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レス数が900を超えています。1000を超えると投稿できなくなるよ。
>>2「>>2の3分クッキングの時間だよ!」 PartⅩⅩⅢ
1
:
◆WsBxU38iK2
:2017/10/08(日) 20:01:09 ID:MpPLDqrU
安価スレのようなそうじゃないよう
なSSスレ
前スレ(PartⅩⅩⅡ)
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/anime/10627/1501931181/
前前スレ(PartⅩⅩⅠ)
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/anime/10627/1496660857/
前前前スレ(PartⅩⅩ)
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/anime/10627/1491735745/
前前前前スレ(PartⅩⅨ)
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/anime/10627/1487495156/
前前前前前スレ(PartⅩⅧ(再々))
http://karma.2ch.net/test/read.cgi/lovelive/1486897355/
2
:
◆WsBxU38iK2
:2017/10/08(日) 20:02:05 ID:MpPLDqrU
てんぷれ
過去編〜土曜編までの略年表
http://urx.mobi/BK9a
日曜編チャート
http://urx.mobi/BK9h
終末編チャート1(『200』まで)
http://urx.mobi/BK9i
終末編チャート2(『201』以降)(更新)
http://ur0.link/CNAi
新終末編チャート
http://ur0.biz/GjYz
現在の登場人物の図(更新)
http://ur0.biz/GjYF
3
:
◆WsBxU38iK2
:2017/10/08(日) 20:02:38 ID:MpPLDqrU
Part表
Part1 Part2:クッキング編
Part3:クッキング編〜前世編〜土曜編秋葉原深夜決戦前
Part4:土曜編秋葉原深夜決戦〜日曜編序盤
Part5:日曜編(ディズニーシー決戦編、博物館編、冥界内乱編、ビワッシー編、アノールロンド編)
Part6:日曜編(アノールロンド編、幕張メッセ編、英玲奈家襲撃、ドスケーブ城厨房騒動)
Part7:日曜編(病院編、亜里沙編、魔王軍過去編、ドスケーブ城襲撃編)
Part8:日曜編(魔王様日記編、亜里沙北海道編)
Part8再:日曜編(大雪山拠点決戦)〜終末編(ドスケーブ城防衛戦、津軽海峡偵察戦、神田明神地下研究所編)
Part9:終末編(大阪防衛戦)
Part10:終末編(滋賀・琵琶湖追撃戦)
Part11:終末編(ロシア編、ドスケーブ城三者会談、深海とっり編)
Part12:終末編(冥界襲撃・対ミナ仮面勢力編)
Part13:終末編(深海バーミヤン編、竜宮城編)
Part14:終末編(イオンモール草津パニック編)
Part15:終末編(名古屋編、空中名古屋支部〜ドアラランド突入)
Part16:終末編(黄金ドアラランド決戦・前)
Part17:終末編(黄金ドアラランド決戦・中)
Part18:終末編(黄金ドアラランド決戦・後)
Part19:終末編(凍結名古屋決戦)
Part20:新終末編(狭間の世界編、冥界ムスペル編、天空の城編、音ノ木坂跡編、GODの里編、ほのキチ倶楽部VS魔王キチ団前編)
Part21:新終末編(ほVS魔後編、玩具の箱庭編、VS新魔王編、UTX跡編、名古屋凍結砂漠編、バーミヤン下層編、関門海峡偵察編、魔の海域編)
Part22:新終末編(琵琶湖再び編、バーミヤンVSヨルムンガンド編、VS神造人間編、ドスケーブ城崩壊編)
4
:
◆WsBxU38iK2
:2017/10/08(日) 20:03:09 ID:MpPLDqrU
○前スレのあらすじ
ワイズマンにヨルムンガンド、続々と送り込まれる破滅の使徒
そして魔の手はついにドスケーブ城にまで伸びる
襲撃者は神の力を埋め込まれし神造人間――その数9体
防衛システムが停止し無防備になった城内で穂乃果らは激しい戦闘を繰り広げた
だが結果的に白狼王の手によってドスケーブ城は消失してしまう
神造人間の半数以上を撃破できた、うみかの結界により重要施設だけは守れた、フードマンの撤退命令によりトドメは刺されなかった
詳細を考慮すれば痛み分けのような結果になったとは言え、与えられた打撃は大きすぎるものだった……
負傷者の治療が急がれる更地のドスケーブ城跡
果たして光明は見えるのか――
5
:
◆WsBxU38iK2
:2017/10/08(日) 20:04:06 ID:MpPLDqrU
ざっくりとした強さ格付けはまだ少しお待ちを……
何か質問指摘あれば気軽にどうぞ
では本編へ
6
:
◆WsBxU38iK2
:2017/10/08(日) 20:04:47 ID:MpPLDqrU
新終末編『183』
─────────────────
──デンライナー車内
AM4:47
寿限無「……で、なに?こいつが私に取り憑くわけ?」
英玲奈「そうそう」
寿限無「うむ…………」
寿限無(英玲奈に連れられ乗り込んだデンライナーの車内、そこで英玲奈はもう一度異能を発動させた)
寿限無(具現化されたのは某ライダーに出てくるらしい怪人)
寿限無(灰色で薄く透けていて、床から上半身が、その頭上の虚空から下半身が突き出ている奇妙な姿)
寿限無(見た目だけで判断すれば好ましい印象ではない)
英玲奈「こいつはイマジンと呼ばれる存在だ、その中でも私たちの助けになりそうなやつを呼んでおいた」
寿限無「イマジン……個体名はあるの?」
英玲奈「ああ、
>>7
と呼んでやってくれ」
7
:
名無しさん@転載は禁止
:2017/10/08(日) 20:12:55 ID:CqbQ2ay6
貞子
8
:
◆WsBxU38iK2
:2017/10/08(日) 20:47:03 ID:MpPLDqrU
英玲奈「ああ、貞子と呼んでやってくれ」
寿限無「呪われそうな名前ね……」
貞子「うぅ……」サァァッ
寿限無(イマジン――貞子は白い砂を床に落としながらゆっくりとこちらに近づいてくる)
寿限無(よく見ると床に付くほど長い髪が生えていて顔の造形も女の人っぽいのが分かった)
寿限無「ええと、貞子?私はどうしたら――」
貞子「……何もしなくていい、じっとしてて」
寿限無「え?」
シュンッ!!
寿限無「んんっ!?」
寿限無(飛び上がった半透明の貞子が私の体目掛けて飛び込んでくる)
寿限無(貞子と私の体が重なった瞬間……私は自分の体が自分のコントロールを離れる感覚に陥った)
ガクンッ
ダストボックス「寿限無?どうした」
ヨハネ「立ったまま俯いて動かなくなっちゃったわね」
ピクッ
貞子寿限無「来たっ!来た来た来た来た来た来た来たぁ!!!!」
貞子寿限無「ワタクシ!参上!!」ビシッ!
9
:
◆WsBxU38iK2
:2017/10/08(日) 20:47:59 ID:MpPLDqrU
寿限無(んっ!なぁぁぁぁぁぁっ!?)
寿限無(これが憑依ってやつ!?体の主導権を握った貞子が私の声で楽しそうに名乗りをあげてる!)
貞子寿限無「久しぶりの肉体……感極まる……」ギュゥゥッ
寿限無(コラ!勝手に人の体動かさないで!)
貞子寿限無「おっと寿限無、うるさいから頭の中で喚かないで……どうせ周りには聞こえないから……」
寿限無(このっ……!)
マッキー「イマジンが憑依した瞬間に寿限無の髪が長く伸びて体全体を黒いオーラが纏った」
マッキー「それに目の下に濃いクマができてる……変化が興味深いわね」
貞子寿限無「……で?確かデンライナーを操縦すれば良かったんだっけぇ」
英玲奈「そうだ、私たちを音ノ木坂まで運んで欲しい」
寿限無(そうそう!早くしなさいよ!)
