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鏡 果南「え、誰このイケメン」
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http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/anime/10627/1490370600/-100に感銘を受けたので
幼馴染みが4人もいるのが差別点かなぁと
-
果南「…………」zzz
果南「んー…?」パチッ
果南「もう……朝か…」
果南(今何時…?)チラッ
7:30
果南「げ!ヤバ!朝練始まってる!」
果南「え、なにこの声」
果南(それに…)
ペタペタペタ
果南「胸が無い!!」
そして横に置いてあった鏡を見ると…
果南「え、誰このイケメン」
-
果南「えぇぇぇぇ!?どどどどどういうこと!?」
ピンポーン
「おーい果南!」
果南(じいちゃんの声だ
出ろってことかな?)
果南「はーい 今出る!」
ガチャッ
果南「はい」
ダイヤ「え?なんでまだそんな格好してますの!?」
鞠莉「あら?今日はお寝坊?」
果南(あ、ダイヤ、鞠莉、丁度良かった!)
果南「ダイヤ、鞠莉!見てこれ!気付いたらこんなんになってるんだけど!!」
ダイヤ「?」
鞠莉「?」
果南(あれ、反応うす…)
-
果南「ほら、だから!見て!男になってる!どうしよう!」
ダイヤ「何言ってますの?まさか前までは女だったとでも言うつもりですか?」
果南(え?)
果南「女の子で生活してた夢でも見てたんじゃないの?」
果南(え?夢?)
ダイヤ「というか、早く着替えて準備してきてくれません?
私たちまで遅刻しますわ」
果南「あぁ!ごめん!ちょっと待ってて!」
バタンッ
果南(一体何がどうなってるの!?)
-
果南「えーとブラは…」ゴソゴソ
果南(あ、男はしないのか)
果南「制服は学ランになってる
あれ?浦の星って共学だったっけ」
果南「えと…今日の授業は何あるんだ!? 」
ダイヤ「松浦さーん」
鞠莉「松浦ー」
果南「ヤバ もう適当に教科書とノート突っ込んどけ!
あと一応体操服と…」
ドタドタドタ
じいちゃん「おい果南!飯は!?」
果南「ごめん!遅刻するから!」
-
ガチャッ
果南「お待たせ」ハァハァ
ダイヤ「遅いですわ!」
鞠莉「早く船に乗りましょう」
果南「う…うん…」
果南(鞠莉は分かるけどなんでダイヤもいるんだろう)
-
船で陸地まで渡り、そのままバス停から学校へ
いつも通りの日常だけど、異様な部分がいくつかある
ダイヤ「ふぁ〜」
鞠莉「あら?寝不足?寝不足はお肌の敵よ」
ダイヤ「あ、すみません ついあくびが」バッ
ダイヤ(見られてないかしら)クルッ
果南(ん?ダイヤがこっち見てる)
果南(とりあえず手ふっとこ)フリフリ
ダイヤ「!///」クルッ
果南(ありゃ 怒った?)
まず1つ、私が鞠莉とダイヤと一緒に登校している
鞠莉とは家が近くだし一緒に通うことはあったけど、家が離れているダイヤまでいるのは少し違和感がある
-
ダイヤ「そういえば松浦さんも今日は寝坊してましたよね 何かあったんですか?」
2つ目はこれ
なぜか名字呼びになっている
果南「いやぁ…何も…」
鞠莉「どーせ夜遅くまでエッチなビデオでも見てたんじゃ無いの?」
果南「えっ///」
ダイヤ「なっ///」
鞠莉「男子ってそういうものじゃないの?」
3つ目
私が男になっている
-
ダイヤ「は、は、破廉恥ですわ!松浦さんはそんな人ではありません!
ですよね?」
果南「えっ あっうん! そんなのみてないし、ウチにはそんなの無いよ!」
鞠莉「え〜ホントに〜?
