機動戦士ガンダム00大失敗の理由を考える仮避難所 - 1225803621

1：名無しさんDESTINY：2008/11/04(火) 22:00:21: 埋められる→乱立の流れは流石にまずいので立てた
73：名無しさんDESTINY：2009/03/02(月) 11:49:55: Ｂパート　１／７

ネーナ発砲。
中華　　「あっ…」
紅龍　　「うっ、うぅ…」
中華に向いて手を広げて立ちはだかる紅龍。左の肩甲骨の辺りに銃創があり、球状の血がその周辺に漂っている。
中華　　「紅龍！はっ！」
紅龍が中華の肩に手をかける。
ネーナ　「どきなって！」
ネーナが紅龍の背中に向けて６発程次々と撃ち込む。
紅龍は中華をネーナと反対側の壁際にあるドアまで押して行く。口からは血が出ている。
紅龍　　「ぐぅ…うぅ…」
中華　　「お兄様！」
紅龍　　「リュ…留美。くっ…うぅ…」
ドアを開けて中華を押し出す紅龍。
紅龍　　「生きて…」
中華　　「お兄様！」
ドアを閉める紅龍。ネーナの方に振り向いて、
紅龍　　「あぁ…ここは…あっ！」
ネーナ　「邪魔だって！」
紅龍の額を撃ち抜くネーナ。
ネーナ　「はっ！カッコつけちゃってさ」
ハロ　　「追わねぇのかよ！？追わねぇのかよ！？」
ネーナ　「今はいいわ。でしょ？」
ネーナが振り向くとリジェネがいる。
リジェネ「ああ。」
リジェネのモノローグ『これで計画は加速する。イオリアでもなくリボンズでもない…この僕の計画が…』

Ｂパート　２／７

窓に向かい宇宙を見るリジェネ。緑の光が見える。
リジェネのモノローグ『来たか』
エクリプスに到着した00。
刹那　　「ＭＳで指定ポイントには行けない。機体制御をそちらに預ける」
沙慈　　「わかった」
00から出てエクリプス内に入る刹那。宇宙船のある格納庫を過ぎてドアを開けると通路の陰にスーツが見える。
銃を構えながら近づき銃を向けると中華だった。
中華　　「はっ！」
刹那　　「あっ…」
銃を下ろす刹那。
中華　　「刹那・Ｆ・セイエイ…」
刹那　　「王留美？どうした！？怪我をしているのか？」
バイザーを開ける刹那。腹部を押さえている中華の手の間からテープが見える。
中華　　「なんでもありません。それよりこれを…」
紙切れを刹那に見せる中華。
刹那　　「なんだ？」
中華　　「ヴェーダ本体の所在が記されています」
刹那　　「ヴェーダの本体が？」
中華　　「イノベイターにこのことを知られたらヴェーダを移送されてしまう。一刻も早くヴェーダの奪還を」
中華の持っている紙切れを受け取る刹那。
刹那　　「了解した。ここから脱出を」
中華　　「私は大丈夫です」
刹那　　「しかし」
中華　　「私はあなたとは行けないのです。私のことは心配しないで…」
刹那　　「わかった」
去る刹那。
中華　　「はぁ…あなた達とは行けないのよ。求めてるものが違うんだから」
74：名無しさんDESTINY：2009/03/02(月) 11:50:29: Ｂパート　３／７

エクリプスを出て00に向かって宇宙に浮かぶ刹那。中華から手渡された紙切れを見ている。
そこに沙慈の通信が…
沙慈　　「刹那！」
刹那　　「どうした？あっ！」
目の前には00とその前に制止するように剣を出しているマスラオが立っている。
刹那　　「何！？あの機体…」
マスラオから出てブシドーが胸の上に立っている。
ブシドー「４年ぶりだな少年」
刹那　　「あの男は…」
ブシドー「ふっ」
刹那　　「貴様…」
ブシドー「少年、ガンダムを失いたくなければ私の望みに応えて欲しい」
刹那　　「何が望みだ！？」
ブシドー「真剣なる勝負を」
刹那　　「何っ！？」
ブシドー「この私、グラハム・エーカーは君との果たし合いを所望する！」
リジェネ「ミスター・ブシドー、リボンズの差し金か…」
刹那　　「そうまでして決着をつけたいか？」
ブシドー「無論だ！私の空を汚し、同胞や恩師を奪い、フラッグ・ファイターとしての矜持すら打ち砕いたのは他でもない、君とガンダムだ！
そうだとも、もはや愛を超え、憎しみも超越し…宿命となった！」
刹那　　「宿命？」
ブシドー「一方的と笑うか？だが、最初に武力介入を行ったのはガンダムだということを忘れるな！」
刹那のモノローグ『この男もまたオレ達によって歪められた存在』
刹那　　「分かった。果たし合いを受けよう」
ブシドー「全力を望む！」

Ｂパート　４／７

コクピットに入る刹那。
刹那　　「沙慈、制御をこっちに！」
沙慈　　「戦う気？」
刹那　　「他に方法はない」
コクピットのブシドー
ブシドー「これが私の望む道…」
バイザーを開けマスクをつける。
ブシドー「修羅の道だ！」

両手に剣を持つ00.
刹那　　「ダブルオーライザー」
二本の剣の柄を合わせて一本にするマスラオ。
ブシドー「マスラオ改めスサノオ！」
刹那　　「目標を…」
ブシドー「いざ尋常に…」
刹那　　「駆逐する！」
ブシドー「勝負！」
双方ぶつかり合って鍔迫り合い。

エクリプスと00とスサノオの発する光を背にして向かってくる小型宇宙船。
中華　「ＣＢも…イノベイターも…お兄様の命も捧げて変革は達成される…私はその先にあるすばらしい未来を…」
ネーナ「そんなもの…」
中華　「はっ！」
ネーナ「あるわけないじゃない」
75：名無しさんDESTINY：2009/03/02(月) 11:52:29: Ｂパート　５／７

小型宇宙船の前に現れるネーナのスローネ。
中華　　「ネーナ！どうして！？」
ネーナ　「言ったでしょ私はあんたが大嫌い。あんたに従っていたのは生きてく為。
　　　　　　ちょっと愛想よくしたらすぐ信じちゃって。うふふっ、でもね…あんたの役目は終わったの」
スローネの右腕からビームが発射され中華の小型宇宙船に当たって爆発。
ネーナ　「あはははははっ、あはははっ。木っ端微塵ね！
　　　　　　さんざん人を物の様に扱ってきた罰よ！私は生きる為なら何でもやるの。私が幸せになる為ならね。
　　　　　　そうよ、イノベイターに従ってるのもその為。
　　　　　　兄兄ズ（ニイニイズ）のかたきだって討っちゃいないんだから。その時が来たら盛大に喉元を食いちぎってやるから。」
ハロ　　「そういう君の役目も終わったよ」
ネーナ　「ハロ？」
ハロ　　「勝手をする者には罰を与えないと。」
ネーナ　「はっ、イノベイター！？」
リボンズ「ふふふっ。君を裁く者が現れるよ」
ネーナ　「裁く者ですって？はっ…」
アリーの顔を思い出すネーナ
ネーナ　「まさか、あいつが…面白い。兄兄ズのかたきを。」
ハロ　　「そうだね。ある意味かたきではある」

大きなビームが走りスローネの左腕を破壊する。
ネーナ「きゃ～！なっ何！？」
赤い光が見える。レグナントが接近している。
ルイス「あれだ…あのガンダムだ。」
ルイスの回想。結婚式場が襲撃された光景。
ルイス「ママとパパを殺した、あの時のガンダム～！！」
レグナントからビーム発射。スローネが回避するが屈折して足に当たり足が吹っ飛ぶ。
ネーナ「何っ！？」

Ｂパート　６／７

離れた場所からその光景を見る00の刹那と沙慈。
刹那　　「あの機体…スローネ！？」
沙慈　　「はっ！ルイスの家族を…」
刹那　　「やめろ！ルイス・ハレヴィ！」
沙慈　　「ルイス？」
刹那　　「そんな復讐が！」
沙慈　　「ルイス！」
ブシドー「全力だと言ったはず！」
突進してくる、えーと…スサノオ。剣で受ける00。
沙慈・刹那「うわっ！」

ビームを連射するスローネ。回避しながら接近するレグナント。
ネーナ「家族のかたき！？私にだっているわよ！自分だけ不幸ぶって！」
レグナントの指がファングのように分離してスローネを襲う。四肢がもがれるスローネ。
ネーナ「私はつくられて…戦わされて！こんな所で死ねるか～！！あっ」
コクピットモニター正面にレグナントの腕のアップが映る。爪の中に４つの砲口が見える。
ルイス「そうね、死にたくないね。でも…ママとパパはそんな言葉さえ言えなかった～！！」
レグナントの腕がコクピットを破る。その衝撃を受けるネーナ。
ネーナ「うぅっ！ち…ちくしょ～！！」
爆発するスローネ。

鍔迫り合い中の00とスサノオ。
刹那　　「スローネが？」
沙慈　　「ルイス！」
ブシドー「戦いに集中せんか！」
00を蹴り飛ばすスサノオ。

エクリプスを背に飛行するアンドレイのアヘッド。戦闘の光を見つけて停止する。
アンドレイ「ミスター・ブシドーとガンダムが戦っている。准尉の機体は…あそこか」
76：名無しさんDESTINY：2009/03/02(月) 11:53:53: Ｂパート　７／７

スローネの残骸が漂っている中にいるレグナント。
ルイス　　「ふっ、うふふっ。ふふふふふっ。やったよママ、パパ。かたきをとったよ。ガンダムを倒したよ！ふっふふっ。」
レグナントに近づくアンドレイのアヘッド。
アンドレイ「准尉…」
ルイス　　「あははっ、あはははっ。ふふっ、ふふふふっ。ママ、パパ、何処？私やったよ。
　　　　　　　やったんだから…だから…褒めてよ…よくやったって…言って…あぁ…うっ、うぅ…うわあぁ～！！」

Ｃパート　１／２

ライフルを撃ちながら引いて行く00。追いかけるスサノオ。スサノオから元気玉が発射される。間近で回避する00。
ブシドーのモノローグ『生きてきた…私はこの為に生きてきた。たとえイノベイターの傀儡に成り果てようとも…』
何度か接近して剣で切り結ぶ両機。
ブシドー「この武士道だけは！」
鍔迫り合い。大きな光を放つ
刹那　　「そうまでして…」
沙慈　　「刹那！」
刹那　　「戦いに集中する！」
離れる両機
刹那　　「このままでは…」
ブシドー「埒が明かん！」
刹那　　「ならば！」
ブシドー「さすれば！」
刹那　　「トランザム！」
ブシドー「トランザム！」
トランザムする00とスサノオ。
刹那　　「うおぉ～！」
ブシドー「うおぉ～！」
緑と赤の光の玉が尾を引いて激突する。螺旋状に何度も衝突と離脱を繰り返す。
刹那　　「うおおぉ～！！」
ブシドー「うおぉ～！！」
強い緑の光が発せられる。遠方のエクリプスではリジェネがその光を見ている。
リジェネ「ついに覚醒が…」

Ｃパート　２／２

光の中、ブシドーが目覚める。裸状態で宙を漂っている。
ブシドー「うっ、うぅ…ここは一体…私は既に涅槃にいるというのか。」
刹那　　「違う」
ブシドーが横を向くと刹那が裸の状態で現れる。
ブシドー「少年…」
刹那　　「ここは量子が集中する場所だ。」
ブシドー「何を世迷い言を…」
刹那　　「分かるような気がする。イオリア・シュヘンベルグがガンダムを…いやＧＮドライヴを造った訳が」
ブシドー「何っ！？」
刹那　　「武力介入はこのための布石。イオリアの目的は人類を革新に導くこと。そう…オレは変革しようとしている」
刹那の目が金色に光る。
77：名無しさんDESTINY：2009/03/08(日) 17:26:50: ズンボリあっけなく死亡とな
78：名無しさんDESTINY：2009/03/08(日) 17:33:05: 規制で書けねえからこっちに書く
きめえ
ttp://dec.2chan.net:81/18/src/1236501012560.jpg
79：名無しさんDESTINY：2009/03/08(日) 17:37:39: イノベコラ糞わろた
何が死体のマジで
80：名無しさんDESTINY：2009/03/09(月) 02:14:45: 第２２話あらすじ
アバン　１／３

ＧＮ裸空間。ブシドーの上半身が正面を向いている。刹那も現れる。
刹那　　「わかるような気がする。イオリア・シュヘンベルグがガンダムを…いやＧＮド
ライヴを造った訳が。」
ブシドー「何っ！？」
刹那　　「武力介入はこのための布石。イオリアの目的は人類を革新に導くこと。そう…
オレは変革しようとしている」
ブシドー「変革？それが君が会得した極みだと言うのか？」

ブシドーの回想。ホーマーの邸宅らしき日本家屋。和室の左側にホーマー、右側にブシド
ーが正座し、奥には庭園が見える。
ホーマー「ソレスタル・ビーイングが再び…」
ブシドー「その折には是非とも私に戦う機会を与えていただきたい」
ホーマー「復讐か…」
ブシドー「私が求めるのは戦う者のみが到達する極み」
ブシドーのモノローグ『少年はかつて私に歪みがあると言った。だが彼とて戦うことしか
できない存在。だからこそ私は望む、君と戦うことを』
モノローグの背景では滝に打たれるブシドーの姿が。