貞子寿限無「分かったわ……何か忘れ物はない?なければすぐにでも発進するわ……」
英玲奈「そうだな、何かあるかマッキー」
マッキー「うーん……
>>10
」
10
:
名無しさん@転載は禁止
:2017/10/08(日) 20:55:06 ID:Z23LkabM
全速前進デッショー
11
:
◆WsBxU38iK2
:2017/10/08(日) 21:41:31 ID:MpPLDqrU
マッキー「全速前進デッショー!」
ダストボックス「右に同じ」
英玲奈「よし!発進してくれ!」
貞子寿限無「はーい……」
タンッ!
寿限無(貞子は私の体を動かして先頭車両へと向かう)
・
・
シュンッ!
シュンッ!
タンッ
寿限無(いくつか連結部の扉を通り抜けると、中心にバイクが取り付けてある車両へ辿り着く)
寿限無(ここが……運転するための先頭車両か)
貞子寿限無「よし……さっさと動かすよ」グイッ
寿限無(貞子はバイクに跨るとライダーパスをキーのように使いシステムを起動させる)
ウィィィィィィンッ!
寿限無(目の前のメインモニターには外の映像が写り、いつでも発進できる準備が整う)
貞子寿限無「3……2……1……」
グッ
貞子寿限無「GO」
12
:
◆WsBxU38iK2
:2017/10/08(日) 21:41:50 ID:MpPLDqrU
グゥゥゥゥゥゥゥゥンッ!
寿限無(加速し始めるデンライナー、線路が前方へ伸びて行き、ドスケーブ城の結界の外へと走り出す)
寿限無(備え付けの速度メーターを見るとかなりの速度が出てるみたい、この速度ならすぐに音ノ木坂跡に着けるはず……)
寿限無『それにしても、貞子は本当に運転ができたのね』
貞子寿限無「ええ……ワタクシは別の時空でデンライナーを操る魔人と共にいたから……」
寿限無『へー』
寿限無(貞子は運転しながら、さっきから変わらない低いテンションで言葉を続ける)
貞子寿限無「それまでは人を呪うことしかしてこなかったワタクシが……初めて人の役に立てた……」
貞子寿限無「その魔人とは結局契約は果たせず終い、だから今度こそは――」
ピクッ
貞子寿限無「……なに、あれ」
寿限無『どうしたの?』
貞子寿限無「前を見て、デンライナーの進路上に
>>13
」
13
:
名無しさん@転載は禁止
:2017/10/08(日) 22:13:18 ID:AXJsCVtA
この先死ぬ覚悟のない者通るべからずと書かれた門
14
:
◆WsBxU38iK2
:2017/10/08(日) 22:57:04 ID:MpPLDqrU
貞子寿限無「この先死ぬ覚悟のない者通るべからず、と書かれた門があるわ……」
寿限無『どんな門なのよそれ……とにかく避けて!線路は自由に作れるんでしょ!』
貞子寿限無「はーい」
グイッ
ガシャッンッ!
キィィィィィィィィンッ!!
寿限無(貞子がハンドルを操作すると目の前を先行していた線路に分岐が発生し、門を避けるコースにデンライナーが移動する)
寿限無(さすがはフィクションの乗り物、こういう都合良い機能が盛り沢山ね)
寿限無(しかし……)
寿限無(モニターに映るあの巨大な門はなに……?)
