくとも、その努力を放棄してはならない。結果のでない事、努力をする事を無駄だと切り捨てるのは、新自由主義という特定のイデオロギーにおける狭小なテーゼに過ぎない。
民主主義とは時間もコストも労力もかかる大人の所作です。それでも、我々は出来ない事は誰かがやってくれる子供ではないのだから、せめて努力しなければならない。
そして「国家」なる実体は存在しません。それが存在するのは、個々人が自立を放棄してシステムに埋没する時だけ。国家の責任を追及するなら、同時に自分自身の胸に国家への責任を追及しなければならない。
そうでなければ、無責任なクレーマーになる。
社保庁に文句を言っているのに次の選挙で自民党に投票するのは、矛盾だと気付かなければ無責任でしかありません。自分の年金という個人的な利益さえ擁護できれば、国がどうなろうと知った事ではないという、一番たちの悪いクレーマー。
責任を追及しても責任は負わないとは、そう言うことです。
40
:
kazuhide
:2008/07/02(水) 09:22:04 HOST:KD210169096036.ppp.prin.ne.jp
オンブズマンができるのは書類の監査程度、僕の言う監視は役人が家を出てから出勤し、退社してから家に帰るまでのすべての時間を不正行為を行わないか監視する言うスパイまがいの事を指します。
百歩譲って選挙で選んだ政治家の責任は認めるけど、官僚の責任まで我々が負う必然はないでしょ。別に官僚は選挙で選んだわけではない。
41
:
VSBR
:2008/07/02(水) 19:14:37 HOST:softbank220000127157.bbtec.net
不正を起こさないように監視する必要なんてありません。犯罪を起こす前に犯人を逮捕する事ができないのと同じです。
今は不正を行ったり、ちゃんと仕事をせずに薬害を引き起こしたり、情報を隠蔽したりする官僚に、退職金を渡して天下りも保障しています。まさに「盗人に追い銭」です。
しかし官僚の人事権は大臣が持っています。大臣は、不正を行った官僚を懲戒免職にして、退職金なしで再就職は自分でハローワークで探せと言う事ができます。
ところが日本ではそれをしていません。出来ないのではなく、していません(田中真紀子や小池ゆり子は実際にやった)。
国民の責任は、不正官僚を庇う大臣を次の選挙で落選させ、そんな大臣を任命した総理を次の選挙で落選させ、そんな内閣を作った与党を野党に転落させる事です。
それが民主制における行政のコントロールです。投票権とは、かくも重い権利のはずです。社会保険事務所で窓口に怒鳴るのではなく、選挙権の行使によって、国の仕組みそのものを変えていく事が、国民の責任です。
責任を「取る」のは国家ですが、責任を「負う」のは国民です。
42
:
MARINE
:2008/07/02(水) 19:53:45 HOST:i220-109-23-249.s05.a014.ap.plala.or.jp
官僚になったからには自由を認めないというのがものすごい危険な考え方だと思いますよ。人権とかぶっちぎってる
きっちり仕事をして官僚の首をすっ飛ばせる子を選挙で選べばいいんです。さぁ頭を使ってレッツ投票ですよ。
43
:
kazuhide
:2008/07/02(水) 20:15:51 HOST:KD210169096036.ppp.prin.ne.jp
>官僚になったからには自由を認めないというのがものすごい危険な考え方だと思いますよ
もちろん本気で言っているわけじゃありませんよ。ただ、それぐらいはしないと直接的に効果はないといいたいだけで。
>きっちり仕事をして官僚の首をすっ飛ばせる子
そんな人、いるのかな。結局短期間の腰掛程度の大臣は官僚がいないとほとんど何もできないわけだし。首を飛ばした大臣たちだって後になって官僚から仕返しされて辞めざるを得なかったし。
総理を変えても、与党を変えても本質は変わらないと思う。
もし、国民の権利が重いなら、官僚を切る権利こそ、本質的に必要なんじゃないのかな。
今の民主国家が官僚制と資本主義を構成元素にしている以上、この腐敗からは逃れられないと思わざるを得ない。
44
:
MARINE
:2008/07/02(水) 21:23:10 HOST:i220-109-23-249.s05.a014.ap.plala.or.jp
私も国民がみんな聖人君子で賢者で童貞だか処女で霞を食って生きれるくらい高潔だとそれのほうがいいと思います。そんな国民が官僚になるので不正なんかしないのでしょうけど
しかし残念ながら国民はたいがいが普通か愚物なので官僚に対する不満とかでいっぱいです。
でもって官僚の首をすっ飛ばしまくりたいわけですが、愚物で嫉妬深い俗物なのですっ飛ばしまくるがゆえに正常なサービスにすら支障が出るくらいにすっ飛ばしちゃうかもしれません。たいへんなことです
なのでみんなで選んだ代表に首切りを任せましょう。ちゃんとした聖人君子でなくともよいので、真面目に仕事をしてくれそうな人を選びます。
せっかくの選挙権なので、この人がいいな!この人ならこの政党ならちゃんと仕事をしてくれそうだなって思ったら、周りの人にちゃんと啓蒙してまわりましょう。
