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鏡 果南「え、誰このイケメン」��2
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前スレ989の続きから
鏡 果南「え、誰このイケメン」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/anime/10627/1515893471/
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鞠莉「さ、日が暮れるまでこの広い野原を走りましょ!」
果南「あ、うん!」
早速鞠莉に続いて馬に跨がると、鞠莉の馬はまるでジェット機のように早々と走り出した。
果南「はやっ!」
鞠莉「ほらー!松浦もはーやくー!」
果南「ちょっ、待ってよ!」
負けずとこちらも馬に跨がり、馬を走らせる。しかし、到底鞠莉の馬には追いつかない。
鞠莉「松浦ー!もっと腰を動かして体重かけてー!」
果南「大丈夫なのー!?スピードそんなに出してー!」
鞠莉「だーいじょーぶー!」
こちらが安全面の心配をしているのに、鞠莉はあっけらかんと返す。
鞠莉「やりすぎってくらいまでスピード出しちゃって!」
果南「………よぉし!」
鞠莉を信じて、体重をかける。
それをもっとスピードを出せという合図だと受け取った馬は、どんどんスピードをあげていく。
果南「わわわっ!」
今まで体感したことのないスピードになってぐらつき、少し恐怖を感じた。
でも、少しだけだ。まだいける。
鞠莉に追いつくために、もっと体重をかけてスピードをあげる。
やっと鞠莉に追いついき、横顔を確認したそのとき、
鞠莉「…………あはっ!」
果南(………………!)
鞠莉は、笑っていた。
心から嬉しそうな顔で。
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心から笑っていると一目で分かる子どものような純粋な笑顔。そんな鞠莉の笑顔を最後に見たのはいつ以来だろう。
思い返せば1年生でAqours以来鞠莉には散々悲しい顔をさせてきた気がする。
果南(鞠莉……)
果南(うん……よし)
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鞠莉ちゃん可愛いなぁ…
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いいぞ
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あくあくAqoursですわ
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鞠莉には報われて欲しいわ
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鞠莉「ふー……やっぱり何も無い広い場所を思いっきり馬で走るのは最高に気持ちいいわ!この子も喜んでる!」
ヒヒーン!
果南「…………」
果南「鞠莉、いい顔してるね」
鞠莉「そう?」
果南「うん、心から笑ってる。好きだな、その顔」
鞠莉「そう?ありがと!」
果南「………」
駄目だ。もう我慢できない。
馬を降りて、スタスタと鞠莉の方へ足を進めていく。
鞠莉「え、松浦?どうしたの、急にこっちに来て…」
果南「鞠莉」
鞠莉「ちょっ、wait!そんな急には……」
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あく
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|c||^.-^||おほー
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ハグッ
鞠莉「んっ……!」ビクッ
果南「鞠莉、」
>>637
1.前の世界のことを隠さずに話す
2.あくまで男体化のことは避けつつ、前の世界の鞠莉のことを話す
3.なにかとマズそうなので夢として前の世界の鞠莉のことを話す
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2
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3
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3
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この果南男になっても割とハグ魔だな