寿限無(そこらのビルより遥かに巨大、書いてある文面といいまるで地獄の門みたいだわ)
寿限無(それにここら一帯はAASの豪雪地帯、あんな巨大な門を異能無しに短期間で建造することができるわけがない)
寿限無(いったい何が――)
貞子寿限無「ダメ、こっちのコースにも門がある……!」
寿限無『ええっ!?』
15
:
◆WsBxU38iK2
:2017/10/08(日) 22:57:17 ID:MpPLDqrU
寿限無『嘘でしょ!門が移動してきたってこと!?』
貞子寿限無「違う……どのコースから侵入しようとしても目の前に門があるのよ」
貞子寿限無「たぶん、目的地の周囲が全部巨大な門で囲まれて、壁みたいになってる……!」
寿限無『なっ……!?』
寿限無(想定してなかった事実に私が驚いた瞬間、貞子は即座に次の行動に移っていた)
寿限無(スイッチを押してデンライナー全車両に聞こえる通信をオン)
ピッ
貞子寿限無「こちら先頭車両、目的地が複数の巨大な門に阻まれていて近付けないわ」
貞子寿限無「とりあえず路線変更して門の壁の周りを円環状に迂回してるけど……どうするの?」
寿限無(貞子の問いかけにスピーカーから返事が帰ってくる)
寿限無(どうやら各車両にも運転席と繋がる電話があるらしい)
英玲奈『英玲奈だ、門があるのか?』
貞子寿限無「ええ、ご丁寧に死ぬ覚悟のないもの通るべからずって書いてある」
貞子寿限無「門同士はピッタリとくっついていて隙間はない……迂回しながら見てる感じだと横から入るのは無理ね」
英玲奈『そうだな、ならば
>>16
』
16
:
名無しさん@転載は禁止
:2017/10/08(日) 23:12:03 ID:mdvRYvGQ
テーピングだ!
17
:
◆WsBxU38iK2
:2017/10/08(日) 23:52:38 ID:MpPLDqrU
英玲奈『ならばテーピングだ!』
貞子寿限無「テーピング?」
英玲奈『死ぬ覚悟だと?上等じゃないか……ご丁寧に門を作ってくれてるなら突っ込め!』
英玲奈『デンライナーにテーピングをグルグル巻くから気にせず突っ込むんだ!!』
寿限無『えええっ!?』
貞子寿限無「分かった」
寿限無『ちょおおおおっ!?』
グイッ
グゥゥゥゥゥゥゥゥンッ!!!!
寿限無(貞子は思いっきりハンドルを捻り、デンライナーは今まで以上に速度を上げて門へ突っ込んでいく)
ドドドドドドドドドドドドッ!
寿限無(これ……大丈夫なのかしら……)
─────────────────
デンライナー内
AM4:47〜AM4:50 新終末編『183』了
18
:
◆WsBxU38iK2
:2017/10/08(日) 23:53:11 ID:MpPLDqrU
というわけでここまで
新スレもぐだぐだ
新終末編『184』に続く
かもしれない
19
:
名無しさん@転載は禁止
:2017/10/09(月) 09:11:38 ID:IlVvfqHE
うるさい!いいからテーピングだ!
20
:
!ken:99
:2017/10/09(月) 11:19:07 ID:aeVn7dXI
をつ
いつまでも見ていたいからぐだぐだペースで問題無いぜ!
あと新スレもをつ
21
:
◆WsBxU38iK2
:2017/10/09(月) 20:11:26 ID:h.W4Yu2g
新終末編『184』
─────────────────
──デンライナー内・先頭車両
AM4:50
バシュッ! グルグルグルグルッ!!!!
寿限無(正面のモニターの片隅に表示されるデンライナーの後方を映すカメラ)
寿限無(そこに、疾走を続けるデンライナーの屋根から白い布が噴出され、車体全体に布が巻かれていく)
寿限無『あれがテーピング?』
貞子寿限無「あれがテーピング?って寿限無が聞いてる」
英玲奈『そうだ、車体にAASコーティングをする際にマッキーに取り付けてもらった機能だ』
英玲奈『あのテーピングで車体を補強することにより衝撃が吸収され強度が何倍にも跳ね上がる……だったよな?』
マッキー『そうよ、だから安心して突撃しなさい!』
貞子寿限無「分かってる!」
グイッ
グゥゥゥゥゥゥゥゥンッ!!