寧ろそういうの見ない方が不健全だと思うんだけど」ニヤニヤ
ダイヤ「鞠莉!!」
果南(鞠莉のことは名前で呼ぶんだな…)
-
プシュー
ダイヤ「バス停に着きましたわ」
果南(うん、いつも通りの長い坂だ)
果南(でも桜が咲いていて…季節は春?)
鞠莉「どうせなら坂の上まで連れてってくれればいいのにね」
ダイヤ「それは私も思いますわ」
果南「ね、ダイヤ」
ダイヤ「はい?」
果南「いま、何月何日だっけ」
ダイヤ「えーと…確か4月12日」
鞠莉「日にちはともかく月まで聞く必要ある?こないだ始業式やったばっかだし、どう見ても4月じゃない」
果南「あ、いや…私忘れっぽいからさ」
鞠莉「ん?」
ダイヤ「私?」
果南「あ…」
果南(しまった、今は男だった)
果南「いや…お、俺…」
ダイヤ「………」
鞠莉「………」
クルッ
果南(ホッ)
-
キャーキャー
果南「なんか周りが騒がしい気がするんだけど気のせいかな…」
ダイヤ「気のせいではありませんわ」
「あんた行ってきなさいよ!」
「えー!絶対無理だよ!」
「今日も松浦さん素敵!」
「隣の2人が羨ましい!」
果南(なんというか…この手の視点は前にも浴びたことがある)
ダッ
「あ、あの!」
鞠莉「!」
ダイヤ「!」
果南「え」
ウオー
イッタゾー
マァドウセコンカイモ
「あ、あの…松浦先輩、私と付き合って下さい!!」
-
ドウナルドウナル?
ヘンジハ!?
果南「え、えと…ごめん」
「そ、そうですよね…私みたいなのが松浦先輩と釣り合うはずがないですよね… ごめんなさいでした!」ダッ
果南「あっ」
鞠莉「あーあ また女の子泣かした
これで何人目かしらね」
ダイヤ「同情で付き合わないのは好感が持てますわ」
果南「えっ やっぱりこういうの今までも何回もあった?」
鞠莉「うわっ…今まで告白してきた女のことなんて覚えてないって?」
果南「別にそういうわけじゃ…」
-
果南「靴箱どこだっけ」
鞠莉「手紙入ってるところよ」
果南「?」
ダイヤ「ここですわ」
パカッ
果南「あっ」
上履きの上には可愛らしく装飾された手紙が置いてあった
ビリッ
[18:00屋上で待ってます]
果南「またか…」
果南(振るのも結構気つかうのに…)
-
果南「俺の席って…」
ダイヤ「ここ!名前の順!」
果南「あ…ありがとう」
果南(流石に聞き過ぎたかな なんか怒ってるよ)
鞠莉「ふー」ストン
果南(あ、鞠莉は隣なんだ ちょっと安心)
「よっ!」
果南「ひっ!」ビクッ
「今日も告白されたって?いいよなー!モテるやつは!」
果南「え…えーと」
果南(クラスの名前どっかに載ってないかな… あった)
果南「三浦…くん?」
三浦「ん?おお で、どうなのよ 何で断りまくってんの」
果南「え、だって…別に好きじゃないし」
三浦「くぅ〜!冷たいねー!」
果南(そうかな?)
