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鏡 果南「え、誰このイケメン」❤3
344
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/01/16(水) 05:59:19 ID:kUH1LiRU
【 】付きなのが気になる
345
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/01/16(水) 06:48:18 ID:8zoj6aJI
渡辺湊……
346
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/01/16(水) 07:19:56 ID:bh2fRo1U
周回繰り返すと隠しママルートが...
347
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/01/16(水) 08:19:17 ID:4LQdZsPg
マリー泣きそう
348
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/01/16(水) 10:40:27 ID:VHF8NtFk
ママルート見たいなぁ
349
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/01/16(水) 11:12:27 ID:NzfuIsSI
「おにいが義父(パパ)になっちゃった・・・」
350
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/01/18(金) 14:17:30 ID:o7g3PKlc
このSSのせいでここ数日曜ママのビジョンが脳内駆け巡ってるんですけど!
351
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/01/18(金) 22:05:53 ID:YWigH9Qg
向こうで鞠莉ママ始まったしママライブしよう
352
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/01/19(土) 00:33:56 ID:JmxWwVAM
果南「湊さんがあまりにも若く見えたからつい……」
曜ママ「あっはっは!言うねぇ!上手上手!」バンバンッ
果南「いや、俺は思ったこと言っただけで……」(テンション高いなぁ)
353
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/01/19(土) 00:38:26 ID:JmxWwVAM
曜ママ「それで?どうすんの」
果南「えっ」
曜ママ「今日カレーなんだ。私の得意料理!食べたら腰抜かすぞ〜」
果南「…………」ゴクリ
性欲をたっぷり満たしたところなのに、今度は強欲にも食欲が顔を出してきた。
結局、私は湊さんが作ったカレーをご馳走になった。
湊さんが銘打ったとおり、味の方は一口目に声が出るほどの衝撃で、今まで食べたカレーの中で1番美味しかった。
354
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/01/19(土) 00:44:40 ID:JmxWwVAM
果南「じゃあ俺はこれで失礼します。カレーとっても美味しかったです!」
曜「お兄ちゃん、またね!」
曜ママ「ねぇ」
2人に別れを済まし、自分の家に帰って睡眠欲を見たそうかと考えていたところで後ろから声がかかる。
曜ママ「彼女さんのこと、頑張ってね!まぁ果南くんのことだし何も心配はいらないだろうけど」
果南「あ、はい」
そういやそのことの相談で来たんだっけ。すっかり忘れていた。
というか解決策出たっけ……?
曜ママ「あとさ」
果南「え?」
曜ママ「いつでも相談、乗るからね♡」
果南「…………///」ドキッ
さっき自分からとても若いって言ったけど。
本当にとても曜みたいな大きい娘がいるとは思えないほど綺麗で、可愛らしい人だなと思った。
355
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/01/19(土) 00:49:53 ID:JmxWwVAM
5月3日 火曜日
ーダイビングショップー
果南「折角のゴールデンウィークなのに予定は全部店の手伝いかぁ」
おじい「当たり前だろ!シーズンで稼がないでいつ稼ぐんだ!ただでさえこんな田舎町の、しかもこんな離島で──」
果南「あー、はいはい!分かってる!分かってますから!」
果南(前の世界ではこの時期何してたっけ)
果南(あ、その時休学してたわ)
果南(結局店の手伝いかぁ……父さんが足ケガして大変だったもんね)
果南(ん?父さん……?)
356
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/01/19(土) 00:52:33 ID:JmxWwVAM
果南(そういや前々から気になってたんだ。なんでここには父さんと母さんがいないんだろう)
果南「ねぇおじい」
おじい「あ?なんだ。口動かしてる暇があったら──」
果南「父さんと母さんってどこにいるの?」
おじい「!?」
瞬間、おじいの目が大きく見開き、その場で凍り付いた。
果南(え、何……?何かマズいことでも聞いた……?)
357
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/01/19(土) 00:56:58 ID:JmxWwVAM
おじい「お前……なんで今更そんなこと」
果南「それは……」
果南(そりゃずっと前からおじいと2人暮らしだったなら今更母さんと父さんの行方を聞くのはおかしいし怪しまれるよね)
果南(でも気になるし、うーん……)
>>359
1.適当に誤魔化して聞いてみる
2.忘れたふりをして聞いてみる
3.いや、どこかなーって
4.ま、別にいっか
358
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/01/19(土) 00:58:55 ID:19CZtBlE
1
359
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/01/19(土) 01:03:43 ID:aqRzHYjI
2
360
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/01/19(土) 01:16:28 ID:JmxWwVAM
果南「いや、ちょっと忘れちゃって……」
おじい「…………」
ボコッ
果南「いった!?」
おじい「忘れただと?ふざけやがって!遠いところだよ!」
果南「殴ることないじゃん……それで遠いところって……?」
おじい「沖縄だよ沖縄!」
果南「沖縄!?いいなぁ」
おじい「うるせぇ!今更何言ってんだ!着いていかなかったのはお前だろ!」
おじい「もういいだろ!とっとと準備続けろ!」ボカッ
果南「あいてっ!?」
果南(何回殴るんだよもぉ……)
果南(沖縄か、でも確かに行ってみたいけど住むとなっちゃ別だなぁ)
果南(ここには皆がいるし。うん、流石この世界の私)
361
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/01/19(土) 01:20:27 ID:JmxWwVAM
5月6日 金曜日
ーダイビングショップ前ー
鞠莉「おはよー果南ー!」
果南「おはよう鞠莉、ダイヤ」
鞠莉「どう?素敵なゴールデンウィークを満喫できたかしら?」
果南「鞠莉、分かって言ってるよね?3日間とも店の手伝いだよ、て・つ・だ・い!」
鞠莉「てへぺろ♪」
果南(ムカッ)
362
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/01/19(土) 01:22:02 ID:JmxWwVAM
ー下駄箱ー
パカッ
鞠莉「あれ?何かしらこれ」ピラッ
果南「ん?どうかした?鞠莉」
鞠莉「え?ううん、何でも」サッ
鞠莉(何かしらこれ……)
363
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/01/19(土) 01:45:39 ID:L2oN9wxI
流石に曜ママのターンはおしまいか…
364
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/01/19(土) 02:13:37 ID:/x9tFgiY
>>363
諦めるな……!
信じていれば梨子ママやEXTRAで性豪が発覚した志満姉のターンもあるやもしれぬ!
365
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/01/19(土) 02:35:06 ID:9oBS6XRI
志満姉は性欲強そう
366
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/01/19(土) 04:36:26 ID:JmxWwVAM
書きたい欲が抑えられなかったんで救急分岐ifルート
大体この辺りから分岐してそう。
鏡 果南「え、誰このイケメン」EXTRA
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/anime/10627/1534608927/
367
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/01/19(土) 08:27:55 ID:/x9tFgiY
まさかのマミールート
368
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/01/19(土) 10:33:39 ID:zWddUDYM
そのうち月ちゃんが隠しキャラで出てきたら嬉しいな
369
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/01/31(木) 00:40:11 ID:LBcPU3L6
はよ
370
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/02/09(土) 22:26:30 ID:deebk91U
もう飽きちゃった?
371
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/02/09(土) 22:26:59 ID:deebk91U
続かなそうなら埋めるけど
372
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/02/09(土) 23:28:22 ID:yIP7w1a6
お?荒らしか?
373
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/03/01(金) 01:16:50 ID:eXRQiTZI
ー授業中ー
果南「いてっ」コツッ
果南(何か頭に当たったような……)
床の方を見て何が当たったのか確認してみると、小さく丸められた紙屑が落ちていた。
果南(なんだろこれ。えーと……)
果南(昼休み、図書室横の空き教室で、って)
果南(この字、鞠莉のだよね。どうしたんだろう)
374
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/03/01(金) 01:18:21 ID:eXRQiTZI
〜昼休み〜
ー教室ー
鞠莉「」ガタッ
スタスタスタスタ
果南「…………」
果南(私は送らせて行くった方がいいよね)
375
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/03/01(金) 01:22:06 ID:eXRQiTZI
ー空き教室ー
ガラッ
果南「あ、いたいた。どうしたの鞠莉、一緒に食事するくらいなら別に教室でも」
果南「あ、それかまた誰かに聞かれたくないことでも──」
鞠莉「果南、ドア閉めて」
果南「え?あ、うん。分かった」ガラガラ
果南「それで、何か──」
ドアを閉め終わり、改めて鞠莉の方を振り向くと、鞠莉はなぜか制服を脱ぎ始めていた。
376
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/03/01(金) 01:26:43 ID:eXRQiTZI
果南「ちょっ、ちょっと鞠莉!何やってるの!!」
私の言葉が聞こえないかのように、鞠莉はスルスルと制服を脱いでいく。
そしてついに、鞠莉は学校でする格好とは思えない下着姿になった。
少し黒みがかかった紫色の下着は、どこか高貴な雰囲気を感じさせる。
果南「ま、鞠莉……」
そのまま鞠莉は髪の6の編み込みを解き、その長い髪がふわっと揺れる。
鞠莉「ねぇ果南、まだあの時すぐに出しちゃったこと気にしてるの?」
果南「へ……?」
377
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/03/01(金) 01:34:27 ID:eXRQiTZI
鞠莉「私気にしてないから。私はそんなことでダーリンを嫌いになったりしないから」
果南「ま、鞠莉……?」
鞠莉「私、練習に付き合うから。一緒に改善していきましょう?こういうのって良くなるらしいのよ」
そういって鞠莉の手の先は、私の股間の方へと伸びていく。
果南「ま、鞠莉……」
鞠莉「ダーリンのココ、もうちょっと硬くなってきたわよ?」サワサワ
378
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/03/01(金) 01:54:27 ID:eXRQiTZI
鞠莉「私でこうなってくれたのよね?嬉しい」
果南「ま、鞠莉……」
鞠莉は手を股間から離すと、その手でそのままベルトを緩め、改めて下着の上から股間を触り始めた。
鞠莉「すごい熱い……さっきより温かいわ」スリスリ
果南「まりぃ……」
鞠莉のスポンジケーキのように柔らかい手で私のおちんちんを触られている。それだけでたまらなく興奮して、股間の膨張が止まらない。
379
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/03/01(金) 01:58:54 ID:eXRQiTZI
鞠莉「わっ、まだ大きくなるの?これ」
鞠莉が更に膨らんだ私のおちんちんに少しを怯み、顔が歪んだ。
鞠莉「と、とりあえずパンツを脱がせて……」
果南(…………)
>>381
1.鞠莉を止めてそのまま脱がせて貰う
2.パンツの上から舐めて貰う
380
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/03/01(金) 04:37:47 ID:4r4By/tE
きたー
381
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/03/01(金) 04:50:37 ID:0CW.vQY.
1
382
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/03/01(金) 07:54:23 ID:eXRQiTZI
>>379
あ、ごめん安価ちょっと間違えた
1.そのまま脱がせて貰う
2.鞠莉を止めてパンツの上から舐めて貰う
これでもいいならそのまま1の予定
383
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/03/01(金) 09:28:29 ID:QCU/Db/A
いいよ!
384
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/03/02(土) 16:32:11 ID:nfKzHcIE
ファンミの僕っ子選手権の果南が熱かったな
このスレを思い出した
385
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/03/02(土) 16:32:40 ID:cf5qQvP.
>>384
行ってないから気になる
386
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/03/03(日) 22:21:02 ID:ATizzp9A
>>385
亀でスマン
昼公演のAqours Meetingのお便りで、僕っ子で自己紹介してくださいがあって、果南が
「僕の名前は、松浦果南。僕と一緒にハグしよ。」
だった話。厳密には"俺"だけど、テンション上がってしまった。
387
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/02(火) 21:52:10 ID:qllPAkXc
失踪
388
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/02(火) 22:53:30 ID:XCyN.1QE
待ってろ
389
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/09(火) 08:27:26 ID:Ueqlgg52
ボロンッ
鞠莉「WOW!とっても元気なおちんちんね!」
果南「うぅ……」
バキバキに勃起したおちんちんをじっと見られると、やっぱり恥ずかしくなる。
鞠莉「前は暗かったし、お風呂では隠してたし、ちゃんとじっくりこんにちはするのは初めてかしらね」
鞠莉「ちょっぴりグロテスクだけど、不思議と夢中になっちゃいそうな魅力があるわね」
チュッ❤
果南「あぁ……!」ビクッ
鞠莉「これに触れると、ダーリンもビクって反応して可愛いわ❤」
果南「もう、鞠莉……遊んでる?」
鞠莉「えぇ楽しいわよ!ダーリンもエッチを楽しみましょう?これは2人で楽しむものなんだから!」
果南「鞠莉……」
390
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/09(火) 08:32:13 ID:1BELJyJs
鞠莉「そうだ!ダーリンも楽しいと思うことすればいいのよ」
鞠莉「何かしたいことない?」
果南「俺は……」
果南「鞠莉のおっぱい触りたい」
鞠莉「これ?」ギュッ
そう言って鞠莉は両手を胸の下から見る押し上げ、自分の大きな2つの果実を強調してみせた。
鞠莉「ダーリンのすけべ〜」
果南「うっ、うるさい!」
鞠莉もおっぱい好きだったでしょ!と言いたいところだけど、ここじゃ鞠莉が私の胸を触ることも無いので言えない。
391
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/09(火) 08:35:44 ID:1BELJyJs
鞠莉「Sory!さぁ、好きなだけ触って?自慢のボディを堪能して❤」
果南「……おぉ」
改めて制服越しに鞠莉の大きな胸を触る。
ずっしりとした重みにフワフワマシュマロのように柔らかいおっぱい。
多分いくら触っても飽きないと思う。自分ではあまり分からなかったが、確かにこれは夢中になる気持ちよさだ。
392
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/09(火) 08:37:23 ID:1BELJyJs
鞠莉「ねぇダーリン。そのまま顔をおっぱいにうずめてみる?」
果南「え?」
鞠莉「だって、すごい夢中に見てたから、そんなにすきなのかなーって。きっと凄く気持ちいいわよ?」
果南「…………」ゴクリッ
断る理由は、無かった。
393
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/09(火) 08:40:37 ID:Ueqlgg52
果南「鞠莉……」ボスッ
鞠莉「キャッ❤」
果南「鞠莉……あぁ鞠莉……」
鞠莉「ふふっ❤よーしよーし。そのまま甘えてていいでちゅからねー」ヨシヨシ
果南「鞠莉……」
鞠莉のおっぱいに顔をうずめながら頭をヨシヨシされていると、頭が蕩けそうなほどの快楽に包まれた。
果南(本気でここが天国じゃないかなって思う……)
394
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/09(火) 08:44:32 ID:Ueqlgg52
鞠莉「ねぇ果南?」
果南「え?」
鞠莉「この前すぐ出ちゃったこと、気にしてる?」
果南「…………うん」
鞠莉「そんなの気にしてないわよ!確かに初めてで勝手が分からなかったのもあってちょっとビックリしちゃったけど」
鞠莉「でもそれだけ私で気持ちよくなってくれたってことだものね!緊張だってしてただろうし。私も緊張してた」
鞠莉「それにもしそれが悪いことだったとしても、その悪いところも含めて愛おしく感じられるのが人を好きになるってことなの」
鞠莉「ダーリンは違う?私に苦手なことがあったら、嫌いになる?」
果南「そんなこと無い!」
鞠莉「そう言うことよ。だからダーリンは何も気にすること無いの」
395
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/09(火) 08:47:02 ID:Ueqlgg52
果南「鞠莉は私が仮に早漏だったとしても嫌いにならない?」
鞠莉「もちろん!というかダーリンのすぐ復活するから全然気にならないワ!」
果南「じゃあどんなこと鞠莉に頼んでも嫌いにならない?」
鞠莉「もちろん!何をして欲しいの?」
果南「じゃあ……」
鞠莉「……………………えぇ!?」
396
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/09(火) 08:49:52 ID:Ueqlgg52
果南「やっぱりダメかな?」
鞠莉「ダメって言うか……ホントにしたいの?」
果南「」コクッ
鞠莉「うぅ……///」
鞠莉はさっきまでの威勢が消え、顔を赤らめながらリボンを外して制服を半分上に上げた。
鞠莉「……これでいい?」
果南「うん」
半分だけ直にこんにちはしたおっぱいに、私は一直線に向かって吸い始めた。
397
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/09(火) 08:52:40 ID:Ueqlgg52
鞠莉「ひゃっ!?」
果南「鞠莉、そんなに大きい声だしたら外に聞こえちゃうよ?」
鞠莉「だって……体ピクピクして、なんか変な感じなんだもん」
果南「んっ……」チュウチュウ
鞠莉「ひゃう!?」
果南「おっぱい吸われて感じちゃうなんて、何てイケないママなんだ鞠莉は」チュウチュウ
鞠莉「あっ……///ごめんっ……なさいっ///」ビクビクッ
398
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/09(火) 14:30:17 ID:57D/Ujt6
きてたー
(一体制服を脱いだのか脱いでないのか)
399
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/10(水) 18:31:49 ID:b.0H5.Ak
待ってたわ
400
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/13(土) 07:59:44 ID:oOkb1QCw
>>398
(ごめん確認不足だった。今脱いだことにして……)
401
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/13(土) 08:08:42 ID:oOkb1QCw
鞠莉「もうっ……こっちだって」ギュッ
果南「あぁ……っ///」ビクッ♡
鞠莉の柔らかい手が自分のおちんちんを包み込む。
その暖かさと柔らかさだけでグッと興奮して一気に射精感が込み上げる。
鞠莉「ほ〜ら、気持ちいいでちゅか〜?」シュッシュッ
果南「くっ……///」ビクッ♡
>>403
1.張り合う
2.このまま快楽に流される
402
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/13(土) 09:58:34 ID:/.8qV0Pw
1
403
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/13(土) 10:16:12 ID:qg1WJzoo
1
404
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/17(水) 08:05:34 ID:pQhZD7xw
果南「ちょっと、子ども扱いしないでよっ///」
鞠莉「あら、おっぱいチューチューしたいなんて、どう見ても赤ちゃんかママに甘えたい子どもじゃない」
鞠莉「まさか、いい大人がそんなことしたいなんて言うわけないでちゅよね〜?」シコシコ
果南「あっ……ヤバっ……!」ビクッ
鞠莉「ほら、おしっこシーシーして気持ちよくなりましょうね〜」シコシコ
果南「このっ」
405
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/17(水) 08:10:34 ID:pQhZD7xw
果南「こっちだって!」チロチロチロ
鞠莉「あぁっ……///」ビクビクッ♡
果南「鞠莉、ここ弱いよね?さっきここ攻めたら明らかに大きくビクッとしてたよ」
鞠莉「んっ……///負けないんだから……!」シュッシュッシュッシュッ
果南「んあっ!?」ビクビクッ♡
果南(急にスピードが速くなって、一気に射精感がこみ上げてきた……!)
果南(これはもう、どっちが先に果てるかの勝負!)
406
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/17(水) 08:13:07 ID:pQhZD7xw
果南「じゅるっ❤じゅるるるるるる❤❤」
鞠莉「んっ……んんん///」シコシコシコシコ
果南「あぁっ!!もう無理!!!」ビュルルルルルル♡♡♡
鞠莉「私も……あぁぁぁぁぁ……///」プシャァァァァ♡♡
407
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/17(水) 08:16:39 ID:pQhZD7xw
果南「はあ……はぁ……はぁ……」
鞠莉「はぁ…………はぁ…………」
鞠莉「ぷっ」
鞠莉「あははははは!」
果南「何?急に笑い出して」
鞠莉「昔よくしょうも無いこで張り合ってたの思い出しちゃって。ダーリンあの頃からちっとも変わってないわね!」
果南「それは鞠莉だって……」
鞠莉「ふふ。あっ、手にザーメンいっぱい付いちゃってるわね」スッ
果南「ん?」
408
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/17(水) 08:20:41 ID:pQhZD7xw
鞠莉「ジュル❤ジュルルルルルルッッ❤❤❤」
果南「なっ!?」
果南(手にこびりついた精液を、わざわざ下品な音を立てて吸い取ってる!!)