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果南だしな
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書いてみて改めて分かる鞠莉の扱いづらさ
どこかつかみ所が無いうえに金持ちキャラだから動かしづらい…
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鞠莉って動かしにくいのか
金持ちキャラって便利なイメージ
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果南「この間見た夢の話なんだけど、聞いてくれる?」
鞠莉「………うん」
こんなこといきなり言われても困惑するだろうけど、鞠莉は優しく頷いてくれた。
果南「その夢の中ではこことよく似てるけどどこか違ってて、そこでは鞠莉が1年の頃留学しちゃったんだ」
果南「その理由はね、鞠莉自身は私とダイヤと一緒にいたいって行ってたのに、留学なんかどうでもいいって行ってたのに」
果南「私達なんかと一緒にいるより留学した方が鞠莉の将来のためだって勝手に決めつけて、無理矢理に近い形で送り出しちゃったんだ」
鞠莉に伝わるか、自分がうまく伝えられているかは分からない。それでも私は話を続ける。まるで過去の過ちを自分自身に言い聞かせるように。
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ごめん>>643 訂正
果南「この間見た夢の話なんだけど、聞いてくれる?」
鞠莉「………うん」
こんなこといきなり言われても困惑するだろうけど、鞠莉は優しく頷いてくれた。
果南「その夢の中ではこことよく似てるけどどこか違ってて、そこでは鞠莉が1年の頃留学しちゃったんだ」
果南「その理由はね、私達なんかと一緒にいるより、留学した方が鞠莉の将来のためだって勝手に決めつけて、私達が無理矢理に近い形で送り出しちゃったから」
鞠莉に伝わるか、自分がうまく伝えられているかは分からない。それでも私は話を続ける。まるで過去の過ちを自分自身に言い聞かせるように。
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果南「ごめん。私達って言ったけどダイヤは私に付き合わせただけ。悪いのは私なんだ」
果南「それでね、ある時鞠莉は帰ってきちゃうんだ。せっかく送り出したのに、って怒っちゃった」
果南「それからいろいろあって、お互いに思いを吐き出し合って、そこでやっと気付いたんだ。留学は鞠莉のためになるって思って勧めたことだけど、そのせいで鞠莉はとても辛かったんだって。鞠莉が望んでたことじゃ無かったって」
果南「鞠莉は私とダイヤと一緒にいたかった、留学なんかどうでもいいって言ったんだ」
鞠莉「………当然じゃない」
鞠莉が小さく呟いたのが聞こえたが、話を続ける。
果南「それに気付いてからは、鞠莉に悲しい思いをさせてきた分、一緒にいて鞠莉を幸せにしようって思った」
果南「ここでも一緒だよね。ちょっと前まで思春期で恥ずかしいとかで鞠莉と距離を置いてた。多分寂しかったと思う」
鞠莉はギュゥと抱きしめる力を強くしながら、小さく頷いた。
果南「さっき馬に乗って思いっきり走ってた鞠莉の笑顔、凄く輝いてた。宝石みたいだった」
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果南「私、鞠莉の笑顔が好き」
果南「もっと近くで見ていたい」
果南「ずっとずっと見てみたい」
果南「今まで寂しい思いをさせてきた分、幸せにしたい」
果南「だから鞠莉」
ハグしている鞠莉を引き離し、対面に持ってくる。
鞠莉は泣くのをぐっと堪えていて、綺麗な顔は今にも崩れそうだった。
果南「これからはずっと一緒にいよう」
鞠莉はおさえていた何かが堰を切ってあふれたように泣きだした。
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果南「はい、どうぞ」
鞠莉「ありがとう……」
鞠莉が持ってきたポットで作ったホットコーヒーを手渡すと、少し口で冷ましてから喉に入れた。
あれから鞠莉はずっと泣いていて、やっと落ち着いたところだ。
今も借りてきた猫のように大人しく、少し調子が狂う。
鞠莉「びっくりした……」
果南「え?」
鞠莉「急にあんなこと言うから……」
果南「それは、ごめん……」
鞠莉「あれってさ、やっぱり……」
鞠莉「プロポーズよね!」
果南「」ブフーッ
果南「ケホッケホッ!」
余りに突拍子のない言葉に、口に含んだ飲み物を吹き出すというお馴染みの動作をしてしまう。
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きたー!