-
三浦「とりあえず付き合ってみるとかは」
果南「いや別に…」
三浦「もったいないな〜」
果南(そもそも中身は女の子だしね 私)
三浦「やっぱあれか? 黒澤と小原ー」
果南「ぶっ!!」
三浦「うわっきたね!さては図星か?」
果南「違う!!だって!」
三浦「だって…?」
果南(あっ…今の私は男の子だった)
果南「だって…子供の頃から一緒にいるし… そういう目で見たこと無いっていうか…」
果南(これなら自然かな)
鞠莉「!!??」
ダイヤ「!!??」
-
見てるぞ
-
あくあくあく
-
三浦「えぇ〜あんな美人なのに そんなもんかね」
果南「そんなもん」
-
キーンコーンカーンコーン
三浦「松浦ー飯…」
果南「鞠莉ーダイヤー」
三浦(結局女子とかよ…)
-
ザワザワ
果南「ん?」
果南(なんか騒がしいような…)
鞠莉「……」
ダイヤ「……」
果南「どうしたの?2人とも鳩が水鉄砲くらったような顔して」
ダイヤ「………それを言うなら豆鉄砲よ」
-
鞠莉「ダイヤ!」ガシッ
鞠莉「どういうことダイヤ」ボソボソ
ダイヤ「私にも分かりませんわ!」ボソボソ
鞠莉「中学時代から恥ずかしいからって拒否し続けてきた私たちとのお昼ご飯を」ボソボソ
ダイヤ「松浦さんの方から!」ボソボソ
鞠莉「でもあいつさっき」ボソボソ
ダイヤ「えぇ聞こえました ただの幼馴染みだからそういう目で見れない、と」ボソボソ
鞠莉「わ…訳が分からないわ…」ボソボソ
果南「おーい、なに2人でヒソヒソ話してんのー?」
ダイヤ「とりあえず無事を祈りますわ」ボソボソ
鞠莉「OK!」ボソボソ
-
鞠莉「ごめんね!一緒に昼ご飯なんて小学生以来だから驚いちゃって!」
果南「え」
果南(しまった…!いくら幼馴染みでも男女では飯は食べないのか!)
鞠莉「」ニコニコ
ダイヤ「ふふ…」
果南(とりあえず今更抜けるのも不自然だし今日は一緒に食べるか…)
-
果南(結局ロクに話が出来ないまま昼休みが終わってしまった…
男だからって変に緊張しすぎだ私!)
果南(せっかく久しぶりの一緒に過ごす昼休みっていうのに2人には悪いことしたなぁ)
ダイヤ(ま、松浦さんとのご飯!緊張しすぎて何も話せませんでしたわ!)
鞠莉(あ〜もう!こんなことならウチのシェフにとっておきのお弁当を作らせるべきだったわ!)
-
キーンコーンカーンコーン
果南(授業はいつも通り終わったな、あんまり分からなかったけど)
ダイヤ「松浦さん…」
鞠莉「松浦…」
果南(他の皆も気になるな ちょっと探しに行ってみようかな)ダッ
ダイヤ「あっ」
鞠莉「行っちゃった…」
-
果南「2年の教室は…と」
果南「あ、3人いた!ここでも曜と千歌と幼馴染みだったらいいけど…」
果南「おーい!曜ー!千歌ー!」
千歌「あ!おにぃ!」
果南「お、おにぃ…?」
果南(あ、お兄ちゃんのことか)
曜「お兄ちゃん、見て曜の力こぶ�� また私成長したでしょ?」
果南「ふふ…甘いね フンッ」ムキッ
千歌曜果南「おぉ〜」
曜「ってなんでお兄ちゃんまで驚いてるの〜」
果南「ハハハ!ごめんごめん!」
果南(流石男の子の体、めっちゃ力こぶ作れる…)
梨子()ソワソワ
果南(あ、2人に夢中で梨子ちゃんのこと忘れてた)
果南「梨子ちゃんもこんにちは 今帰り?」ニコッ
梨子「えっ!?あっその…」
果南「?」
果南(なんでこんなにあたふたしてるんだろう)
千歌「あれ?おにぃ梨子ちゃんのこと知ってるの?今日転向してきたばっかりなのに」
果南「あ」
果南(しまった!梨子とはまだ認識ないのか!)