00とスサノオがトランザムの光を出しながら奥へ。光が消えて双方トランザム状態で鍔迫
り合いのまま手前に寄って来る。
ブシドー「その極みにある勝利を！」
刹那　　「勝利だけが望みか！？」
ブシドー「他に何がある！？」
刹那　　「決まっている！」

アバン　２／３

00が力押しでスサノオを突き放す。
刹那　　「未来へと繋がる…明日だ！！」
00が二刀流の剣の柄の頭を合わせて一本にすると片方
の剣先から光が出てスサノオに向かって行く。その光を受け止め、00から剣を払いのける
スサノオ。00の剣が手から離れて後方に飛んでいく。丸腰の00がスサノオに突っ込んで行

く。
刹那　　「くはっ！」
ブシドー「斬り捨て御免～！！」
00の正面に斬りかかるスサノオ。真剣白刃取りをする00。
ブシドー「白刃取りだと！？」
白刃取りした剣を両手で折る00。
刹那　　「これがオレの…戦いだ～！！」
00の尻？の部分から両手でビームサーベルを出すと先ずスサノオの右肩にビームサーベル
を突き刺し、次に左肩にもう一本のサーベルを突き刺す。コクピット内の機器類が破壊さ
れ、両肩が爆発するスサノオ。
ブシドー「ぐわっ！」
スサノオの頭部（顔面？）の前立てもヒビが入って四散する。機能停止したスサノオ。00
はトランザム状態のまま剣を下ろす。スサノオの頭部コクピットハッチが開いて煙と共に
ブシドーが座ったシートがせり出してくる。
ブシドー「くぅ！」
苦しそうに唸りながらも正面の00を睨むブシドー。バイザー越しに口から血が出ているの
が見えるが外傷は見当たらない。00が左手のビームサーベルをスサノオに向けて突き出す

。
ブシドー「た…戦え少年…」
シートから立ち上がるブシドー。
ブシドー「私を斬り裂きその手に勝利を掴んで見せろ～！！」

アバン　３／３

ビームサーベルを消し左手を下ろす00。トランザムも停止する。
ブシドー「はっ！何故だ？なぜとどめを刺さん！？」
刹那　　「オレは生きる」
ブシドー「はっ…」
刹那　　「生きて明日をつかむ」
沙慈　　「あっ…」
刹那　　「それがオレの戦いだ。生きるために戦え」
ブシドー「くっくっ…」
マスラオとブシドーを置いて去って行く00。

刹那「沙慈、ルイス・ハレヴィの機体は？」
沙慈「反応が無い。撤退したんだと思う」
刹那「そうか…」
沙慈「ありがとう」
刹那「な、何を…」
沙慈「そう言いたい気分なんだ」

コロニー・エクリプスから離れていく00のＧＮ粒子の光と尾。それを見ているリジェ
ネ。
リジェネ「純粋種として覚醒したか、刹那・Ｆ・セイエイ…それは人類の命運を握る力だ

」
81：名無しさんDESTINY：2009/03/09(月) 02:15:44: Ａパート　１／５

トレミー、ブリッジ内。
ティエリア「ヴェーダがある場所が分かっただと！？」
刹那　　　「ああ。王留美からの情報だ」
ティエリア「ヴェーダが見つかった…」
ピーと計器音
フェルト　「はっ…暗号解析、終了しました。ポイントはＣＺ９８４２Ｒ、月の裏側です

」
スメラギ　「ミレイナ、超望遠カメラでポイントを」
ミレイナ　「了解です」
アレルヤ　「ラグランジュ２…」
イアン　　「コロニー開発すら行われていない場所だ。隠れるにはうってつけだな」
ミレイナ　「ポイント、表示するです」
計器音と共に床の丸いモニターに真っ黒な画像が映し出される。
ライル　　「何もないぜ？」
スメラギ　「この位置からの天体図を画像に重ねて」
ミレイナ　「はいです」
イアン　　「うん？なんだ？」
アレルヤ　「星の位置がずれている？」
スメラギ　「光学迷彩ね…フェルト、ズレのある距離を算出して」
フェルト　「了解。距離は…ちょ…直径１５キロです！」
ライル　　「１５キロだって！？」
ティエリア「そこまで隠すほどの物体が…」
刹那　　　「月の裏側にある」
ピーピーと計器音。
フェルト　「はっ…スメラギさん。ラボの輸送艦より暗号通信です」
ミレイナ　「ママ！」
イアン　　「新装備が来たか」
トレミーの後方から近づいてくる輸送艦。

Ａパート　２／５

アロウズ艦隊。グッドマン座乗の艦のブリッジ。
ホーマー「独立治安維持部隊アロウズは全戦力を持ってソレスタル・ビーイング殲滅作戦
を敢行する。反政府勢力の最後の砦である彼らを打ち倒し、統一世界を、真の
平和を勝ち取るのだ。諸君らの奮起に期待する」
ホーマーからの通信が切れる。
グッドマン　「２１隻の巡洋艦に１０８機のモビルスーツ。これだけの戦力があれば…」
副官　　　　「准将、ライセンス持ちが艦隊から離れていきましたが」
グッドマン　「放って置け、戦場で好き勝手されてはかなわん」
はるか後方の艦隊の光を背に飛ぶ２機のガデッサとレグナント。その後ろにはアンドレイ
のアヘッドがいる。
リヴァイヴ　「リボンズからの帰投命令…ついに彼は覚悟を決めたか」
ヒリング　　「いいえ、計画通りよ。来たるべきものが迫ってきているから…」
アンドレイ　「ルイス…ハレヴィ…」
ルイス　　　「うぅ…くっ…はぁはぁはぁ…」
コクピット内でヘルメットを外して宙に浮かせ、左手で膝を組んで丸まっているルイス。
右手は口に当てている。

ルイスの回想。
ネーナ「家族のかたき！？私にだっているわよ！自分だけ不幸ぶって！」
左腕と足のないスローネが右腕のビームライフルを連射しながら言っている。レグナント
の爪ファンネル？がスローネの四肢をもぎ取り、残った胴体に向け右手をかざすレグナン
ト。爆発するスローネ。
ルイス「ふっ…ふふっ…ざまあみろ…」
ルイスの目が緑から金色に変わる。
82：名無しさんDESTINY：2009/03/09(月) 02:17:03: Ａパート　３／５

トレミーに随伴している輸送艦。艦の間をイアン、ミレイナ、リンダの親子が宇宙服を着
て進んでいる。
リンダ　「戦力になりそうなものは全て持ってきたわ。ガンダム各機のパワーアップパー
ツにトレミーの補給物資…」
イアン　「おっ！？オーガンダムまで！」
リンダ　「粒子貯蔵タンクを付けたから一定時間の戦闘は可能よ」
イアン　「よし！急いで搬入するぞ！」
ミレイナ「はいです～！」
リンダ　「うふふっ」

トレミーブリッジ内。床のモニターに映し出された月とその上空に集結している無数の点
を見ながらミーティングしている。
アレルヤ　「王留美が指定したポイントに艦隊が集結している」
ティエリア「間違いないな。あの場所にヴェーダがある」
ライル　　「イノベイターの本拠地もな」
刹那　　　「アロウズ艦隊を突破しヴェーダを奪還する」
ティエリア「今までにない激戦になるな」
刹那　　　「ん…」
沙慈を見る刹那。
沙慈　　　「行くよ、僕の戦いをする為に…」
スメラギ　「クロスロード君…」
沙慈　　　「決めたんです。もう迷いません」
マリー　　「私も参加させてもらう」
アレルヤ　「ソーマ・ピーリス…」
マリー　　「私にもそうするだけの理由がある」
ライル　　「そうだな。目的は違ってもオレ達はあそこに向かう理由がある」
刹那　　　「そしてその思いは未来に繋がっている。オレ達は未来の為に戦うんだ」
ティエリア「イノベイターの支配から人類を解放するために…」
アレルヤ　「僕やソーマ・ピーリスのような存在が二度と現れない世界にするために…」
ライル　　「連邦政府打倒がオレの任務だ。イノベイターを狙い撃つ。そして…」

Ａパート　４／５

刹那　　　「オレ達は変わる。変わらなければ未来とは向き合えない。」
フェルト　「刹那…」
スメラギ　「補給が済み次第トレミーを発進させるわ。いいわね？」
ライル　　「ああ…」
アレルヤ　「でも今のトレミーには操舵士が…」
ドアが開く。
マリー・アレルヤ「あっ…」
ラッセ　　「ここにいるだろ」
ラッセが現れる。
アレルヤ　「ラッセ！」
ティエリア「いいのか？」
ラッセ　　「もちろん行けるぜ」
ブリッジに入ってくるラッセ。
みんなを見渡す刹那。
刹那　　　「行こう…月の向こうへ」
トレミーが進む。すぐ後ろには輸送艦が随伴している。

カタロン艦隊。マリナと子供達もいる。マリナはしゃがみ、立っているヤエルと一緒に宇
宙を見ている。
ヤエル　「マリナ様、お星様がたくさん」
マリナ　「ほんとね。とってもきれい」
ダビッド「うわ～！」
アベド　「うわ～すっご～い！あはははっ」
マリナの後ろではダビッドとアベドが宙を回って遊んでいる。
マリナ「みんなお行儀良くなさい！」
子供達「は～い」
マリナ「うふっ…」
子供達を見て微笑むと急に深刻な表情になって宇宙の方を見るマリナ。
マリナ「刹那…」

Ａパート　５／５

ブリッジ内
クラウス「アロウズがラグランジュ２に艦隊を終結しつつある？」
シーリン「ジーン１からの報告よ。ＣＢもそこに行くつもりらしいわ」
艦長　　「クーデター派からも同様の情報が届いている。詳細な戦術プランを添えてな…

」

はるか前方にアロウズ艦隊と思しき光を捉えながら進む輸送艦が１隻。
アッシュ「配置、終了しました大佐」
アッシュの視線の先にはマネキンらしき姿が…

リボンズ「ついに審判が下される。純粋種として変革した刹那・Ｆ・セイエイか僕たちか
…そのどちらかが人類の行く末を決める…それでいい」
リボンズが座るソファの後ろ、階段や二階通路に至るまでイノベイターと思しき赤毛の人
で埋め尽くされている。

エクリプスの手前で漂うスサノオ。コクピット内にはシートに座ったブシドーがいる。そ
ばには脇差が浮いている。
ブシドー　　　「武士道とは…」
脇差を取り鞘から刃を出しながら
ブシドー　　　「死ぬことと見つけたり…」
鞘を抜き取って刃をかざすと刃から光を放つ。
回想の刹那の声「生きるために戦え」
ブシドー　　　「くっ…武士道とは…」
83：名無しさんDESTINY：2009/03/09(月) 02:18:13: Ｂパート　１／５

トレミー。
ミレイナ「超望遠光学カメラが敵艦隊を捕捉したです」
スメラギ「総員、第１種戦闘配備」
通路を進む刹那。つきあたりで壁を蹴って方向転換するとその先にはフェルトがいた。
刹那　　「はっ…」
フェルト「刹那…」
刹那　　「フェルト…」
フェルト「これを…」
花が一輪入った丸い透明ケースを両手で持っているフェルト。それを刹那に差し出す。
刹那　　「花？」
フェルト「リンダさんがラボで育てたんだって。あなたに…あげたくて」
花を受け取る刹那。
刹那　　「ありがとうフェルト」
フェルト「マリナさんに怒られるかな…」
花の入ったケースをヘルメットに入れる刹那。
刹那　　「彼女とはそんな関係じゃない。ガンダムに行く」
フェルト「あっ…死なないでね！刹那」
刹那　　「了解」
トレミーの３つのハッチが開く。
フェルト　「トレミー全ハッチオープン」
ティエリア「なんとしてもヴェーダを取り戻す。僕を導いてくれ…ロックオン」（←１st

の
シャア　　「ララァ、私を導いてくれ！」のパクリ？）
ミレイナ　「アーデさん、戦果を期待してるです！」
ティエリア「了解。セラヴィー、ティエリア・アーデ、行きます！」
セラヴィー発進。

Ｂパート　２／５

アレルヤ　「準備はいいか？ソーマ・ピーリス」
マリー　　「マリーでいい」
アレルヤ　「えっ！？」
マリー　　「そう呼びたければそれでいい。しかし私は…」
アレルヤ　「分かってるよ。アーチャーアリオス、アレルヤ・ハプディズム、ソーマ・ピ
ーリス、目標へ飛翔する！」
アーチャーアリオス発進。

ミレイナ「ケルディム出撃準備完了です！」
ライル「アニュー、オレはやるぜ。ケルディム、ロックオン・ストラトス、狙い撃つ！」
ケルディム発進。

刹那「本当にいいんだな？沙慈」
沙慈「心配しないでくれ。僕だって未来を見つけたいんだ」
刹那「了解。ダブルオー、刹那・Ｆ・セイエイ、出る！」
00発進。
沙慈「オーライザー、沙慈・クロスロード、発進します！」
オーライザー発進。すぐに00と合体。