409
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/17(水) 08:25:01 ID:pQhZD7xw
鞠莉「んっ……❤んっ……❤」ゴキュッゴキュッ
果南「もしかして、それ飲んでるの?」
鞠莉「ぷはぁっ。全部飲めたわよダーリン❤」ンベェ♡
果南(うわっ……)ギンギンッ
410
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/17(水) 08:28:17 ID:pQhZD7xw
鞠莉「あ、ダーリンのペニスも綺麗にしなくちゃ」ジュルルルルルルッッ♡♡♡
果南「あああっ!!」ビクッ
鞠莉「その周りも」ズボォォォォ♡♡
果南「あああぁっ!!!」ビクビクビクッ♡♡♡
411
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/17(水) 08:32:52 ID:pQhZD7xw
鞠莉「どうだった?ダーリン。気持ちよかった?」
果南「めちゃくちゃ気持ちよかったけど……」ハァハァ
果南「なんでわざわざ音立てて吸ったり下品なことを?鞠莉らしくないね」
鞠莉「それは……男の子はそういうの好きって聞いたし、ダーリンにも喜んで欲しかったから」
鞠莉「嫌だった……?」
>>413
1.鞠莉にはもっと上品でいてほしいな
2.最高。すっごい興奮した
3.まだまだ足りないね
412
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/17(水) 09:10:05 ID:nYkLUHI2
3
413
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/17(水) 09:28:15 ID:qavewg/.
2
414
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/17(水) 15:00:40 ID:pQhZD7xw
果南「いや、すっごい興奮した」ギンギンッ
鞠莉「……まだそこ、元気ね」
鞠莉「ねぇダーリン。私のここ、パンツ脱がなきゃいけないくらいびしょびしょになっちゃった」クチュクチュ
鞠莉「今度はこっちにも欲しいなぁ……?」
果南「え、でももうすぐ授業始まっちゃう……」
鞠莉「ダーリンが欲しい気分なの……………ダメ?」
>>416
1.鞠莉を襲う
2.遅れたらダイヤにいっぱい怒られそうだ
3.いや、授業は大切だ(真面目)
4.2人とも遅れたら噂にならない?
415
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/17(水) 16:27:57 ID:f2qwR2FU
1
416
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/17(水) 16:38:13 ID:i9O/gNMI
1
417
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/17(水) 19:35:33 ID:Vt6i7JVI
いいゾォ
418
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/21(日) 23:39:40 ID:QiW5Yj1k
果南「鞠莉っ!」ズプゥ
鞠莉「あぁぁぁ〜❤❤ダーリンのチンポきたぁぁ❤❤❤」ビクビクッ
果南「やっぱり鞠莉の中気持ちよすぎてすぐ出ちゃいそうだよ!」パンパンッ
鞠莉「いいわ!遠慮せずに私の中にどんどん出して!私の中にザーメンいっぱい注ぎ込んでぇ!!」
果南「鞠莉!俺の愛情たっぷりラブラブザーメン受け取って!!」
ビュルルルル♡♡♡♡♡♡♡
鞠莉「オーマイガー!!ダーリンのザーメン子宮に流し込まれてるの分かるっっ❤❤」
419
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/21(日) 23:56:34 ID:QiW5Yj1k
果南「ハァハァ……」
鞠莉「ねぇダーリン、ここまだ硬いままよね?」
鞠莉はそう言って挿入されているお腹の辺りを撫でた。
言いたいことは言わなくても分かっていた。
果南「もちろん、せっかく授業サボってるんだからいっぱいしなきゃね」パンパンッ♡♡
鞠莉「オオゥ!?急に奥突かれたらビックリしちゃう❤❤」
果南「この奥コツンコツンってされるの、鞠莉好きだよね?」コツコツッ♡♡
鞠莉「おおっ❤❤声出ちゃう❤❤」
果南「ここ突くたびに声出て体がビクってするからなんとなく分かっちゃった。ほら、こうやってスピード上げてみたらどうかな!?」パンパンパンパンッ
鞠莉「ああっ❤❤やめっ❤❤イグの止まらないからぁぁ❤❤❤」ビクビクッ
果南「ははっ。ほら、今度は奥まで押し込むよ!」グググッ
鞠莉「あぁっ❤子宮!ダーリンのチンポが子宮の奥入ろうと押し込んできてる❤❤」
果南「もうすぐで……あっ、入った!!」ズボッッ
果南「うっ……あぁぁぁぁ!!」ドビュルルルル
鞠莉「イックぅぅぅ❤❤ダーリンのザーメンがマリーの子宮こじ開けて卵子を直接犯してるの分かるぅぅぅ❤❤❤」ビクビクッ
果南「鞠莉……鞠莉……❤❤❤❤」ビュルルルル♡
鞠莉「射精なっがいのぉぉ❤❤ダーリンのチンポすごいぃぃ……///」
420
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/22(月) 00:13:14 ID:/zvL4m.k
果南「はぁ……はぁ……」ズルズルズル
ヌポンッ
鞠莉「すごい……マリーの中、ダーリンで満たされてるのが分かる❤」ハァハァ
果南「鞠莉……❤」チュッ
鞠莉「んっ……❤」クチュクチュ
果南「…………」
鞠莉「………」
果南「ぷはっ」
鞠莉「どうする?まだ──」
ビンビンッ♡
鞠莉「oh……」
果南「さっきのキスでまた勃っちゃったみたい……」
鞠莉「聞くまでも無かったわね❤」
私達はその後もチャイムの音にも気付かない程夢中で求め合った。
お互いのエロ漫画のような少しオーバーなやりとりを後で思い出して1人で悶絶するのはもう少し後の出来事だった。
421
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/22(月) 00:26:53 ID:lsseklcY
デきちゃうじゃん
422
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/23(火) 07:56:33 ID:KEen6A8M
ーーーーー
果南「ん……」
果南「あれ、寝ちゃってた……?今何時だろう」
果南「…………あと10分で6時間目終わるじゃん。どうせならこれ終わってから行こう鞠莉」
果南「あれ、鞠莉は……?」キョロキョロ
果南(鞠莉がいない……先に戻ったのかな?)
423
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/23(火) 07:58:18 ID:KEen6A8M
〜ホームルーム前〜
果南(鞠莉はいるかな)ガララ
三浦「あ、帰ってきた。お前サボりかよ。いいなー!」
果南「そんなんじゃないって」
果南(鞠莉はいないみたいだ)キョロキョロ
424
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/23(火) 08:01:45 ID:KEen6A8M
ダイヤ「松浦さん」
果南「あ、ダイヤ。鞠莉知らない?」
ダイヤ「体調が悪いからって途中で帰りましたわ。笑顔で帰られたのでとても体調が悪いようには見えませんでしたが」
果南(完全に午後サボったな。人のこと言えないけど)
ダイヤ「でも、それも松浦さんは知っているのでしょう?」
果南「へ?」
425
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/23(火) 08:03:58 ID:KEen6A8M
ダイヤ「昼休みからずっと、授業をサボって鞠莉さんと一緒にいましたわね?」
果南「えと、それは……」
>>425
1.一緒にいました……
2.いなかったよ?
426
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/23(火) 08:04:51 ID:KEen6A8M
ごめん 下で
427
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/23(火) 09:04:13 ID:5UXcXGms
2
428
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/23(火) 13:13:05 ID:KEen6A8M
果南「別に、鞠莉とは一緒にいなかったけど」
ダイヤ「へぇ、そう」
果南「うん」
ダイヤ「…………」
果南「…………」
ダイヤ「それはそうと松浦さん。さっきからあなたから鞠莉さんの匂いがするのだけれど」
果南「うそっ!?やっぱり匂い落ちないか──」
果南「あっ……」
ダイヤ「放課後、生徒会室までいいですわね」
果南「はい……」
429
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/23(火) 21:08:25 ID:XrMhPByY
本当にそうなのかしっかりと果南の匂いをだな
430
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/24(水) 09:04:07 ID:ZuVJnio2
〜放課後〜
ー生徒会室ー
コンコンコン
果南「失礼します……」ガララ
ダイヤ「どうぞ、その辺に座って楽にして下さい」
果南「う、うん」(いつもより圧を感じる……)
431
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/24(水) 09:08:15 ID:ZuVJnio2
ダイヤ「単刀直入に言いますわ。授業が始まっているにも関わらず鞠莉さんと一緒に何をしていたんですか?」
ダイヤ「それは授業より大事な事なのですか?」
果南「それは、その……」
>>432
1.うん
2.…………
3.ごめん
432
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/24(水) 09:13:14 ID:jIPJIE4Y
3
433
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/24(水) 09:22:08 ID:ZuVJnio2
果南「ごめん」
ダイヤ「はぁ……謝るくらいなら最初からサボらないでください」
ダイヤ「いいですか?サボりの常習犯の鞠莉さんはともかく、あなたまでそうなってしまうのはわたくし耐えられませんわ」
ダイヤ「とにかく、くれぐれも鞠莉さんに悪い影響を受けないで下さいね。今度遅れたら探しにいきますから」
434
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/24(水) 09:25:58 ID:ZuVJnio2
ダイヤ「話は以上です。手間を掛けさせてすみませんでした」
果南「…………」
>>436
1.黙って出て行く
2.悪い影響って何……?
3.……探しに来るんだね?
4.何をしてたから知りたくない?
435
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/24(水) 10:02:49 ID:jIPJIE4Y
2
436
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/24(水) 10:26:18 ID:XJ/Pktd2
4
437
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/24(水) 12:58:38 ID:ZuVJnio2
果南「何をしてたか聞かないの?」
ダイヤ「別に。どうせくだらないことでもしてたんでしょ?」
果南「くだらないことで授業のことを忘れるまで夢中になったりしないよ」
果南「ねぇ、興味ない?」ガタッ
ダイヤ「き、急にどうしたんですか松浦さん……」
果南「ねぇ、知りたくない?」ザッザッ
ダイヤ「え、ちょっと……」ビクッ
果南(二人きりの空間で、ダイヤが目と鼻の先に…………)
>>438
1.そのまま抱きしめてキスする
2.やっぱり思いとどまる
438
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/24(水) 13:02:15 ID:mko25Mo.
1
439
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/24(水) 14:45:56 ID:Gc2X6eEE
盛り上がってきた
440
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/24(水) 17:38:23 ID:ZuVJnio2
果南「」ハグゥ
ダイヤ「ちょっ……松浦さん!?何を」
果南「目閉じて」
ダイヤ「えっ──んむっ!?」
果南「んっ……チュッんんっ……チュルル��」
ダイヤ「んんっ!!?んーっっ」
441
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/25(木) 07:15:56 ID:avmiaCII
やったぜ
442
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/25(木) 08:00:18 ID:b6kasyWs
果南「ぷはっ」
ダイヤ「はぁ……はぁ……///」
果南「…………」
果南(どうしよう。このまま服脱がしちゃおうかな)
ダイヤ「…………///」
ダイヤ「……っっ!!」カァァァ
443
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/25(木) 08:01:54 ID:b6kasyWs
ダイヤ「……っ!」ダッ
果南「あ!」
ガララ
ピシャッ!
果南「出て行っちゃった」
果南(ちょっとこれはマズかったかな……?)
444
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/25(木) 08:15:47 ID:b6kasyWs
5月7日 土曜日
〜ダイビングショップ〜
果南「結局昨日はあの後も電話に出なかったなぁ」
果南「様子見に行きたい気もするけど……」
おじい「おい!果南!早く起きて手伝え!!シーズンは予約でいっぱいなんだ!!」
果南「わかってるよそのくらい!!」
果南「せっかくのゴールデンウイークだってのにこれだもんなぁ」
果南「こりゃあ次の登校日までこの島から出られそうにないな……」
445
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/26(金) 08:04:58 ID:u7RSRxXE
5月8日 日曜日
果南「結局昨日は一日中働きづめだったな……」
果南「まぁシーズンに稼がないと、こんな田舎町でしかも孤島のウチの店は潰れちゃうんだろうけど」
お姉さん「ねぇお兄さん?」
果南「え、はい。あ、さっきのお客さん!どうしました?何か忘れ物ですか?」
お姉さん「忘れ物……そうね。確かに忘れ物だわ」
果南「え?」
お姉さん「ねぇお兄さん。あなたのこと気に入っちゃった。今ちょっと時間ある?」スーッ
果南「……っ///」ドキッ
果南「は、はい……///」
お姉さん「だったら今からお姉さんとイイことしない?」
果南「い、イイ事……」
お姉さん「あなたのこのたくましいコレ、私に頂戴?」スリスリ
果南「……!」ゴクッ
>>446
1.部屋に連れ込む
2.いや、仕事があるので!
3.いや、彼女いるんで!
446
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/26(金) 08:16:14 ID:yIR6M7tM
2
447
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/26(金) 08:52:54 ID:2uMPU6PY
こい沼
448
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/26(金) 12:43:32 ID:u7RSRxXE
果南「いや、仕事があるので!」
お姉さん「あら残念。真面目なのね」
お姉さん「まぁダイビングも思ってたより楽しかったし、また来るわ。じゃあね」
果南「あ、はい。どうも!」
449
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/26(金) 12:46:41 ID:u7RSRxXE
果南(いやぁ、それにしてもダイビング楽しいって言ってくれて嬉しいな)
果南(色々準備とか忙しいけど、それだけで頑張れる気が──)クルッ
鞠莉「チャオ♪」
450
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/26(金) 18:50:06 ID:yIR6M7tM
マリ様が見てる
451
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/26(金) 21:00:10 ID:mib8Cn3A
更新多くなっていいぞ
452
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/27(土) 17:56:58 ID:I4nRnliI
果南「鞠莉、いたの……」
鞠莉「うん、どうなるかなーって見てた」
果南「これは別に……ちゃんと断ったし……」
鞠莉「うん、見てた」
女性客「あのー、すみません!」
果南「はい!」
女性客2「私達と一緒に写真撮って貰って良いですか?」
果南「あ、はい。いいですよ」
453
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/27(土) 18:01:55 ID:I4nRnliI
カシャッ
女性客「キャー!!!」
女性客2「あのあの、後あれもお願いします!」
果南「あれ?」
女性客「あれですよ!あれ!ほら、ぎゅーって!」
果南(あぁ、ハグのことかな)
果南「ハグ」
女性客「キャー❤❤❤❤」
女性客2「私も私も!」
果南「ハグ」
女性客2「うわぁぁぁぁぁ!!!!」
454
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/27(土) 18:04:42 ID:I4nRnliI
女性客2「ヤバイヤバイ!これヤバイ!!」
女性客「あの!絶対また来ます!ていうか通います!!」
果南「あはは……またおいで〜」
果南「えへへ」
果南(柔らかいしすっごいいい匂いしたな……)
果南「……はっ」
鞠莉「…………」
455
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/27(土) 18:05:09 ID:I4nRnliI
鞠莉「中、入るね」
果南「あ、うん……」
456
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/27(土) 18:06:57 ID:I4nRnliI
ー無人のダイビングショップ内ー
鞠莉「んっ」
果南「え?」
鞠莉「んっ」
果南「……」
>>457
1.お金を渡す
2.ハグする
3.ビンタをお見舞いする
4.チンポを差し出す
457
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/27(土) 18:08:08 ID:6CFiW7EM
2
458
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/27(土) 18:11:45 ID:I4nRnliI
果南「ごめん」ギュゥゥ
鞠莉「しばらくこうしてて」
果南「はい」ギュゥゥ
459
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/27(土) 18:15:59 ID:I4nRnliI
果南「確かにちょっとデレデレしちゃったかもしれないけど、ちゃんと部はわきまえてるから……」
鞠莉「別にダーリンが他の女の子とイチャイチャしてても構わないんだけど」
果南(いいんだ……)
鞠莉「ただ、マリーのこともちゃんと愛して欲しいなーって」
果南「そんな愛人みたいな……」
鞠莉「マリーはそれでもいいんだけど」
果南「俺は嫌だよ」
鞠莉「そ」
460
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/27(土) 18:19:51 ID:I4nRnliI
「おい、果南早くしろ!!小遣いやらねーぞ!!」
果南「うわっ、おじぃが呼んでる!!」
果南「ごめん鞠莉、仕事戻るからこの鍵でここ閉めといて!鍵は私が分かりそうなとこどっか適当に置いといて!」
鞠莉「あっ──」
バタン
鞠莉「…………」
461
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/27(土) 18:23:11 ID:I4nRnliI
5月9日 月曜日
〜朝〜
ーダイビングショップー
果南(はぁ……今年のゴールデンウイークも終わってしまった)
果南「おはよう、鞠莉、ダイヤ」
鞠莉「おはよう、果南」
ダイヤ「…………//////」
果南「あれ、ダイヤ?」
鞠莉「朝からずっとこんな感じなのよ。下向いたままなーんにも喋らないの。気味が悪いわ」
462
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/27(土) 18:25:35 ID:I4nRnliI
果南「どうしたのダイヤ」
ダイヤ「」ピクッ
ダイヤ「どうした、ですって……?」
ダイヤ「あんなことをしておいて、よくそんなことが言えますわね!!!」
果南「え?」
ダイヤ「金曜日に、そ、その……///」
ダイヤ「ワタクシノクチビルにセップンを……」ボソッ
鞠莉「え、ダイヤ果南とキスしたの?」
ダイヤ「////////」ボッ
果南(あ、思い出した!それか!)
463
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/27(土) 22:38:50 ID:si3apHJw
ひでえ
464
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/28(日) 14:15:05 ID:CCLPGbq.
ダイヤ「ああああ、あんな破廉恥なこと……!お付き合いしているわけでも無いのに……!!」
果南「だったら付き合おうよ」
ダイヤ「はぁぁ!!?あなた、そんな簡単に……」
果南「簡単じゃないよ。昔からダイヤとずっと一緒にいたいなって思ってたんだから。たまたま言い出すきっかけが今だっただけ」
ダイヤ「ずっ、ずっと一緒にって……///」
465
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/28(日) 14:21:34 ID:CCLPGbq.
果南「ダイヤは私と一緒にいたくないの?」
ダイヤ「そんな言い方……ズルいですわ」
果南「ねぇダイヤ」
ダイヤ「でもわたくし、家が決めた結婚相手がいますので……」
果南「少なくとも結婚するまでは大丈夫だよね。今すぐ結婚する訳じゃ無いんだし」
ダイヤ「でも結婚するまでは純潔は守らないといけませんから……もう唇は奪われてしまいましたけど」
果南「そんなの別にいいじゃん。ていうか親が決めた結婚なんて従う必要ある?」
ダイヤ「ですが親が決めたことですから間違いありませんし、黒澤家の繁栄には必要な──」
果南「あー!!!めんどくさすぎー!!!」
466
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/28(日) 14:27:42 ID:CCLPGbq.
果南「でもでもでもでも五月蝿いよ!なんでそんなに弱気なの!いつもの勢いはどこ行ったの!」
ダイヤ「そ、そんなこと言われましても」
果南「親が決めたことなんてどうでもいいじゃん!ダイヤはどうしたいの!それを言ってよ!」
ダイヤ「ど、どうでもいいですって!?」
鞠莉「2人ともWait!果南?私もだけど、ちゃんとした家のところは親の権限っていうのはとてつもなく強いの。結婚だって戦略結婚。でもその政略結婚も必要なことだし、朝におはようの挨拶つをするくらい当然なことなの。断ったりでもしたら黒澤家の面目は丸潰れでしょうね」
果南「そんな……」
467
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/28(日) 14:30:05 ID:F9RPGx6Y
鞠莉の目の前で告白してんのか…?
468
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/28(日) 14:34:25 ID:CCLPGbq.