-
果南「あの…その…いや…」
果南「ほら!ダイヤが教えてくれたんだ!生徒会長だから今日来る転校生のことも知ってて…」
千歌「あ、そうだったの」
果南(なんとか誤魔化せた…)
曜「いきなりイケメンが気さくに話しかけてきたからびっくりしちゃったんじゃない?」ニヤニヤ
梨子「///」コクコク
梨子「お、男の子に下の名前呼ばれたのなんて初めて///」カァァァァ
千歌「わぁお」
曜「お兄ちゃん…?」ジロッ
果南「えっ…何だよ…」
曜「ヒューヒュー」
果南「子供か!」
-
果南「で、3人は何してるの?」
千歌「ほら、梨子ちゃん今日転校してきたっていったでしょ?学校を案内してあげようと思って」
曜「お兄ちゃんもくるー?」
果南「あー…」
果南「私はいいや 3人でどうぞ」
果南(他の皆も気になるし)
-
果南(次は1年の教室と、)
果南(あ、ルビィちゃんいた)
果南「失礼します」ザッ
ザワザワ
「え!松浦先輩!?」
「なんでこんな所に!?」
-
果南「やっほ ルビィちゃん」
ルビィ「ピギッ!あ…お兄ちゃんだったんだ…」
花丸「えっルビィちゃんこの人と知り合いなの?」
ルビィ「うん…お姉ちゃんの幼馴染みで、ルビィもよく可愛がってもらってたんだ」
花丸「へぇ、それで男の人が苦手なルビィちゃんでも平気なんだね」
ルビィ「うん…ホントのお兄ちゃんみたいなんだ」
果南(ルビィちゃんはそうなってるのか じゃあ花丸ちゃんとは初対面かな)
果南「花丸ちゃん 初めまして」
花丸「わ!名前で呼ばれたずら///」
果南「おっと」
果南(私も知らない男の人からいきなり名前で呼ばれたらびっくりしちゃうよ マズイマズイ)
果南「国木田さん」
花丸「なんでオラの名字知ってるずら!?」
果南(しまった!ダブルで墓穴…ダブボケ…)
-
果南「ほら、ダイヤ…俺の友達が生徒会長やってて…それで…」
ルビィ「私のお姉ちゃん」
花丸「あぁ…そうなのかー それなら納得」
果南(ホッ)
果南(あれ?そういえば善子ちゃんが見あたらないな)
果南「ねぇルビィちゃん、よし…津島さん知らない?」
ルビィ「え?お兄ちゃん津島さんと知り合いなの?」
果南「あー…うん ちょっとね」
花丸「津島さんならまだ学校来てないずら」
果南「え?どういうこと?」
花丸「入学式から今日までずーっと休み インフルエンザだって」
果南「へー可哀想に」
果南(あとで見舞いにでも行こうかな)
果南「ありがとう、じゃあね」ダッ
ルビィ「うん またねお兄ちゃん」
ドッドッドッドッドッ
シュバッ
ルビィ「え」
花丸「囲まれたずら…」
-
「ル…ルビィちゃん、松浦先輩とどういう関係なの!?お兄ちゃんとか行ってたけど!」
「まさか松浦先輩って後輩にお兄ちゃんって呼ばせるのが趣味なの!?」
「貴女たち!ルビィちゃんの名字思い出しなさい!」
「黒澤…あぁ!いつも松浦先輩といる生徒会長の妹さん!それで!」
「いいなぁ〜 ねね、松浦先輩の連絡先とか知ってる!?」
ルビィ「はは…」
花丸「おらは関係ないのに…」
-
果南「確か善子ちゃん家は沼津か スクールバスで行こう」
ブロロロロ
果南(んっ?)
ゴロゴロゴロ
果南(えっ?)
ザーッ!!!!!!!
果南(嘘!?さっきまで雲なんて全然無かったじゃん!なんで急に!?)
-
果南「うわ…バス停から善子ちゃんのマンションまでそう遠くは無いけどびっちょびちょ…」
果南「仕方ない…これで行くしかない…」
ピンポーン
「はーい」
果南「あ、善子ちゃんの先輩です お見舞いに来ました」
「!貴女ずぶ濡れじゃない!ふくもの用意して待ってるから早くいらっしゃい!」
果南「あ、はい」
-
ガチャッ
善子母「はい、タオル」
果南「ありがとうございます…」
善子母(あら、善子ったらいつの間にこんな男の子と知り合いになったのかしら…)
善子母(ん?)