アロウズ艦隊からＭＳが発進している。
オペレーター「スペースシップからガンダムが発進しました」
グッドマン　「先行部隊、攻撃開始！特務艦、うまくやれよ」

アロウズＭＳを迎撃する４機のガンダム。アロウズ巡洋艦３隻ほどがガンダムを突破しト
レミーに向かう。

Ｂパート　３／５

ミレイナ「敵艦減速なしです！」
ラッセ　「特攻か！？」
スメラギ「ん…刹那、ライザーソードで敵艦隊を！」
刹那　　「了解！」

トランザムライザーで手前にいたジンクスⅢごと３隻の巡洋艦をぶった斬る00。
破壊された巡洋艦から緑の粒子が拡散していく。
刹那　　「粒子かく乱か！？」

トレミーと随伴の輸送艦が粒子の中に入っていく。
ミレイナ「アンチフィールドが広域に展開されたです！」
フェルト「粒子ビームの効力が低下！」
ラッセ　「罠かよ！」
スメラギ「至近距離で展開されなかっただけマシよ！軌道変更、フィールドを脱出して！

」

グッドマン「思ったより早く対応したな。主力部隊、攻撃開始。数で圧倒せよ！」

アロウズＭＳvsガンダム。ミサイル戦になるがミサイルの残数が少なくなるアリオス・ア
ーチャー。セラヴィーのＧＮバリアも効果がない。ジンクスⅢの槍がセラヴィーを襲うが
ケルディムのシールドビットが救う。すぐさまケルディムがジンクスⅢに組みかかりライ
フル銃身下部？のヒートホーク状になってる部分で斬り払う。その間にアロウズＭＳが突
破しトレミーに向かう。ガンダムも数で押されて身動きが取れず援護に回れない。

トレミーがミサイルでアロウズＭＳを迎撃し１機撃墜するが大型ミサイルを撃ち込まれ、
ＧＮフィールドを突破され左舷に命中する。
フェルト「うっ！左舷に被弾！損傷は…きゃあ！」
84：名無しさんDESTINY：2009/03/09(月) 02:20:36: Ｂパート　４／５

アロウズＭＳと接近戦になる00ガンダム。アーチャー、ケルディムが被弾している。
トレミーもミサイルで応戦しているがＧＮフィールドが切れミサイルが着弾する。
ラッセ　「うっ！くそっ、なぶり殺しかよ！？」
ミレイナ「敵機接近です！」
トレミーのブリッジ正面に回りこみミサイルランチャーを向けるアヘッド。トレミーピー
ンチ！そこにビームが来て破壊されるアヘッド。トレミー進行方向右から援護射撃のビー
ムが走る。
ラッセ　「な、何！？」
スメラギ「来てくれたのね！？カタロン！」
クラウス「ＣＢを援護する！」
沙慈　　「援軍！？」
刹那　　「カタロンか！？」
ライル　「よく来てくれた。いいタイミングだ！」
スメラギ「カタロンの武装…アンチフィールドを予測していた？だとすると…トレミーを
敵艦隊へ！」

グッドマン　「何？カタロンだと？ヤツらの戦力ごとき…」
オペレーター「准将！我が方の輸送艦が！」
グッドマン　「輸送艦だと？」
オペレーター「粒子ビームが来ます！」
グッドマン　「何っ！？」
後方で巡洋艦が１隻撃沈したような爆発。アロウズ艦隊の後方には別の艦隊の光が見える

。
グッドマン　「ぬう…ん！？」
ブリッジ正面のモニターには輸送艦と連邦のＭＳが映し出されている。
マネキン　　「アロウズ艦隊に勧告する。我々は決起する。悪政を行う連邦の傀儡となっ
　　　　　　　たアロウズはもはや軍隊ではない。世界の行く末は市民の総意によっての
　　　　　　　み決められるものだ。我々は貴様らの蛮行を断罪し、市民にその是非を問う。」

Ｂパート　５／５

グッドマン　「ぐっ…あの女狐め…叩け！ヤツらは反政府勢力だ！」
副官　　　　「了解！」
グッドマン　「ぬぅ～！」
アロウズ艦隊の後方へアロウズＭＳが向かう。

アッシュ「敵部隊が接近してきます」
マネキン「ＭＳ隊、攻撃開始！」
コーラ　「不死身のコーラサワー、ただいま参上～！」
アロウズＭＳと交戦するマネキン部隊のＭＳ。マネキン輸送艦隊の攻撃で撃沈されたり味
方同士衝突して沈むアロウズ巡洋艦。

グッドマン　「ええいたかが輸送艦に何をしておる！？」
副官　　　　「僚艦の陰に隠れ攻撃できません！」
グッドマン　「動けん味方など不要だ。敵ともども撃ち落してしまえ！」
副官　　　　「味方の兵がいます！」
グッドマン　「いいから撃てと…」
オペレーター「准将！敵艦がアンチフィールドを突破しました！」
グッドマン　「なんだと！？」
迫るトレミー、カタロン艦隊。その中から00がトランザムで突進してくる。
グッドマン　「ガ…タンダム！」
刹那　　　　「ダブルオーライザー、目標を駆逐する！」
00から特大のビームが発射される。
グッドマン　「な…なんとかせんかぁ～！」
シートから離れ後ろに逃げ出すグッドマン。背後が爆発し破片と共に飛ばされる。ビーム
がグッドマンの艦の上部を溶かして艦が爆発。尚もアロウズ艦隊の交戦している光に向け
て進む00。トレミーもＧＮミサイルを撃ちながらリンダの輸送艦やカタロン艦隊と共に進
む。

Ｃパート　

マリナ達が乗っているカタロン艦。前方には交戦の光が見える。みんな宇宙服を着ている

。
子供達　「うわ～すご～い！」
シーリン「クラウス達が戦闘に参加したころね」
マリナ　「戦争の…光…」

リボンズ。モニターで戦況を見ている。
リボンズ「アロウズ艦隊は突破されるか…」
モニターを消して。
リボンズ「人類は余程戦いが好きと見える」
リジェネ「そう仕向けたのは君の方じゃないのかい？彼らをここまで導いた。」
リボンズ「それは君の願いでもあったはずだ」
リジェネ「何っ？」
リボンズ「言っただろ。僕は君たちの上位種に当たる。創造主とも言える。だからさ、野
心にとらわれた君の考えは脳量子波を通して僕に筒抜けなんだ。」
リジェネ「あっ…はっ！」
リジェネの目が金色に光りだす。
リボンズ「残念だったねリジェネ・リジェッタ。」
リジェネ「あぁ…」
驚いた表情のリジェネ。しかしすぐに険しい表情になり、
リジェネ「リボンズ・アルマーク！！」
銃を取り出してリボンズの額を撃ち抜くリジェネ。仰向けに倒れるリボンズ。
リジェネ「僕だ…僕なんだ。人類を導くのは、この僕…リジェネ・リジェッタだ！」
85：名無しさんDESTINY：2009/03/16(月) 01:13:48: 第２３話あらすじ
アバン

後頭部から血を流し、仰向けに倒れているリボンズ。リジェネが立ってリボンズの死体を見ている。
リジェネ「ふっふふふっ、ふふふっ…ははははっ、ふははははっ！これでイオリア計画の
全てが僕のものに。」
リボンズ「それは傲慢だよ。」
リジェネ「はっ！」
足音が聞こえる。二階にリボンズが現れる。
リジェネ「はっ…バ、バカな…」
倒れているリボンズを見直して
リジェネ「な…なぜ！？」
リボンズ「僕の意識はヴェーダと直接繋がっている。肉体はただの器にしか過ぎない」
リジェネ「そんなことが！」
リボンズ「君にできないことが僕にはできる。言ったはずだよ、僕は君たちの上位種だと」
リジェネ「リボンズ～！！」
リジェネがリボンズに銃を向ける。そして銃声が。リジェネの胸に穴が開きそこから血が滲み出て服に広がっていく。
リジェネ「うっ…あっ、あぁ…」
倒れるリジェネ。奥にはアリーが銃をリジェネに向けて立っている。
アリー　「大将！アロウズさんはヤバそうだ。そろそろオレの出番かな？」
リボンズ「期待しているよ」
アリーが足音をたてて去っていく。

Ａパート　１／４

月面上空での戦闘。
アッシュ「大佐、アロウズの旗艦が落ちました」
マネキン「よし！敵艦隊を分断させる。モビルスーツ隊、艦隊中央に攻撃を集中せよ！」
コーラ　「よっしゃ～！！任せてください大佐～！」
アロウズの巡洋艦に攻撃を仕掛けるコーラ達の連邦ＭＳ。アロウズのアヘッドが艦の前に
現れ連邦ＭＳに向け発砲する。破壊される連邦ＭＳ。後方からアロウズのアヘッドを襲うビーム。撃墜されるアヘッド。00参上！
コーラ「遅いんだよ、ガンダム！」
刹那　「正規軍か」
沙慈　「刹那、敵艦が！」
アロウズ巡洋艦の主砲が00に向け発射される。回避し反撃して沈める00。

ミサイルやビームを撃ちまくるカタロン艦隊。
クラウス「弾薬を惜しむな！連邦軍に続け！」

アロウズＭＳを次々と撃墜する00。
刹那　　「イノベイターがいない！」
沙慈　　「ルイスは…」
フェルト「敵艦隊、分断されていきます！」
スメラギ「この戦術…イアン、正面中央の艦隊に攻撃を集中して突破口を切り開いて！」
イアン　「了解だ！リンダ！」
リンダ　「ええ！」
次々に沈められるアロウズ艦隊。
86：名無しさんDESTINY：2009/03/16(月) 01:16:51: Ａパート　２／４

アレルヤ「このまま艦隊を突破して！」
マネキン「ガンダムは母艦の護衛に専念せよ。繰り返す。ガンダムは母艦の護衛に専念せよ」
マリー　「これは…」
アレルヤ「連邦軍からの通信？」
スメラギ「やっぱりマネキン！？」
マネキン「久しぶりだな、クジョウ」
スメラギ「カティ・マネキン…どうして、あなたが…」
マネキン「勘違いしてもらっては困る。我々はアロウズを断罪する為、お前たちを利用したまでのこと。この戦いを終えたのち、改めてお前たちの罪を問わせてもらう」
スメラギ「カティ…」
刹那　　「全部隊に告ぐ！即座に回避運動をとれ！来るぞ！攻撃が来る！まがまがしい光が！」

リボンズの不敵な笑みの後月面上空からオレンジの巨大な光が交戦中の光に向かっていく。
マネキン艦のオペレーター「後方より強力なエネルギー反応！」
マネキン艦の左舷すぐ横をかすめる巨大なビーム。ビームが横移動してアロウズ巡洋艦やＭＳがビームに飲み込まれて破壊されていく。
カタロン艦も１隻ビームに飲み込まれて撃沈。尚もクラウス艦の右舷からビームが近づいてくる。左へと回避するクラウス艦。
ビームのすぐ下を通るトレミー。ビームの影響からかＧＮフィールドが解除される。アリオス、アーチャーのすぐ下をビームが通る。
セラヴィーとケルディムがビームのすぐ脇を前進していく。巨大ビームが数多くの爆発を起こしながら通り過ぎていく。
その跡には破壊された艦やＭＳの残骸が散らばっている。残骸の中を行くセラヴィー、アリオス・アーチャー、ケルディム。
00は残骸の中で立ち止まっている。
沙慈「あっ　ああ…」
刹那「くっ！イノベイター！」

Ａパート　３／４

艦隊戦が行われている宙域から離れた所にいるマリナ達のカタロン艦。シーリンや子供達と一緒に戦闘があった方を見ている。
マリナ　「戦闘がやんだ…でもさっきの大きな光は…」
シーリン「クラウス…」

モニターで戦闘宙域を見ているリボンズ。
リボンズ「第２射、掃射準備、開始」
カタギリ「了解。ＧＮドライヴ交換作業開始」
砲身後部の薬室から発射済みのＧＮドライヴが抜かれ、次のＧＮドライヴが装填される。
リボンズ「光学迷彩解除」

残骸の中を進むトレミー。
スメラギ「各員、被害状況を教えて」
ミレイナ「トレミー右舷損傷、軽微です」
フェルト「カタロン輸送艦１隻轟沈。ＭＳも２０機以上が大破したもよう。アロウズ艦隊、撤退を始めたようです」
ラッセ　「ん？おい、あれは何だ？」
スメラギ「えっ？」
ラッセ　「スクリーンに出す」
スメラギ「あっ…あれは…」
光学迷彩がとれてトレミーの前に「きのこの山」が横向きで現れる。
「きのこの山」の傘の部分が小惑星の表面になっている。
頭のてっぺんからやや下にはリング状のレールがあり、そこに巨大ビーム砲らしきものが据え付けられている。
後ろの尾の部分は金属でできている。
刹那　　「これが…やつらの…」
リボンズ「コロニー型　外宇宙航行母艦、ソレスタル・ビーイング…イオリアは２世紀以上も前に予見していた、未知なる種との遭遇を…来るべき対話を。
　　　　　　ＧＮドライヴ、ヴェーダ…イノベイター…そして…この艦こそ人類の希望。
　　　　　　人類を滅亡から救う…まさに方舟だよ」
87：名無しさんDESTINY：2009/03/16(月) 01:18:56: Ａパート　４／４