-
鞠莉「あれ?違うの?」
果南「いや、あれは!」
そこまで言った時、頭の中で自分が言った言葉がリフレインした。
『ずっと一緒にいよう』
『ずっと一緒にいよう』
果南「あぁ………」
自分としては本当にそのままの意味だったのだが、確かに男女でずっと一緒にいるとなると結婚の意味になってしまうかもしれない。
チラッと横目で鞠莉を見てみる。
鞠莉「…………………///」キラキラ
果南(どうしよう。なんて言おうか……)
>>651
1.いや、違わないです///
2.いや!ずっと一緒にいたいのは本当だけど、結婚とかはまだ……
3.そんなつもりは全然無かった
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やったぜ
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あのセリフは完全にプロポーズだわ
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果南に好きになって貰うっていってから墜ちるの早かったな
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よかった これで解決ですね
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3
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1
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久々に選択式ギャルゲーやってて思ったけど、会いに行った後なんでもない会話とかだけで終わったりするのとかちょくちょく挟んでみたいなって思ったり
考えてるのはガッチリ展開が進むのが殆どだから数回会っただけ(数日)で墜ちるチョロインっぽくなってしまいそうだ
まぁ果南だからで済みそうな気がしなくもないけど
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数日はちょろすぎるかもね
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梨子は最初から一目惚れしてたっぽいし、鞠莉ダイヤも初期から好感度マックスっぽいしまだセーフかな……
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鞠莉は幼馴染だし問題ない
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果南だと鞠莉が1番攻略難易度低そう
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開幕プロポーズでエンディング
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善子楽しそうなんだよな
色々ワケありみたいだし
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善子は難易度高そう
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もともと果南と接点少ないしね
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善子はすぐには懐かなさそう
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花丸ちゃんも気になる
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善子のエロに期待できる
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果南「いや、違わないです///」
意味合いは違うかも知れないけど、まあ同じようなものだろう。変に否定するのも鞠莉に悪いので、声のボリュームを落としつつそう呟いた。
鞠莉「Wow!やっぱり!?嬉しい!」
果南「………」
鞠莉は好きな玩具を買って貰った小さな子どものように無邪気に喜んだ。
そんな鞠莉に対して、可愛いと思う以外の感情が、確かに自分の中にあった
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鞠莉「でもこの間私のことを好きになってもらうように頑張るっていったばっかりなのに、もうプロポーズされちゃうなんてびっくりしちゃった!」
鞠莉「ねぇ、いつマリーのこと好きになったの?」
果南「え! えーと…実はまだ好きとかはよく分かんなくて…」
鞠莉「Whats?」