善子母「ちょっと待って そうよ いつ善子と知り合ったの?
善子は浦女にはまだ通ってないし中学の時は先輩はおろか男の子の友達なんていなかったわ」
果南「あ」
果南(まただー!なんでわざわざ家まで行ったの私!バカだー!)
果南「それは…その…生徒会長の友達に頼まれまして!始業式からずっと休んでる子がいるって…!」
善子母「………」ジーッ
善子母「まぁいいわ 一応変なことしないように私も見ておくわ」
果南「は、はい……」
果南(めっちゃ不審な目で見られてる……)
-
ガチャッ
善子母「善子ーあんたの学校の先輩がお見舞いに来たわよ」
善子「えっ浦女の?」
果南「こんにちはよし……津島さん インフルエンザ大丈夫ですか…?」
善子「今はもう治ってます 明日には投稿禁止が解除されるかと……」
善子「なんで知らない先輩が家に?」ヒソヒソ
善子母「なんか生徒会長から頼まれて様子見に来たとかなんとか……」ヒソヒソ
果南「あ、大丈夫そうなら俺帰ります!津島さん!明日また学校で!」
善子「あっはい…」
善子母「玄関まで送っていくわ」
バタン
善子「何だったのあの人」
-
ブロロロロ
果南「はぁ…これじゃあただの変な人だよ…」
果南(善子ちゃん風にいえば前世の記憶がどうとかいえば誤魔化せるかな…?)
果南(それにしても私、いままでわざわざ善子ちゃん家に行くまで善子ちゃんのこと気にかけてたっけ
とりあえずAqoursメンバー全員確認しておきたかったから?)
果南(まぁいいか)
ゴソゴソ
果南「ん?ポケットの中に何か」
クチャッ
[18:00 屋上で待ってます]
果南「アチャー…」
-
果南「今日は一日疲れたな…」
果南「明日起きたら実は夢でしたーとかだったらいいのに…」
果南「夢か…そういえばダイヤが難しいこと言ってた気が」
〜〜〜〜〜
ある時、私は蝶になった夢を見た。
私は蝶になりきっていたらしく、それが自分の夢だと自覚できなかったが、
ふと目が覚めてみれば、まぎれもなく私は私であって蝶ではない。
蝶になった夢を私が見ていたのか。
私になった夢を蝶が見ているのか。
きっと私と蝶との間には区別があっても絶対的な違いと呼べるものではなく
そこに因果の関係は成立しないのだろう。
荘子の言葉です。
〜〜〜〜〜
果南「よく分からないけど、実は今までの方が夢だったりして」
-
普段百合書いてるからどうしても果南が移って俺嫁になりにくいなぁ
-
いいぞ
支援
-
じいちゃん「果南、風呂入れー」
果南「あ、はーい!」
果南(まぁ 明日のことは明日になってから考えよう)
果南「はっ!お風呂ってことは… まさか全裸!?」
果南「トイレは洋式で見ないように座ってしたけど流石に風呂は…」
じいちゃん「おい果南!ガス代勿体ないぞ!」
果南「は、はーい!今行くよ!」
果南(まさか初めてみる男の人のアレが自分のだなんて…)
-
ジャァァァァァ
果南「……………」
ジィィィィィ
果南「これが男の人の……その……ちんちん…」
ツンツン
果南「んっ…ちょっとくすぐったい」
果南「なんか、慣れると大したことないね なんか可愛くさえ見えてきた」
果南「それ胸が無い! 軽い!」
果南「正直あの胸走るのに邪魔だったんだよねー!これは男の子になってよかった点かも」
果南「腹筋や筋肉も良い感じだし、こんな男いたら私が付き合いたいくらいだよ」ハハッ
果南「……」
果南「はぁ…」
-
じいちゃん「果南、風呂そんなに熱かったか」
果南「え なんで///」