スメラギ「各艦に通達します。我々ソレスタル・ビーイングはこれより敵大型母艦に侵攻し、そこにある量子型演算システム、ヴェーダの奪還作戦を開始します。
　　　　　　ここに、これまで協力していただいた多くの方々への感謝と戦死された方々に哀悼の意を表します。」
マネキン「リーサ…」
スメラギ「ラッセ、トレミーの針路を敵母艦へ」
ラッセ　「了解！敵母艦へ針路修正！」
単艦「きのこの山」へ向かうトレミー。
リボンズ「ふふっ…さあ始めよう」
スメラギ「ヴェーダを奪還！最悪破壊してでも敵母艦の動きを止めるのよ！」
リボンズ「来るべき未来の為に…」
合体するアリオス・アーチャー、ケルディムとセラヴィーそして00とトレミーが進む。
スメラギ「みんな行きましょう！私たちが世界を変えたことへの償いを。そのけじめをつけましょう！
　　　　　　イノベイターの支配から世界を開放し再び世界を変えましょう、未来の為に！」
フェルト「ＧＮフィールド、最大展開！」
スメラギ「ラスト・ミッション、スタート！」

Ｂパート　１／８

「きのこの山」のクレーター部の無数の砲台からビームが発射される。
スメラギ「本艦は進入ルートを探査しつつ前進。ガンダム各機は砲台を叩いて侵攻ルートを確保！」
アレルヤ「了解！」
刹那　　「了解！」
ライル　「了解！侵攻ルートを切り開く。トランザム！」
ガンダム各機、砲台を撃破していく。巨大ビーム砲がレールを移動して砲撃準備。
フェルト「大型砲塔がこちらを捉えました」
スメラギ「ラッセ！」
ラッセ　「任せろ！」
巨大ビーム砲発射！ＧＮフィールド展開したまま左方向へ回避するトレミー。
ケルディムがトランザムで敵の砲台を攻撃している。シールドビットが次々に撃破されていく。
ついにシールドビットが全て無くなりケルディムの胴体に１発被弾。
そこにセラヴィーがＧＮバリア展開でケルディムの前に現れる。
ＧＮバリアを解除してビームを撃ち込むセラヴィー。アリオス・アーチャーと00も砲台を攻撃していく。

リボンズの目の前にある球体のモニターにはクレーター砲台の被害状況が表示されている。
リボンズ「なかなかやるね」
球体モニターからヒリングが出てくる。
ヒリング「私らの出番まだ？」
リボンズ「ガガ部隊で十分さ。君達はとっておきにさせてもらうよ、ヒリング」
ヒリング「了解」
ＧＮフィールドを展開しつつ、ビームとＧＮミサイルを連射しながら強襲するトレミー。
ミレイナ「侵攻ルート上にある敵粒子砲、５７％排除です！あっ！新たなＭＳ部隊が来たです！」
「きのこの山」から多数のＭＳがミサイルの如く発進し、トレミーに向かって行く。
ラッセ「まだ新型があんのか！？しかも大量に！」
スメラギ「あの形状…まさか！」
88：名無しさんDESTINY：2009/03/16(月) 01:20:24: Ｂパート　２／８

「きのこの山」のＭＳハンガー内。
カタギリ　「自らの技術で滅びるがいい、ソレスタル・ビーイング」

デヴァイン「トランザム！」
コピペ・イノベイターの皆さん「トランザム！」
ＭＳの大群がトランザムで加速してトレミーに突進してくる。
ティエリア「トランザムだと！？」
アレルヤ　「この数は！」
沙慈　　　「刹那！」
刹那　　　「迎撃する！」
ＭＳの大群に向けて後方から狙撃する00。ケルディムはトレミーの正面に位置し右舷から接近するＭＳ群を迎撃する。トレミーの右舷のビームとＧＮミサイルも共に迎撃している。
ミレイナ「敵ＭＳ、まっすぐこちらに向かって来るです！」
スメラギ「やはり特攻兵器！右舷に砲撃を集中して！」
ＭＳの１機がトレミーのＧＮフィールドを突破して爆発。次々にトレミーに体当たりするＭＳ群。
ブリッジ一同「ああ～！」
沙慈　　「プトレマイオスが！ああ！」
刹那　　「やめろ～！！」

トレミーの右舷に入り盾になるＣＢ輸送艦。
リンダ　「そ…そんな！」
イアン　「あいつら！」
ＣＢ輸送艦ブリッジ一同「ああっ！」
爆発するＣＢ輸送艦。
リンダ　「はっ！あぁ…」
イアン　「くっ！」
目を逸らすリンダとイアン。

Ｂパート　３／８

セラヴィーがＭＳ群の後方からビームを放ち、発射したまま前方へとビームをずらしていく。
次々に撃墜されるＭＳ群。正面から迎撃するケルディム。
ミサイルを撃ち込むアリオス・アーチャー。左右からＭＳ群の特攻を受けるトレミー。
ブリッジ一同「ううっ！くっ…」
スメラギ　　「フェルト、侵入ポイントは！？」
フェルト　　「まだです！」
徐々にＭＳ群の爆発位置がトレミーから離れていく。
スメラギ　　「はっ！何？」
後方からマネキン艦やカタロン艦、ＭＳが援護射撃している。
クラウス　　「艦を盾にしてでも守るぞ！絶対に落とさせるな！」
スメラギ　　「カタロン！カティ！」
マネキン　　「何をしているクジョウ」
スメラギ　　「はっ！」
マネキン　　「早く任務を遂行しろ！」
スメラギ　　「カティ…」
マネキン艦オペレーター「右舷後方、敵機です！」
マネキン　　「はっ！」
マネキン艦の後方からトランザムＭＳ群が特攻を仕掛けてくる。
コーラ　　　「あっ！オレの大佐に～！手を出すな～！！」
突っ込んでくるＭＳに槍を突き刺し破壊するコーラＭＳ。次に来たＭＳと衝突し後からも
続々ＭＳが突っ込んでくる。
マネキン　　「パトリック！」
コーラ　　　「大好きですカティ」
特攻ＭＳと共に爆発するコーラ機。
マネキン　　「パトリック！！」
89：名無しさんDESTINY：2009/03/16(月) 01:22:00: Ｂパート　４／８

トレミーブリッジ。
フェルト「発見しました！艦船用ドックの入り口です！」
スメラギ「トランザムで一気に加速！突入するわよ！」（←電池は誰？）
ＧＮミサイルが止みＧＮフィールドが消えトランザムで加速するトレミー。ＭＳ群を振り切るとトランザムを解除し右旋回。
スメラギ「ＧＮフィールドを艦首に集中展開！」
ドックに突っ込むトレミー。ドックの突き当たりに衝突してＧＮフィールドが消え停止する。
ミレイナ　「トレミー着艦したです！」
ドック内のトレミーに特攻を仕掛けるＭＳ群。背後からビームが撃たれ破壊される。
アレルヤ　「アーチャー・アリオス、トレミーを防衛する！」
トレミーブリッジ。
フェルト　「敵母艦の構造をスキャンしてヴェーダ捜索に入ります！」
スメラギ　「お願い！」
ラッセ　　「オレはオーガンダムに行く」
セラヴィーがビームを放った後00の横を通り「きのこの山」に向かう。
ティエリア「戦術どおり散開して敵母艦へ侵入する！」
刹那　　　「了解！」
ライル　　「了解！」
00とケルディムも別の位置から侵入すべくそれぞれ突入していく。

通路を歩くリボンズ
リボンズ「内部に侵入しＭＳによる白兵戦を仕掛けてでもヴェーダを取り戻すつもりか。
しかし…」
オートマトンがトレミーに殺到する。
ミレイナ「オートマトンが来たです！ＭＳもです！」
ドックの外からＭＳ群が突っ込んでくる。
スメラギ「全隔壁を閉鎖して！ラッセ、イアン、応戦を！」

Ｂパート　５／８

低空で飛行しハッチ？が並ぶ場所を攻撃する00。
刹那　　「侵入するぞ！あっ！」
大きなビームが00を襲う。回避する00。レグナントが迫る。
ルイス　「行かせるかガンダム！！」
レグナントからビームが発射される。上に逃げる00。するとビームも上に曲がる。
刹那　「あの機体は！？」
00のそばをビームが走る。
沙慈　「ルイス～！」

ハッチを破壊し中に侵入するケルディム。
ライル「あっ」
目の前にはアルケーが。
ライル「あの機体は…兄さんの！」
アリー「行けよファング～！！」
ライル「ハロ！ライフルビット！」
ハロ　「了解！了解！」
ライフルビットとファングが衝突して爆発する。

トレミーがいるドックのすぐ外ではＭＳ群が周りを飛び回っている。
アリオスとアーチャーがドックの入り口で迎撃している。
トレミーの後部ハッチが開いており、オーガンダムが迎撃している。何故かトレミーのエンジンが作動している。
ラッセ　「こんだけ狭けりゃトランザムは使えまい！」
ミレイナ「オートマトンが隔壁を突破侵入されたです！」
スメラギ「フェルト！」
フェルト「ヴェーダを発見しました！」
スメラギ「あっ！」
フェルト「マイスターに転送します！」

Ｂパート　６／８

ティエリア「よくやったフェルト！ん！？」
「きのこの山」を背に低空で飛ぶセラヴィー。後方から２機のガデッサが接近してくる。
ヒリング　「真打ち登場ってとこね」
リヴァイヴ「これ以上はやらせん」
ティエリア「邪魔をするな！」
ヒリング　「いくよリヴァイヴ！」
リヴァイヴ「ああ」
ヒリング・リヴァイヴ「トランザム！」
セラヴィーを追い抜く２機のガデッサ。
ティエリア「トランザム…くっ！」
セラヴィートランザムしてガデッサを撃つが回避される。
ヒリング　「遅い！」
２機のガデッサが指ビームサーベルで一撃離脱。セラヴィーの両腕が切断される。
ティエリア「うっ！ぐあぁ～！」
小惑星部表面に接地し砂埃を上げながらなおも進んで爆発するセラヴィー。

剣でケルディムのライフルを叩き飛ばすアルケー。
アリー「やっぱ戦争は白兵でねぇとなぁ！」
ライル「ほざけよ！」
両手に持ったライフルを連射するケルディム。アルケーに当たるが弾き返されている。
アルケーがジャンプして接近すると上から斬りつける。それを両手のライフルを交差させて受け止めるケルディム。
アリー「また殺してやるよ、ええっ！？ガンダムさんよぉ！」
ライル「ぶっ潰す！」
アルケーの剣を払いのけるとすかさずライフルを連射するケルディム。
アリー「ちょいさぁ！」
右回りでいったん背を向けてから横からビームサーベルを出すアルケー。ケルディムの右足の弁慶の泣き所辺りを切断される。さらに左胸の辺りを剣で叩かれ爆発するケルディム。
ライル「うぐっ！」
90：名無しさんDESTINY：2009/03/16(月) 01:23:03: Ｂパート　７／８

ドック入り口で連射しているアリオスとアーチャー。アーチャーのビームが薄くなってくる。
マリー　　「くっ！粒子残量が…」
アレルヤ「マリー！ドッキングを！」
マリー　　「あ！」
前方からＭＳがい１機突っ込んでくる。アーチャーが迎撃するがビームがほとんど出ない。
アレルヤ「マリー！くっ！」
アリオスが撃墜する。
アレルヤ「ほっ…はっ！」
マリー　　「くぅ！」
また１機突入してアーチャーに体当たりする。
アレルヤ「マリー！！」

トレミー内。通路の隔壁が破壊されオートマトンが入ってくる。
ミレイナ「ブリッジへ通じる隔壁が破られたです！」
フェルト「スメラギさん…」
小銃を手にブリッジを出るスメラギ。
スメラギ「フェルト、ミレイナ、戦術どおりに対応して」
フェルト「わかりました」
ミレイナ「はいです！」
ハッチが閉まり通路を駆け出すスメラギ。
スメラギ「守ってみせる、今度こそ！はっ！」
横に通じる通路の方に銃を向け構える。ビリーがオートマトンを従えて歩いてくる。スメラギの前で止まる。
スメラギ「ビリー！」
驚くスメラギ。
カタギリ「クジョウ…」
拳銃をスメラギに向けるビリー。

Ｂパート　８／８

レグナントの屈折ビームが00を襲うが回避される。アンドレイのアヘッドがレグナントに先行して00に向かってくる。
アンドレイ「ガンダム～！」
00を撃つが回避され00からの一撃で右足を破壊されるアンドレイ機。
アンドレイ「ぐあっ！この強さは！」
ルイス　　「行けファング！」
レグナントの爪ファングが00を襲うがことごとく回避され破壊される。
ルイス　　「お前たちは世界を乱す悪だ！お前たちさえいなくなれば！」
沙慈　　　「幸せになれるの！？」
ルイス　　「沙慈！？」
沙慈　　　「戦いで勝ち取る未来なんて本当の未来じゃないよ！僕達は分かり合うことで未来を築くんだ！！」

Ｃパート　

２機のガデッサが「きのこの山」上空を飛行中。
リヴァイヴ「ハレヴィ准尉の援護に向かう」
ヒリング　「了解。ん？」
モニターに大破したセラヴィーが映っている。
ヒリング　「あれは…まさか！？」
アップするとセラヴィーのコクピットハッチが開いている。

「きのこの山」内部。球形の物体がありその隙間から青く光が出ている。ヴェーダか？
そこに宇宙服を着てゆっくりと向かって行くリボンズ
リボンズ　「人類は試されている。滅びかそれとも再生か」
ティエリア「だが、それを決めるのは君じゃない」
下のハッチが開くとティエリアが立っている。リボンズに銃を向けるティエリア。
リボンズ　「ティエリア・アーデ！」
91：名無しさんDESTINY：2009/03/23(月) 01:56:09: Ａパート　１／１３