鞠莉「でも果南にはそんなこと関係ない。ダイヤも思い出して?元々ガチガチの家から救い出して色んな物を私達に見せてくれたのも果南でしょ?」
ダイヤ「あの時だってビックリしましたわ。家の塀をよじ登っていきなり現れたんですもの」
鞠莉「果南なら家のしがらみなんな関係ない。果南なら何とかしてくれる。そう思わない?」
ダイヤ「それは……」
鞠莉「ダイヤだってよく知りもしないお坊ちゃんと結婚なんて嫌でしょ?」
ダイヤ「いえ、別に嫌というわけではありませんが……」
鞠莉「へ?」
ダイヤ「昔からわたくしは親が決めた殿方と結婚するものだと思っていましたから」
鞠莉「じゃあ……果南と結婚するのと、その殿方と結婚するの、どっちがいいの?」
ダイヤ「そんなこと、わたくしには選べませんわ」
鞠莉「かなーん!こいつ面倒くさい!!!」
469
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/29(月) 02:21:51 ID:HtHkOlSI
めんどくせぇ
470
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/29(月) 16:54:15 ID:bk24kcsI
許嫁と結婚を本人がイヤじゃないなら、良いんじゃね?
471
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/30(火) 21:16:36 ID:8xAyIVFE
ダイヤ「鞠莉さんも何ですか!人を面倒くさいなどと!」
鞠莉「だって面倒くさいだもん!!ダイヤはどうしたいの!果南と付き合ってイチャイチャしたくないの!?」
ダイヤ「イ……イチャイチャ!?」カァァァ//
鞠莉「あぁもう、一々赤くならない!」
ダイヤ「というか、付き合うにしても唐突すぎます!もっとちゃんとした手順を踏んで──」
鞠莉「今更そこに戻るの!?」
472
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/30(火) 21:25:43 ID:8xAyIVFE
果南「ね、ダイヤはどうしたいの?」
ダイヤ「どうって……」
果南「ダイヤは本当に親が決めた相手と結婚したいの?それは俺より大切な人なの!?」
ダイヤ「そ、そんな言い方……。ずるいです……どちらかを選べなんて、わたくしには難しすぎますわ」
果南「…………」
ダイヤ「…………」
473
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/30(火) 21:30:12 ID:8xAyIVFE
ダイヤ「少し……」
果南「!」
ダイヤ「少しだけ、お時間をいただけませんか?ちゃんとじっくり考えますから……」
果南「……」
>>475
1.わかった
2.期限を設けて了承する
3.今すぐ返事を急かす
474
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/30(火) 21:44:07 ID:2pTDf5KY
1
475
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/30(火) 22:14:14 ID:vpNHDpP2
1
476
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/30(火) 22:23:59 ID:8xAyIVFE
果南「分かった」
ダイヤ「ありがとうございます。考えがまとまりましたらお伝えしますわ。なるべく早く答えを出しますから……」
果南「焦んなくてもいいよ?ゆっくりでいいから」
ダイヤ「はい……。ところで、今の時間は──」チラッ
8:20
ダイヤ「なっっっっ!!?もうこんな時間!?バスだってもう行ってしまってますし、今からじゃホームルームに間に合いませんわ!!」
鞠莉「今日はダイヤもサボっちゃう?」
ダイヤ「サボりませんわよ!というか、わたくしが一緒にいるのにサボるなんて許しませんわよ」
鞠莉「はぁ……真面目ねぇ。船着き場の方に車を用意するわ。飛ばせばギリギリ間に合うはずだから」
ダイヤ「ありがとうございます。でも法定速度はちゃんと守ってくださいね」
鞠莉「………………」
477
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/30(火) 22:33:58 ID:8xAyIVFE
〜side DIA〜
ー3年教室ー
ダイヤ(はぁ……)
ダイヤ(お付き合い、ですか。テレビで見たり文献で少し見たことはありますが、まさか自分が当事者になるなんて)
ダイヤ(松浦さん……確か初めてお会いしたのは小学1年生の頃でしたっけ。お稽古事の予定があるにも関わらずわたくしを一緒に遊びたいからと半ば強引に連れ出して)
ダイヤ(でも、不思議と嫌じゃなくて。それどころかわたくしの知らない世界をいっぱい教えてくれましたね)
478
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/30(火) 22:39:28 ID:8xAyIVFE
ダイヤ(それもいつの間にか疎遠になって。今になって思えば思春期に入ってお互いがお互いを避けてしまっていたのかしら)
ダイヤ(わたくし達はあの頃みたく子どもじゃない。今や立派な男性と女性)
ダイヤ(あのキスは、つまり松浦さんはわたくしのことを──)
「黒澤さん!」
「黒澤さん?」
479
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/30(火) 22:43:50 ID:8xAyIVFE
ダイヤ「……はい?」
教師「次、読んでもらっていいですか?」
ダイヤ「え、あ、はい!」
ダイヤ「…………」
ダイヤ(全然聞いていませんでしたわ……!なんてこと、このわたくしが授業を聞いていなかったなんて)
クラスメイト「黒澤さん、22ページ3行目!」
ダイヤ(はっ!)
ダイヤ「え、えぇっと……」
480
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/30(火) 22:46:04 ID:8xAyIVFE
教師「はい、ありがとうございます。じゃあ次は……」
ダイヤ「ふぅ……」
クラスメイト「珍しいね。黒澤さんが聞いてなかったなんて」
ダイヤ「あ、すみません。助かりましたわ」
クラスメイト「考え事でもしてたの?もしかして、恋の悩みとか?」
ダイヤ「はぁ!?」
教師「黒澤さん?どうかしましたか?」
ダイヤ「え、いえ……なんでもありません」
481
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/30(火) 22:47:32 ID:8xAyIVFE
クラスメイト「え、マジ……?」
ダイヤ「ち、違いますわ。貴女が急に変な事をいうので少し同様してしまっただけです」
クラスメイト「へぇ……」
482
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/30(火) 22:51:04 ID:8xAyIVFE
キーンコーンカーンコーン
〜休み時間〜
クラスメイト「ねーねー、さっきのこと詳しく教えてよ〜」
ダイヤ「ですから、そういうのではありませんと」
クラスメイトA「でねー、昨日隣のクラスの三島に告られてねー」
クラスメイトB「えーうそー!で、返事は?」
ダイヤ「」ピクッ
クラスメイト「…………」
483
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/30(火) 22:53:54 ID:8xAyIVFE
クラスメイト「気になる?」
ダイヤ「はっ……!」
クラスメイト「ふふ」ニヤニヤ
ダイヤ「なんですか、ニヤニヤして」
クラスメイト「いやー、生徒会長さんも色恋沙汰とかあるんだなーって。いやほら、なんかカタブツってイメージあったからさぁ」
ダイヤ「……わたくしそんなに硬いですか?」
クラスメイト「うん、硬度10って感じ」
ダイヤ(身内以外にまで言われるとは。鞠莉さんにいつも言われてるのはただからかわれてるだけという訳では無かったのですね……)
484
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/30(火) 22:58:21 ID:8xAyIVFE
クラスメイト「ね、お昼いい?一緒に食べようよ。私もっと黒澤さんとお喋りしたいな」
ダイヤ「いいですけど……わたくしと話してもあまり面白くはないかと」
クラスメイト「えーそんなこと無いよー。じゃあ決まりね!」
ダイヤ「え、えぇ……」
ダイヤ(鞠莉さん以外にわたくしにこんなに絡んできた女の人は初めてですわ)
ダイヤ(この人なら、何かヒントをくれるでしょうか……)
485
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/04/30(火) 23:04:02 ID:8xAyIVFE
〜お昼休み〜
ー生徒会室ー
クラスメイト「うわー……私生徒会室はいんの初めてだよ。」
ダイヤ「特に用事が無ければ縁の無い場所ですものね」
クラスメイト「よし、じゃあ早速ダイヤちゃんの恋愛トークを聞かせてもらいましょーか!」
ダイヤ「だ、ダイヤちゃん……?」
クラスメイト「そっちの方が可愛いし柔らかい感じするでしょ?ダメだった?」
ダイヤ「いえ……///」
ダイヤ(ダイヤちゃんなんて、呼び慣れていないのでなんだか恥ずかしいですわね)
クラスメイト「あ、私のことも美希でいいよ」
ダイヤ「分かりました。美希さん」
486
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/05/05(日) 11:09:19 ID:aRJGw7F6
ダイヤ「恋愛トーク、でしたっけ。美希さんは恋はしたことあるのですか?」
美希「あるよー。っていってもどちらかというと人の恋愛模様見る方が好きなんだけどね」
ダイヤ「…………」
ダイヤ「あの、わたくし恥ずかしながらそういうのは全く経験が無くどうしたらいいか分からないんです」
ダイヤ「だから笑わずに聞いてくれますか?」
美希「当たり前だよ!」
ダイヤ「それと、言いふらしたりしないでもらっていいですか?」
美希「任せて!こう見えても口は硬いから!」
ダイヤ「…………」
487
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/05/05(日) 11:16:03 ID:aRJGw7F6
ダイヤ「実は、幼なじみに告白されまして」
美希「おっ!いいね!それでそれで?」
ダイヤ「わたくし分からないんです」
ダイヤ「嬉しいのかそうで無いのか、自分はどうしたいのか」
ダイヤ「その人のことで頭がいっぱいで勉強も手に付かず……」
美希「それで授業中上の空だったんだ」
ダイヤ「自分の事なのに全然分からないんです。今までこういった色恋沙汰は初めてでどうすればいいか///」シュンッ
美希(うわっ、生徒会長可愛っ!)
488
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/05/05(日) 11:23:06 ID:aRJGw7F6
美希「つまりダイヤちゃんは自分の気持ちが分からないわけだ」
ダイヤ「はい……もう何が何だか」
ダイヤ「それに家のことだって」
美希「家のこと?」
ダイヤ「わたくし家が決めた結婚相手がいまして。何でも昔から黒澤家とよくして下さっている会社の息子さんだとか」
美希「うわっ、政略結婚ってやつ?まぁた時代遅れな……」
美希「いや、でもこの辺全部黒澤家が仕切ってるようなもんだしあり得るのか……」
美希「ってか私今その黒澤家の跡継ぎさんと話してる!?ヤバっ、変なこと言ったら消される!?」
ダイヤ(元気な人ですわね……)
489
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/05/05(日) 11:27:58 ID:aRJGw7F6
美希「それがあるから男子の付き合いも許されてないの?」
ダイヤ「おそらく……」
美希「はぁ……難しいねぇ。そういう家同士のことは一般人で第三者の私が口出しできるようなもんでもないし」
美希「でも、花の女子高生なんだから恋くらい自由にしてもいいって私は思うよ!」
美希「とりあえず、ややこしくなるから家のことはほっといて、松浦くんとのことだけ考えよう!」
ダイヤ「はい。……ってあれ?私松浦さんって言いましたっけ?」
美希「ダイヤちゃんの男子の幼なじみって言ったら松浦くんしかいないでしょ……。それでなくても松浦くん以外に接点ある男子いなさそうだし」
ダイヤ「はぁ」
ダイヤ(この様子だと他の皆にもすぐバレそうですわね)
490
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/05/05(日) 11:33:11 ID:aRJGw7F6
美希「まずは松浦くんのこと本当に好きかどうか確かめてみよう!」
美希「これから私が言うことを松浦くんにしてみて!それでドキドキしたりするようなら好きになってる証拠!OKしちゃいなさい!」
ダイヤ「あ、ありがとうございます……」
ダイヤ「あのっ」
美希「ん?」
ダイヤ「ありがとうございます。美希さんのおかげで一旦気持ちの整理が出来た気がします」
美希「お礼に黒澤家のコネ使ってなんか土地とか頂戴ね!」
ダイヤ「はい、分かりました。お父様に土地の移譲を──」
美希「いや、冗談だからっ!!」
ダイヤ「?」
美希(意外と天然なんだな。生徒会長って……)
491
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/05/05(日) 20:55:41 ID:dBpCZxlw
5月10日
〜朝〜
ーダイビングショップー
果南「おはよう。鞠莉、ダイヤ」
鞠莉「おはよう果南♪」
ダイヤ「お、おはようございます……///」モジモジ
鞠莉「…………」チラッ
492
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/05/05(日) 21:00:27 ID:dBpCZxlw
ー3年教室ー
ダイヤ「…………」ポーッ
三浦「それでさぁ、昨日お前が教えてくれた動画滅茶苦茶いいのなんのって!」
果南「でしょ?」
ダイヤ「…………」ポーッ
三浦「てかさっきから生徒会長こっち見てね?」
果南「えっ、あ、ホントだ」クルッ
ダイヤ「…………」ポーッ
ーーーーー
493
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/05/05(日) 21:03:15 ID:dBpCZxlw
ダイヤ『それで、わたくしは気持ちを確かめるために何をすればいいんですの?』
美希『何もしない』
ダイヤ『は?』
美希『だからね、何もしないの。ダイヤちゃんは普段通り過ごしてて?』
ダイヤ『は、はぁ……。ですがそれでは──』
美希『大丈夫だから!それじゃあ普段通りでいいから!そしたらまた明日の放課後ここで作戦会議ね!』
ダイヤ『分かりました……』
494
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/05/05(日) 21:04:59 ID:dBpCZxlw
ーーーーー
ダイヤ(美希さんはあぁ言いましたけど、どういう意味でしょうか。折角意気込んだのに何もしないとなるとそれはそれで落ち着きませんわ)
三浦「ヤバいって松浦。もしかして聞かれたりしてないよな?生徒会長そういうのに厳しそうだし!」
果南「あぁ……確かに。破廉恥ですわー!とか言いそう」
495
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/05/06(月) 07:56:13 ID:kcH5Gsak
ワイワイワイ
ダイヤ「……」ポーッ
美希「…………」ジーッ
鞠莉(何あれ……?)
496
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/05/06(月) 22:50:23 ID:1jYDF5Bw
可愛い
497
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/05/08(水) 09:16:15 ID:am7SYJVA
〜授業中〜
ーグラウンドー
果南「フーッ!俺1ばーん!」
三浦「はぁはぁ……お前……速すぎるんだよ……なんで息1つ……切れてないんだよ……」
果南「三浦こそ男のくせにだらしないぞっ」
三浦「お前ほどのバケモノそうそういねーよ!!」
498
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/05/08(水) 09:20:16 ID:KfD9qDZ2
女子生徒A「今よ!タオル届けに行かなくちゃ!」ダッ
女子生徒B「あっずるい!私だってタオル届けたいのに〜!」ダッ
女子生徒C「今日こそ松浦くんの汗ゲットよ!」ダッ
ワイワイワイ
ダイヤ「あっ……」
499
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/05/08(水) 09:23:46 ID:am7SYJVA
女子生徒G「松浦くん!タオルです!」
女子生徒L「ぜひぜひ!使って下さい!洗わなくてもいいですからそのまま返して下さって結構です!」
三浦「おいまた来たぞ。ったく、こんだけ来てるなら俺の分も1つくらいあってもいいのに」
果南「あはは……」
500
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/05/08(水) 09:28:00 ID:am7SYJVA
果南「ごめん。気持ちは嬉しいけど汗あんまり書いてないから大丈夫だよ」
果南「次女子が走る番だし、そのタオルは自分達が汗をかいたときに取っておいて」
女子生徒たち「は〜い……」
女子生徒C「ちぇっ、今日もダメだったなぁ」
女子生徒B「卒業までには拭いて欲しいよねぇ」
三浦「なぁ、お前ら。誰か俺にもタオル貸してくれよ!もう汗まみれで」
女子生徒E「うわっキモッ!!」
女子生徒D「死ね!!」
三浦「なぁ松浦……この差よ……」
果南「あはは……」
501
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/05/08(水) 09:30:34 ID:am7SYJVA
ダイヤ「…………」
松浦さんが誰のタオルも借りなかったのを見てほっとしてしまった。
それだけじゃない。タオルを皆が届けに行くのも羨ましいと感じたし、誰のタオルも取らないでと心の底から願ってしまった。
別に誰のタオルで拭こうが松浦さんの自由なのに。わたくしは松浦さんの彼女でも何でも無く、それを咎める権利なんて無いのに。
502
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/05/08(水) 09:34:34 ID:am7SYJVA
〜放課後〜
ー生徒会室ー
美希「どうでした?今日一日」
ダイヤ「やっぱり変でした」
ダイヤ「気が付けば、いえ、無意識に頭では松浦さんが浮かび、目で追っているようです」
ダイヤ「体育の授業の時だって、松浦さんに誰のタオルも取って欲しくないと思ってしまいました。」
ダイヤ「こんなこと初めてで。以前も私以外の人といっぱい話すようになって寂しいと思ったことはありますが、それともまた違ったようで」
美希「もう決まりだよ!それが」
ダイヤ「恋、ですか……?」
美希「そう!つまりダイヤちゃん初恋だね〜。初恋が松浦くんだなんて豪華だなぁ〜」
503
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/05/08(水) 09:36:29 ID:Jh9R6h6A
美希「初恋は実らないなんて言うけど、ダイヤちゃんは今勝ち確定の状況!」
美希「告白されてその返事待ちなんだから、OKさえすれば今すぐにでも付き合えるよ!」
美希「そうすればタオル渡し放題!」
ダイヤ「べっ、別にタオルを渡したかったわけでは……!」
美希「羨ましかったんじゃないの?」
ダイヤ「す、少し……」
504
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/05/08(水) 09:41:26 ID:am7SYJVA
ダイヤ「ですがやはり家のことが……。やはりお母様と相談してからの方が」
美希「はぁ……結局そこかぁ」
美希「ダイヤちゃんのお母さんがどれくらい厳しいか知らないけど、でも結婚相手いるなら反対されそうな気もするんだよなぁ」
美希「松浦くんと一緒に説得してみるとか?」
ダイヤ「…………」
美希「うーん……こればっかりは私には何も言えないしなぁ」
505
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/05/08(水) 09:45:02 ID:am7SYJVA
美希「じゃあさ、とりあえず告白OKの返事だけすればどう?説得だとかそういうのは彼氏ともう一度話し合って見ようよ!」
ダイヤ「かっ彼氏!?」
美希「松浦くんのこと!」
ダイヤ(まっ、松浦さんがわたくしの彼氏……///)
美希「じゃあね、また何か進展あったら教えてね!」ダッ
ダイヤ「あっ!」
ダイヤ「騒がしい人でしたわね……」
ダイヤ「あっ、お礼をまだ言っていませんでしたわ」
506
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/05/08(水) 09:50:56 ID:am7SYJVA
side果南
5月11日水曜日
〜朝〜
ーダイビングショップ前ー
ダイヤ「あのっ、松浦さん!告白の件ですが……こちらこそ、ぜひあなたとお付き合いさせていただきたく──」
果南「頭上げてよダイヤ!そんなかしこまらなくても自分達の仲なんだし」
ダイヤ「では……」
果南「うん。ダイヤは今から俺の彼女だよ」
ダイヤ「……………っっっ///」カァァァ
ダイヤ「すっ……末永くよろしくお願いします……///」
果南「こちらこそ」
507
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/05/08(水) 09:53:45 ID:am7SYJVA
鞠莉「Yeah〜!!やった!!!ついにダーリンとダイヤが付き合ったわ!!」
ダイヤ「もう、鞠莉さんったら自分のことのように喜んで」
鞠莉「これで私達3人、ずっと仲良く一緒ね!!」
ダイヤ「ん?3人?」
ダイヤ「ちょっと待ってください。そういえばさっきダーリンって……それに──」
508
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/05/08(水) 09:56:32 ID:9HgPGXCM
コレは揉めるわ
509
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/05/08(水) 09:56:58 ID:am7SYJVA
ダイヤ「それにっ、あの時鞠莉としていたことと言ってわたくしの唇を奪って」
ダイヤ「まさか……鞠莉さんも松浦さんと付き合っていたり──」
鞠莉「そうだよ?」
ダイヤ「なっっっっ!!!」
510
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/05/08(水) 10:01:33 ID:am7SYJVA
ダイヤ「ちょっと松浦さん!どういうことですか!!鞠莉さんというもながありながらわたくしと付き合おうなどと言ったのですか!」
ダイヤ「わたくしの心を弄んだのですか!?」
果南「いや、違うんだよダイヤ。……ほら鞠莉、やっぱこうなるって」
鞠莉「ダイヤ、ダーリンがダイヤを好きな気持ちは本当よ。ダーリンはマリーもダイヤもどっちも好きなの」
ダイヤ「ふっ、二股など許されるわけが……!」
鞠莉「ダイヤ、私達ずっと昔から言ってたじゃない。3人ずっと一緒がいいねって」
ダイヤ「そっ、それは小さい頃の話で……現実的に考えて人がずっと一緒にいられるなど」
鞠莉「できるよ」
ダイヤ「っ」
511
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/05/08(水) 10:10:45 ID:am7SYJVA
鞠莉「二股かも知れないけど浮気じゃない。それに、お互いが許容さえすれば二股だって何も問題は無いわ」
ダイヤ「いやっ、それでも……」
鞠莉「世間的な目が気になるなら、私の方はこれまで通り付き合っていないフリをすればいい」
鞠莉「問題なのはダイヤがダーリンと付き合いたいかどうか、それだけ考えて」
ダイヤ「でも……」
鞠莉「理屈で考えないで。それとも、ダイヤは私とダーリンが付き合ってるくらいで自分の気持ちを押し殺す情けない女だったの?」
ダイヤ「情け無くなんか!黒澤家に相応しいのは常に勝利のみ!」
ダイヤ「そこまで言うのなら分かりましたわ!あなたから松浦さんを奪うくらいの気持ちで行かせてもらいます!!」
鞠莉「フフッ……望むところデース!!」
512
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/05/08(水) 10:11:46 ID:am7SYJVA
ダイヤ「というわけで松浦さん。よろしくお願いしますわ」
果南「うん、こっちこそ」
果南(ホントに3人で付き合っちゃった)
果南(でもこれで、昔のように3人で……)
513
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/05/08(水) 12:20:24 ID:YGvMfLzc
やったぜ
514
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/05/08(水) 12:35:49 ID:oxwmQenw
きたー!