じいちゃん「顔真っ赤だぞ」
果南「…!///」
果南「もう無理!今日は寝る!///」
果南「お休み!」カチッ
果南「目が冴えてなかなか寝付けない…」
-
ジリリリリ
果南「ん…」カチッ
果南「5時半… あっそっか 朝のランニングするから早めにセットしたんだった」
果南「ハッハッハッハッ」
果南(男の人の体だからか前より走りやすくなってる気がする)
果南(単純に歩幅が大きく持久力もあり、なにより胸が揺れないし重みも無い)
果南(今まで私凄いハンデ被ってたんだなぁ…)
-
鞠莉「あら、松浦じゃない おはよう」
果南「お、鞠莉 おはよう 鞠莉もどう?」
鞠莉「私は遠慮しとくわ アンタのペースにか弱い乙女が合わせられると思ってるの?」
果南「一緒に走るなら合わせるからさ」
鞠莉「んー… まぁ考えとくわ」
果南「ふい」
鞠莉「また迎えに行くから 今日は遅れないでよ?」
果南「分かってるよ」
-
ブロロロロ
果南「おはよう ダイヤ」
ダイヤ「松浦さん、今日は一段と早いですわね」
鞠莉「今日はランニングするために早く起きたのよねー」
果南「うん そうそう」
ダイヤ「は?」
ガシッ クルッ
ダイヤ「どういうことですの なんで貴女がそれを知ってますの」
鞠莉「何でも何もそりゃあ 昨日一緒に泊まったから」ニヤニヤ
ダイヤ「はぁぁぁぁぁ!?///」
ダイヤ「松浦さん!昨日鞠莉と一緒に泊まったってホントですの!?」
果南「え?いや 泊まってないけど」
ダイヤ「まぁぁぁりぃぃぃ!?」
鞠莉「It's joke!」
ダイヤ「貴女ねぇ!!!」
ギャーギャー
果南(2人楽しそうだなぁ)
-
ラッキースケベありそう
-
>>35
浦女……?
-
期待
-
>>1なんだか嬉しい気持ちになってしまいますね…。
出しゃばりでしたら、すみません。支援。
-
いいぞ、続けて
-
はよはよ
-
>>47
普通に間違えてしまった
-
鞠莉「そういえば松浦は球技大会何出るの?」
果南「球技大会?」
ダイヤ「昨日説明があったでしょ 今週末にあるからどっちに出るか考えておけって」
果南(聞いてなかった…)
果南「2人は何に出るの?」
鞠莉「私はバスケ」
ダイヤ「私はバレー」
鞠莉「ふふ、ママさんバレーみたいね」
ダイヤ「誰がママさんですか!私はまだ17よ!」
果南(うーん…どっちにしようかな)
>>55
-
バレー
-
バレー
-
やった
-
果南「じゃあ俺もバレーにしようかな」
鞠莉「ぷっ」
ダイヤ「は?」
果南「え…何さ…」
ダイヤ「バレーは女子しかありませんわ」
果南「そうなの?」
ダイヤ「はぁ…毎年そうでしょ…」
果南「なーんだ ダイヤと出来ると思ったのに」
ダイヤ「………そもそも男女は別々よ」
果南「あっそうか……」
果南(確かに、大抵男子の方が強いし)
鞠莉「男子はサッカーかバスケ」
果南「うーん…それならバスケにしようかな」
-
学校前
果南(バスケはやったことあるけど一応練習しとこうかな……)
ルビィ「それでね、花丸ちゃん」
ダイヤ「あら、ルビィ 今朝は起こさなかったけどちゃんと遅れず来られたのね」
ルビィ「もう!ルビィだって子どもじゃないんだから!」
ダイヤ「そうは言ってもよく私に何で起こさなかったの!って泣きついてくるじゃない」
ルビィ「うぅ…それは…」
ダイヤ「そんなことより、今週末お父様のお仕事の取引先のお客様が来るからご挨拶しないといけないわ」
ルビィ「えぇ…面倒くさいなぁ」