ヴェーダの部屋。リボンズがティエリアの方を向く。リボンズに向け銃を構えているティエリア。
リボンズ　「ティエリア・アーデ…君はイノベイターの分際で…」
ティエリア「違う！僕達はイノベイターではない！僕達はイノベイターの出現を促すために人造的に生み出された存在、イノベイドだ！ヴェーダを返してもらうぞ、リボンズ・アルマーク！」
リボンズ　「ふっ、そのイノベイドが進化を果たしていたとしたら？」
ティエリア「何っ！？」
リボンズ　「僕はイノベイドを超え、真のイノベイターすら凌ぐ存在となった…」
ティエリア「世迷言を！」

ドック内。トレミーからビームとＧＮミサイルが発射連射される。周囲には無数のオートマトンが群がっており、トレミー本体にも取り付いている。
トレミー内通路。スメラギとビリー・カタギリが対峙している。
カタギリ「今度は外さないよ」
スメラギ「どうして…どうしてあなたが此処に…」
スメラギに銃を向けたまま左手のコントローラーで背後に控える２機のオートマトンを下がらせるビリー。
カタギリ「武器を捨てて投降するんだ。悪いようにはしない」
スメラギ「ビリー、どうして…」
カタギリ「分からないのか？恒久平和を実現させるためさ。そして、その最大の障害になっているのは君たちだ。」
スメラギ「イノベイターの支配を受けるというの！？」

Ａパート　２／１３

カタギリ「より優れた存在によって統率されるのは論理的に考えても正しい選択さ。それに人類を導く為に生み出された彼らは我々になんの見返りも求めはしない。
　　　　　　理想的な関係じゃないか」
スメラギ「それでは自由が失われるわ！」
カタギリ「完全なる自由はモラルの放棄、その先には滅びしかないよ。秩序ある社会構造の中、人々は限定された自由を満喫する。檻の中で守られた方が居心地がいい。
　　　　それが平和ということだ」
スメラギ「そんな…」
カタギリ「戦争根絶を掲げ、その実、世界を乱しているのは君たちだ！今はイノベイターに世界を委ねることが真の戦争根絶に繋がると何故わからない！？
　　　　　　有史以来、人々が求め続けた理想郷が実現しようとしているというのに」
スメラギ「ああ…未来は私たちで作り出さないと意味が無いわ。過去に犯した過ちを自分たちで払拭しなくちゃ本当の未来は訪れない…だから…私は戦う」
銃を構えなおすスメラギ。

宇宙船ＣＢのハンガー内。ケルディムとアルケーの対戦。両腕に持ったライフルで連射するケルディム。回避しながら接近するアルケー。
アリー「しぶてぇ～んだよ！ソレスタルなんたら！」
剣で一太刀浴びせるアルケー。両腕をクロスさせて受け止めるが衝撃で後に弾き飛ばされるケルディム。
ライル「くそったれが！」

ドック内で応戦するアリオスとアーチャー。爆発で右腕が破壊されるアーチャー。
アレルヤ「マリー！？ぐわっ！」
ガガからビーム攻撃を受ける２機。アリオスが特攻してくるガガを迎撃するがその間にもう１機突っ込んできてアリオスを通り過ぎる。
アレルヤ「しまった！」
アーチャーに体当たりして爆発するガガ。
アレルヤ「マリー！ぐわっ！」
右肩後ろに被弾するアリオス。
92：名無しさんDESTINY：2009/03/23(月) 01:57:53: Ａパート　３／１３

無数のガガがトレミー目がけて接近してくる。ミサイルとビームで応戦しているトレミー。
銃座にいるイアンとリンダ。
リンダ「ＧＮアーチャーが！」
イアン「数が多すぎる！」

トレミー後部ハッチで応戦するラッセの0ガンダム。
ラッセ「よくも…ええい」
警告音と共にモニターに粒子残量が残り少ない表示が出る。
ラッセ「粒子残量が！くっ…おっ、うぅ…あぁ…」
血を吐くラッセ。0ガンダムのライフルからビームが出なくなる。
ラッセ「体もかよ…」

激しい戦火があがっているドック側の裏手にあたる小惑星部では00がいる。正面には損害を受けたレグナントがあり、すぐ上には大破したアヘッドの残骸が浮いている。
刹那「沙慈…沙慈・クロスロード！沙慈！」
沙慈「うっ、うぅ…」
気絶していた沙慈。気が付く。
沙慈「はっ！ルイスは！？」
刹那「大丈夫だ」
沙慈の正面モニターに00の左手に横たわっているルイスの映像が出る。アップにするとルイスの顔が確認できる。
沙慈「ルイス！」
刹那「彼女を連れて安全な場所へ行け！」
沙慈「あっ」
刹那「敵が来る！」
沙慈「わ…分かった！」
右から２機のガデッサが接近してくる。
刹那「イノベイター…」
ルイスを抱きかかえて00から離れる沙慈。２機のガデッサと戦闘に入る00。

Ａパート　４／１３

銃声とともに血が宙に飛び散る。腹部を撃たれたティエリアが下の方にゆっくりと飛ばされていく。
リボンズ「言ったはずだよ、僕はイノベイターをも超える存在だと」
更に３発撃ち、ティエリアの胴体に当たる。
リボンズ「ヴェーダは渡さない…そうさ、人類を導くのはこの僕だ」
頭を撃ち抜かれるティエリア。後ろの壁に飛び散った血が付く。バイザーが割れ額から血を流しているティエリア。

おそらく宇宙船ＣＢ内の何処か。避難している沙慈とルイス。
沙慈　「ルイス…ルイス！」
沙慈の声で目を覚ますルイス。
ルイスを抱き起こす沙慈。
沙慈　「はっ…ルイス、ルイス！」
ルイス「沙慈…」
沙慈　「ルイス…」
ルイスが両手で沙慈の首を絞める。
沙慈　「はっ、あぁ…ぐっ…」
ルイス「ソレスタル・ビーイング！パパとママのかたき！死ね、死ね～！」
ルイスの瞳が金色になり鬼のような形相で沙慈の首を絞めながら沙慈を倒し馬乗りになる。
沙慈　「うっ、うぅ…ぐっ…ルイ…ス…ううっ…」
ルイスの手首を掴んで抵抗する沙慈。沙慈の頬にルイスの涙が落ちる。
沙慈がルイスを見ると鬼のような形相のルイスが目に涙を溜めながら沙慈を睨みつけている。沙慈の指輪のネックレスが胸から出ている。
ルイスの回想。
沙慈がルイスに指輪を渡すシーンが出る。
ルイス「沙…慈…」
93：名無しさんDESTINY：2009/03/23(月) 02:00:19: Ａパート　５／１３

ルイスの回想。
指輪を手にしているルイス。
ルイス「きれい…」
顔を赤くしてルイスに何かを言っている沙慈。

表情は険しいままルイスの目から涙が流れる。
ルイス「沙慈…はっ…あぁ…ああ～！！」
頭を抱えて苦しみだすルイス。
沙慈　「はっ！ルイス、どうしたんだよ！？ルイス！」

00と２機のガデッサの戦闘。２機のガデッサが00に押され気味。
リヴァイヴ「これが純粋なるイノベイターの力！？」
ヒリング　「調子に乗って」
リヴァイヴ「ヒリング、トランザム・アタックを掛ける！」
ヒリング　「オッケー！」
トランザムして攻撃してくる２機のガデッサ。被弾する00。
刹那　　　「うぅ！はっ！」
今度は00が押され気味になる。
刹那　　　「うっ、うぅ…トランザム！」
光の粉が刹那の周囲に舞う。刹那に声が聞こえてくる。（←以下１ｓｔのアムロ「見えるよララァ、見えるよみんなが」状態が続く」）
ルイス　　「ああぁ～！！」
沙慈　　　「どうしたんだよルイス！」
刹那　　　「この声は…」

Ａパート　６／１３

沙慈とルイス。
頭を抱えて苦しんでいるルイス。
沙慈　「ルイス、ルイス！」
刹那の心の声『ルイス！沙慈！』
ルイス「うぅう…くっ！」
沙慈を払いのけるルイス。壁に飛ばされる沙慈。そのときルイスの左手袋が外れる。
沙慈　「うわっ！」
ルイス「ああ～！」
ルイスの左薬指に指輪がはめられているのを見つける沙慈。
沙慈　「はっ！そ、それ…」
苦しんでうめき声を上げていたルイスが急に静かになり倒れる。
沙慈　「はっ…ルイス？」
目を開いたまま倒れているルイス。
沙慈　「はっ…あっ、あぁ…ルイス～！！」
小惑星部低空を這うように飛んでいる00。刹那の瞳が金色になっている。刹那には沙慈やスメラギの声が聞こえてくる。
スメラギ「私は戦う！」
刹那　　「この声…」

トレミー内のスメラギとビリー。
スメラギ「自分たちの意思で未来を作る為に！」
カタギリ「どうしてお前たちは…どうして君は分かってくれないんだ。そうやっていつも…」
構えた銃をおろすスメラギ。銃を構えなおすビリー。

Ａパート　７／１３

刹那　　「スメラギ！？うっ！」
被弾する00。トランザムしたガデッサがビーム連射後突撃してきて鍔迫り合いのまま小惑星部に叩きつけられる00。
刹那　　「うっ」
今度はアレルヤの声が聞こえてくる。
アレルヤ「マリー！」
刹那　　「はっ！」

アリオスを越えてアーチャーへ向かうガガを撃墜するアリオス。背中に被弾するアリオス。
アレルヤ「ぐわあぁ～！」
刹那　　「アレルヤ！」

今度はラッセの声が…
ラッセ「くそっ！」
刹那　「はっ！」
胸を左手で押さえながら0ガンダムのコクピットから出るラッセ。
ラッセ「ここまでかよ…」
刹那の心の声『ラッセ！』

トレミーブリッジ。
ミレイナ「このままじゃトレミーが…」
フェルト「まだよ！まだあきらめちゃダメ！」
刹那の心の声『ミレイナ！フェルト！』

トレミーの銃座。
リンダ「ミサイルの残りが！」
イアン「こんなところで！」
刹那の心の声『イアン！リンダ！』
94：名無しさんDESTINY：2009/03/23(月) 02:04:01: Ａパート　８／１３

依然鍔迫り合いのままの00とガデッサ。
刹那　「みんなの命が消えていく…」（逆シャアのナナイ「大佐の命が吸われていきます」のパクリ？）

ケルディムとアルケーの戦闘。アルケーに斬りつけられるケルディム。
ライル「ぐあぁ～！くそったれが！」
刹那　「そんなこと…させるかぁ～！」
刹那の目が金色にひかり、スキャンらしき赤色の光が刹那の目を通りモニターには「00 ＲＡＩＳＥＲＴＲＡＮＳ－ＡＭＢＵＡＳＴ」の文字が表示される。
するとＧＮ粒子が放出され無限大型のリングが出る。直後にサイコフレームの光の帯が発生。

目の前のガデッサに乗っているヒリングが驚く。
ヒリング　「なっ…何よ！」
粒子に押されて後退するヒリングガデッサ。
リヴァイヴ「このＧＮ粒子は！」
２機のコクピット内にも光の粉が舞っている。

宇宙船ＣＢの周りをサイコフレームの光の如く覆うＧＮ粒子。

カタロン輸送艦。
クラウス「これは…この光は戦いのものではない？」
カタロン輸送艦内にも光の粉が舞っている。

マネキン艦ブリッジ。
アッシュ「ＧＮ粒子…」
マネキン「あの輝きは…」
マネキン艦にも光の粉が舞っている。

アレルヤ「マリー！？ぐわっ！」

ガガからビーム攻撃を受ける２機。アリオスが特攻してくるガガを迎撃するがその間にもう１機突っ込んできてアリオスを通り過ぎる。
アレルヤ「しまった！」
アーチャーに体当たりして爆発するガガ。

アレルヤ「マリー！ぐわっ！」

Ａパート　９／１３

マリナたちの輸送艦。
シーリン「なんなの？あれは」
子供たち「わあ～！」
マリナ　「刹那」
シーリン「えっ…」
マリナのモノローグ『この光はきっと…刹那の戦いの光。命の輝き…』

コクピットの刹那。
二ールの声『変われ刹那。変われなかったオレの代わりに…』
金色に輝く刹那の目。
刹那「そうだ…未来をつくる為に、オレ達は…変わるんだぁ！！」

光から退避する２機のガデッサ。
ヒリング　　「の…脳量子波が乱れる！」
リヴァイヴ　「あのガンダムだ。あのガンダムさえあれば僕達だって…」
（←逆シャアのギュネイ「νガンダムを手に入れたら、それこそ俺はいつだってシャアを倒してクェスを手に入れられる男になれる」のパクリ？）
リジェネの声「それだけじゃない」
リヴァイヴ　「はっ…リジェネ・レジェッタ！？」
リジェネの声「純粋なるイノベイターの脳量子波がツインドライヴと連動し、純度を増したＧＮ粒子が人々の意識を拡張させる。
　　　　　　　　　完全なる進化を遂げたか、刹那・Ｆ・セイエイ…君こそが真のイノベイターだ」