果南「鞠莉とずっと一緒にいたいっていうのはホントなんだ!さっきのもちゃんとしたプロポーズのつもり。鞠莉といるとドキドキもする。」
顔を赤らめながら、早く動く心臓を抑えながら必死に言葉を紡ぐ。
果南「でも好きっていうのが何なのかは…」
鞠莉「それが好きってことなんじゃないの?」
果南「これが?」
鞠莉「そう。」
-
果南「likeじゃなくて、love?」
鞠莉「一緒にいるとドキドキする。相手のある部分や動作に惹かれる。相手の体に触れたい。」
鞠莉「単に友達として好きならこんな感情は抱かないでしょ?」
果南「うん………」
脳裏にふと曜と千歌が思い浮かぶ。
彼女達は好きだが、妹みたいなものだし、確かにそういった感情は抱かない。
鞠莉「マリーと一緒にいるとドキドキする?」
果南「うん……」
いつの間にか日は墜ち、辺り一面が真っ暗になっているせいか、余計にドキドキさせられる。
鞠莉「マリーの体に触れたい?」
そういって鞠莉は自分の手を胸の真ん中に置き、ギュッと服を掴んだ。
女性ということを強調しているような豊満な肢体。これで首を縦に振らない男はいないだろう。
ドクンドクンとどど鼓動が速くなっていくのを感じる。
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果南「鞠莉……」
鞠莉へとのばそうとした手が置いておいたカップにガッと当たり、コーヒーが地面にぶちまけられたことでふと我に返る。
果南「あ……」
果南「と、とにかく!好きっていうのは分かった!」
なんだか自分が凄くイケないことをしていることを自覚して恥ずかしくなり、照れ隠しに立ち上がり大声で叫び、換気した。
鞠莉「照れてるの?」
果南「…………///」
それも鞠莉にはお見通しだった。
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夜。ここではシャワーは無いので、軽く背中を濡れタオルで拭くことになったのだが、これがなかなか難しい。
白人の血が入っている鞠莉の背中は、とても白くて柔らかく、丁重に扱わないと壊れてしまいそうだった。
それに、鞠莉の肌にタオル越しとはいえ直接触れるということでまたしても鼓動が太鼓をハイスピードで叩いていたので、イマイチ上手く出来ない。
鞠莉「松浦?もっと強くお願いしていい?」
果南「あ、ごめん…!」
ゴシゴシ。
ゴシゴシ。
強くといっても、やはり加減がやめられずいつもの力の1/3も出せないでいた。
-
ある程度背中を拭いたところで、今度は腕を垂直に挙げ、体の側面を拭くように催促してきた。
そして露わになる鞠莉の脇。
一緒にスクールアイドルをしていた時でさえ、こんなにマジマジと脇下を見ることなんて無かった。
果南(いやいや、ただ脇の下の汗を拭いてるだけだよ……)
別に変な行為をしているわけではないのに変な気持ちになってしまう自分に自己嫌悪しつつ、無心で汗拭きを続行した。
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果南「はい、終わったよ」
鞠莉「じゃあ、次は前をお願い」
果南「え?いや、後は」
鞠莉「後は自分で、なんて言わないわよね?」
果南「それって、いやいや……」
後ろは自分では届かない。側面も、まぁ……必要は無いだろうけど催促されるままにそのまま流れで拭いた。
でも前は流石に必要無いだろう!
果南「自分で拭きなよ!」
鞠莉「えー?もうMary疲れて腕が動かない!」
果南「この……」
さっき自分で腕を挙げてたでしょ…
鞠莉「もしかして恥ずかしがってる?」
鞠莉に図星を突かれ思わずうっと声を漏らしてしまう。
というか絶対分かってやってる。こちらの反応を見て楽しんでいるのだ。
鞠莉「えーできないのー?ただ体をタオルで拭くだけよ?」
語尾にハートマークが付いているような気さえしてきた。多分最初からからかわれていたのだ。
果南(………)
>>678
1.その手にはならないと拒否する
2.そのまま拭いてやる
3.寧ろ正面から拭いてやる
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2
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2
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果南「分かったよするよ…」
大丈夫だ。鞠莉も言ってるようにただ体をタオルで拭くだけだ。いくらその…胸に触るとしても、恥ずかしがる方がおかしいのだ。そう思うこにした。
果南「……………」
まずはお腹の方から拭いていく。背中より柔らかく、なおかつ無駄な肉が無く、完璧なプロポーションだ。
果南「鞠莉、体引き締まってるね」
鞠莉「そう?ありがとう。一応、スタイル維持には気を遣ってる方かな。運動もよくするし」
鞠莉「それに、馬に乗るのって、意外と筋肉使うから」
果南「うん、今日よく分かったよ」