ダイヤ「それで…私達と同じ年頃の息子さんも来るのだけれど…」
ルビィ「」ピタ
ルビィ「お姉ちゃん…今なんて」
ダイヤ「……息子さん…」
ルビィ「」プルプルプルプル
ダイヤ「はぁ…」
ルビィ「キャァァァァァァァァ!!!!」ダッ
花丸「あ、ルビィちゃん待ってよ〜!」トコトコトコ
-
鞠莉「oh…陸上部並の速さね…」
果南「なにあれ」
ダイヤ「あの子男性恐怖症なのよ 共学で生活できるのが不思議なくらいだわ
というか貴方知りませんでしたの?」
果南「いや…でも俺の時は普通に話せてたと思うけど…」
ダイヤ「うーん…貴方とは昔からの知り合いだからかしら
困ったわ 毎回こんな風に取引先との挨拶から逃げられたんじゃ家の印象が悪くなっちゃう」
ダイヤ「それにあんな様子じゃ結婚も出来ないだろうし、早く直して欲しいのだけれど」
果南「………」
-
果南「大変なんだな」
ダイヤ「ホント、手のかかる妹よ」
鞠莉「ダイヤほどじゃないけどね〜」
ダイヤ「はぁ!?誰が手がかかるですって〜!?」
鞠莉「ダイヤ!」
ダイヤ「あなたね〜!」
-
ルビィがデレる時が楽しみです。
-
かなルビもおいしいですわ��
-
かわいい
-
「あっ、あの!」
鞠莉「あっ」
ダイヤ「松浦さん、先に行っておきますわ」
果南「あ、うん…」
「先輩!好きです!お友達からでもいいので私と付き合って下さい!」
果南「あはは…」
果南(心が痛むなぁ…)
-
果南「はぁ…疲れた…」
鞠莉「お帰り で、どうだった?」ニヤニヤ
果南「分かってるでしょ?断ったよ」
果南「ねぇ、これっていつまで続くの?」
鞠莉「うーん…今松浦に告白してるのは殆どが入学したての1年生でしょ?」
果南「そういえば昨日も今日も1年生だったな…」
鞠莉「皆がアタックしても無駄だって何となく察するまではそこそこ時間がかかるかな」
果南「そこそこっていつ」
鞠莉「さぁ?去年は6月くらいまでだったかしらね
流石にだんだん毎日では無くなってきたけど」
果南「うへぇ… 私の良心が持たない」
鞠莉「私?」
果南「…!いや…俺の…」(危ない…)
鞠莉「? でもアンタ去年まではすました顔でバッサバッサ斬ってたじゃない」
果南「え、そうなの」
鞠莉「そうなのって自分のことじゃない 振ったことは覚えてないって?
この女泣かせ」
果南「そういうわけじゃないけど…」
果南(前の私酷いなぁ)
-
果南「あれ、そういえばダイヤは?」
鞠莉「ダイヤなら仕事しに生徒会室に行ったわ
別れ際に言ってたと思うけど…」
果南「あっそうか」(聞いてなかった…)
鞠莉「何?ダイヤに何か用なの?」
>>68
1、ちょっとね
2、いや、いないなって思っただけ
-
1
-
>>66
よく考えたら分かれるタイミング的に果南は聞いてないわ
訂正
鞠莉「ダイヤなら生徒会室に行ったわよ」
果南「ふーん…」
鞠莉「何?ダイヤに何か用なの?」
>>69
1、ちょっと行ってくる
2、いや、いないなって思っただけ
-
1
-
果南「ちょっと行ってくる」ガタッ
鞠莉「あ、ちょっと!」
鞠莉「どうしたのよアイツ……」
-
ガララ
果南「ダイヤ、いる?」
ダイヤ「松浦さん、ノックも無しに生徒会室に入らないで下さい 大事な書類だってあるんですから」
果南「あ、ごめん」
ダイヤ「はぁ それで?何のようです?」
果南「いや、用は無いけど何となく…」
ダイヤ「はぁ?」
ダイヤ「変な人…」
-
果南「あ、手伝えることあったら手伝うよ 難しいことは出来ないけど」