ダメだったら任期が切れたときにその人やその政党に票を入れなければよいのです。そうすると、あら不思議!いい感じに政治をしようと政治家の人や政党ががんばるようになりました。
官僚もみんな首になりたくないのでがんばってお仕事をしています。
なので国民はちゃんと政治家を選びましょう。
45
:
VSBR
:2008/07/02(水) 22:13:43 HOST:softbank220000127157.bbtec.net
独裁国家が依存するのも官僚制ですよ。いや民主主義国家以上に官僚に依存するのが独裁制です。旧ソ連を見ればそれがよく分かります。国家と党という二つの官僚による支配でした。
だから東側の各独裁国家の腐敗は、西側の民主国家よりも遥かに早かった。これは指導者の質とかいう問題ではなく、独裁というシステムの脆弱性に他ならない。
社会の変化に対して独裁が柔軟な対応を出来ないのは、権力者が社会と隔絶した個人にならざるを得ないから。民主制は社会の中でのみ、有権者と言う個人が権力を行使できます。
46
:
JIN
:2009/08/10(月) 20:29:22 HOST:211-9-53-105.cust.bit-drive.ne.jp
あと「宗教勢力」について触れるのを忘れないのもポイントですよね。
「地球教」とはよく考えた物で。
47
:
puti
:2010/02/14(日) 14:07:05 HOST:p2117-ipbf605yosida.nagano.ocn.ne.jp
国民はちゃんとした政治家選ぶ現状は半端にちゃんとしてない僕はちゃんとしてない政治家選ぶ平和で貧乏でどちらかというと
48
:
武図書
:2010/02/15(月) 01:50:32 HOST:U068103.ppp.dion.ne.jp
政治腐敗は政治家が賄賂を受け取る事では無い。それは政治家個人の犯罪に過ぎない。政治腐敗とは、政治家が賄賂を受け取っても、誰も非難せず法も裁かない事だ。
自由惑星同盟の救国軍事会議の反乱に際し、作中で「同盟の腐敗は〜」と反乱を正当化するエベンス大佐に対するヤン・ウェンリー提督の反論です。
学生時代、大いに啓発された科白なのですが……最近、我が国の政治情勢と報道を観ると、この意味をヒシヒシと実感してしまいます。昨日の『サンデーモーニング』など、本当に酷かった。
49
:
kazuhide
:2010/02/15(月) 19:38:08 HOST:KD125029042117.ppp.prin.ne.jp
権力は絶対に腐敗する。なぜなら、権力そのものが暴力にすぎないゆえに。そして本質的に権力を批判できる権力なるものは存在しない。
権力は常に一つ所にしか存在しないから。民主主義の美名の裏側にあるのは大体こんなものばかり。
50
:
VSBR
:2010/02/15(月) 23:20:17 HOST:softbank220000127157.bbtec.net
そういう意味では、ロッキードでもリクルートでも佐川急便でも潰れなかった政権を交代させた先の衆院選は、日本の政治が腐敗していなかった事を示したんでしょうね。
>権力は絶対に腐敗する。
「権力は腐敗する。絶対権力は絶対的に腐敗する」だったと思う。イギリスの学者の言葉。
チャーチルの「民主主義は最悪の仕組みだ。これまで行われてきた他の方法を除けば」と同じで、独裁を容認するくらいなら民主主義と付き合っていく方がマシという文脈で使われるものですね。
51
:
JIN
:2010/02/16(火) 20:38:51 HOST:113x35x8x178.ap113.ftth.ucom.ne.jp
この作品をよりシニカルにした感じの『タイタニア』でもこの辺りはいろいろ言ってますね。
「民主主義など政治的化粧術に過ぎない」「民主主義に値するだけの人間が一体どれだけいるのだ」とか。
52
:
I/D
:2010/02/16(火) 23:11:17 HOST:253.80.44.61.ap.seikyou.ne.jp
すでに古代には「衆愚」の存在を確立していますからね。
学問は古代に集約されるという話を聞いたことがありますが(哲学だったかな?)、耳に痛い話です。
53
:
武図書
:2010/02/16(火) 23:15:59 HOST:U062060.ppp.dion.ne.jp
実は、民主主義の腐敗や敗北の物語でも有る訳ですからね。
なればこそ、最終巻の「たった、それだけ」に繋がる訳で。
54
:
kazuhide
:2010/02/16(火) 23:36:04 HOST:KD125029043129.ppp.prin.ne.jp
>日本の政治が腐敗していなかった事
でも産地偽装の品が多かったですがね。賞味期限もとうの昔に切れていたようですし。
「民主主義に値する人間」のほうがニュータイプより貴重でしょう。それなら衆愚のほうが気が楽ではある。ラインハルトのような男が存在できる世界ならね。
55
:
VSBR
:2010/02/16(火) 23:59:57 HOST:softbank220000127157.bbtec.net
それでも、50年物の不良品を選ぶ人はいないですからね・・・
民主主義に値する人間がいないからスターリンも毛沢東も民主主義は採用しなかった。民主主義に値する人間がいなくてもチャーチルは選挙結果に従って下野した。