鞠莉「揺れる馬の背中の上で投げ出されないように姿勢を維持して体をホールドするのは、主に足の力と体感の筋肉がいるから」
鞠莉「だからMaryは腹筋と太もものパワーには自信アリよ?」
そういって鞠莉が少しお腹に力を入れた部分を拭くと、確かにさっきまで柔らかかったお腹とは思えないほど堅くなっていた。
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さて、残るはいよいよ……
鞠莉「はやく拭いてくれなきゃ風邪ひいちゃうわ?」
ここからでは鞠莉の表情は見えないが、恐らくにやついていることだろう。
大丈夫。自分の胸なら何万回と拭いてきたんだから。それと同じこと。
ゆっくりと胸の上にタオルを運んでいく。
あくまで力を入れずに、そして丁寧に鞠莉の大きな胸を拭いていく。
力を込めていないので、胸を触っている感触は殆ど無い。しかしそれなのに胸を触っているという事実だけで顔が赤くなってしまう。
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しかし、直接触らずに済むのも鞠莉の大きい胸では限界があった。
鞠莉「ねえ、胸を持ち上げて下の方拭いてくれないかしら」
果南「うっ……」
片方で持ち上げて拭くので、片方はタオル越しでは無く、直接胸に触ることになる。
果南「………」
鞠莉「それとも、Maryの胸に触るのは嫌かしら?」
果南「それは違うけど…」
鞠莉「ふふっ」
果南「あ」
即答だった。まるで寧ろ胸を触るのが好きみたいに。
ここまで来たら腹をくくるしかない。
私はまず左手を平手にし、それを下から持ち上げた。
果南「…………///」
ドッシリとした重量感。プルプルと感じる柔らかさ。他人の胸を触るのは初めてなので、凄く恥ずかしい。
鞠莉「……………」
果南「……………」
鞠莉「そろそろ影になってたところ拭いてもらえるかしら?」
果南「あっごめん」
-
左が終わったら、今度は右手で胸を持ち上げる番。さっきと同じ要領でなるべく無心になろうとする。そう意識しても煩悩だらけだが。
鞠莉「ねぇ」
果南「え?」
鞠莉「1つ気になったんだけど」
鞠莉「松浦って、普段自分のこと『私』って言ってたっけ」
果南「え」
昂揚していた気分から一転、体温が一気に下がり、冷や汗が走る。
果南「わ、私って言ってた?」
鞠莉「うん。いっつもそんな感じだったかなって」
果南「そ、それは…」
鞠莉は鋭い。変に疑われると、そこから芋づる式に自分のことがバレてしまうかもしれない。
そう思ってるからこそ、一人称は意識して男らしいものにしていたつもりだったが、まだ日も浅いので時々前のままで喋ってしまうことがよくある。おそらく先程は思いのままを吐き出したので、意識する余裕もなく素が出てしまったのだろう。
果南(ちょっとまずいかな……)
自分が知っている人が、幼い頃からずっと一緒に過ごしてきた幼なじみが、ずっと思いを寄せてきた人が実は別人になっていたと知ればどうなるか、想像に難くない。
鞠莉「松浦?」
果南「あ……」
鞠莉にとっては何気ない会話だったのだろう。手を止め、なかなか返答をしない私に違和感をもったようだ。
果南(えぇと……)
今は鞠莉はあまり深く考えていないかもしれない。ただ一人称がたまに『私』になった程度だ。別に男でも私は使うし、今の自分の摩訶不思議な状況にまでは辿り着くまい。しかし……
速く、なんとかしなければ……
もう鞠莉を悲しませたくない。
>>684
1.ほら、鞠莉お嬢様だし……?
2.誤魔化して胸を揉みしだく
3.執事さんみたいな?
4.もう少しうまい言い訳を考える
-
3かな
-
3
-
果南「ほら、執事さん、みたいな?」
鞠莉「執事?」
果南「あぁ……うん。 ほら、執事さん格好いいじゃない?だから私も真似してみようかな……なんて」
鞠莉「………………」
果南「あははは……」
鞠莉「……………」
気まずい。沈黙がこの場を支配する。
鞠莉「松浦、さっきの私へのプロポーズの時も『私』って言ってたわよね?それもそんな気持ちで?」
果南「え?」
鞠莉「私、真剣だと思ってたのに」
果南「え、ちょっと鞠莉?」
なんだか雲行きが怪しくなってきたぞ…
-
鞠莉「それに松浦がそういう風に私と接してたなんてショックよ。さしずめあなたが執事で私はお嬢様ってわけ?
さっきまでの私をからかっていた姿はどこにもなく、鞠莉は上半身が裸なも気にせずに、血相を変えて私に掴みかかった。
鞠莉「どう?執事ごっこは楽しかった?でもおあいにく様。執事ごっこならダイヤとでもやってて!」
その後掴みかかる手が脱力したように落ち、それに伴って鞠莉も下を向いてしまった。
鞠莉「松浦は、松浦だけは違うと思ってたのに。結局あなたも……」
果南「鞠莉、話を聞いて!」
鞠莉「もういい。私寝るから」
鞠莉はタオルを私に突き返すと、服を着てすぐに眠ってしまった。
果南(鞠莉………?)