Ａパート　１０／１３

アルケーの剣を２挺のライフルでクロスさせて徐々に押し返しているケルディム。
アリー「なんだ？この気持ち悪い感じは…」
ライル「貴様…」
アリー「声！？」
アルケーを押し返し突っ込んでいくケルディム。
ライル「貴様みたいな奴に兄さん達は！」
アリー「ははっ！てめぇあの男の弟か！」
ライル「それがどうした！？」
アリー「殺しがいがあるぜぇ～！」
ライル「何なんだ貴様は！」
アリー「オレはオレだ～！」
ライル「ぶっつぶす！！」

ガガのコピペ・イノベイターのみなさんのうちの一人がヘルメット越しに頭を抱える。ガガの攻撃が衰える。
迎撃するアリオス。
アレルヤ　　「刹那か！？」
ハレルヤの声「よそ見してんなよ、アレルヤ！」
アレルヤ　　「ハレルヤ！？」
ハレルヤの声「マリーだけ見てりゃいいんだよ！」
アレルヤ　　「くっ…」
トランザムで連射するアリオス。前方一面が爆発の光で埋まる。
95：名無しさんDESTINY：2009/03/23(月) 02:06:39: Ａパート　１１／１３

ビリーとスメラギ。
カタギリ　　「な、なんだ？この不可思議な現象は…脳に直接声が響くなんて…」
スメラギの声「ごめんなさい、ビリー」
カタギリ　　「うっ」
スメラギの声「あなたの気持ちを知っていながら、それに甘えて…」
ビリー　　　「やめろ…そんなんじゃない！」
銃をおろしてビリーに近づくスメラギ。
ビリー　　　「僕は恒久和平実現のために…その為に戦うと決めたんだ！」
ビリーの目の前で止まるスメラギ。銃を持つ手が震えだすビリー。
カタギリ　　「君と…君を…ぼ…僕はずっと…僕は…」
銃をおろすビリー。ビリーに抱きつくスメラギ。ビリーもスメラギを抱き締める。
カタギリ　　「ずっと君のことが好きだったのに…」

足が破壊されてドックとは別の面に流されているアーチャー。目を覚ますマリー。
マリー　　　　「アレルヤ…声？これはアンドレイ少尉…」
大破したアヘッド。胴体が漂っている。
アンドレイ　　「また声！？ピーリス中尉か？」
負傷して応急処置をした右腕を押さえているアンドレイ。
マリーの声　　「私はあなたが許せない。でもあなたを憎み続けて恨みを晴らしたとしても、きっと大佐は喜ばない」
アンドレイ　　「黙れ！この裏切り者が！」
マリー　　　　「あなたはどうして実の親である大佐を…」
アンドレイの声「あの男も軍を裏切った！報いを受けて当然のことをした！恒久和平を乱す行為だ！」
マリーの声　　「大佐はそんなことをする人じゃないわ」
アンドレイ　　「違う！あいつは母さんを見殺しにするような奴だ！信じられるか！」
マリーの声　　「どうして分かり合おうとしなかったの？」

Ａパート　１２／１３

アンドレイ　　「あいつは…あの男は…何も言ってくれなかった！言い訳も！謝罪も！僕の気持ちなんて知ろうともしなかった！だから殺したんだ！この手で！」
マリー　　　　「自分のことを分かってほしいなら何故大佐のことを分かってあげようとしなかったの？」
アンドレイ　　「んん…」
マリー　　　　「きっと大佐はあなたのことを思ってくれてたはずよ」
アンドレイ　　「あっ…」

アンドレイの回想。
アンドレイのジンクスⅢのビームサーベルがセルゲイのティエレン・タオツーのコクピットを貫いた時、セルゲイのティエレン・タオツーがジンクスⅢを突き放したシーンが出る。

アンドレイ　　「ならどうしてあの時何も言ってくれなかったんだ…言ってくれなきゃ何も分からないじゃないか！言ってくれなきゃ…ううっ、うぅ…あぁ…ああ～！」
マリー　　　　「大佐…」
目から涙が溢れ出るマリー。

ドックではトレミーからＧＮミサイルとビームが放たれ続けている。
ミレイナ「敵機８０％撃墜！」
フェルト「気を抜いちゃダメよ！」
ミレイナ「はいです！」
フェルト「ふっ…」

トレミーの銃座。
イアン「いけるぞ！」
リンダ「はい！」

Ａパート　１３／１３

トレミー内通路。
ラッセ「な、なんだ？体の痛みが…」

ルイスを抱いて泣いている沙慈。
沙慈　　　「ううっ、うぅ…ルイス…ううっ、うぅ…」
ルイスの声「沙慈…」
沙慈　　　「はっ」
ルイスの声「沙慈…」
沙慈　　　「はっ…」
目を覚ますルイス。
沙慈　　　「ルイス…」
ルイス　　「沙慈…私…もう」
ルイスを抱き締める沙慈。
沙慈　　　「何も言わなくていいさ、分かってる…」
沙慈の言葉に涙するルイス。ルイスも沙慈を抱き締める。
ルイス　　「ねえ、この暖かな光は何？心が溶けていきそうな…」
沙慈　　　「刹那だよ」
ルイス　　「刹那…」
沙慈　　　「そうだよ。彼の心の光…未来を照らす光だ」
（←逆シャアのアムロ「わかってるよ。だから世界に人の心の光を見せなけりゃならないんだろ」のパクリ？）
96：名無しさんDESTINY：2009/03/23(月) 02:09:39: Ｂパート　１／４

宇宙船ＣＢのハッチを破壊して中に進入する00。
刹那「ヴェーダのポイント…」
止まる00。コクピットハッチが開いて刹那が出てくる。
刹那　「赤ハロ、機体を頼む」
赤ハロ「了解、了解！」

宇宙船ＣＢを覆うＧＮ粒子の光。
リボンズ　　「くっ…今のＧＮ粒子は何だ？僕の脳量子波を乱して…」
リジェネの声「この時を待ってたよ」
リボンズ　　「リジェネ・レジェッタ！？」
リジェネの声「はっ」
ヴェーダの緑に光っていた壁面が赤くなる。
リボンズ　　「ヴェーダが僕とのリンクを拒絶した！？まさかシステムを…」
リジェネの声「リボンズ、君の思い通りにはさせない。そうだろ？ティエリア…」
リボンズ　　「はっ…」

ティエリアの目が金色にひかり、セラヴィーの無人のコクピットが閉まって作動する。セラフィムが分離して変形。
大きなガンダムの顔の額から赤いＸ字の光が出た後その光が縦一文字に、それから横一文字になって消え、緑のＧＮ粒子がセラフィムを中心に円形の波を発生させる。

トレミーブリッジ。
ミレイナ　「あっ、セ…セラフィム、トライアル・フィールド発生させたです！ヴェーダとリンクしている機体が次々と停止しているです！」

ガガが停止する。ガデッサも小惑星部と接触して停止する。
リヴァイヴ「ヴェーダからのバックアップが！」
ヒリング　「くっ！ティエリア・アーデめ！」

Ｂパート　２／４

ドックの前には無数のガガが漂っている。
フェルト「取り戻したんだ、ヴェーダを。これで戦いが終わる」
リンダ　「あなた！」
イアン　「ついにあれを使ったか、ティエリア」

攻撃していたオートマトンが止まる。Ｔ字路の影を遮蔽物にして応戦しているスメラギとビリー。
カタギリ「はっ…なんだ？」
スメラギ「ティエリア…」

アレルヤ「マリー！」
アーチャーのそばに来るアリオス。
アレルヤ「大丈夫かい？マリー！」
アーチャーのコクピットハッチを開けて覗き込むアレルヤ。
マリー　「大丈夫…もう大丈夫よ」
アレルヤ「えっ？」
マリー　「ありがとうアレルヤ」

止まっているアルケー。
アリー「な…何がどうなってやがる！？」
大破するアルケー。
アリー「くそっ、動けってんだよ！はっ！」
眼前にはケルディムが立っている。
ライル「兄さんのことを責められねぇな。こいつだけは許せねぇ！」
アルケーに３発撃ち込むケルディム。アルケーが爆発して周りが煙で覆われる。
コクピットに警告音が鳴りモニターでアルケーをアップするとアルケーのコクピットハッ
チが開いている。近くの通路の入り口のドアを開いて逃げるアリーがモニターに映る。
コクピットを出てアリーを追うライル。
ライル「待てよてめえ！」
97：名無しさんDESTINY：2009/03/23(月) 02:09:53: Ｂパート　３／４

通路を進むアリー。銃声がしてアリーの右肩から血が出る。右肩を押さえるアリー。
アリー「うっ！」
ライル「そこまでだ！」
アリー止まる。
アリー「くっ…」
銃を横に置き宙に浮かせ、ライルに背を向けたまま手を上げるアリー。後ろで銃を構えているライルが見える。
ライル「こいつが…こいつが父さんも母さんもエイミーも…兄さんも…」
引き金にかけた指に力が入る。
アニューの声「ライル、私たち分かり合えてるよね？」
ライル　　　「あっ」
アニューの声「分かり合えたよね」
引き金に掛けた指を離し銃をおろしだすライル。
アリー　　　「バカが！」
アリーが宙に浮いている銃を取る。ライルがすかさず発砲しアリーの額を撃ち抜く。更に２発撃ち込む。通路を戻っていくライル。
ライルのモノローグ『アニュー、お前のお陰で人と人が分かり合える世界も不可能じゃないって思えたんだ。だから世界から疎まれても咎めを受けようと…』
ライル　　　「オレは戦う。ソレスタル・ビーイングのガンダムマイスターとして」

Ｂパート　４／４

刹那がドアを開けて銃を持って周囲を警戒する。
刹那　　　　　「はっ！これが、ヴェーダの本体」
中に入る刹那。
刹那　　　　　「あれは！？ティエリア！」
中に浮いているティエリアの方に向かう刹那。
刹那　　　　　「ティエリア・アーデ！はっ！」
ヘルメットの後ろに血の付いた穴が開いている。刹那は正面からティエリアの顔を見て顔をそむける。
刹那　　　　　「かたきは討つ」
ティエリアの声「勝手に殺してもらっては困るな」
刹那　　　　　「どこだ？どこにいる！？ティエリア！」
ティエリアの声「今、僕の意識は完全にヴェーダとリンクしている。」
刹那　　　　　「ヴェーダ？」
ティエリアの声「僕はイノベイター…いや、イノベイドでよかったと思う。この能力で君たちを救うことができたのだから」
刹那　　　　　「はっ」
ティエリアの声「ヴェーダと繋がったことで、僕は全てを知ることができた。今こそ話そう、イオリア計画の全貌を」

Ｃパート　１／２

00のコクピットハッチが閉じる。
刹那「トレミー、今から一時帰艦する」
フェルト「了解」

宇宙船ＣＢから出る00。
刹那「イオリア計画…」
刹那の回想。
ティエリアの声「我々の武力介入行動は矛盾をはらみつつも世界の統合を促し、たとえ滅びようとも人類の意思を統一させることにあった。
　　　　　　　　　　それは人類が争いの火種を抱えたまま外宇宙へ進出することを防ぐためだ。人類は変わらなければ未来を紡ぐことはできない。
　　　　　　　　　　いずれ巡り合う異種との対話に備えるためにも…その為にも僕たちは…」
刹那「分かり合う必要がある」

00が小惑星部を抜け「きのこの山」のクッキー部分にあたる場所に出てくる。
刹那「ティエリア…」

トライアル・フィールドとやらを出しているセラフィム。ビームがセラフィムを撃ち抜きセラフィムを破壊する。

刹那「なっ！？」

トレミーブリッジ。スメラギもブリッジに戻っている。
フェルト「セラフィム大破！」
スメラギ「ティエリアは！？」
ミレイナ「反応ありません…」
スメラギ「もっとよく探すのよ！」
ミレイナ「はい…」

Ｃパート　２／２

スメラギ「トライアル・フィールドの中で動ける敵がいる？」
カタギリ「彼だ」
スメラギ「彼？」
カタギリ「イノベイターを超えたイノベイター」

振り向く00。背後に赤いＧＮ粒子を放つ物体がある。
刹那　　「そこか！リボンズ・アルマーク！」
ＧＮアーチャーのガンキャノン版みたいなＭＳが登場。
リボンズ「感謝してほしいな、君がその力を手に入れたのは僕のお陰なんだよ。刹那・Ｆ・セイエイ」
98：名無しさんDESTINY：2009/03/23(月) 02:24:04: 第２４話あらすじ
アバン