515
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/05/08(水) 23:03:44 ID:KxqeySM.
いいゾォ
516
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/05/09(木) 11:53:42 ID:jBkelML2
3P
517
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/05/09(木) 12:31:52 ID:ydB4xPPg
鞠莉「そういえば、ダイヤはダーリンに何て呼んでほしいとかあるの?」
ダイヤ「え?」
鞠莉「ほら、付き合うんだから呼び名変えたりとか」
ダイヤ「私は、今まで通り”ダイヤ”と呼び捨てで読んでくれれば……」
鞠莉「ダイヤちゃんとかは?」
ダイヤ「い……いいですっ!///」
果南「…………」
>>518
1.ダイヤ
2.ダイヤちゃんと呼んでみる
518
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/05/09(木) 12:40:32 ID:qQCmWK0I
ここは2で
519
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/05/09(木) 18:08:50 ID:ydB4xPPg
果南「ダイヤちゃん」ボソッ
ダイヤ「なっ、何ですかさっきから!わたくしはもうちゃん付けされるような歳ではなく女性ですよ!?」
果南「ダイヤちゃん」
ダイヤ「話聞いてますか……?///」
果南「でも嬉しそうに見えるよ、ダイヤちゃん」
ダイヤ「恥ずかしいんです、ちゃん付けが!!」
果南「いや?」
ダイヤ「嫌というか……」
言葉を濁して俯くダイヤの右手はしっかり口元のホクロに伸びている。
520
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/05/09(木) 18:11:19 ID:ydB4xPPg
果南(可愛いなダイヤ)
果南(それにしても結局呼び方はどうしようか……)
>>521
1.ダイヤちゃん呼びにする
2.たまに呼ぶことにする
521
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/05/09(木) 18:20:57 ID:vfPSgAWc
2
522
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/05/10(金) 17:57:47 ID:mG2QJxx.
果南(まぁ普段使いして慣れられても嫌だからたまにでいっか)
鞠莉「それで、ダーリンはダイヤに何て呼んで欲しいの?」
ダイヤ「…………///」
果南「うーん」
>>524
1.果南
2.果南さん
3.ダーリン
4.あなた
5.かーくん
523
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/05/10(金) 17:59:09 ID:EHQShH22
4
524
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/05/10(金) 18:06:21 ID:w4gDGtUs
4
525
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/05/10(金) 22:52:38 ID:cv82/BvY
ええんか…
526
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/05/12(日) 21:54:39 ID:YcI9DGxE
カーチャン
527
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/05/16(木) 18:30:43 ID:58WJvPcU
果南「ここは”あなた”で。ほら、なんかダイヤっていかにも和風な美人妻って感じじゃない?」
ダイヤ「美人……自覚はしていますが、改めて松浦さんに言われるとなんだか照れますわね///」
果南「ほら、ダイヤ、”あなた”」
ダイヤ「そっ、そうでしたわね!行きますわよ」
ダイヤ「…………」
ダイヤ「あなた」ボソッ
果南(う”っ、これはかなり……)
528
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/05/16(木) 18:34:45 ID:58WJvPcU
果南「……ん?」
鞠莉「どうしたのダーリン?」
果南「いや、何か今あっちの方でチャイムみたいな音が聞こえたような……」
ダイヤ「あぁぁぁぁぁ!!!!」
鞠莉「もう!ダイヤ五月蝿い!」
ダイヤ「そんなこと言ってる場合じゃありませんわ!!さっき果南さんが聞いたのは予鈴のチャイムですわ!!あぁ、そのままでは高校の皆勤賞が……!」
529
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/05/16(木) 18:39:06 ID:58WJvPcU
果南「今からじゃバスは無いし、車でも間に合わないね」
ダイヤ「どうするんですか!?」
果南「ここ(淡島)から直接学校近くの陸まで飛ばす!!」
ダイヤ「飛ばすって……」
果南「確か向こうに水上オートバイがあったんだ。確か丁度3人乗り!」
果南「行こう!鞠莉、ダイヤ!」
鞠莉「oh!」ガシッ
ダイヤ「きゃっ……///」ガシッ
530
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/05/17(金) 11:27:21 ID:JI.MnO6I
美人自覚してるダイヤさん好き
531
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/05/18(土) 19:03:16 ID:Ig4MONNI
sideダイヤ
それから果南さんはわたくしと鞠莉さんを連れて半ば無理矢理水上オートバイへと乗せました。
こんなにも強引な扱い、そして無茶苦茶な方法、わたくしは嫌なはずなのに……。
なぜか手を引かれた時わたくしが感じていたのは昂揚感だったのです。
532
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/05/18(土) 19:10:39 ID:Ig4MONNI
side果南
ー3年教室ー
教師「ここもう写したなー。消すぞー」
カッカッカッカッカッカッカッ
ガララッ!!
ダイヤ「まっ、間に合いましたか……!?」ポタポタポタ
教師「あー…………びしょ濡れにまでなって急いできたのは分かるんだが」
教師「今は9時5分。遅刻だ」
ダイヤ「全然間に合って無いじゃないですか!!」
果南「いやー、やっぱ2人背負ってダッシュするのは無理あったね……」アハハ
ダイヤ「笑い事じゃありませんわ!!あぁ……高校の皆勤賞がぁ……」
533
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/05/18(土) 19:12:55 ID:Ig4MONNI
教師「とりあえずお前らなんでびしょ濡れなんだ。着替えは……今日は体育あるのか?」
ダイヤ「ありません……」
教師「しょうがないな。3人とも保健室行ってジャージ着替えてこい。」
果南「はーい」
鞠莉「はーい」
534
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/05/18(土) 19:16:02 ID:Ig4MONNI
数学教師「あ、黒澤」
ダイヤ「はい?」
数学教師「あー……担任の方はどうしてるのか知らんが、ホントに遅刻で付けてていいのか?」
ダイヤ「構いませんわ。遅刻したことは事実ですから」
数学教師「そ、そうか。ホントにいいんだな?」
ダイヤ「えぇ。犯した過ちを誤魔化すようなことはしたくありませんもの」
果南「…………?」
数学教師「分かった。じゃあ松浦達もとっとと戻ってこいよ!」
果南「あっ、はい!」
535
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/05/18(土) 19:19:50 ID:Ig4MONNI
ー生徒会室ー
〜昼休み〜
鞠莉「3人いるから堂々と個室に入れたわね!男女2人ならこうは──」
果南「え、でも俺よく1人でダイヤの所に行ってたけど」
鞠莉「えっ、そうなの?今日みたいに一緒に入ってった訳じゃ無いのもあるだろうけど、男女2人で個室に入ったら噂されそうっていうのは考えすぎだったかしら……」
536
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/05/18(土) 19:25:59 ID:Ig4MONNI
ダイヤ「それよりあなた!」バンッ
果南「……あっ、俺のこと?」
ダイヤ「あなたがそう言って欲しいって言ったんでしょう……///」
ダイヤ「朝の件!間に合うと言ったから信じたのに、大遅刻じゃないですか!!わたくし皆勤賞だったんですよ!?そういえば小学生の頃もあなたのおかげで皆勤賞逃して──」
鞠莉「Wait,wait. あの時間からじゃ、どうやっても間に合わなかったわよ」
鞠莉「それに朝あの時間に長引くような話を持ち出したのはダイヤじゃない」
ダイヤ「それはっ……」
鞠莉「それに、ダーリンに手を引かれてた時、昔みたいでちょっとドキドキしなかった?」
ダイヤ「…………」
その言葉をきっかけに、ダイヤは反論出来なくなったようで、大人しく席に座った。
537
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/05/18(土) 19:30:06 ID:Ig4MONNI
鞠莉「そんなことよりどうするの?」
果南「何が?」
鞠莉「私はダーリンと付き合ってることは皆に隠してるけど、ダイヤはどうするの?」
鞠莉「皆に言えば、学校で表立ってイチャイチャしたり他の女がダーリンに寄りつきにくくなると思うけど」
鞠莉「ダイヤのことだから、タオル持って寄ってきてたクラスメイトにもムッとしてたんじゃない?」
ダイヤ「うっ……」
果南(そうだったんだ)
538
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/05/18(土) 19:31:19 ID:Ig4MONNI
ダイヤ「…………」
鞠莉「ダイヤ?」
ダイヤ「私は……その…….///」
鞠莉「…………」
ダイヤ「…………」
鞠莉「んもう!ハッキリしないわね!!」
539
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/05/18(土) 19:34:44 ID:Ig4MONNI
ダイヤ「…………///」チラッチラッ
果南(こっちに目配せしてる)
果南(思いを汲み取ってあげようかな)
>>541
1.堂々とイチャイチャする
2.隠しておく
3.めんどくさいなぁ
540
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/05/18(土) 20:20:08 ID:dwwxMG06
1
541
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/05/19(日) 00:42:20 ID:Yjkl7tjo
1
542
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/05/27(月) 18:26:03 ID:66clJ.FE
果南「俺はダイヤとイチャイチャしたいな」
ダイヤ「へっ!?そ……そう、ですか///」
果南「ちょっとやってみる?」
ダイヤ「え?」
果南「ダイヤがしたいイチャイチャ」
ダイヤ「イチャイチャ///」
543
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/05/27(月) 18:29:04 ID:66clJ.FE
ダイヤ「そ、それでは……///」
果南「うむ」
ダイヤ「…………」
ダイヤ「///」スッ
果南(ん?)
ダイヤは少しモジモジしながら私の後ろに回り込んだ。
544
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/05/27(月) 18:34:20 ID:66clJ.FE
ダイヤ「…………」
それからもダイヤはずっとこちらの背中の方を後ろから見つめている。
果南「えーっと、これがイチャイチャ……?」
ダイヤはコクっと静かに頷いた。
ホクロはかいていない。嘘では無いらしい。
545
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/05/27(月) 18:41:01 ID:66clJ.FE
鞠莉「Oh,my Gad!!Japanese wifeデース!!」
果南「じゃぱにーず、何だって?」
鞠莉「これは伝説の、『3歩下がって夫を立てる』という伝説の日本人妻の姿デース!!!」
鞠莉「まさか既に日本では滅んだと言われていた伝説の日本人妻がまだいたとは……。それもダイヤがその伝説の日本人妻!!」
ダイヤ「伝説の伝説の五月蝿いですわ!!」
546
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/05/27(月) 20:09:05 ID:uYIM8vmQ
ダイヤ「お母様から女性は男性を立てるものだと教わってきましたし、それに」
果南「それに?」
ダイヤ「で、できれば私自身も後ろから果南さんを支えたいですわ///」
果南「うっ」
果南(今のグッと来た)
547
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/05/27(月) 20:13:49 ID:uYIM8vmQ
鞠莉「それと、学校で隠さずイチャイチャしてたらすぐにバレるとは思うんだけど」
鞠莉「ダイヤの両親には言うの?どうせバレるなら自分からさっさと言った方が良いとは思うけど」
果南「うっ」
果南(ダイヤの家か……)
果南(お母さんはともかくお父さんの方は滅茶苦茶怖そうなんだよなぁ。縁談を壊そうとしてるわけだし)
果南(それに、それ以外にも黒い服着た怖い人いっぱいいるし)
果南(なんか怖いなぁ)
>>549
1.言わなきゃバレないでしょ!
2.言う勇気が無いからもうちょっと待って……
3.今日帰りに言いに行こう
4.今度の週末に言いに行こう
548
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/05/27(月) 20:23:13 ID:RN2u2d.E
きたか!
549
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/05/27(月) 20:23:16 ID:H04RaWMg
3
550
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/05/27(月) 20:30:47 ID:e.u74Aa.
漢だ
551
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/05/27(月) 21:24:42 ID:lmkj15sM
いいゾォ
552
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/06/06(木) 18:39:31 ID:ROaMZrYU
果南「今日帰りに言いに行こう!」
ダイヤ「え、今日ですか!?」
果南「うん、こんな田舎だし絶対ダイヤの家にもすぐ届くよ。なら早い方がいい」
果南「絶対反対されそうだし、早めの方が誠意が伝わるだろうし」
鞠莉「だって、ダイヤ」
ダイヤ「まぁ、そうですね。確かに報告は早い方がいいですわね」
ダイヤ「それにしてももう両親に報告ですか……恥ずかしくて死にそうですわ///」
鞠莉「ダイヤ顔まっか〜」
果南「可愛いね」
ダイヤ「2人してからかわないで下さい!!」
553
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/06/06(木) 18:40:54 ID:ROaMZrYU
ー3年教室ー
果南「どうしたの鞠莉。早めに教師に戻りたいなんて」
鞠莉「果南とダーリンここに立って?」
果南「教卓前?いいけど……」
554
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/06/06(木) 18:43:40 ID:ROaMZrYU
鞠莉「はい皆ちゅうも〜く!!」パンパン
「なに?」
「なんだなんだ?」
三浦「おい何だよ松浦。一発芸でもしてくれんのかよ」
果南(多分違うと願いたい……)
鞠莉「えー、これよりー松浦果南と黒澤ダイヤの電撃婚約発表会を行いま〜す!!!」
果南「ブッッッ」
ダイヤ「なっっっっ/////」
「!!??」ガヤガヤガヤ
555
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/06/06(木) 18:47:29 ID:ROaMZrYU
発表会→記者会見
果南「ちょっと鞠莉!!いきなり何言い出すの!?」
ダイヤ「そうですわ!大胆婚約までは行っていませんわ!!」
美希「じゃあ付き合ってるのは?」
ダイヤ「お付き合いはさせてもらってます!」
ダイヤ「あ……」
美希「へ〜そうなんだ〜。ねーキスは?ていうかエッチはもうしたの?松浦くんのおちんちん大っきかった?」
ダイヤ「ちょっと美希さん!!!!」
556
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/06/06(木) 18:52:14 ID:ROaMZrYU
「ねー!どっちから告白したの!?」
「いつから好きだった?やっぱり大分昔から?」
「ダイヤさん相手じゃそりゃウチらに勝ち目なんてあるわけないよね〜」
ダイヤにクラス中の女子達が、それにクラス内だけで無く他のクラスや学年の女子達がどこからともなく現れダイヤを囲んでいった。
果南(やっぱり女子って色恋沙汰好きだよね。これが他人の恋愛のことなら自分も色々聞きたいんだけど……)
残念ながら自分の目の前にいるのはこれまた色んな学年やクラスの男子達。ダイヤも結構色んな人の憧れの的だったようだ。
こいつらが集まっているせいで、こちら側に色々聞いてこようとする女の子のギャラリーはいなかった。
557
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/06/06(木) 18:56:30 ID:ROaMZrYU
三浦「おい松浦!なんてことしてくれたんだ……よりによって学内一、いや、地元一の美少女をかっさらっていくとは……!」
「やっぱイケメンなのか!クソッ」
「もしかしたら付き合えるかもっていう僅かな希望をも潰しやがって!」
有象無象が私に向かって暴言を吐きまくる。今まで男子に暴言を吐かれた回数より今受けている暴言の方が多そうなくらいだ。
果南「いや、そんなこと言われても──」
三浦「松浦、ちょっと表行こうぜ」
果南「ケンカならやんないよ」
三浦「いいから、俺らだって無駄な血は見たくない」
果南「……わかった」
558
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/06/06(木) 19:00:53 ID:ROaMZrYU
予鈴が鳴ってもうすぐ五時間目がはじまるのだけど、私は大勢の男子に屋上へと連れてこられた。あんまり長引くようなら無理矢理にでも教室に戻ってやる。
果南「それで、何?ケンカなら受けて立つから早めにかかってきてくれると助かるんだけど」
三浦「お前さっきと言ってること違うぞ!いや、皆お前に恨みを持ってるがそれはただの私怨で俺らが黒澤と付き合えるわけないなんてホントは分かってるんだ!だから!」
果南「だから?」
三浦「その……金は払う!だから黒澤のハメ撮り動画を……!」
バキッ
さ、早く教室に戻らなきゃ。
559
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/06/06(木) 19:09:28 ID:ROaMZrYU
〜休み時間〜
ー3年教室ー
果南「ちょっと鞠莉!どういうこと!?」
ダイヤ「そうですわ!あんな大勢の前でいきなり言うなんて!」
鞠莉「堂々とイチャイチャするんでしょ?」
ダイヤ「だからってあんな……」
鞠莉「でもこれで果南とダイヤが付き合っているという認識は皆の中に確実にハッキリ刻まれたはず」
鞠莉「これで私が2人と一緒にいても、私が果南と付き合ってるなんて誰も思わないでしょ?」
鞠莉「あ、恋仲を疑われるのはダイヤの方かしら��」
ダイヤ「残念ですがお断りしますわ」
鞠莉「いやーん、フラれちゃった〜��」
560
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/06/06(木) 19:13:37 ID:ROaMZrYU
鞠莉「冗談はおいといて、私は本当にママやパパにバレる訳にはいかないの」
鞠莉「あの2人の説得なんて100%無理なんだから。勿論私でもね」
果南「鞠莉…………」
鞠莉「さ、今は私のことよりダイヤのママとパパにどう話すか考えましょう。次の授業終わったら家に行くんでしょ?」
果南「う。そうだね、ちゃんと考えないと……」
561
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/06/07(金) 00:19:28 ID:lDeHBKbg
俺も動画見たい
562
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/06/07(金) 09:50:59 ID:6ajFs0nA
私も
563
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/06/09(日) 04:29:01 ID:qho2Y6i2
おいどんもでごわす
564
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/06/09(日) 21:14:57 ID:LOdp4Sls
5th幕間でかなダイ
565
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/06/10(月) 01:18:11 ID:POH/eZrM
実にイタリアンだったな
566
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/06/10(月) 06:52:31 ID:/xj0SAYk
濃厚な かなダイ
567
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/06/10(月) 13:10:29 ID:.JjbLZI6
善子の想像だったけどねw
568
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/06/10(月) 19:13:46 ID:gQutS2Eo
かなダイ熱高まっていますぐ書きたいけど、合同の〆切迫ってるからちょっと待って……
(これはかなダイではないだろうけど)
569
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/06/18(火) 18:17:16 ID:Anb4n14w
〜放課後〜
ー黒澤家前ー
果南「ダイヤの家に入るのにこんなに緊張してるの初めてだよ……」
鞠莉「私との初めてのエッチとどのくらい?」
果南「ちょっと鞠莉!何言ってるの!」
ダイヤ「え?何か言いましたか?」
果南(こっちはこっちで謎の難聴発揮してるよ)
570
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/06/18(火) 18:24:09 ID:Anb4n14w
果南「そういやダイヤのお父さんと面と向かって話したこと無いんだよね。確か夏祭りでチラッと見かけたくらい」
鞠莉「私もそんな感じかなー。ジャパニーズヤクザ!!」
ダイヤ「ヤクザではありませんわ!変なこと言わないで下さい!!」
ガララッ
ダイヤ母「あら、懐かしい声が聞こえると思ったら果南くんじゃない!」
果南「え?あっ、こんにちは……」
ダイヤ母「久しぶりね〜何か御用?」
果南「あの……その……」
鞠莉「果南!」ボソッ
果南「分かってるよ」ボソッ
571
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/06/18(火) 18:28:09 ID:Anb4n14w
果南「あの、お話ししたいことがあります!」
ダイヤ母「あら、何でしょう」
果南「松浦果南はこの度、ダイヤさんとお付き合いさせていただくことになりました!今日はそのご挨拶というかお許しを貰いにきたというか……」
ダイヤ「ちょっと、何でそこで弱気になるんですか!」ボソッ
果南「だって!」ボソッ
ダイヤ母「そう……」
果南「は、はいっ!!」
572
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/06/18(火) 18:30:45 ID:Anb4n14w
ダイヤ母「ダイヤ、ちゃんと考えたの?」
ダイヤ「はい……家のことがあるのは分かっていますが、それでも私は果南さんが好きです///」
果南「ダイヤ……」
俯いて顔を赤らめながらも、しっかりと声を張っているのは流石ダイヤだ。
ダイヤ母「そう」
573
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/06/18(火) 18:35:41 ID:Anb4n14w
果南「あの……大丈夫ですか?俺とダイヤが付き合っても」
ダイヤ母「なぜそのようなことを聞きますの?」
果南「だって、許嫁がどうとかダイヤから聞いてますし。それに、俺はダイヤとずっと一緒にいたいです!よく知らない人なんかに──」
ダイヤ母「そこまで」
果南「っ!」
ダイヤ母「それは私に言われても困りますわ。しっかりと話をつけるなら」
ダイヤ母「うちの人に話を付けて貰いませんと」
果南「それって……」
ダイヤのお父さんのことだろうか。
あの凄く怖そうなダイヤのお父さんの。
574
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/06/18(火) 18:39:53 ID:Anb4n14w
ー黒澤家ー
今私は黒澤家の廊下を歩いている。
長いのは分かっているが、それでも今日は昔歩いた時よりも長く感じていた。
ダイヤ母「着きましたわ。それでは襖の奥にどうぞ」
果南「……っ」
この襖の奥にダイヤのお父さんが、この内浦の主でもある凄い人がいるんだ。襖で隔たれていても、オーラのような物を感じる。
果南(手を伸ばせ、それから悩めだ!)