-
翌日、ギスギスしながらも無事に帰宅したが、その間鞠莉とは事務的な会話しかできなかった。
その後の学校生活でも、話しかけても今まで鞠莉が他のクラスメイトにしてきた反応をされるようになった。
話しかけても、「もう私が好きだった松浦はいない」の一点張りで何の弁明もさせてくれなかった。
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元々一匹狼だった鞠莉は、以降たまにダイヤとつるむ程度で、基本一人きりで生活を送った。
そして一緒に学校に行くことも無くなり、送り迎えは豪華なリムジンで行われ、以前よりもお嬢様を強調するような佇まいをするようになった。
お嬢様扱いをしていると思わせた私への当てつけだろうか。そんな鞠莉はますます周りから浮いていき、そして笑わなくなった。
それからあっという間に1年が過ぎ、卒業してすぐに、鞠莉は何も言わず内浦を出ていってしまった。
その後お嬢様がいなくなった淡島には、空っぽの牢獄だけが残された──────
ーーーーーーー
END
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ED左右するような選択肢だったのか…
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お嬢様扱いがダメなら1もアウト
2か4だな
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マジか…
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実は>>635でちゃんと前部話すべきだったのでは?
結局なんか隠してても怪しまれそう
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もっかい!
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とりあえずおっぱい揉んどけや!
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押し倒してめちゃくちゃにすればええねん
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おっぱい揉むのが正解な気がしてきたぞ
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いきなり雰囲気変わりすぎで草
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上と下の口を塞いでしまえ
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辛辣ゥ!
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や男野愚
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女なんだよなぁ
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|c||^.- ^|| 待ちなさいルビィ!あなた私が大事に取っておいたアイス食べましたわね!?
⌒°( ^ω^)°⌒ うゆゆ?何のことかなぁ
|c||^.- ^|| とぼけないで!人のアイス勝手に食べるのなんてあなたしかいないでしょう!
ちゃんとあなたの分も買ってきたのになんでお姉ちゃんの分まで食べるの!?
⌒°( ^ω^)°⌒だって美味しいから……
|c||^.- ^|| …………
|c||^.- ^||わたくしたまにこの子のことが分からなくなるわ……
-
|c||^.- ^|| ルビィ、人のものを勝手に取ったら泥棒!って習わなかった!?
⌒°( ^ω^)°⌒ 違うよお姉ちゃん。今回はアイスしゃんがルビィに食べて欲しいって語りかけてきたんだ。
|c||^.- ^|| 嘘言わないの!
⌒°( ^ω^)°⌒嘘じゃないよ。ルビィ、お菓子の声が聞こえるんだ。
|c||^.- ^|| そんな設定初めて聞きましたわよ!
⌒°( ^ω^)°⌒ホントだよ。お姉ちゃんはルビィのこと信じてくれないの?
|c||^.- ^||……………
|c||^.- ^||ま、まぁ……ルビィがそういうなら、本当なのかも知れませんね。黒澤家には代々不思議な力が備わってるとどこかで見たような気もしますし。
⌒°( ^ω^)°⌒というかルビィに食べられるって分かってるのになんで早く食べないのかな?
|c||^.- ^||!
|c||^.- ^||ルビィ!やはりわたくしをからかってただけですわね!?
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|c||^.- ^|| ………こほん。アイスの話はここまでにして……
バッドエンドから果南さんを救うための救済コーナー、ブッブースタジアム、始めますわよ!
