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鏡 果南「え、誰このイケメン」

1名無しさん@転載は禁止:2018/01/14(日) 10:31:11 ID:FK9cjdbM
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/anime/10627/1490370600/-100に感銘を受けたので
幼馴染みが4人もいるのが差別点かなぁと

2名無しさん@転載は禁止:2018/01/14(日) 10:36:50 ID:FK9cjdbM
果南「…………」zzz

果南「んー…?」パチッ

果南「もう……朝か…」

果南(今何時…?)チラッ

7:30

果南「げ!ヤバ!朝練始まってる!」  

果南「え、なにこの声」

果南(それに…)

ペタペタペタ

果南「胸が無い!!」

そして横に置いてあった鏡を見ると…

果南「え、誰このイケメン」

3名無しさん@転載は禁止:2018/01/14(日) 10:42:03 ID:FK9cjdbM
果南「えぇぇぇぇ!?どどどどどういうこと!?」

ピンポーン

「おーい果南!」

果南(じいちゃんの声だ
出ろってことかな?)

果南「はーい 今出る!」



ガチャッ

果南「はい」

ダイヤ「え?なんでまだそんな格好してますの!?」

鞠莉「あら?今日はお寝坊?」

果南(あ、ダイヤ、鞠莉、丁度良かった!)

果南「ダイヤ、鞠莉!見てこれ!気付いたらこんなんになってるんだけど!!」

ダイヤ「?」

鞠莉「?」

果南(あれ、反応うす…)

4名無しさん@転載は禁止:2018/01/14(日) 10:45:49 ID:FK9cjdbM
果南「ほら、だから!見て!男になってる!どうしよう!」

ダイヤ「何言ってますの?まさか前までは女だったとでも言うつもりですか?」

果南(え?)

果南「女の子で生活してた夢でも見てたんじゃないの?」

果南(え?夢?)

ダイヤ「というか、早く着替えて準備してきてくれません?
私たちまで遅刻しますわ」

果南「あぁ!ごめん!ちょっと待ってて!」

バタンッ

果南(一体何がどうなってるの!?)

5名無しさん@転載は禁止:2018/01/14(日) 10:52:13 ID:FK9cjdbM
果南「えーとブラは…」ゴソゴソ

果南(あ、男はしないのか)


果南「制服は学ランになってる
あれ?浦の星って共学だったっけ」



果南「えと…今日の授業は何あるんだ!? 」

ダイヤ「松浦さーん」

鞠莉「松浦ー」

果南「ヤバ もう適当に教科書とノート突っ込んどけ!
あと一応体操服と…」

ドタドタドタ

じいちゃん「おい果南!飯は!?」

果南「ごめん!遅刻するから!」

6名無しさん@転載は禁止:2018/01/14(日) 10:54:11 ID:FK9cjdbM
ガチャッ 

果南「お待たせ」ハァハァ

ダイヤ「遅いですわ!」

鞠莉「早く船に乗りましょう」

果南「う…うん…」

果南(鞠莉は分かるけどなんでダイヤもいるんだろう)

7名無しさん@転載は禁止:2018/01/14(日) 11:00:32 ID:FK9cjdbM
船で陸地まで渡り、そのままバス停から学校へ
いつも通りの日常だけど、異様な部分がいくつかある

ダイヤ「ふぁ〜」

鞠莉「あら?寝不足?寝不足はお肌の敵よ」

ダイヤ「あ、すみません ついあくびが」バッ

ダイヤ(見られてないかしら)クルッ

果南(ん?ダイヤがこっち見てる)

果南(とりあえず手ふっとこ)フリフリ

ダイヤ「!///」クルッ

果南(ありゃ 怒った?)


まず1つ、私が鞠莉とダイヤと一緒に登校している
鞠莉とは家が近くだし一緒に通うことはあったけど、家が離れているダイヤまでいるのは少し違和感がある

8名無しさん@転載は禁止:2018/01/14(日) 11:04:33 ID:FK9cjdbM
ダイヤ「そういえば松浦さんも今日は寝坊してましたよね 何かあったんですか?」

2つ目はこれ
なぜか名字呼びになっている

果南「いやぁ…何も…」

鞠莉「どーせ夜遅くまでエッチなビデオでも見てたんじゃ無いの?」

果南「えっ///」

ダイヤ「なっ///」

鞠莉「男子ってそういうものじゃないの?」

3つ目
私が男になっている

9名無しさん@転載は禁止:2018/01/14(日) 11:07:13 ID:FK9cjdbM
ダイヤ「は、は、破廉恥ですわ!松浦さんはそんな人ではありません!
ですよね?」

果南「えっ あっうん! そんなのみてないし、ウチにはそんなの無いよ!」

鞠莉「え〜ホントに〜? 
寧ろそういうの見ない方が不健全だと思うんだけど」ニヤニヤ

ダイヤ「鞠莉!!」

果南(鞠莉のことは名前で呼ぶんだな…)

10名無しさん@転載は禁止:2018/01/14(日) 11:12:57 ID:FK9cjdbM
プシュー

ダイヤ「バス停に着きましたわ」
 
果南(うん、いつも通りの長い坂だ)

果南(でも桜が咲いていて…季節は春?)

鞠莉「どうせなら坂の上まで連れてってくれればいいのにね」

ダイヤ「それは私も思いますわ」

果南「ね、ダイヤ」

ダイヤ「はい?」

果南「いま、何月何日だっけ」

ダイヤ「えーと…確か4月12日」

鞠莉「日にちはともかく月まで聞く必要ある?こないだ始業式やったばっかだし、どう見ても4月じゃない」

果南「あ、いや…私忘れっぽいからさ」

鞠莉「ん?」

ダイヤ「私?」

果南「あ…」

果南(しまった、今は男だった)

果南「いや…お、俺…」

ダイヤ「………」

鞠莉「………」

クルッ

果南(ホッ)




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