果南「失礼します!」
575
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/06/18(火) 18:43:23 ID:Anb4n14w
ダイヤ父「松浦の所の息子か。妻から話があると聞いているが」
果南「は、はい……!」
襖を開けて正座すると、部屋の奥にピシッとした姿勢で座っているダイヤのお父さんと、その左右の列には黒いスーツを着た怖そうな人がズラーッと並んでいた。
果南(怖すぎるんだけどこれ!)
576
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/06/18(火) 18:47:10 ID:Anb4n14w
ダイヤ父「それで、話と言うのは?」
果南「あっはい!」
果南(怖くたって言わなきゃ)
果南(大体こんなのが何だ!昔なんか今よりずっと小っちゃかったのにダイヤを無理矢理この家から連れ出したんだ。そんなのに比べたらこんなの!)
果南「…………」
果南(黙ってちゃダメだ!言ったって別に殺されるわけじゃないし!)
果南「あのっ、今日からこちらのダイヤさんとお付き合いさせていただいてます!」
黒澤父「…………」
果南「それで、できればダイヤとずっと一緒にいたいと思ってます……」
黒澤父「…………」
577
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/06/18(火) 18:47:24 ID:Anb4n14w
果南「…………」
黒澤父「…………」
578
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/06/18(火) 18:50:57 ID:Anb4n14w
黒澤父「ダイヤ、それと小原のとこの嬢ちゃん。少し席を外してくれないか」
ダイヤ「はいっ、分かりましたわ」
鞠莉「分かりました」
後ろにいてくれたことで心の支えになっていた鞠莉とダイヤが部屋の外へ出て行ってしまった。
黒澤父「お前らも席を外してくれ。2人きりで話がしたい」
黒服「はいっ!」
横にズラーッと並んでいた大量の黒服が、あっという間にはけ、だだっ広い部屋に2人取り残された。
579
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/06/18(火) 18:53:45 ID:Anb4n14w
果南(これ、殺されたりするのかな……キスもまだなんだけどなぁ)
黒澤父「おい」
果南「はいっ!!」
黒澤父「お前、ダイヤと付き合ってると言ったな」
果南「はい!」
黒澤父「ダイヤに許嫁がいるのは知ってるんだよな?」
果南(知ってるって言っていいのかな……?)
>>580
1.はい!
2.知りませんでした!
580
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/06/18(火) 18:59:50 ID:aXU2Pnqw
1
581
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/06/18(火) 23:18:31 ID:6QAFsI3o
男を見せーや
582
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/06/20(木) 08:01:39 ID:xAoCMWzw
果南「はい、知ってました!」
黒澤父「そうか、それを分かっててか。いい度胸してるじゃないか」
果南「い、いえ……」ビクッ
黒澤父「…………」
果南「…………」
583
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/06/20(木) 08:05:34 ID:xAoCMWzw
果南「あの、それで……ダイヤさんとお付き合いしてもよろしいでしょうか……?」
黒澤父「それを俺に聞くのか?」
果南「え?はい」
黒澤父「一応あいつには結婚するまで貞淑であるようには言ってあるんだがな」
果南「一応まだ何もしてません!」
黒澤父「そうか」
584
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/06/20(木) 08:09:00 ID:xAoCMWzw
黒澤父「まぁあいつが決めたことなら仕方ないか。若いもんの色恋沙汰は止められないしな」
黒澤父「それで?ダイヤは高校卒業と同時に結婚することになっているんだが、当然その頃には別れるんだよな?」
果南「それ、は…………」
果南「……………」
果南「わ……別れたくありません!」
果南「今までも、これからも、ずっとダイヤとは一緒にいたいです!」
585
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/06/20(木) 08:12:25 ID:xAoCMWzw
黒澤父「一緒にいるっていうだけなら会いに来ればいいだろ?ダイヤはずっとここにいるし、お前さんもここからは離れないだろう」
果南「俺はダイヤとずっと一緒にいたいんです!」
果南「それに、ダイヤを他の人に渡すなんて嫌だ!ずっと傍でダイヤのことを見てきたんだから!!」
黒澤父「…………」
586
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/06/26(水) 17:54:43 ID:4qmnbIp2
黒澤父「許嫁の件だがな、もう締結してるんだ」
果南(ていけつ……?)
黒澤父「だから今更こっちからやっぱり無しっていうのは無理だ」
黒澤父「向こうは多額のお金を支援してくれる立場で、こちらは下の立場にあたるからな」
果南「そんな、じゃあどうすれば……」
587
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/06/26(水) 18:01:12 ID:4qmnbIp2
黒澤父「俺にはあいつの気持ちは完全には分からん。しかし黒澤家当主の立場としては、俺は正しいことをしたと思っている」
黒澤父「俺にもどっちがいいかなんか分からん。だがもしあいつと一生添い遂げたいなら」
果南「添い遂げたいなら……?」
黒澤父「向こうの会社にアポを取ってやる。そっちで話を付けろ」
黒澤父「言っておくがあくまで黒澤家の立場としてはもう締結してるんだ。異議を唱えるなら勝手にしろ」
果南「ダ……ダイヤのお父さん!!」
黒澤父「アポが取れたら時間をダイヤに伝えておく。あまり期待はし過ぎるなよ」
果南「は、はい……!!ありがとうございます!!!」
588
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/06/26(水) 18:03:14 ID:4qmnbIp2
黒澤父「松浦の!」
果南「はいっ!!」
黒澤父「くれぐれも、失礼の無いようにな」
果南「は、はい!!それはもちろん!!」
黒澤父「絶対だぞ」
果南「分かってます!!!」
黒澤父「………………」
589
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/06/26(水) 18:10:08 ID:4qmnbIp2
鞠莉「あ、果南!」
ダイヤ「どうなりましたの!?」
果南「まだ分かんない。付き合ってることは認めてくれたみたいだけど、許嫁とは自分で話しろって」
鞠莉「いつ?」
果南「ダイヤのお父さんの方からアポを取って、時間が分かったらダイヤに伝えるって」
590
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/06/26(水) 18:12:27 ID:4qmnbIp2
ダイヤ「そもそもお相手の方は会ってくれるのでしょうか」
果南「うーん……」
鞠莉「少なくとも私が許嫁なら余計なことはしないわね。だって、無視してれば自動的にダイヤと結婚することになるんでしょ?」
ダイヤ「向こうに果南さんと会うメリットはあるのでしょうか……」
果南「うわぁ、めっちゃ不安になってきたんだけど」
591
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/06/26(水) 18:14:24 ID:4qmnbIp2
鞠莉「もし会うのを断られたらどうする?」
果南「断られたらか……」
鞠莉「規制事実でも作っちゃう?」
果南「鞠莉!!」
ダイヤ「規制事実?」ポカーン
果南(あ、よかった。意味までは通じてない)
592
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/06/26(水) 18:15:42 ID:4qmnbIp2
果南「とにかく、断られたら断られた時!結果が出てから考えるよ!」
ダイヤ「そうですわね。今こうして騒いでもどうにもなりませんわね。お父様を信じましょう」
593
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/06/26(水) 18:17:43 ID:4qmnbIp2
ー淡島ー
鞠莉「まぁ許嫁のことはしばらく置いておくとして、良かったわねダーリン!」
果南「え、良かったって何が?」
鞠莉「今日はバタバタしちゃったけど、明日からは落ち着いてダイヤとイチャイチャ出来るんじゃない?」
果南「そうかも……」
594
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/06/26(水) 18:22:25 ID:4qmnbIp2
果南「うわっ、ダイヤとイチャイチャかぁ。考えたことも無かったな」
果南「何だろう。すっごいドキドキしてきた///」
鞠莉「でもダイヤの性格的にも家柄的にも、手出せないんじゃない?」
果南「うっ…………」
果南「キスくらいはダメかな?」
鞠莉「ブッブーですわっ」
果南「めっちゃ言いそう……」
595
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/06/26(水) 18:28:03 ID:4qmnbIp2
鞠莉「それに、私ともーっと凄いことしてるのに、キスくらいで我慢できるの?」スリスリ
果南「それは……///」
鞠莉「どうするの?マリーがダーリンがダイヤに対してぶつけられない分も受けとめてあげてもいいけど」
鞠莉「マリーだってダーリンの彼女なんだから」
果南「鞠莉……」
>>597
1.鞠莉にお願いする
2.そういうので鞠莉とするのは何かやだ
3.いや、頑張ってダイヤと……
4.一人で処理する
5.我慢する
596
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/06/26(水) 18:48:51 ID:p5/cNKKY
3
597
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/06/26(水) 18:56:20 ID:x7bMl6zM
3
598
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/06/26(水) 18:57:39 ID:gbsFhNBw
3
599
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/06/27(木) 18:53:36 ID:vrQS71mg
果南「いや、頑張ってダイヤとシたい……」
鞠莉「うーん、あの頑固オヤジがそう簡単に堕ちるかなぁ」
鞠莉「ま、マリーが協力できることがあったら言ってね。あ、あとダイヤとするならマリーも呼んで欲しいわ!」
果南「それは、考えとくよ……」
600
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/06/27(木) 18:56:10 ID:vrQS71mg
5月12日 木曜日
〜早朝〜
ーダイビングショップー
ガチャッ
果南「あれ、鞠莉だけ?ダイヤは?」
鞠莉「さぁ?私の所には来なかったけど」
「遅れてすみません!!」
果南「あ、ダイ……ヤ……」
601
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/06/27(木) 19:00:57 ID:vrQS71mg
今日のダイヤの持ち物は、カバンの他に大きな風呂敷で包んだ何かがあった。
果南「何その大荷物」
鞠莉「学校に余計な物を持ってきてはイケマセーン!」
ダイヤ「余計な物ではありませんわ!!これはその……」
果南「その?」
ダイヤ「お、お弁当ですわ。あなたと、鞠莉さんの分も」
そう言ってダイヤはチラッと風呂敷を解く。
現れたのは三段程の重箱。
今日ってお正月だっけ。
602
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/06/28(金) 19:38:53 ID:tTL.EXFk
果南「もしかしてそれ作ってて遅れたの?」
ダイヤ「は、はい……私としたことが時間配分を見誤ってギリギリになってしまいましたわ」
果南「何時くらいから作ったの?」
ダイヤ「朝の3時……くらいからでしょうか」
果南「早っ!!」
603
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/06/28(金) 19:41:03 ID:tTL.EXFk
果南(いくらなんでこれは……)
>>604
1.重いよ!
2.ありがとう!すっごい嬉しい!
3.気持ちは嬉しいけどこれは……
4.蹴り飛ばす
604
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/06/28(金) 19:49:40 ID:XVPjnQvo
2
605
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/06/30(日) 09:21:48 ID:CYEHpy8Q
蹴り飛ばすは草
606
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/06/30(日) 11:34:52 ID:u.N5Mu/M
ギャルゲでたまにあるふざけた選択肢
607
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/01(月) 01:04:03 ID:.TH2nhCE
しかし黒澤父会社のために娘売り飛ばすのえぐいな
608
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/01(月) 17:51:51 ID:Taj714Ws
果南「ありがとう、すっごい嬉しい!」
ダイヤ「本当ですか!?」パァァァ
ダイヤ「はっ」
ダイヤ「こほんっ……何でもありませんわ///」
609
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/01(月) 17:55:21 ID:Taj714Ws
鞠莉「ちょっとダーリン、どうするの?ダイヤ煽てちゃって。あんなの作り続けたらダイヤ寝不足で倒れるわよ」
果南「いや、だって見たでしょあの顔。とても否定的な事なんて言えないよ」
鞠莉「それはそうかもしれないけど……」
鞠莉「まぁ本人とダーリンがいいなら私は別に構わないけど」
610
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/01(月) 17:55:50 ID:Taj714Ws
鞠莉「それにしてもあの量食べきれるの?」
果南「そこは任せて」
611
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/01(月) 17:59:51 ID:Taj714Ws
〜昼休み〜
ー生徒会室ー
ダイヤ「どうぞ、召し上がってください!」
ダイヤによって重箱が開かれると、中にはお正月ばりにたくさんのおかずや野菜などが入っていた。
ちなみに三段目は米飯がびっしり敷き詰められていた。
鞠莉「Oh……外見通りのボリュームね」
果南「このくらいなら食べきれるかな」
鞠莉「ダーリン太らないでね」
612
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/01(月) 18:02:24 ID:Taj714Ws
果南「さて、早速いただこうかなん」
鞠莉「ウェーイト!!!」
ダイヤ「何ですか鞠莉さん、突然大きな声を出して!」
鞠莉「なんで2人とも普通に食べようとしてるの!」
果南「あ、いただきます」
鞠莉「それも大事だけど!そうじゃなくって!!」
613
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/01(月) 18:04:49 ID:Taj714Ws
鞠莉「折角彼女が初めての手作り弁当(?)を作ってきたんだから」
鞠莉「しかも2人とも付き合いたてなんでしょ!?それならもっとラブを深めなきゃ!!」
果南「ラブを深めるって?」
鞠莉「ダイヤがダーリンにあーんして食べさせるの!!」
ダイヤ「あ、あーん!?」
614
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/01(月) 18:07:12 ID:Taj714Ws
鞠莉「何ダイヤ、まさか破廉恥ですわとか言う気?」
ダイヤ「いえ、あーんと言うのはその……あの恋人同士がするようなあーんですか?」
鞠莉「他にどのあーんがあるの?」
ダイヤ「そ、そうですわね!私と果南さんは恋人同士なのですから!!」フンッ
果南(意外と乗り気なんだな。案外こういうの憧れてたりして)
615
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/01(月) 18:09:52 ID:Taj714Ws
ダイヤ「あなた、その……あーん……」
果南「あーん」パクッ
果南「…………」モグモグ
ダイヤ「ど、どうですか?家でとったわかめを加工したものです」
果南(うーん……美味しいのは美味しいけど、食べ慣れてるのと比べるとどうしても)
616
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/01(月) 18:12:21 ID:Taj714Ws
ダイヤ「次はミートボールはどうですか?」
果南「あーん」パクッ
果南「…………」モグモグ
果南(マズくは無い。でも何というか正直すぎるっていうか、普通すぎるっていうか)
果南(マズくはいけど特大美味しくも無いって感じが……)
617
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/01(月) 18:18:05 ID:Taj714Ws
鞠莉「ダーリン」
果南「え、何!?」
鞠莉「感想言ってあげたら?さっきからずっとダーリンのこと見つめてるけど」
ダイヤ「…………///」ワクワク
果南(うーん、何て返せばいいのか)
>>619
1.さっきと同じようにとにかく褒める
2.正直に感想を伝える
3.もっと美味しく作って欲しいから少し煽って言う
4.こんな物が食えるかー!ガシャーン
618
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/01(月) 18:37:06 ID:mpPGFZFs
3
619
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/01(月) 18:58:57 ID:FmOGACfg
2
620
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/01(月) 20:39:29 ID:9JalrYXk
量にしても、それでええんか?