⌒°( ^ω^)°⌒ はーい!
|c||^.- ^|| さて、今回の状況は………
|c||^.- ^||んー……鞠莉さんを怒らせてしまったようですわね。鞠莉さんは基本強メンタルですが、繊細な面も持ち合わせていますから……
⌒°( ^ω^)°⌒こんな些細なことでバッドエンドになるなんて、鞠莉ちゃんも器がちっちゃいね。
|c||^.- ^|| わたくしたちには些細な事に見えるかもしれないけど、鞠莉さんにとっては大切なことかもしれませんわよ。
状況から察するに、果南さんに対して心から信じていた物があり、今回それが裏切られた、といった故の結果といった感じでしょうか。
なぜ執事という言葉にあそこまで嫌悪感を示したのかが気になります。
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|c||^.- ^||それに、いくら互いが結ばれたといっても所詮他人の気持ちなど完璧には分かりません。今後も鞠莉さんに対しては慎重に接する必要がありそうです。
⌒°( ^ω^)°⌒そもそも「私」って言わなきゃよかったんじゃ。
|c||^.- ^||起きてしまったことをどうこう言っても仕方ありません。大切なのは起きてしまった事に対してしっかり対処することですわ。
⌒°( ^ω^)°⌒おぉ、なんか格好いい…
|c||^.- ^||ふふ、もっと褒めてもいいのよ?
-
|c||^.- ^|| それじゃあ今回はこの辺りで。
鞠莉さんを大切にしてあげて下さいね?
⌒°( ^ω^)°⌒ 直前の選択肢に戻ってやり直そう!
⌒°( ^ω^)°⌒……………
⌒°( ^ω^)°⌒ルビィはいつ本編に出るの?
|c||´.-`|| 当分先になりそうですわね……
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今は鞠莉はあまり深く考えていないかもしれない。ただ一人称がたまに『私』になった程度だ。別に男でも私は使うし、今の自分の摩訶不思議な状況にまでは辿り着くまい。しかし……
速く、なんとかしなければ……
もう鞠莉を悲しませたくない。
>>708
1.ほら、鞠莉お嬢様だし……?
2.誤魔化して胸を揉みしだく
3.もう少しうまい言い訳を考える
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3かな
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果南「えぇとえぇっと……」
鞠莉「?」
そろそろ疑われるかな……?
>>711
1.プロポーズするならかしこまった方がいいかなって……
2.誤魔化して胸を揉みしだく
3.つい素が出ちゃって(正直)
4.もう少しうまい言い訳を考える
-
3
ここは正直に
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3
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3
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大抵揃う安価
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あくあく
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果南「つい素が出ちゃって」
鞠莉「素?」
果南「そ、そう! 鞠莉は長いこと離れてて知らなかったと思うけど、その間『私』に変えたんだ!その時のくせで」
鞠莉「へぇ…そうだったの。知らなかったなぁ」
鞠莉「じゃあなんで最近は『俺』にしてたの?」
果南「それは……」
流石鞠莉。気になったことをズバズバ追求してくる。頭脳戦で鞠莉に勝てるわけないので早めに切り上げたいところだ。
果南「やっぱり男が私は変かなー?って思って」
鞠莉「変ね」
鞠莉はバッサリと肯定。ですよね…
鞠莉「昔はずっと俺だった気がするし。まぁ松浦が自分のことをそう呼びたいなら私は別に何も言わないけど」
果南(うーん)
[一人称決定選択肢]
>>717
1.無理に言葉遣いを改めるのをやめる
(以降この周回中『私』呼びが基本になります)
2.周りの反応も考え、俺呼称を継続する
