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>>2「>>2の3分クッキングの時間だよ!」 PartⅩⅩⅧ
435
:
◆WsBxU38iK2
:2021/05/21(金) 01:48:07 ID:SBv6oWlk
海未「必死に、必死に生きるんです」
海未「無様でも、格好良くなくてもいい、生きる意味なんてなくても、自分勝手にこじつけて、足掻いて足掻いて足掻いて」
海未「最後の瞬間まで……必死に……生きて……」
スッ
海未(ヴァーリを掴む手から力が抜ける)
海未「……私は、この戦いで多くの人を見てきました」
海未「誰もが満足に生きていたわけではありません、夢半ばで、無念に、朽ちて、託して、散って」
ヴァーリ「…………」
海未「何の力が無くても、使命なんて無くても、過酷な世界に翻弄されたって、私たち人間は生きている」
海未「私はね、ヴァーリ、運命に抗うためにここにいるんです」
海未「天から与えられた使命なんてクソくらえだと、自らを縛る運命なんて跳ね除けてやると」
海未「神の鼻っ柱に叩きつけてやるためにラグナロクに参加してるんです」
海未「ですから、神の力を持ったあなたが“生きる意味ごとき”で落ち込んで、さらには自滅までされては張り合いがないんですよ」
ヴァーリ「……お姉ちゃん」
海未「ほら、手を取ってください、そして叫ぶんです」
海未「あなたの願い、使命などではない、あなた自身の、本当の願いを」
ヴァーリ「ボクは、戦いたいっ!」
ヴァーリ「最後の、最後の瞬間まで……諦めず戦うんだああああああっ!!」
キィィィィィィィィィンッ!!!!
カッ!!!!!
海未(暗く空虚だったヴァーリの心象風景に光が広がる)
海未(宇宙誕生のような、熱く燃えたぎる光が瞬く間に広がる)
海未(そして――――)
・
・
・
──
────
────────
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