00とレグナントがサーベルで鍔迫り合い。
沙慈　　　「僕達は分かり合うことで未来を築くんだ！！そうだろう！？ルイス！」
ルイス　　「その未来を奪ったのは…」
レグナントが00の左手を振り払ってＭＡ形態からＭＳ形態に変形する。
ルイス　　「ソレスタル・ビーイングだ！戦争を仕掛けたのも！世界を歪めたのも！」
レグナントの右腕からミサイルが発射され00が迎撃する。撃ちもらしを回避すると上から
ビームが来る。回避する00。アンドレイのアヘッドがライフルを連射しながら接近してくる。
アンドレイ「沙慈とかいう男！貴様がいるせいで准尉は！」
刹那　　　「はっ！」
00がアヘッドの盾に、次に胴体にビームを当てる。アヘッドが爆煙に包まれる。
レグナントの爪がワイヤー付きで伸び、00の両手に巻きついて電撃ビリビリを開始。
刹那・沙慈「ぐわあ～！」
ルイス　　「よくも中尉を！死ね～！！」
レグナントの巨大ビームが00に命中。でも持ちこたえてる00。右から３機のガガが00に
突っ込んでくる。
刹那　　　「特攻兵器！？くっ…」
00に抱き付くレグナント。
ルイス　　「もう逃げられないぞ、ガンダム！」
沙慈　　　「やめるんだ！このままじゃルイスも…」
ルイス　　「それがどうした！」
沙慈　　　「はっ…」
ルイス　　「貴様たちを倒す為なら！」
沙慈　　　「ダメだぁ～！」
00の右腕からＧＮミサイル発射。ガガの３機中２機を撃墜するも１機がミサイルを回避し
尚も突っ込んでくる。レグナントと衝突し爆発する。
99：名無しさんDESTINY：2009/03/24(火) 01:47:13: バレスレ難民が流れてきたせいか変なのが増えたな・・・＜新シャアスレ
100：名無しさんDESTINY：2009/03/29(日) 23:13:11: １ヶ月近くyahooBB全規制されてて書けないからずっと我慢してたけど
もう辛抱ならんのでここに書く。

最後の最後まで過去作の演出、台詞回しに頼りすぎだろ。
ガンダムあまり見てないとか良くこれでほざけるな
気に入ったもの取り集めましたみたいな気しかしなかった。
101：名無しさんDESTINY：2009/03/29(日) 23:18:42: 規制乙だ
とどめに続きは劇場版で（はぁとだからな
始末に負えん
102：名無しさんDESTINY：2009/03/29(日) 23:44:35: ホント何もしてないのに規制の巻き添えにされてるのは勘弁だぜｗ

種より明らかに熱狂的な人が少ないと思うんだが劇場版まで持つのか？ｗ
そもそもガンダムシリーズの劇場版はそこまで成功したためしないのに
103：名無しさんDESTINY：2009/03/29(日) 23:58:30: 他シリーズ劇場版にしてもTVシリーズの時点で固定ファン付いてるのが殆どだったからね・・・
104：名無しさんDESTINY：2009/03/30(月) 00:44:05: 第２５話あらすじ
アバン

00とリボンズＭＳが対峙する。
刹那　　「はっ！そこかっ！リボンズ・アルマーク！」
リボンズ「感謝して欲しいな。君がその力を手に入れたのは僕のお陰なんだよ。刹那・Ｆ・セイエイ」
刹那　　「オレを救い、オレを導き、そして今またオレの前で神を気取るつもりか！？」
リボンズ「いいや神そのものだよ」
刹那　　「そこまで人類を支配したいのか！？」
リボンズ「そうしなければ人類は戦いを止められず滅びてしまう。救世主なんだよ僕は」
刹那　　「共に歩む気はないと？分かり合う気はないのか！？」
リボンズ「人間が自分達の都合で動物たちを管理しているのと一緒さ。それに…純粋種となった君に打ち勝てば僕の有用性は不動のものとなる」
刹那　　「はっ、そのエゴが世界を歪ませる。貴様が行った再生をこのオレが破壊する！」
リボンズ「いい覚悟だ！」
刹那　　「ダブルオーライザー！」
リボンズ「リボンズキャノン！」
刹那　　「刹那・Ｆ・セイエイ！」
リボンズ「リボンズ・アルマーク！」
刹那　　「出る！」
リボンズ「行く！」
105：名無しさんDESTINY：2009/03/30(月) 00:45:38: Ａパート　１／９

ドック内のトレミー。
フェルト「ヴェーダからの通信です！」
スメラギ「ヴェーダから！？」
フェルト「はい。バックアップから外れている新型機がダブルオーライザーと交戦していると」
スメラギ「新型機ですって！？」
ビリッジのドアが開く音がする
スメラギ・フェルト「あっ…」
ラッセが入ってくる。
ラッセ　「トレミーを出すぞ」
ミレイナ「アイオンさん！」
スメラギ「無事だったのね」
ラッセ　「なんとかな。ん？」
スメラギの隣にいるビリーに気づくラッセ。
スメラギ「あっ…」
ラッセの胸に手を当てるスメラギ。
ラッセ　「刹那を援護する」
スメラギ「うん」
持ち場に就くラッセ。スメラギが自分のシートにあるコンソロールの通信スイッチに手をやり、
スメラギ「イアン、砲撃の準備を」
イアン　「了解した！」

医療用カプセルに入っているマリー。パイロットスーツ姿で右脇にヘルメットを抱えてマリーを見つめているアレルヤ。
右にあるパネルからスメラギの通信が入る。
スメラギ「アレルヤ、出られる？」
アレルヤ「行きます」

Ａパート　２／９

アルケーの残骸が散乱する宇宙船ＣＢの内部。後ろに右足が損壊したケルディムが浮いている。
ハロ「トレミーより通信、トレミーより通信」
ケルディムの胸部で銃を持ったまま座り込んでいるラッセ。立ち上がって銃を右肩に持ち上げるような格好をして、
ライル「あいよ」

ヴェーダの部屋。中央にティエリアの亡骸が浮いている。
ティエリアの声「刹那…」

00とリボンズキャノンとの戦闘。
リボンズキャノンからのビーム攻撃を回避する00。
刹那「この程度の砲撃！チャージまで…」
モニターには６６から６７へとカウント表示。ピピっと計器音。
刹那「はっ！」
リボンズキャノンの左手が飛び電撃の青い光を後方と前３方に放つ。電気ワイヤー攻撃。
剣で左手を払いのける。その後ビーム攻撃を受ける00。ビームを回避しながらリボンズキャノンに突っ込んで行く。
刹那「ここはオレの距離だ！」
剣を突き立ててリボンズキャノンに迫る00。右肩？からビームサーベルを取り出し00を払いのけるリボンズキャノン。宇宙船ＣＢの小惑星部に叩き付けられる00。
刹那「ううっ！うぅ…な…何！？」
右手にビームサーベル、左腕下部にライフルを取り付けたリボンズキャノンが空中で仁王立ちしている。変形開始。
刹那「あ…あれは…」
腹と背が逆転しリボンズキャノンが振り向くと従来の背面がガンダムフェイスのＭＳになっている。
刹那「ガンダム！？」
106：名無しさんDESTINY：2009/03/30(月) 00:48:19: Ａパート　３／９

リボンズ　「ツインドライヴシステムが自分だけのものと思っては困るな。そうとも、この機体こそ人類を導くガンダムだ！」
切り結ぶ両機。
刹那　　　「うう…くっ！」
リボンズキャノンから離れる00。後ろを向くとリボンズキャノンフェイスが現れ砲撃開始。
リボンズ　「遅い！」
回避する00。しかし右足に命中し破壊される。
刹那　　　「ああっ！はっ！」
攻撃が続く。後退する00。追うリボンズキャノン。リボンズキャノンからのビーム攻撃を回避しながら再度リボンズキャノンと刃を交えるが剣先が破損する。
リボンズ　「ふん」
リボンズキャノンからのビーム攻撃再開。
刹那　　　「ちっ！はっ！」
別方向からビームが来る。
刹那　　　「くっ…うぅ…何！？」
２機の赤い光を見つける刹那。
リヴァイヴ「援護しますよリボンズ・アルマーク」
リボンズ　「ふっ、余計なことを」
ヒリング　「ヴェーダのバックアップが無くたって！人間なんかに！」
指ビームサーベルで襲い掛かるヒリングガデッサ。よける00。リヴァイヴガデッサからのビームが来る。
00が回避すると背後からヒリング機に体当たりされ弾き飛ばされる。ヒリング機が腕ビームの連射を浴びせ、回避する00。

Ａパート　４／９

刹那　　　「くっ…はっ！」
リヴァイヴ？のビームの直撃を受ける00？と思ったらシールド・ビットが防いで難を逃れる。すると反対方向から２つの光が接近してくる。
ライル　　「刹那！」
刹那　　　「ロックオン！アレルヤ！」
ハレルヤ　「ひゃはははっ、はははは～！超兵復活といこうぜ！」
アレルヤ　「戦うさ！僕たちの行動に未来が懸かっている！」

アリオスｖｓヒリングガデッサの戦闘。
アリオスがヒリング機の右腕を切断
ヒリング　「こいつ！」

ケルディムｖｓリヴァイヴガデッサの戦闘。
リヴァイヴ「そんな機体でこの私と張り合おうなど！」
ＧＮランチャーを破壊されるリヴァイヴ機
リヴァイヴ「くっ…くそっ！」
ライル　　「システムの助けが無きゃイノベイターもその程度かよ！」

00ｖｓリボンズキャノン。
緑と赤の光が離れては交わる。

Ａパート　５／９

ハレルヤ「はっはっはっ！おらぁ～！」
アリオス、ヒリング機の各部を引っぺがして離脱。変形して突っ込んでヒリング機をカニバサミ。
ヒリング「うわぁ～！うぅっ」
指サーベルをアリオスに突き刺すヒリング機
ハレルヤ「ヴェーダに依存しっぱなしでオレたちに勝てるわけねぇだろ！」
胴体をちょん切るアリオス
ヒリング「た…助けて、リボンズ…」
爆発するヒリングガデッサ。

リヴァイヴ「ヒリング！」

00を払い飛ばすリボンズキャノン。
リボンズ「ちっ！」
ファング展開。00とアリオスを襲う。リボンズのファングにやられるアリオス。
ハレルヤ「ぐはっ！や…野郎！」
コクピットが破損し後退するアリオス。
ファングを撃破する00。
リボンズ「やるじゃないか！ん？」
別方向からビームがリボンズキャノンを襲う。トレミーが砲撃しながら接近してくる。
リボンズ「そんな攻撃！」
リボンズキャノンから大口径ビームがトレミーを襲う。
ミレイナ「きゃあ～！」
フェルト「くっ…エンジン部に直撃。航行が…」
107：名無しさんDESTINY：2009/03/30(月) 00:51:15: Ａパート　６／９

スメラギ「スモークを発射して！」
ラッセ　「けどよ、刹那も！」
スメラギ「撃つのよ！」
スモーク弾がリボンズキャノンの周りで炸裂。煙幕で覆われる。
リボンズ「目くらましなど！」
スメラギ「今の刹那なら…」

トレミーにビーム攻撃しているリボンズキャノン。背後から00が接近してくる。
刹那　　「うおおぉ～！」
リボンズ「なっ！？」
剣を突き立てて突撃する00。ファングを出すリボンズキャノン。ファングの直撃を受ける00。
刹那　　「うっ、うぅ…ぐわ～！」
リボンズ「いただく！」
00がリボンズキャノンの右腕を切断する。
リボンズ「こ…この力…うっ…純粋種の力か！」
目が金色に光る刹那。リボンズキャノンに接近する00。

ケルディムとリヴァイヴガデッサの戦闘。
ビームの連射を受けて被弾するケルディム。
ライル　「ううっ…くっ！ハロ、トランザムは！？」
ヘルメットのバイザーが割れ、右の頭部から血が流れている。
ハロ　　「１セコンド可能！　１セコンド可能！」
ライル　「上等！」

Ａパート　７／９

リヴァイヴ機からのビームをよけながら突っ込むケルディム。シールド・ビットが破壊されるが尚突進する。
リヴァイヴ機とすれ違い煙を吐きながら離れていくケルディム。とどめを刺すべくケルディムに向かうリヴァイヴ機。
ケルディムの右手には何も持ってないのを見て、
リヴァイヴ「もらった～！」
ライル　　「くっ！」
リヴァイヴ機が斬りかかるがケルディムがトランザムでよける。
リヴァイヴ「あぁ…」
腰のライフルを取りコクピットに押し付けるケルディム。
リヴァイヴ「あっ…」
連射するケルディム。リヴァイヴ機のコクピットモニターが消えコクピットが光と炎に包まれる。爆発するリヴァイヴガデッサ。ケルディムも大破し奥へ流れていく。
ライル　　「これが…ソレスタル・ビーイングだ…ア…アニュー…」

フェルト「ケルディム、敵機を撃破！残る敵はガンダムタイプだけです！」
スメラギ「イアン聞こえる？」
イアン　「どうした？」
スメラギ「Ｒ２の射出準備をお願い」
イアン　「おいおい予備のドライヴは…」
スメラギ「やるのよ！」

Ａパート　８／９

鍔迫り合いの00とリボンズキャノン。
リボンズ「君のその力…オリジナルのＧＮドライヴの恩恵があればこそだ！」
00を弾き飛ばすリボンズキャノン
リボンズ「返してもらうぞ！」
刹那　　「誰が！」
リボンズ「そうさ…そうでなければ僕が作られた意義が無い…存在する意味も！」
ティエリアの声「違う！」
リボンズ「ティエリア・アーデ！？ヴェーダを使って…」
リボンズの目が光る。
ティエリアの声「人類を導くのではなく人類と共に未来を作る。それが僕達イノベイドのあるべき道だ」
裸姿のティエリアがヴェーダから出てきてリボンズの前に現れる。
リボンズ「下等な人類などと一緒に…あっ…」
00にケリを入れられるリボンズキャノン。
ティエリアの声「そうやって人を見下し続けるから分かり合えない」
（←逆シャアのアムロ「馬鹿にして！そうやって貴様は永遠に他人を見下すことしかしないんだ！」のパクリ？）
00のビームを受けて破損していくリボンズキャノン。
リボンズ「その気は無いよ！」
トランザムするリボンズキャノン。
刹那　　「なっ！あぁ…」
モニターのカウンターが１０３から１０４に表示している。
刹那　　「トランザム！」
ビームの応酬。リボンズキャノンからは大ファング？が出て攻撃し00の顔面を直撃。ファングのひとつが00に向かって行ったとき、
刹那　　「さ…させるか～！」
刹那の目が光り、00が量子化して消える。ファングが通り過ぎる。
108：名無しさんDESTINY：2009/03/30(月) 00:54:55: Ａパート　９／９