(以降この周回中徐々に一人称が『俺』になります[言葉遣いについては検討中、若干変わるかも])
-
ワイ
-
2
-
果南「いや、やっぱり戻すよ。戻したいんだ」
鞠莉「そ。好きにしたら?」
一見突き放しているようにも見える態度。しかし、私はそうでないことを知っている。鞠莉はただ自由主義なだけなのだ。あくまで自分は自分、他人は他人。他人の自由に干渉することはあまりない。
-
その後は、鞠莉が作ったホットサンドイッチと熱いコーヒーを手にしながら、2人で星を見ることになった。
鞠莉「ねぇ松浦、こうして一緒に星を見るのって久しぶりじゃない?」
果南「うん、そうだね」
鞠莉「最後はいつだったっかなー…小学生高学年になるギリギリくらい?それも、ダイヤとも一緒だったから2人きりは初めてかな」
そう言って鞠莉は私の方に寄りかかり、ゆっくりと肩に頭を乗せた。
鞠莉「実はね、松浦。私あんまり星には興味ないの」
果南「え」
鞠莉「小さい頃いっぱい教えてくれたけど、どれがどれだか今でもよく分かんないし、あんまり興味ないの」
初めて聞いた事実に軽くショックを受ける。結構熱を入れて説明したつもりだったけど、説明が分かりづらかったのか。
それに向こうの鞠莉もそうだったのだろうか気になる…
鞠莉「でもね、星のことは分からないけど、一生懸命隣で説明してくれる松浦は好きだった。松浦と一緒にこうして過ごすのが好きだった」
果南「………!」ドキッ
-
鞠莉「これからも一緒に……」
果南「」ドキドキ
果南「」ドキドキ
果南「鞠莉……?」
鞠莉「………zzz」
果南「寝ちゃったか…」
私の肩で眠る鞠莉は、心から安らいでいるような表情をしていた。
果南「おやすみ、鞠莉」ナデナデ
鞠莉「んん……」
果南「ふふっ」
どうやってこの体勢の鞠莉を起こさずにテントまで運べるか苦悩するのはもう少し先の話。
-
4月17日日曜日
〜オハラホテル屋上〜
この日も暗くなるギリギリまで乗馬を楽しみ、後は手配したヘリで一緒に淡島まで帰ってきた。馬は乗馬先の宿舎に一旦預けたが、後で別の手段で淡島まで運んでくるらしい。
鞠莉「ロビーまで送るわ」
果南「いや、いいよ。ここから鞠莉の部屋近いでしょ?俺1人で帰れるし」
鞠莉「バカね。もうちょっと話したいからそう言ってるのよ」
果南「あ」
相変わらずの鈍感ぶりを鞠莉に指摘され、凄く悪いことをしたような気がして顔が真っ赤になった。
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鞠莉「こういうときは黙って彼女の言うこと聞いておけばいいの」
果南「彼女?」
鞠莉「あれ、違うの?」
果南「いや、そんなことは!」
そうか、彼女か。ハッキリと付き合うとは言っていない気はするけど、プロポーズまがいのことまでしたのだ。寧ろ恋人以上の関係といっても差し支えないだろう。
果南「でも鞠莉と付き合うなんて、あんまり実感ないな…」
鞠莉「えーひどーい!」
果南「いやほら!一緒にいるのが当たり前って感じだから、恋人同士とかの実感がなくて!」
鞠莉「なーんて!焦らなくても平気よ。私も同じ感じだもの。あんまり実感ないわ」
果南「なんだ、驚かさないでよ」
鞠莉「だからちょっとずつ、恋人同士らしいことしてみましょう?」
人差し指を口元にあて、妖艶にウィンクをする鞠莉にタジタジになってしまった。
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鞠莉「まずはお互いの呼び方かしら?」
果南「呼び方?」
鞠莉「ほら、松浦のこと名字で呼んでるじゃない?付き合ったんだし、『果南』って名前で呼びたいわ」
果南「ん。それくらい全然いいよ」
寧ろ名字呼びにムズムズしていたくらいなのでもっと早くに名前で呼んで欲しかったくらいだ。
鞠莉「あ、それとも…『ダーリン』の方がいいかしら?」
果南「はぁ!?」
鞠莉「そうよね。将来を誓い合った仲だもの。それくらいの方がいいわ!」
鞠莉「ダーリンはどう思う?」
果南(さっそく使ってるし……)
>>725
1.普通に果南呼びで……
2.ダーリンもいいかも(2人きりのときのみ)
3.ダーリンもいいかも(常時)
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1
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