ダイヤ「…それなら部活の申請書に判子を押していってくれるかしら」
果南「任せて!」
ポン ポン ポン
果南「終わったよ」
ダイヤ「確かに… ありがとうございます松浦さん」
果南「……ねぇ、その松浦さんって言うの」
ダイヤ「え?なんですか」
果南「出来たら下の名前で呼んで欲しいなぁって なんかこそばゆくて」
ダイヤ「え… 」ポトッ
果南「?」
-
ダイヤ「ははははしたない!///」
ダイヤ「付き合ってもいないのに女性が男性を下の名前で呼ぶなんて!」
果南「えぇ!なにそれ!幼馴染みなのに!?」
ダイヤ「幼馴染みでもです!」
果南「大体私はダイヤって下の名前で呼んでるよ!」
ダイヤ「それだって!貴方があまりにもしつこいから仕方なく!」
果南「あ!そのあなたって旦那さん呼ぶ時みたいだね」
ダイヤ「/////!?」
パーン
-
ダイヤ「先に教室へ戻りなさい」
ダイヤ「ま・つ・う・ら・さ・ん!」
ピシャッ
果南「追い出された…」
果南「仕方ない 戻るか」
-
キーンコーンカーンコーン
先生「はーい、ホームルーム中に球技大会の種目決めるぞ
皆決めてきてるなー」
果南(私はバスケだったよね)
先生「じゃあまず男子、バスケ希望の人ー」
果南 スッ
先生「ひぃふぅみぃ… はーい
今年はバスケ優勝はうちの組だな やったぜ」
果南「え、どういうこと」
三浦「そりゃお前、1年の時も2年の時もお前がいるクラスがバスケ優勝してるからだよ」
三浦「俺も見てたけどさぁ、背が高いわ走るの速いわシュートポンポン入るわでありゃ勝てないわ
バスケ部3人いるチームですら止められないんだぜ」
果南「へぇ そりゃ凄い」
三浦「そんな他人ごとみたいに…」
三浦「ま、当日俺も楽しみにしとくよ」
果南(なんかプレッシャー感じるなぁ
練習でもしようかな…)
-
キーンコーンカーンコーン
果南「やっとお昼だ」
三浦「松浦ー」
果南「鞠莉ーダイヤー」
三浦「……もう誘わねぇわ…」
ダイヤ「すみません 生徒会の仕事がありますので」
鞠莉「いってらっしゃい」
果南「鞠莉は理事長の仕事とかないの?」
鞠莉「は?理事長?誰が」
果南「誰って…」スッ
鞠莉「私!?ふふっ面白いジョークね松浦!確かにパパはこの学校に投資はしてるけど流石に理事長にはならないわよ!」
果南「あ、そうなんだ」
果南(そういえば鞠莉が理事長になったのは廃校阻止を食い止めるためで海外から帰ってきた理由でもあったんだっけ)
果南(ここは共学だし廃校のお知らせもない おそらくしないんだろう
そうなったら鞠莉が理事長になる理由もないのか)
果南(もしかして私今すごい賢い?)
-
鞠莉「それにしてもダイヤはよく働くわねー」
果南「きっとこの学校が好きなんじゃないかな」
鞠莉「そう?こんな何の変哲も無い田舎の学校なのに?」
果南「わ…俺は好きだよ」
鞠莉「ふーん 私は別に 皆もそんなもんじゃない?」
果南「………」
果南(随分とドライだなぁ)
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鞠莉「それより速くご飯食べちゃいましょ」
鞠莉「せっかく松浦と2人きりなんだし」ニヤニヤ
果南「ダイヤもいたらよかったのにね」
鞠莉「んもー からかいがいが無いわねー
そうじゃないでしょ、もう」
果南「え?」
鞠莉(やっぱりダイヤも私もただの幼馴染みってことね)
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