621
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/09(火) 19:18:33 ID:vF9iSPUM
果南「ダイヤ」
ダイヤ「はいっ!」
果南「何て言ったらいいんだろう。美味しいよ。美味しいんだけど」
果南「何というか、味が正直過ぎるって言うか」
ダイヤ「はぁ……」
果南「うーん、上手く言葉に出来ない」
622
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/09(火) 19:23:04 ID:vF9iSPUM
鞠莉「つまり普通すぎてつまんないってこと?」パクッ
鞠莉「ホントね。普通だわ」
ダイヤ「うっ……すみません。一通り料理の作法は習っていたのですが」
ダイヤ「それならこの量を食べさせるわけにはいきませんね……次からはもっと少なくして──」
果南「そんな気を使わなくて良いよ」パクッパクッ
ダイヤ「え?」
果南「このくらいの量なら全部食べられるし」
果南「いっぱい作った方が早く上手くなるんじゃない?」
ダイヤ「あなた……」
623
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/09(火) 19:26:33 ID:vF9iSPUM
ヒョイパクッヒョイパクッ
鞠莉「凄い食べっぷりね」
ダイヤ「なんだか、わたくしが作った物をあんなに食べてくれると凄く嬉しいです。お母様の気持ちが分かるような気がします」
鞠莉「ダイヤのところはママが作ってるんだ」
ダイヤ「えぇ、流石に数が多いので家族の分だけですけど」
鞠莉「ママの手作りか……私が最後にママの手作りの料理食べたのいつだったかな」
ダイヤ「鞠莉さん……」
624
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/09(火) 19:29:05 ID:cMkalanM
鞠莉「んっ」パクッ
鞠莉「うん、ダイヤの手作りって感じがする。ありがとう」
ダイヤ「こちらこそ」
鞠莉「ほら、ダイヤももっと食べて!ダーリンもダイヤにあーんしてあげてよ!」
果南「え、俺が?」
ダイヤ「ちょっと鞠莉さん!」
鞠莉「あははははは!!」
ーーーーー
625
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/10(水) 12:39:16 ID:Q1nmvuP6
〜昼休み〜
ー3年教室ー
三浦「なぁ」
果南「ん?」
三浦「黒澤が重箱持って行ってるのが見えたんだけど、もしかしてあれ全部食ったのか?」
果南「うん、そうだけど」
三浦「マジか……お前凄いな」
果南「あのくらいも食べられないの?そんなんじゃ甘いよ」
三浦「くっ、色んな意味で黒澤は俺達に手に負えるような女子じゃなかったってことか……!」
果南(なんかちょっと優越感みたいなの感じるな)
果南(やっぱりダイヤは他のクラスメイトから物凄い上の存在として見られてるって事か)
果南(私も、昔好奇心で話しかけてなかったら三浦達と同じような感じだったのかな)
626
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/10(水) 12:42:19 ID:Q1nmvuP6
〜放課後〜
ーバス内ー
ダイヤ「あ、わたくし次で降りますわ」
鞠莉「そっか、私と果南は降りるところ一緒だけど、ダイヤだけ違うもんね」
ダイヤ「こればっかりは仕方ありませんわ」
果南「…………」
ダイヤ「それでは2人とも、また明日」ガタッ
627
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/10(水) 18:15:43 ID:Q1nmvuP6
ー黒澤家ー
ダイヤ「只今戻りました」
果南「おじゃましまーす」
鞠莉「おじゃまします」
ダイヤ「何でお二人が着いてきてますの……」
628
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/10(水) 18:18:22 ID:Q1nmvuP6
果南「何でって、顔に書いてあるし」
鞠莉「顔に書いてあるって言っても、本当に顔に書いてある分けじゃ無いよ?」
ダイヤ「そのくらい言われなくても分かってますわ!!そうではなく!!」
果南「ダイヤの部屋こっちだったよね。行こう鞠莉」
鞠莉「Yes!」
ダイヤ「お2人とも!!」
629
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/10(水) 18:23:35 ID:Q1nmvuP6
果南(こっちではダイヤの家で皆揃って遊ぶなんてきっと久しぶりだよね)
果南「ダイヤの家で遊ぶなんて久しぶりだよね。何して遊ぶ?」
ダイヤ「いや、別に遊びませんけど」
果南「え」
ダイヤ「えって何ですか。今何日だと思ってるんですか」
果南「5月の12日?」
ダイヤ「今月末まであと何日ですか?」
果南「2週間ちょい」
ダイヤ「ここまで言えば分かるでしょう」
果南「…………???」
ダイヤ「はぁ……」
630
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/10(水) 18:25:40 ID:Q1nmvuP6
果南「ねぇ鞠莉、分かる?」
鞠莉「さぁ」
果南(分かってるなコイツ)
果南「ねぇダイヤ、本気で分からないんだけど」
ダイヤ「中間テストですわ!!」
果南「…………あぁ!」
ダイヤ「あぁじゃありません!!」
631
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/10(水) 18:28:55 ID:Q1nmvuP6
果南「いや、中間なんてまだまだ先じゃん!ねぇ鞠莉」
鞠莉「そうね」
ダイヤ「”もう”2週間ですわ!油断しているとあっという間にテストが近づいてバタバタする羽目になりますわよ」
果南(うっ、確かに)
果南「でもそこそこ良い点数は取れてるし」
ダイヤ「確かに平均よりは上だったみたいですがどうせそれも一夜漬けでしょう?」
果南「何で分かるの……」
ダイヤ「顔に書いてありますわ」
果南(くそっ、ダイヤにそれを言われるとは)
632
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/10(水) 18:32:29 ID:Q1nmvuP6
こうして3人でダイヤの部屋でテスト勉強をすることとなった。
果南(うぅ……なんで学校終わった後に勉強しなきゃなんないんだ)
果南(鞠莉は……)チラッ
鞠莉(〜♪)
果南(鉛筆回して遊んでるよ)
633
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/10(水) 18:34:50 ID:Q1nmvuP6
果南「ダイヤっていつもこんな早くにテスト勉強してるの?」
ダイヤ「えぇ。何事も準備は念入りに行いませんと。今日生徒会室に残らなかったのも早く家に帰って勉強するためですし」
果南「へぇ、そうなんだ……」
果南(相変わらずマジメだなぁダイヤは)
鞠莉「んん〜〜!!つまんな〜い!!!」
ダイヤ「鞠莉さん?何なんですの急に」
634
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/10(水) 18:36:41 ID:Q1nmvuP6
鞠莉「何で久々に3人でダイヤの家に遊びに来たのに勉強なの?」
ダイヤ「いや、あなた達が勝手に着いてきたんでしょう……」
鞠莉「ダイヤ、付き合ってから初めて自分の部屋に彼氏連れ込んですることがこれなの!?」
果南「ちょっ、鞠莉!」
ダイヤ「つっ、連れ込む!?///」
635
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/10(水) 18:41:29 ID:Q1nmvuP6
ダイヤ「そ、そんな破廉恥な事していません!さっきも言いましたがあなた達が勝手に着いてきたんでしょう!」
鞠莉「もーいいから勉強やめようよ!つまんない!」
ダイヤ「ならあなた1人で辞めればいいでしょう。私と果南さんで勉強しておきますから」
果南(勝手にカウントされてる!)
鞠莉「ダーリン!」
ダイヤ「あなた!」
果南「えぇ……」
>>637
1.勉強する
2.鞠莉の肩を持つ
3.話を聞いてみる
4.力尽くで鞠莉を黙らせる(非暴力)
5.力尽くでダイヤを黙らせる(非暴力)
636
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/10(水) 19:50:50 ID:f/3sANBU
3
637
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/10(水) 19:57:24 ID:OHniVeqk
3
638
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/11(木) 17:48:11 ID:vqoenz8I
果南「そもそも何で鞠莉はそんなに勉強嫌なの?」
鞠莉「ダーリンは嫌じゃ無いの?」
果南「そりゃあ嫌だけど……こういう機会でも無いとそんなに勉強しないし、分かんなかったらダイヤが教えてくれるし」
鞠莉「大体、このくらい勉強する必要無いでしょ?」
ダイヤ「」カチーン
639
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/11(木) 17:52:53 ID:vqoenz8I
ダイヤ「鞠莉さん……今何と言いましたか?」
鞠莉「この程度勉強する必要無いって言ったのよ」
ダイヤ「なっっっ!!!テスト勉強をする必要が無いですって!?」
鞠莉「こんなの授業を聞いてれば──いえ、聞いて無くても分かるでしょ」
640
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/12(金) 17:56:10 ID:zZBU9RFY
ダイヤ「まさかあなた、今までのテストも……」
鞠莉「当然、勉強なんて1度もしたこと無いわ」
ダイヤ「っっっっっ!!!」
ダイヤの顔が茹でだこのように真っ赤になっていく。
こんな状況だけどちょっと面白いなって思ってしまった。
641
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/12(金) 18:01:49 ID:zZBU9RFY
ダイヤ「学年の成績はいつもあなたが1位で私が2位。これも努力していたと思っていたからこそ仕方ないと思っていましたが」
ダイヤ「こんなの許せませんわ!!私はこんな人に今まで負けていたのですか!!」
果南「ちょっとダイヤ、抑えて……」
ダイヤ「いいえ、これだけは譲れませんわ!!」
果南「ねぇ鞠莉も……」
鞠莉「そんなこと言ったって、勉強しなくても取れるものは取れるんだから仕方ないでしょ」
ダイヤ「くっっ……!!!許せませんわ!努力せずにおいしい思いをしている人だけは私絶対許せません!!」
642
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/12(金) 18:05:38 ID:zZBU9RFY
ダイヤ「鞠莉さん、今ここで選んで下さい!!」
ダイヤ「マジメに勉強して正々堂々私より言い点数を取るか、ダラけた鞠莉さんに私が全力で勝負を挑むか!!」
鞠莉「だからマジメも何も勉強する必要なんか無いって言ってるじゃない」
ダイヤ「もういいですわ。見てなさい、私が絶対にあなたに勝って努力することの力を見せつけてやりますわ!!」
鞠莉「前回の期末試験、私全教科100点だったけど」
ダイヤ「うっ……それなら私も全教科100点を取りますわ!!」
果南「うわ」
果南(ダイヤ大丈夫かな……)
643
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/12(金) 18:08:21 ID:zZBU9RFY
鞠莉「話は済んだわね。3人で遊ぼうと思って今日は来たのに、勉強なんてまっぴらごめんよ」
鞠莉「今日は帰らせてもらうわ」
ダイヤ「えぇ、お好きになさい!そもそもあなた。ウチに誘った覚えはありませんわ!!」
鞠莉「じゃあねダイヤ、ダーリン」
シャッ
果南(あっ……)
>>645
1.鞠莉を追う
2.このまま残る
644
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/12(金) 18:20:17 ID:bl5qL0W.
1
645
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/12(金) 19:33:24 ID:sWmMV49o
2
646
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/13(土) 17:54:39 ID:MSm7T6MQ
1
647
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/14(日) 09:01:26 ID:sYBephlA
果南「…………」
ダイヤ「はぁ……」カキカキ
648
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/14(日) 09:08:37 ID:sYBephlA
ーーーーー
果南「…………」カキカキ
ダイヤ「あなた」
果南「え、どうしたの?」
ダイヤ「私、何か間違ったこと言いましたか?」
果南「さっきのこと?」
ダイヤ「はい。少し言い過ぎたとは自分でも思います。しかしさっきも言ったように、私は努力せずのうのうと生きているような人が嫌いなんです」
果南「うん、知ってる」
ダイヤ「だから──」
果南「今回は俺もダイヤの意見に賛成だよ。いっぱい努力したのに、何の勉強もしてない人に負けたらムカッとするよね」
果南「何か俺にも協力できる事は無いかな?」
ダイヤ「あなた……」
ダイヤ「私にテストの点数勝てたことありましたっけ」
果南「いや、それは無いけど……」
649
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/14(日) 09:13:15 ID:sYBephlA
果南「だったら勉強以外で何かサポートできることとか!」
ダイヤ「サポートですか」
果南「何か無い?」
ダイヤ「うーん……応援?」
果南「ダイヤがんばれー」
ダイヤ「ありがとうございます」
果南「…………」
ダイヤ「」カキカキ
果南「なんか違うと思う」
650
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/15(月) 19:41:56 ID:mkd5D6K2
ダイヤ「別に何かしてくれなくてもいいですわ。私は今まで通り勉強を頑張るだけですから」
果南「でも今まで通りやっても鞠莉に勝てなかったんでしょ?それでいいの?」
ダイヤ「うっそれは……」
果南「何か他の勉強方を試してみるとか」
ダイヤ「…………」
果南「満点取ったときに自分にご褒美をつけるとか」
ダイヤ「…………」
果南「…………」
ダイヤ「…………」
果南「…………」
果南「ダイヤ?」ポンポン
ダイヤ「はっ」
果南「そんなに深く考えなくても」
ダイヤ「うー……ダメですわ!全教科100点取る方法なんか分かりません!!」
651
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/15(月) 19:48:14 ID:mkd5D6K2
果南「珍しいね、ダイヤが弱音なんて」
ダイヤ「毎回テスト前にどんな問題が出ても大丈夫なように完璧にはしているんです」
ダイヤ「でもっ、どうしてもド忘れしたりケアレスミスが出たりしてしまうんです!」
ダイヤ「浦の星はそこまで学力が高い訳でも無く引っかけ問題も殆ど無いのにそのせいで全教科100点は取れていないんです!」
果南「じゃあそのちょっとを直せば……」
ダイヤ「そう思って毎回テストにのぞんでます。でも……」
果南「ダメだったんだね」
果南(毎回まぁまぁで挑んで、ケアレスミスだらけの私には異次元の話だ)
652
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/15(月) 19:50:43 ID:mkd5D6K2
ダイヤ「きっと鞠莉さんはそういうミスが一切無いから毎回全教科100点取れるんですわ。羨ましい……」
果南「うーん」
果南(基本的な勉強は大丈夫ならどうしたら全教科100点取れるんだろうか)
653
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/15(月) 19:55:07 ID:mkd5D6K2
ダイヤ「大変、もうこんな時間。あなた、ウチの者に送らせますわ」
果南「えっ。あ、ホントだ。でもいいよ、1人で帰るから」
ダイヤ「でもここから淡島までは……」
果南「いいよいいよ大丈夫!」
ダイヤ「本当に大丈夫ですか?」
果南「へーきだって!」
果南(ダイヤの家の人に送ってもらうの何か怖いし……)
654
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/15(月) 19:59:53 ID:mkd5D6K2
ー夜道ー
「おいそこの兄ちゃん」
果南「はい?」
果南(うわっ、怖そうな人)
「この無料券なんだけどな、用事でしばらくここを離れなくちゃいけなくなって行けなくなっちまったんだよ。兄ちゃん、悪いけど貰ってくれ!」ギュッ
果南「はぁ……」
「じゃあな兄ちゃん!いい夢を!」
果南「さようなら……」フリフリ
果南(無料券って何だろう)チラッ
果南「なっ、これは!!?」
655
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/15(月) 20:01:42 ID:mkd5D6K2
ー淡島ー
果南「ふーっ、久々にテスト勉強がっつりやって疲れた……」
鞠莉「わっ!」
果南「うわぁぁぁ!!!」
鞠莉「ふふ、暗いのが怖いのは相変わらずかしら」
果南「なんだ鞠莉かぁ。やめてよ……」
鞠莉「そんな反応するからよ!」
656
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/15(月) 20:09:55 ID:mkd5D6K2
鞠莉「ん?ダーリン、それ何?」
果南「え?あっ!」バッ
鞠莉「…………何で隠したの?」
果南「いや、あの、その……」
果南(マズい、これを見られる訳にはいかない!!)
657
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/15(月) 20:14:12 ID:mkd5D6K2
果南「あっ、ホテルオハラの従業員がこっち見てる!!」
鞠莉「えっ嘘!」
果南「今だっ!」ダッ
鞠莉「あっ、ちょっと!今の嘘なの!?」
鞠莉「ちょっと、かなーん!!」
658
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/15(月) 20:22:46 ID:mkd5D6K2
ーダイビングショップー
果南「はぁはぁ……」
ガチャッ
果南「ふぅ、ここまで来れば大丈夫だろう」
おじい「何だ果南帰ったのか」
果南「ひゃあぁぁぁ!!」
おじい「何だ女の子みたいな声出しやがって」
果南「び……びっくりさせないでよおじいのバカ!!」ダッ
果南(自分の部屋行こう)
659
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/19(金) 23:21:54 ID:XpgrjMLg
更新まだ?
660
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/20(土) 01:30:18 ID:VqqLFqMk
座って待ってろ
661
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/20(土) 05:51:06 ID:ySlGsQmE
需要ってどのくらいあるんだろうか
662
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/20(土) 18:23:52 ID:WbmSSdjg
果南「よしっ今度こそ」チラッ
果南「…………」ゴクリ
風俗無料券プレゼント!!
120分コース無料!!
誰でも好きな女の子と遊べます!!
詳しくは沼津駅前案内所まで!!
果南「これって、あれだよね。それに……」
現代社会に疲れたあなたの悩みもお聞きしますよ。
果南(悩みか……)
ここ数日で色々なことが起きたせいで正直どうすればいいのかよく分からないでいる。
私はその時、会話を楽しむことをメインにしている人もいるということを思い出した。
果南(こういうのも相談出来たりするのかな)
663
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/20(土) 18:27:21 ID:WbmSSdjg
男子になる前はあまり、というか全く理解てきなかった風俗。
しかし男子になった今ならこういうのに行きたくなる気持ちはよく分かる。
なんというか、彼女がいるとか結婚してるとか、そういうのとは関係なく行きたくなるみたいだ。
それでも女子の頃の気持ちも覚えているからこそ、鞠莉に見せればどんな反応をするかは簡単に想像できる。
664
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/20(土) 18:31:27 ID:WbmSSdjg
果南「えーと、5月1日〜15日まで……期限今週じゃん!」
果南「ほんとにあの人時間が無くて行けなかったんだね。可哀想に」
果南「とりあえずこれは鞠莉に見られないように机の中にしまっておくとして──」
このチケット、どうしようか。
その1点がずっと私の好奇心をはなさない。
665
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/20(土) 21:40:01 ID:VqqLFqMk
曜ちゃんのお母さんと散々ヤったよね…?
666
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/22(月) 18:10:13 ID:EseuzbxU
風俗なんて馬鹿げてると今までなら思ってた。
彼女がいたりお嫁さんがいるのに風俗に行くなんて信じられないと。
だが男になってその気持ちがよーく分かってしまった。
今の私には彼女もいるけど、高校生男子には風俗に謎の興味を覚えるものなのだ。
果南「三浦達と話してたときは鼻で笑ってたけど、いざタダで行けるとなるとすっごい気になってくるな……」
果南「…………」
果南「…………」
667
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/22(月) 18:13:05 ID:EseuzbxU
5月13日金曜日
ー早朝ー
〜淡島〜
果南「結局あの後すぐ寝ちゃって答えが出なかった」
果南「いや、そもそも私は何を迷ってたんだろう」
果南「うーん……無料……」
668
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/22(月) 18:14:13 ID:5OK/nt1Q
モノは試しだ、いってみよう
669
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/22(月) 18:15:23 ID:EseuzbxU
果南「うーん……」スタスタ
鞠莉「あ、ダーリン」
果南「えっ鞠莉?ダイヤも……もうそんな時間!?」
ダイヤ「あなた、まだ支度できてませんの?」
そんなダイヤの手には昨日同様重箱が握られていた。
いや、今はそんなことよりも。
果南(朝ご飯食べ逃した……)
670
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/22(月) 18:23:31 ID:EseuzbxU
果南「おまたせ」ガチャッ
鞠莉とダイヤと鉢合わせしてからダイビングショップの扉から出てくる所まで僅か5分。
女子みたいに色々気を遣わなくていいというのは凄く楽でいい。
女子だった頃からそんなにちゃんとしていたとは言い難いけど……。
鞠莉「ダーリン、汗のスメルがプンプンするわよ」
果南「え、一応タオルで拭いたんだけどな」
鞠莉「思春期男子の汗の臭いはそうそう取れないわよ」
果南「というかあっついね」パタパタ
鞠莉「それはダーリンがさっきまで走ってたからでしょ?」
鞠莉「それりあんまり他の女子がいるところでその制服パタパタするのやめてよね」
果南「えっ何で?」
ダイヤ「……」
ダイヤ「…………」 チラッ
ダイヤ「…………///」
鞠莉「何でも」
果南「えー?」
671
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/22(月) 18:27:46 ID:EseuzbxU
〜船内〜
鞠莉「ところでダーリン」
果南「へ?」
鞠莉「昨日私に慌てて隠したモノ、あれ何だったの?」
果南「えっ……!?あっ……その……」
果南(マズい、言い訳何も考えてなかった!)
鞠莉「何そんなに慌ててるの?まさかエッチな奴とかー?」
果南「……!」ギクッ
鞠莉「えっ、何その反応。ホントに?」
果南(マズい!)
自分で逃げ道を塞いでしまった。
昔から鞠莉に隠し事は出来なかったからなぁ。
672
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/22(月) 18:34:00 ID:EseuzbxU
果南(どうしよう。ダイヤや鞠莉みたいに頭の回転が早い方じゃ無いから何て言えばいいか全く思い浮かばない!)
果南(いっそのこと迷ってるのを2人に相談してみようか)
果南(いやいやいや!どこの世界に彼女に風俗行くかどうか相談する彼氏がいるんだよ!!)
果南(とにかく何か言わなきゃ!)
>>674
1.何でもなかったよ
2.エッチな本だったとごまかす
3.正直に言って相談する
4.…………
5.適当に誤魔化す
673
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/22(月) 18:48:38 ID:mDp3iHqM
3
674
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/22(月) 18:49:48 ID:rG.sT4o.