真に恐るべきは、権力の座はラインハルトを三年でスターリンに変える事なんだけどね。
56
:
kazuhide
:2010/02/17(水) 00:17:12 HOST:KD125029043129.ppp.prin.ne.jp
どうかな、悪いけど誤作動ばっかりの田中ブランドの型落ち品よりはうまく動かないほうが安心できたんだけど。
だからこそ、権力なるものを使いこなせる器量持ちがいるなら、人類はハッピーなんだろうけどね。
57
:
JIN
:2010/02/17(水) 18:53:09 HOST:124x32x226x66.ap124.ftth.ucom.ne.jp
まさにプラトンの「哲人論」ですね。
そしてこれがやがてニーチェの「超人論」にもつながっていくと。
58
:
VSBR
:2010/02/17(水) 21:32:37 HOST:softbank220000127157.bbtec.net
プラトンのトラウマは、アテネの民主制が師匠を死刑にした事ですかね。だから「俺くらい天才が政治すればノーミスでやれるんだよ」という発想になった。
師匠の方は「自分は何も知らない」と知っている人だったけど、弟子の方はどうやら「自分は何でも知っている」と思っている人だったのかも。
59
:
I/D
:2010/02/18(木) 00:20:19 HOST:253.80.44.61.ap.seikyou.ne.jp
「無知の知」が「超越」を自覚させたのでしょうか。
「何も知らない」ということを知っている私は「知って」いるのだと。
60
:
JIN
:2010/02/18(木) 10:06:31 HOST:113x35x8x178.ap113.ftth.ucom.ne.jp
そして中国史作家の安能務氏によれば、「この世で最も性質が悪い」のは「何も知らないくせに何もかも知った気になってる奴」。
その代表例が大粛清を行った明の太祖だとか。
61
:
JIN
:2010/05/05(水) 20:37:09 HOST:113x35x8x178.ap113.ftth.ucom.ne.jp
今日は何の日。
「オーベルシュタインの誕生日」です。
おめでとー!!
62
:
JIN
:2010/11/23(火) 20:05:33 HOST:113x35x8x178.ap113.ftth.ucom.ne.jp
来年の舞台化が決定。
最大の注目はむしろフリードリヒ四世か。
63
:
武図書
:2010/11/24(水) 01:58:28 HOST:U063207.ppp.dion.ne.jp
ラインハルトは死んでも認めないでしょうが、実は「姉上」に匹敵する後援者なのではないでしょうか。
原作よりも、OVAや漫画での描写が詳しいぐらいですが。
64
:
JIN
:2010/11/27(土) 23:41:06 HOST:113x35x8x178.ap113.ftth.ucom.ne.jp
そしてそれを認められない限り、永遠にラインハルトは彼に勝てない。
最後の「勝ち逃げ」も含めて、まさに彼こそが「最大の勝者」ということか。
65
:
スケケ軍曹
:2011/04/15(金) 17:31:41 HOST:210-194-108-35.rev.home.ne.jp
実写版 ヨブ・トリューニヒト を演じさせるとしたら管直人だろうか。
66
:
ワルキューレ乗り志望
:2013/03/08(金) 07:00:34 HOST:p2044-ipbf803hiraide.tochigi.ocn.ne.jp
民主国家の責任は国民へ帰結する。
システムの責任は構成へ帰結する。
システムと認識したからにはいかなる原因による霧散も(民主国家、そのシステムの)寿命(適応外拡散)と同義である。
だめなときは、だめさ。
宿命とは都合のよい言葉だ。人の状況を認識して判断するという性質を無視してしまう。
学術権威とは事実の議論による積み重ねによる恩恵の信頼によって生じたものだ。
議論にあっては主張が間違っているか、完璧であるかは問題ではない。
主張が多数提出され、より正しかろう主張を選別できるかどうかが問題なんだ。
67
:
JIN
:2013/09/22(日) 19:23:13 HOST:KD106159208075.ppp-bb.dion.ne.jp
ハイドリッヒ・ラングを演じた、石田太郎氏が亡くなられたとの事。
御冥福をお祈りいたします。
68
:
JIN
:2015/10/08(木) 14:36:35 HOST:113x39x164x58.ap113.ftth.ucom.ne.jp
ヤングジャンプで連載開始。
始まりは「出会い」と。
69
:
JIN
:2017/03/08(水) 21:30:55 HOST:113x39x164x58.ap113.ftth.ucom.ne.jp
今度は「七都市物語」の漫画連載が決定の模様。
掲載はヤングマガジンサードで。
70
:
JIN
:2017/09/20(水) 22:55:40 HOST:113x39x164x58.ap113.ftth.ucom.ne.jp
いよいよ再アニメ化始動。
ラインハルトが刹那でヤンがシンとは。
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