リボンズ「量子化しただと！？あっ」
リボンズキャノンのすぐ左に00が現れ斬りかかる。
刹那「うおおぉ～！」
背部を斬りつける00。
リボンズ「このぉ～！」
振り向きざまに左肩を切断するリボンズキャノン。爆発音と爆煙があがる。

Ｂパート　１／７

宇宙船ＣＢの小惑星部に沿って飛ぶリボンズキャノン。
リボンズ「ふはははっ。ついに手に入れた。オリジナルの太陽炉を！」
両手で00の太陽炉を持っているリボンズキャノン。
リボンズ「これさえあれば僕はイオリア計画の体現者に…いいや、それすらも超越した存在となる！」
爆発音。背部から煙が上がる
リボンズ「あっ…くっ！機体のダメージが…このままでは…ん？」
トレミーのいたドック。オーガンダムが漂っているのを発見する。
リボンズ「あぁ…これは…運命だ。まだ僕は戦える！」

右足と頭部が破損した00が漂っている。
刹那　　「うっ、うっ…あ…」
気がつく刹那。フェルトからもらった花の入ったカプセルが浮いている。それを取ろうと手を伸ばす。
花のカプセルが左に流れていくとモニター正面に光が一つ見える。
刹那　　「あ…あれは…」

ＧＮ粒子がオーガンダムから放たれている。
リボンズ「ＧＮドライヴ、マッチングクリア。いける。どこだ、何処にいる？刹那・Ｆ・セイエイ」
ピピッと計器音。
リボンズ「はっ、そこか！」
00ガンダムを発見。しかしＧＮドライヴが見当たらない。
リボンズ「太陽炉がない！？ま…まさか…まさか！」

Ｂパート　２／７

刹那　　「ガンダムエクシア、刹那・Ｆ・セイエイ、未来を切り開く！」
エクシア登場！
リボンズ「くっ！この人間風情が～！」
刹那　　「うおおおぉ～！」
戦闘開始！そこにマリナのモノローグ。ゴロゴロソングが流れている。
マリナ『刹那。この手紙をあなたが読むことがなくても、それでもあなたへの思いを綴らせて下さい。
　　　　クルジスの少年兵として戦いを強要され、戦場の中でしか生きることができなくなったあなた。
　　　　平和を求める気持ちは私もあなたも同じなのに…分かり合っているのに…どうして私とあなたの道は交わらないのでしょうか？
　　　　あなたが武力を行使して世界から争いを無くそうとしている。もしそれが実現できたとしても、あなたの幸せはどこにあるのでしょう？
　　　　罪を背負い傷ついてそれでも戦い続ける。そんなあなたの生き方がどうしよもなく悲しく思えるのです。
　　　　自分の中にある幸せを他者と共有し、その輪を広げていくことが本当の平和に繋がると私は考えています。
　　　　だからどうかあなたもあなたの幸せを掴んで下さい。刹那、あなたに幸せが訪れることを私は祈っています』

背後の戦闘ではエクシアがオーガンダムと共に小惑星部に落下。撃ち合いでエクシアがオーガンダムのライフルを狙撃。
オーガンダムが接近してエクシア殴るがエクシアが投げ飛ばし小惑星部にオーガンダムを叩きつける。
上からビームサーベルでオーガンダムを切りつけ胸からコクピット下までに浅く傷がつく。コクピット前方が破損し外が丸見えになる。
エクシアの腹部を横に切りつけるオーガンダム。エクシアのコクピット前方も破壊され外から刹那の姿が見える。（←1ｓｔのアムロとランバ・ラルの戦闘のパクリ？）
109：名無しさんDESTINY：2009/03/30(月) 01:01:39: Ｂパート　３／７

シールドを捨てるオーガンダム。剣を前に突き出しＧＮドライヴを全開させるエクシア。
オーガンダムに突っ込むエクシア。エクシアの剣がオーガンダムの背部を貫いている。
オーガンダムのビームサーベルが消えエクシアとオーガンダムが爆発し爆煙に包まれる。
飛ばされるエクシア。（←0080のクリスとバーニィの戦いのパクリ？）

コクピットから花の入ったカプセルが出てくる。地球に向かって小さくなり光を放つカプセル。
刹那のバイザーにその光が反射する。バイザーが黒く反射して中の顔が見えず生死不明。

アザディスタンの王宮。部屋でマリナが手紙を書いている。部屋には子供たちの声がする。
ノックの音がする。
侍従？　「マリナ様、お時間でございます」
マリナ　「わかりました。さあみんな行きましょう」
マリナが椅子から立って振り向くと子供たちが遊んでいる。
子供たち「は～い」

王宮の広場にはアザディスタン国民が集まっている。ベランダの最前列にある壇上にマリナが立ち演説している。
後ろには子供たちが椅子に座りその後ろには政府高官や侍従らしき人が立っている。
マリナ「我がアザディスタンは地球連邦政府の支援を受け再建を果たすことができました。
私はこの支援を中東の全ての国々に広げるために努力していこうと思います。」
拍手と歓声が上がる。マリナが微笑む。
マリナのモノローグ『刹那、私はこの小さな平和を広げていくわ。物語が語り継がれるように、歌が人の心に染み入るように』

Ｂパート　４／７

スイス？のような山岳地帯にできた病院にいる沙慈。ベッドにはルイスがいる。
沙慈のモノローグ『ルイスの体をむしばんでいた細胞異常はその進行を完全に止めた。
　　　　　　　　　　　　それも刹那の放ったあの光のお陰なのだろうか？真実が…その理由は分からなくても、でも彼女はここにいる。』
ルイス「見て、新しい連邦大統領よ」
ルイスの携帯テレビには連邦議会の様子が映っている。新大統領が手を振っており議席にはクラウスとシーリンの姿が見える。
沙慈のモノローグ『カタロンの人達もいる。』

大統領「虐殺行為を繰り返しその事実を情報操作で隠蔽していた独立治安維持部隊は解体。
地球連邦軍の再編に着手いたします。また非連邦参加国への援助及び連邦への参加を推進し、真の地球連邦樹立に向けて努力していくことをここに宣言します！」
演説の背景では自宅で切腹自殺したらしいホーマー・カタギリの姿が出る。
拍手がおこる。
シーリン「これで世界は変わるのね」
クラウス「ああ。だが、まだ始まったばかりだ。互いが理解し合い、手を結べる平和な世界。言葉にするのは簡単だ。
　　　　　　だが我々は目指さなければならない。生まれくる子供たちの為にも」
シーリン「ええ。そうねクラウス。私たちから変わっていかなければ」
クラウス「ああ」
大統領　「真の地球連邦の樹立。その為に私たちは新たな３つの…」
ルイス　「ねえ沙慈。世界はこれからどうなるのかな？」
沙慈　　「正直僕にもわからない。でも僕達は無自覚ではいられないと思う。
　　　　　　平和の中にいた僕らは現実を知り戦いを知りその大切さを知った。考える必要があるんだ。
　　　　　　本当に平和を求めるなら世界について考えることが」
ルイス　「うん」
ルイスのベッドに腰掛けている沙慈。沙慈の肩に頭を寄せるルイス。
110：名無しさんDESTINY：2009/03/30(月) 01:01:51: Ｂパート　５／７

アンドレイ「准将、司令部はソレスタル・ビーイングの処遇をなんと？」
マネキン　「奴らは腐敗したアロウズを叩いた功労者ではある。だが武力放棄をしない限り現政権を脅かす危険な存在であることは変わりない。
　　　　　　　奴らに動きがあれば我々も即動くぞ」
アンドレイ「はっ！」
マネキンと通信しているアンドレイ。最後に敬礼し通信を切る。モニターを見ているマネキン。
コーラ　「大佐～！」
モニターを消して声のする後ろを向くマネキン。
マネキン「あっ…」
コーラ　「何やってんすかあ？」
マネキン「ノックもせずに入るな！それに私は昇進して准将だ！」
コーラ　「あぁ…すみません。それより時間過ぎちゃってますよ！主役が遅れてどうするんですか」
マネキン「わかっている」
立ち上がるマネキン。
教会の鐘が鳴る。ウェディングドレス姿のマネキンと白いスーツ姿のコーラ。
コーラ　「いや～ははっ不死身のコーラサワー改め幸せのコーラサワーになりました！ははははっ！」
マネキン「やれやれ…全くだ」
ブーケを投げるマネキン。歓声が上がる。（←未来少年コナンのダイスとモンスリーの結婚のパクリ？）

アンドレイのモノローグ『私は軍人として生きる。市民を守り平和を脅かすものと戦う。父と母が目指した軍人に…』
連邦軍が中東の難民への援助物資を配給している？様子。

Ｂパート　６／７

机にスメラギと写った写真を置いて研究室らしき部屋でタイピングしているビリー。
後ろでグラハムらしき人物が背を向けてビリーを見ている。

墓の前にサングラスをして立っているライル。
ライルのモノローグ『父さん、母さん、エイミー、兄さん…オレはカタロンから離れてガンダムマイスターとして生きる。
　　　　　　　　　　　　　ロックオン・ストラトスとしてこの世界と向き合う。たとえ世界から疎まれようとその罰が下されるまで戦い続ける。
　　　　　　　　　　　　　そっちへ行くのはもう少し先だ。その時まで待っててくれよな、アニュー』
墓前には花が置いてある。ディランディ家の墓の隣にはアニューの墓があり、そこにも花が置いてある。立ち去るライル

アレルヤのモノローグ『世界は再び変わろうとしている。けれどその為に僕が犯してきた罪は、人の命を奪ってきた罪は決して』
マリー　「アレルヤ？」
アレルヤ「あっ…」
アレルヤのモノローグ『この世界は矛盾に満ちていて僕自身も矛盾していて、でもそれを変えていかなくちゃいけない。
　　　　　　　　　　　　　　見つけるんだ僕達が生きる意味を…その答えを』
リュックを背負ってアレルヤとマリーが歩いている。聖地巡礼？なのか他の人も同様に歩いており列ができている。

ティエリアの声「これで未来は人類に委ねられた。僕はヴェーダの一部となり君たちを見守ることにしよう。来るべき対話の時までさようならみんな…」
宇宙船ＣＢのヴェーダの部屋。裸のティエリアが現れる。

Ｂパート　７／７

沙慈　「世界がどうなるかそれは誰にもわからない。でもどうにでもなれると思うんだ。
過去は変えられなくても未来は変えられる。僕達が望む世界へ…」
ルイス「もし間違ってしまったら？」
沙慈　「悲しいすれ違いが起きて戦いになってしまったら…きっと彼らが立ち上がる。全ての矛盾を抱え込んでも、きっと…」

上部を光学迷彩にして飛行するトレミー。ブリッジにはスメラギ、ミレイナ、フェルト、
ライル、ラッセ、イアン、リンダが持ち場に座り刹那がスメラギの横に立っている。
刹那　　「行こう。オレたちにはまだやることがある。」
フェルト「うん。みんなが命を引き換えにして変えた世界を見続けなくちゃ」
スメラギ「そうね」

刹那のモノローグ『オレたちはソレスタル・ビーイング、戦争根絶を目指す者。世界から見放されようともオレたちは世界と対峙し続ける。
　　　　　　　　　　　　武力を行使してでも世界の抑止力となって生きる。だからこそオレたちは存在し続けなければならない。未来の為に…』
トレミーが光学迷彩を消し、赤い光になって緑のＧＮ粒子を後方に出しながら上昇する。
マリナと子供たちがその光を見上げている。
111：名無しさんDESTINY：2009/03/30(月) 01:05:05: Ｂパート　８／７
地球圏を遥かに離れた木星の周囲に現れる四つの光点。
エアロゲイターの襲来を匂わせつつ『2010年劇場版公開決定』
112：名無しさんDESTINY：2009/04/01(水) 11:51:12: もうＧジェネ出るのかｗ００単体のゲームじゃ売れないからなんだろうなｗ
どうも作品でステージが分かれてないみたいだしＮＥＯ方式っぽいけどｗｗ
113：名無しさんDESTINY：2009/04/27(月) 00:22:41: 今更だがアニメ板のスレが合流してから変なのが増えたな
水黒アンチスレも兼ねてるせいか水黒憎しで見境ない真性がぽつぽつ出現してるのが怖い
俺がもう憤り通り越して無関心になりつつあるからそう思ってるだけかもしれんが
114：名無しさんDESTINY：2009/04/30(木) 21:15:28: それより失敗スレで粘着してる荒らしのがうざいよ
NGワードも通用しないし、どうにかできんのかね
115：ゆり♪：2009/10/23(金) 17:08:33: 潮吹きはコツさえ掴めば簡単♪
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ユリはコツ掴みました。
116：名無しさんDESTINY：2011/03/04(金) 17:28:45: 3Dカメラで撮ったおっぱいエロすぎｗ
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