5
675
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/24(水) 07:59:56 ID:SpfElEDg
果南「ちっ違うよ!!その……ポエムみたいなの書いてて、それ見られるの恥ずかしくて……」
鞠莉「え?ダーリンポエム書くの!?」
果南「えっ、そんなに驚く?」
鞠莉「だって……ねぇダイヤ」
ダイヤ「えぇ。あなたが詩を書くなんて初耳ですわ」
果南「えぇそんなぁ」
果南(一応Aqoursでは作曲担当してたのに)
676
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/24(水) 08:02:52 ID:SpfElEDg
鞠莉「それでそのポエムは?」
果南「捨てたよ」
鞠莉「えぇ!勿体ない!!」
果南「いいよ見なくて」
ダイヤ「わたくしも少し見てみたかったわ」
果南「もうダイヤまで……」
果南(なんとか誤魔化せた……)
果南(でももう2人に風俗行きを相談するのは無しだね)
677
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/24(水) 08:09:21 ID:SpfElEDg
ー3年教室ー
果南「…………」
三浦「よ!何頭突っ伏してんだよ。何か悩み事か?」
果南「なぁ三浦、前風俗について話してたじゃん。三浦は風俗行ったことあるの?」
三浦「無いよ。だって高いもん。」
三浦「ここら辺バイトも少ないしそもそも禁止されてるのに、学生が数万もポンッと払えるかよ」
果南「だよね」
果南(でも今私はその数万をチャラにできるチケットを持っている)
果南(行こうと思えば行けるんだよなぁ……)
果南(三浦に相談しすぎると周りにバレそうだし、誰に相談しようか)
678
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/24(水) 08:13:14 ID:SpfElEDg
〜放課後〜
果南「ごめん鞠莉、ダイヤ、今日は寄るところあるから1人で帰るよ!」
鞠莉「あらそう。分かったわ」
ダイヤ「ならわたくしは生徒会室で仕事を済ませてきますわ」
鞠莉「あら〜ダイヤ、そんなことしてて大丈夫?お勉強しなきゃいけないんじゃないの?」
ダイヤ「ムカッ……お気遣い結構ですわ!!勉強もちゃんとします!!」
鞠莉「私も行くわ。暇だから生徒会の仕事手伝ってあげる。ダイヤにはしっかり勉強して貰わないとね」
ダイヤ「鞠莉さん……まぁどうしてもというなら手伝ってくれて構わないですわ」
果南(2人は大丈夫そうだね)
679
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/24(水) 08:16:38 ID:SpfElEDg
果南「さて誰に相談しようか」
>>681
1.美渡ねぇ
2.曜のお母さん
3.おじい
4.自分で決める
680
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/24(水) 08:23:39 ID:nU/csoec
2
681
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/24(水) 08:47:05 ID:ZNd4t1R6
2
682
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/24(水) 12:04:04 ID:D7o19Znw
やったぜ
683
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/24(水) 12:51:46 ID:wyjQtm.w
えぇ…
684
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/24(水) 18:23:15 ID:SpfElEDg
ー渡辺家ー
ピンポーン
曜ママ「はーい。あら、果南くん!どうしたの?おばさんの唇が恋しくなった?」
曜ママ「あれ、キスはしてなかったっけ」
果南「仮にも娘の幼なじみなんだから、まっ先に娘を訪ねてきたって発想にはならないんですか……」
曜ママ「でも果南くんなら曜が今日部活だってことくらい知ってるでしょ?」
果南「それはそうだけど……」
曜ママ「とりあえず中へ入って?」ギラン
果南「あの、目がギラついてるんですけど」
曜ママ「そう?ほら、私肉食系女子だから」
果南「あの、今日はそういうことしに来たんじゃなくて──」
曜ママ「はいはい、話は中で聞くから!」
果南(警察と同じ手段だ……)
685
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/24(水) 18:29:17 ID:SpfElEDg
曜ママ「それで、話って?私夫のこと愛してるからあなたの旦那にはなれないの。でもどうしてもっていうなら──」
果南「違いますよ!!」
バンッ
曜ママ「何これ」
これ以上話しててもはぐらかされそうなので、例の無料券を置いて単刀直入に相談することにした。
果南「これはその……風俗の無料券です。もうすぐ期限が切れるけど自分は行けないからって貰って」
曜ママ「へー」
湊さんは無料券のQRコードをスマホで読み込み、サイトを閲覧し始めた。
曜ママ「たっか!!!」
そして数秒後驚きの声を上げた。
686
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/24(水) 18:35:34 ID:SpfElEDg
曜ママ「たった2時間でこんなすんの!?うわー男って損だねー」
曜ママ「それで?これくれるの?」
果南「いや、あげても湊さん行けないでしょ……」
果南「そうじゃなくて、これを行くか行かないかで迷ってて──」
曜ママ「何で行かないの?」
果南「いやだって、彼女いる訳だし……」
曜ママ「私なんて結婚してるのに男の子と寝たけど。それも娘の友達と」
曜ママ「でも襲ってきたのはそっちからだっけ」
果南「あー!!!ど、どっちからでも良いじゃ無いですか別に!!」
687
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/24(水) 18:37:28 ID:SpfElEDg
曜ママ「こんなことわざわざ相談しにきたの?」
果南「だって、彼女にはこんなこと話せないし、友達には言いふらされるの怖くて聞けないし」
曜ママ「意外と女々しいのね果南くん」
果南「っ……」
曜ママ「よし、分かった。駅前だっけ?」
果南「え?」
688
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/24(水) 18:39:47 ID:SpfElEDg
ー沼津駅前ー
果南「え」ドサッ
曜ママ「はい、頑張ってねー」
曜ママ「あ、終わったら連絡してくれたら迎えに行くから。それと親御さんには私からうまいこと言っとくから〜」
曜ママ「じゃ!!」ブロロロロ
ビューン
果南「言っちゃった……」
果南「……………」
果南「よ、よーし……///」ギュッ
689
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/24(水) 22:34:40 ID:wyjQtm.w
どうなるやら
690
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/25(木) 22:13:13 ID:j36DCyuk
はよ
691
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/07/25(木) 22:55:53 ID:fvAYky7c
最近更新あって嬉しい
692
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/08/03(土) 18:38:54 ID:8soUYu2Y
はよ
693
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/08/03(土) 22:31:30 ID:AZW3ruFg
待ってろ
694
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/08/05(月) 18:32:30 ID:ULqje1vI
ー駅前無料案内所ー
果南「ここで見せるんだって。よーし……」
果南「あのーすみません」
ボーイ「はい、今夜遊ぶところをお探しですか?」
果南「これなんですけど」ペラッ
ボーイ「!!!」
ボーイ「しょっ、少々お待ちいただけますか!?」
果南「え?はい……」
果南(何であんなに慌てるんだろう)
695
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/08/05(月) 18:37:13 ID:ULqje1vI
ボーイ「はい!その…………はい!」ボソッ
果南(さっきからずっと電話で誰かと話してるけど、何かマズいことでもあったのかな)
ボーイ「すみません、お待たせしました」
果南(あ、終わった)
ボーイ「今からご案内しますね」
果南「はい」
果南(へー、直接店まで案内してくれるんだ)
696
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/08/05(月) 18:41:38 ID:ULqje1vI
ー風俗店ー
ボーイ「こちらです」
果南「ほぇ〜」
果南(もっとなんかエッチな見た目してるかと思ってたけど、普通にビルの一部とかにあるんだね)
果南「ここに入ったらいいんですか?」
ボーイ「はい、それでは私はこれで……」ピュー
果南(そそくさって風に去って行ったよ。なんか感じ悪いなぁ)
果南「まぁいいや。入ろう」
697
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/08/05(月) 18:46:59 ID:ULqje1vI
果南「失礼しまーす」
受付の人「お待ちしておりました。話は伺っております」
受付の人「どうぞ、こちらの別室でお待ち下さい」
果南「え、あ、はい……」
果南(こういうのって先に女の子選んだりするんじゃ無いのかな)
果南(それか無料券じゃ選べなかったり?)
果南(うーん)
バタン
698
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/08/05(月) 18:49:10 ID:ULqje1vI
ー個室ー
果南「誰もいない……あんまり賑わって無いのかな?」
コンコン
果南「あ、はーい」
ゾロゾロゾロ
果南「え……え……?」
果南(黒い服着た人がいっぱい……なんで?)
699
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/08/05(月) 18:53:14 ID:ULqje1vI
黒服「お前さん、確か黒澤ダイヤの彼氏だったよな」
果南「え?どうしてそれを──」
果南「んっ…………!」ハッ
しまったと慌てて口を塞ぐがもう遅い。
何かとんでもないことになりそうな気がした。
黒服「よぉ兄ちゃん、久しぶりやな。元気しとるか?」
果南「あ!」
そんな中話しかけてきた黒服に目を向けるとどこかで見たような顔がそこにあつた。
たった数十秒だけど覚えてる。私に無料券をくれた人だ。
どうしてここに。
700
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/08/05(月) 18:56:31 ID:ULqje1vI
黒服「無料券、使ってくれたみたいやな」ニッコリ
果南「あ、はい……」
黒服「あんなべっぴんさんの彼女がおるのになぁ」
果南「……!」ビクッ
いくら脳天気な私でも、この人の言いたいことが、今のこの状況の意味が何となく分かりかけてきた。
果南「それは……その……」
上手く言葉が出てこない。
下手な言い訳は通用しないだろう。
701
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/08/05(月) 19:01:59 ID:ULqje1vI
黒服「まぁ気持ちは分かるわ。黒澤家は厳しいし、お嬢は特段身持ちが堅い。エッチなことなんかさせてくれへんやろ」
果南(今お嬢って)
黒服「でもなぁ、だからって彼女おるのにこんなとこ来たらあかんやろ。彼女が悲しむで」
果南(この人達、黒澤家の人だ!!)
702
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/08/05(月) 19:08:58 ID:ULqje1vI
果南(多分あの夜私にここの無料券を渡したのは、ダイヤと付き合ってるけど風俗に行く人間かどうか試すため!)
果南(くっ……話がとんとん拍子で進むわけだ!さっきのボーイさんも私がこうなることを分かってたから挙動不審だったんだ!)
果南「その……すみません」
黒服「は?何を謝んねん」
果南「ダイヤが……彼女がいるのに風俗に来ちゃって……」
足がガクガク震え、目頭が熱くなる。
涙が溢れ出るのは、黒服達の威圧感とこれから起こることを想像してか、それとも自分が犯した罪を認識したからだろうか。
703
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/08/05(月) 21:42:12 ID:srrhX5oo
wktk
704
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/08/06(火) 02:47:13 ID:ueWdKP46
社会的にor精神的に死にそう
705
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/08/06(火) 06:41:35 ID:Hc07JK5Q
次の果南はうまくやってくれるでしょう
706
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/08/06(火) 18:21:34 ID:wQAzyCqQ
黒服「俺らはな、黒澤の親父さんにデカい仮があるんや。だから親父さんの大事な娘であるお嬢を泣かす奴は絶対許さへん」
黒服「まぁなんや、つまりはお前はお嬢に相応しくないってことや」
果南「その……俺殺されるんですか……?」
黒服「ん?そないな事するかいな」
果南(ホッ)
黒服「まぁ回答次第やけどな」
果南(え?)
707
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/08/06(火) 18:29:08 ID:wQAzyCqQ
黒服「ガキの頃風俗に興味持つのははよう分かる。まぁ男言うたらそんなもんや」
黒服「というかお前さん持てるやろ。もしかしてお嬢意外にも誰か付きおうてる人がおったり」
果南(…………)ゴクリ
黒服「まぁこれは冗談や。もしそんなことしてたら殺すだけじゃすまさへんしな」
黒服「お嬢から手引けガキ。昔からお嬢をたぶらかすお前のことは皆よう思てへんねん」
黒服「今後一切お嬢とは手を切るって約束するなら今日のことは見なかったことにして今すぐ帰したる」
それ以外の条件は提示されなかった。
彼にとってこの質問に選択肢など無い。彼が求めている答えは1つだろう。
>>710
1.手を引くと誓う
2.反抗する
3.お見合いの話について投げかける
4.ソープは?
708
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/08/06(火) 18:43:09 ID:AXvcLFXw
2
709
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/08/06(火) 19:20:12 ID:1KZuNuWo
2
しかしあえて4は..
710
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/08/06(火) 19:21:38 ID:RqOL6oTs
2
711
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/08/07(水) 00:45:52 ID:ige5XINs
4行ってみたかったなw
712
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/08/07(水) 17:19:35 ID:ktmqpiQw
なぁに、たかが小指1本程度で済むからへーきへーき!くらいのノリで4見たさは確かにあったなミスってもぶっぶーコーナーに久々に世話になれるし
713
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/08/07(水) 20:15:59 ID:bv4kotsM
果南君だとす巻きにされて海にドボンしか考えられないけど
果南ちゃんなら黒服ズが魚の餌になってるな
714
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/08/07(水) 20:42:59 ID:SRpB7E6o
男になったのに弱体化するのか……
715
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/08/08(木) 11:35:38 ID:wxJNHRJo
黒服達とウホッなバッドエンド
716
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/08/08(木) 18:55:23 ID:ilqa0aQA
果南「嫌だ!今までずっと一緒だったんだ!今更縁を切るなんて──」
ドスッ
果南「うっ」
言葉が言い終わらないうちに、私の腹にホディーブローが打ちこまれる。
黒服「こんなとこに来てなきゃ格好いい台詞だったんだけどな」
黒服「もういい。言っても無駄だってことが分かったわ」
果南「ちょっとま…………」
黒服「お前ら抑えとけ」
果南「!」ガシッ
黒服達は私を抑え込み、何やら注射器のような物を取り出した。
治療をするという訳ではないだろう。
そしてそのままその注射器は私の腕に押し付けられる。
717
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/08/08(木) 18:58:59 ID:ilqa0aQA
ズプププ……
ゆっくりと注射器の針が押し込まれていく。
果南(なにっ……これ……!)
針が押し込まれていくにつれ、視界が歪む感じがしてきた。
果南(何かよく分かんないけど、とにかくヤバイ!)
果南「何をする気だ!眠らせて海に沈めるつもり!?」
黒服「アホか。その程度ですませるわけ無いやろ」
黒服「お前はすぐに殺しはしない。徹底的に痛めつけてやるから覚悟しておけ」
果南「くっ……」
718
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/08/08(木) 19:05:53 ID:ilqa0aQA
果南(ダイヤ……鞠莉……ごめん……)
果南(最後にもう1度…………)
果南(2人の…………顔が……………)
ドサッ
次に目を覚ました時私は真っ暗な闇の中に手足を縛られて閉じ込められていた。
黒服達が言っていた通り私は何度も死ぬギリギリまで徹底的に痛めつけられた。
終わりは無い。ただひたすら今日が終わることだけを毎日祈り続けた。
そしてついには、生涯ダイヤの顔を見ることはおろか日の光を浴びることさえ叶わなかった。
ーーーーーーー
END
719
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/08/08(木) 19:08:00 ID:/aEM.xhQ
どっちみちBADなら4選んでも良かったな
720
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/08/08(木) 19:11:28 ID:ilqa0aQA
|c||^.- ^|| 皆さんお久しぶりですわ。ブッブです。
⌒°( ^ω^)°⌒ お姉ちゃん誰?
|c||^.- ^|| え?
⌒°( ^ω^)°⌒前回から1年近く経ってるんだもん。お姉ちゃんが誰だか忘れちゃった。
|c||^.- ^|| 嘘ですわよねルビィ…………。いくら何でも姉の事を忘れるなんて…………。
|c||^.- ^||………………。
|c||^.- ^||…………………………。
|c||^.- ^||お姉ちゃんって言ってません?
⌒°( ^ω^)°⌒ チッ
721
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/08/08(木) 19:16:24 ID:ilqa0aQA
⌒°( ^ω^)°⌒ 話は変わるけど彼女がいるのに風俗に行く男ってお姉ちゃんはどう思う?
|c||^.- ^||ぶっぶーーーー!!!!ですわ!!
|c||^.- ^||そんなもの駄目に決まってるでしょう!!聞くまでもありませんわ!!
⌒°( ^ω^)°⌒でもお姉ちゃんが相手してあげてたら風俗に行かなくても済んだんじゃないかなぁ。
|c||^.- ^||そんなこと!破廉恥ですわ!!
|c||^.- ^||大体結婚していない男女がそのような行為に及ぶなど……!!!
⌒°( ^ω^)°⌒あーダメだ。頭が硬すぎて話が通じそうにないね。
722
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/08/08(木) 19:20:28 ID:ilqa0aQA
⌒°( ^ω^)°⌒BAD ENDになっちゃったのもお姉ちゃんのせいなんじゃないかな。
|c||^.- ^|| 私は悪くありませんわ!明らかに果南さんの意思が弱かっただけでしょう!!
⌒°( ^ω^)°⌒うんうん、そうだね。お姉ちゃんは悪くないね。
⌒°( ^ω^)°⌒でも男は性欲に流されるバカな生き物ってのは理解してあげた方がいいよ。
|c||^.- ^|| あなたは男の何を知ってるんですの!?
723
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/08/08(木) 19:26:47 ID:ilqa0aQA
⌒°( ^ω^)°⌒まぁそうなんだけどね。今回は果南ちゃんが風俗に行っちゃったのが悪いよ。
⌒°( ^ω^)°⌒沼津近辺の風俗店は全て黒澤家が関与してるからすぐにバレちゃうんだ。
|c||^.- ^|| え、そうだったんですの……。
|c||^.- ^|| ちなみに私から身を引いた場合はどうなってましたの?
⌒°( ^ω^)°⌒えーっとね、約束通り果南ちゃんは以降お姉ちゃんを露骨に避けて一切話かけず無視するようになるよ。
⌒°( ^ω^)°⌒その事に多大なストレスを感じている果南ちゃんは、鞠莉ちゃんとセックスすることでそれを解消していたんだけど、そうこうしているうちに鞠莉ちゃんが妊娠。
⌒°( ^ω^)°⌒2人は中退して逃避行。排他的な人生を送ることになるよ。
⌒°( ^ω^)°⌒そしてお姉ちゃんもショックから他人に冷たくなり、同じく排他的な人生を送るびぃ。
|c||^.- ^|| えぇ……。
724
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/08/08(木) 19:31:42 ID:ilqa0aQA
|c||^.- ^|| じゃっ……じゃあお見合いのことを持ち出せば……!
⌒°( ^ω^)°⌒そのことを認めたくない黒服が逆上して刺してくるよ。
|c||^.- ^||それならまさかの4番が正解!?
⌒°( ^ω^)°⌒一応無料でソープのサービスを受けさせて貰えるけど、代わりに身を引くと同意したことになって基本は1番と似たようなことになるよ。
⌒°( ^ω^)°⌒お姉ちゃんへの態度のストレスの他に、なんであのタイミングでソープを希望したのかっていう後悔と、でも気持ちよかったっていう罪悪感が常に付きまとうことになるよ。
|c||^.- ^||嫌すぎますわ!!
725
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/08/08(木) 19:34:12 ID:ilqa0aQA
|c||^.- ^||というかどれを選んでもBAD ENDじゃない!
⌒°( ^ω^)°⌒そうだね。ソープに行く決心をした時点でもう果南ちゃんの終点は決まっていたんだ。
⌒°( ^ω^)°⌒もしやり直すならもっと前に戻るしかないうゆ。
726
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/08/08(木) 20:03:23 ID:ONmnBiNo
どんだけ戻ればチケ貰った直後なんだろ?と思って調べたらチケ貰った後の選択肢は
>>672
と
>>679
の2か所しか無いんだな
679で曜母に相談した時点で終わってるからそこで4自分で決めるがよかったのかな?
672まで戻ってもあんまし変わらないような気がするが、3の正直に話すのもアリかも?
727
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/08/08(木) 20:48:09 ID:5EFphYhQ
ダイヤ面倒くさいから曜母ルートでいいよ
728
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/08/08(木) 21:17:07 ID:xSq3YeUo
おじいに聞けば良かったんじゃね?
迷ってる理由はなんだ〜?みたいな感じで
729
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/08/08(木) 22:31:02 ID:jTt9/jbY
本当だったらマリーが助けに来そうだけどな
730
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/08/09(金) 18:59:58 ID:vOwzGEmQ
男のナニを知ってるルビィちゃんルート……ゴクリ
731
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/08/09(金) 19:07:58 ID:kUgCpIGU
⌒°( ^ω^)°⌒それじゃあ今回はここまで!おねぃちゃあは面倒くさいだろうけど頑張ルビィ!
|c||^.- ^|| え、もう終わりですの?解決法は?
⌒°( ^ω^)°⌒ソープには行かない!以上!
|c||^.- ^|| ちょっとルビィ!
|c||^.- ^|| 行ってしまいましたわ。
|c||^.- ^|| …………………
|c||´.-`||私って面倒くさいんですか ……?
732
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/08/09(金) 19:15:08 ID:kUgCpIGU
>>672
から
果南(どうしよう。ダイヤや鞠莉みたいに頭の回転が早い方じゃ無いから何て言えばいいか全く思い浮かばない!)
果南(いっそのこと迷ってるのを2人に相談してみようか)
果南(いやいやいや!どこの世界に彼女に風俗行くかどうか相談する彼氏がいるんだよ!!)
果南(とにかく何か言わなきゃ!)
>>734
1.何でもなかったよ
2.エッチな本だったとごまかす
3.正直に言って相談する
4.…………
5.適当に誤魔化す
733
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/08/09(金) 19:26:56 ID:KUtJ68qI
3
734
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/08/09(金) 19:35:39 ID:S89//C3g
5
自分で決めたほうがいい気がする
735
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/08/10(土) 12:31:15 ID:6ypC1VfI
自決
736
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/08/10(土) 17:02:03 ID:j1aCFRhk
果南「ちっ違うよ!!その……ポエムみたいなの書いてて、それ見られるの恥ずかしくて……」
鞠莉「え?ダーリンポエム書くの!?」
果南「えっ、そんなに驚く?」
鞠莉「だって……ねぇダイヤ」
ダイヤ「えぇ。あなたが詩を書くなんて初耳ですわ」
果南「えぇそんなぁ」
果南(一応Aqoursでは作曲担当してたのに)
737
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/08/10(土) 17:03:05 ID:j1aCFRhk
〜〜〜〜〜
既読スキップ
〜〜〜〜〜
果南「さて誰に相談しようか」
>>739
1.美渡ねぇ
2.曜のお母さん
3.おじい
4.自分で決める
738
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/08/10(土) 17:07:47 ID:hga2gSGM
きたきた
739
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/08/10(土) 17:08:24 ID:IKE0gQcg
4かなん
740
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/08/10(土) 21:58:40 ID:j1aCFRhk
果南「やっぱり自分で決めよう。人に流されてちゃ駄目だ」
果南「それに風の噂で誰かに伝わっちゃうかもだし……」
果南「………………」
果南「………………」
果南(答えが出ない……………)
741
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/08/10(土) 22:01:12 ID:j1aCFRhk
果南(1回だけ……1回だけ興味があるから言ってみるだけ……)
果南(でもこういうのってタバコやパチンコみたいに辞められなくなったりして)
果南(うー……………………)
果南(よし、決めた!)
742
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/08/10(土) 22:05:30 ID:j1aCFRhk
ビリッ!!
果南「よしっ」
こんなものがあるから悩むんだ。元々これがなければ風俗に行こうって発想にならなかったし。
果南「悩むなんて私らしくなかったよ。こう言うのは決断が大事だよね」
果南「それに私まだ未成年だし。バレたら怖いよ」
果南「うん……」チラッ
無意識にビリビリに破いた無料券に目が行ってしまう。
自分でも女々しいと思う。元女だけど。
743
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/08/10(土) 22:06:30 ID:j1aCFRhk
果南「あー!もう!」
果南「こういう時は走るに限る!」
ガチャッ
果南「おじい、行ってきまーす!!」
744
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/08/10(土) 22:08:05 ID:WBI7UQMw
曜ちゃんママとあんなにヤったのに…
745
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/08/10(土) 22:09:02 ID:j1aCFRhk
〜淡島〜
果南「ハッハッハッ」
果南(鞠莉の部屋…………呼び出してみようかな)
>>746
1.鞠莉を呼ぶ
2.そのまま走り続ける
746
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/08/10(土) 22:12:04 ID:0WyD3r06
2
747
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/08/12(月) 09:33:30 ID:jX2cls0E
果南「…………」
タッタッタッタッ
果南(あと3週くらいしたら帰ろう)
748
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/08/12(月) 09:40:00 ID:jX2cls0E
5月14日土曜日
〜ダイビングショップ〜
果南「ふぁ〜おはよう」
果南「ん?ダイヤからメール入ってる。起きたら電話下さい?」
プルルルル
果南「あ、ダイヤ?どうしたの?」
ダイヤ「あなた。この間のお見合い相手の話ですが、どうやら忙しいらしく急ではありますが明日であれば時間を作れるとのことでした」
果南「え、明日!?確かに急だね」
ダイヤ「色々忙しいのでしょう。それでその事について相談しておきたいのですが……」
果南「そうだね」
>>750
1.鞠莉を 呼ばず 自分の 部屋に呼び出す
2.鞠莉も 交えて 自分の 部屋に呼び出す
3.鞠莉を 呼ばず ダイヤの 家に行く
4.鞠莉も 呼んで ダイヤの 家に行く
749
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/08/12(月) 10:38:18 ID:QDLdbfm.
4
750
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/08/12(月) 10:42:03 ID:3fqV8aHA
2
751
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/08/12(月) 13:06:37 ID:jX2cls0E
〜ダイビングショップ〜
鞠莉「チャオ〜」
ダイヤ「お店の方は大丈夫なのですか?」
果南「大丈夫。シーズンも過ぎてお客がいないしね」
鞠莉「経営は大丈夫なの?」
果南「その辺はおじいが管理してるから分かんないや。まぁ何とかなってるから大丈夫なんじゃない?」
ダイヤ「そうですか……」
752
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/08/12(月) 13:10:45 ID:jX2cls0E
ダイヤ「さて、お見合いの話に移りましょうか」
鞠莉「どこの人なの?」
ダイヤ「この会社の若社長みたいです」ペラッ
鞠莉「うーん……」
鞠莉「あ、この会社見たことあるわ!」
果南(鞠莉なら何か知ってるんじゃないかと思ってたけど、やっぱり呼んで正解だったね)
753
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/08/16(金) 22:43:29 ID:bitg/WWY
まだかな
754
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/08/17(土) 22:15:37 ID:/0nor2T6
果南「若社長がどんな人か知ってる
!?」
鞠莉「いえ、そこまでは……。チラッと話を聞いたことあるだけで」
果南「なんだぁ……。それで、その話って?」
鞠莉「別に大したこと無いわよ。イケメンーだとか若いのに凄いーとかそんな感じ。詳しいことまでは分からないの。ごめんね」
果南「いや、そんな謝らなくてもいいよ」
果南「とりあえずネットでも調べてみよっか」
ーーーーー
755
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/08/24(土) 18:11:27 ID:QEA3Mzeo
果南「うーん、特に人柄についての情報はどこにもないね」
鞠莉「会社に関しては色んな子会社を纏めてるまぁよくある大企業ってところね」
ダイヤ「そりゃあ、鞠莉さんと比べたらよくあるレベルかもしれませんが、私たちにとっては……」
果南「さては沼津と黒澤家を乗っ取る気だな!」
黒澤「それもあながち間違いでは無いかも知れません」
果南「へ?」
黒澤「沼津にはこの会社の系列のお店は展開されていませんし、もしかしたら内浦にも何か展開したいのかもしれません」
黒澤「私のための縁談と言うよりは家のための側面が強いような気がしますから」
756
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/08/24(土) 18:16:11 ID:QEA3Mzeo
鞠莉「この辺りにも展開したいから地主の黒澤家に縁談を持ちかけたって事?でも言っちゃ悪いけどこの程度の土地に展開するためにわざわざ結婚までする?」
黒澤「この程度……?」イラッ
鞠莉「事実でしょ?シーズンはともかく、それ以外は人なんて殆ど来ないじゃ無い。私も今でさえ思い出があるからこの土地は好きだけど、それが無ければただの田舎町よ」
黒澤「鞠莉さん!!」
果南「2人とも落ち着いて!なんでかは直接聞いてみないと分かんないでしょ!」
黒澤「…………すみません。そうですわね」
鞠莉「sory」
果南「ほっ」
果南(元からケンカはよくする方だったけど、結構この2人って仲悪いのかな……?)
757
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/08/24(土) 18:18:14 ID:QEA3Mzeo
ガチャッ
おじい「おい果南」
果南「おじい、何?」
おじい「俺は今晩ダチのとこに泊まりに行くわ」
果南「うん。分かった」
おじい「黒澤と小原の嬢ちゃんはゆっくりしてってくれよ」
バタンッ
758
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/08/24(土) 18:22:57 ID:QEA3Mzeo
↑黒澤になってました……
鞠莉「気を利かせてくれたのね」
ダイヤ「え、何がですの?」
鞠莉「分からない?わざわざ私達に報告してから今晩は帰らないって言ったのよ。これはもうダーリンと思う存分イチャイチャしろってことよ!」
ダイヤ「なっ///イチャイチャ…………///」
鞠莉「ダイヤったら顔赤くしてどんな想像したの?」ニヤニヤ
ダイヤ「そ、そういうのはお付き合いしてからで!」
鞠莉「お付き合いならもうしてるじゃない」
ダイヤ「あ、そうでしたわ……」
759
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/08/24(土) 18:26:51 ID:QEA3Mzeo
ダイヤ「って今は縁談の話をしているわけで!」
鞠莉「えー?まだ今日はいっぱい時間あるじゃない」
鞠莉「それに今はってことは、そういうのをすること自体は否定しないんだぁ〜」
ダイヤ「あっ……それは言葉のあやで!!」
鞠莉「ねぇダーリンはどう?」
>>761
1.話し合いの続きをする
2.先にと強調して話し合いの続きをする
3.鞠莉を抱き寄せる
4.ダイヤを抱き寄せる
760
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/08/24(土) 18:34:48 ID:0ex.Eh8E
2
761
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/08/24(土) 19:02:13 ID:satl7qjI
1
762
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/09/07(土) 08:42:07 ID:KFCkOLkI
果南「ダイヤの言うとおりだよ。もう明日なんだから」
鞠莉「ぶ〜〜〜」
ダイヤ「とは言ってもどうしましょう。もう締結してるんでしょう?」
鞠莉「でも話し合いの機会を用意してくれたって事は、まだチャンスがあるってことじゃないの?」
果南「そうだよ、何とかなるよ!」
ダイヤ「あなたが言うと何とかなりそうな、そうでないような……。てすが根拠も策も無いのでしょう?」
果南「うっ、それはそうだけど……」
763
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/09/07(土) 08:45:48 ID:KFCkOLkI
ダイヤ「じゃあ私が社長さんだと思って説得してみなさいな」
果南「よ、よーし……」
果南「むっ、娘さんを私にくださいっ!!!」
鞠莉「ぷっ」
ダイヤ「それは私のお父様に言う言葉では?」
果南「あっそっか……えーと……その……」
果南「ダイヤさんとは小さい頃からずっと一緒でして、絶対幸せにするので…………」
ダイヤ「………………」ムスッ
果南「だから……その……」シュン
764
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/09/09(月) 04:29:09 ID:YiyASseg
来てるやん!
765
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/09/10(火) 01:14:18 ID:2etE6jUs
頑張れ果南
766
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/09/10(火) 08:06:09 ID:5bik4b0Y
ダイヤ「駄目ですわね」ハァ
果南「ダイヤが怖すぎるんだよ!威圧感が凄くて」
ダイヤ「向こうはこんな物じゃ無いかも知れませんわよ。何しろ大企業の社長さんですから」
果南「それは……」
ダイヤ「どうしますの?向こうからの連絡が急だったとはいえもう明日ですわよ。威圧感には怯む、考えも何も無しとなれば──」
鞠莉「そこはNo problemよダイヤ」
ダイヤ「鞠莉さん……?」
鞠莉「昔からずっと威圧感なんて気にせず私達と遊んでたし、それに何かあったら私がフォローするわ!」
果南「鞠莉…………」
767
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/09/10(火) 08:09:30 ID:5bik4b0Y
鞠莉は私を強く信頼しているようだ。
でも子どもの頃は何も考えず遊びたかったから遊んでいただけだし、怖いのは苦手だし。実際の所私は鞠莉が思っているような強い人間では無い。
それを自覚しているからこそ、鞠莉の信頼は私の良心に深く突き刺さった。
768
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/09/10(火) 08:21:51 ID:5bik4b0Y
ダイヤ「まぁ昔からあなたは考え無しで行動することが多かったから、今回も何とかなるかも知れませんが……」
鞠莉「それに私の方が企業の規模は上だし!」
ダイヤ「……とにかく、失礼の無いようにだけお願いしますね!黒澤家の印象まで傷つきかねませんから!」
果南「分かった」
果南(なんとか、か)
果南(何とかなるのかな……?)
769
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/09/10(火) 21:33:56 ID:spvglfa.
果南ちゃん頑張れ
770
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/09/14(土) 17:54:46 ID:7kNALZcU
〜夜〜
ダイヤ「それでは明日船着き場にまで迎えに行きますわ。いつもより早い時間帯ですから、お二人とも早めに準備をお願いしますね」
鞠莉「OK〜!」
果南「うん、わかった……」
ダイヤ「…………」
ブロロロロロロ
771
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/09/14(土) 17:56:26 ID:7kNALZcU
鞠莉「ねぇダーリン」
果南「ん?」
鞠莉「元気ない?おっぱい揉む?」
>>772
1.揉む
2.あしらう
772
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/09/14(土) 18:07:35 ID:KCvVi8tw
1
773
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/09/14(土) 19:14:25 ID:CRg73QxY
まぁ揉むよね
774
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/09/14(土) 20:34:23 ID:/5IVg8eU
やったぜ
775
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/10/01(火) 11:16:10 ID:Zlh2rNko
はよ
776
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/10/15(火) 09:45:31 ID:FzCuQV/6
ぬぅ
777
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/10/29(火) 22:02:56 ID:rHE5H.Mw
果南「ん」サワサワ
鞠莉「どう?気持ちいい?」
果南「うん、服の上からでもすっごい柔らかい///」
果南「それにたぷんって重量もあって、なんかこう……凄い……」
果南(鞠莉はいっつもこんな風に揉んでたんだ)
鞠莉「ふふ、これでダーリンが喜んでくれるならもっと揉んでね」
鞠莉「その代わり私も」ギュッ
果南「んっ……」ビクッ
778
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/10/29(火) 22:06:48 ID:rHE5H.Mw
鞠莉「ダーリンのdaughterニギニギしちゃうわ!」ギュッギュッ
果南「ん……やったな」チュッ
鞠莉「んっ!?」ジュルルル
鞠莉「……ぷはっ!いきなりキスだなんて、びっくりしちゃった」
果南「そっちこそ、いきなりちんちん握るなんて。そんなことされたらこっちも我慢できないよ」
鞠莉「私も」
果南「…………」
鞠莉「…………」
鞠莉「こっち来て」ガシッ
果南「わっ」
779
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/10/29(火) 22:12:38 ID:rHE5H.Mw
果南「うっ」ドサッ
果南(ここって……桟橋の手前側の飲食店の前か)
鞠莉「夜はこっち側は船も人も来ないし、ここなら今からすることがバレることは無いわ」
果南「そ、そうかもしれないけど。ここ外だよ?」
鞠莉「じゃあダーリンは家まで我慢できる?ひょっとして夜中に私が連れ込まれるところを誰かに見られて噂にでもなったらどうするの?」
果南「分かった、もう分かったから!」
780
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/10/29(火) 22:14:46 ID:rHE5H.Mw
>>779
訂正
鞠莉「じゃあダーリンは家まで我慢できる?それに夜中に私が連れ込まれるところを誰かに見られて噂にでもなったらどうするの?」
果南「分かった、もう分かったから!」
781
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/10/29(火) 22:16:45 ID:rHE5H.Mw
果南「もう!」
鞠莉「きゃっ❤」ドサッ
果南「悪いのはそっちだからね」
鞠莉「ふふ、早くしないと私の気が変わっちゃうかもしれないわよ?」
果南「そんなつもり無いくせに」チュッ
鞠莉「んっ……❤」ジュルッ
782
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/10/29(火) 23:49:20 ID:88BBC6lw
いいゾォ
783
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/10/30(水) 00:05:58 ID:fFJmKg2M
来たか
784
:
名無しさん@転載は禁止
:2019/10/30(水) 07:56:38 ID:AeZwyCOc
果南「まりっまりっ!!」パンパンッ♡
鞠莉「かなんっ!かなんの中に溜まってるモ
、全部私のナカに吐き出して!!!!」
果南「まりっ、出る!!!!!」ギュゥゥゥゥ
ビュルルルルルッッッ♡♡♡
鞠莉「あっああああっっ❤❤❤❤❤❤」ビクビクッ♡
785
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/01/08(水) 21:34:31 ID:y21EP42A
まだ待ってる
786
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/01/24(金) 18:15:11 ID:TfZ84S3w
うむ
787
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/03/04(水) 19:54:00 ID:cuZkCU6A
(待ってる)
788
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/03/05(木) 09:13:15 ID:DdCQ2.jg
http://fanblogs.jp/inabata2019/archive/60/0
789
:
名無しさん@転載は禁止
:2020/11/28(土) 13:45:43 ID:cPTxhFBk
ぬっ
790
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/01/27(水) 01:25:19 ID:Fwauu4Yo
待ってるぞ
791
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/01/27(水) 01:25:53 ID:Fwauu4Yo
待ってるぞ
792
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/01/31(日) 11:42:15 ID:NfDGHXp6
まだか
793
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/02/04(木) 11:46:45 ID:JHARDCO6
帰ってこいよ…
794
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/05/08(土) 22:39:53 ID:Quof.ksk
帰って来てくれよ...ずっと待ってるから
795
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/03(火) 01:35:18 ID:76vqIdtg
誰でもいいので続きを……
松浦果南のハーレム欠乏症ですわ……
796
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/03(火) 01:54:49 ID:76vqIdtg
ラブライブサンシャインのアニメは終わったかもしれねえが、俺達はこの続きが見たくて仕方がないんだ
797
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/08/06(金) 21:42:39 ID:DJPzdngY
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798
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/09/08(水) 04:50:20 ID:a1ZOo9DY
待ってたの俺だけじゃなかったんだ…!!
799
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/09/08(水) 10:44:40 ID:UMCTRlXs
待ってはいるけど、たぶんもう来ないんじゃないかな?
800
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/09/29(水) 00:24:23 ID:PAw9Rc2Y
誰でもいいので、この続きを書ける人、お願いします……
801
:
名無しさん@転載は禁止
:2021/09/29(水) 00:26:17 ID:PAw9Rc2Y
>>799
戻ってくる可能性は確かに低いですね…
だからこそ、続きを誰かに頼みたい……!!!
802
:
<削除>
:<削除>
<削除>
803
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/01/19(水) 04:43:02 ID:3XEmI7fE
このスレ見つけて待ってるぞって言い始めてからもう1年経ちそう…
待ってるぞ…
805
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/07/09(土) 00:58:15 ID:C0Byt7/g
昔おすわがタイムスリップするやつ続き勝手に書いたな
806
:
名無しさん@転載は禁止
:2022/08/02(火) 23:43:29 ID:WgYICFkQ
https://www.girlsheaven-job.net/aichi/ma-22/sa-163/musespa_health/?gop=newc
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