貞子寿限無「テーピングをしてるとはいえ、一応皆備えて気を付けて……」
貞子寿限無「巨大な門に突入するまで残り数秒――」
ガタンッ!
貞子寿限無「よし、突入!」
寿限無(デンライナーが超スピードで門をくぐり抜ける、すると
>>22
)
22
:
名無しさん@転載は禁止
:2017/10/09(月) 20:14:42 ID:pqZ2ndu.
全員が一瞬で死ぬ感覚を感じた
23
:
◆WsBxU38iK2
:2017/10/09(月) 21:00:04 ID:h.W4Yu2g
寿限無(すると――)
ゾクッ!!
寿限無『……っ!?』ビクッ!
寿限無『嘘っ、今全身を駆け抜けた感覚って……!』
貞子寿限無「間違いないわ、抗いようのない死の感覚!」
寿限無(そう、貞子が言う通りだ)
寿限無(私の神的な直感が……ううん、たぶんデンライナーに乗ってる全員が感じ取ったことだろう)
寿限無(このままでは私たちは一瞬で死ぬ……!)
貞子寿限無「憑依させた相手を死なせるなんて出来ない……念のため変身するわよ」
寿限無『へ、変身ってな――』
貞子寿限無「はっ!」スッ!
寿限無(私に説明する余裕もないのか貞子は答えない)
寿限無(貞子が取り出したライダーパスを正面にかざさすと腰にベルトが出現し巻かれる)
貞子寿限無「変身……!」
24
:
◆WsBxU38iK2
:2017/10/09(月) 21:00:29 ID:h.W4Yu2g
寿限無(貞子はそのベルトのボタンを押した後、バックルにパスケースをかざすと、私の全身がメタリックなスーツに包まれていく)
『リングフォーム』
キュィィィィィンッ!!
寿限無(初めは白を基調としたスーツが全面を多い、次に顔と胸の部分に漆黒のパーツが重なる)
寿限無『こ、これは……?』
貞子寿限無「ライダーパスの他の使い方、デンライナーの魔人――デンオウに変身する機能よ」
寿限無『デンオウ……』
貞子寿限無「私が憑依したリングフォームの特性は致死性の攻撃に耐性が付く、何が起こるか分からないから変身しておいた」
貞子寿限無「それにこのフォームだと
>>25
が使える」
25
:
名無しさん@転載は禁止
:2017/10/09(月) 21:05:54 ID:fHodJR.M
井戸
26
:
◆WsBxU38iK2
:2017/10/09(月) 21:42:57 ID:h.W4Yu2g
貞子寿限無「それにこのフォームだと井戸が使える」
寿限無『イド……?』
貞子寿限無「使う時になったらまた説明する、それより今は……」
ピッ
貞子寿限無「後ろの人、聞こえる?大丈夫?」
『…………』シーンッ
寿限無『……返事が返ってこない』
貞子寿限無「やっぱりね、様子を見に行くわよ……」
寿限無『運転は?』
貞子寿限無「オート」
タンッ!
寿限無(貞子は操縦をオートに切り替えて後ろの車両へと向かう)
寿限無(スピードが格段に落ちるというオートの欠点も、この状況では逆に有り難いかもしれない)
タタタタッ
寿限無(さっき味わった死の感覚がまだ胸の中にモヤモヤ残っている)
寿限無(みんな、無事でいればいいけど……)
27
:
◆WsBxU38iK2
:2017/10/09(月) 21:43:13 ID:h.W4Yu2g
・
・
・
寿限無(デンオウに変身したからから、戻ってくる時間は行く時間の半分程度で済んだ)
寿限無(神力を爆発させた状態の私ほどではないけど、デンオウも中々身体能力を向上させるみたい)
シュンッ!
貞子寿限無「英玲奈……!」
寿限無(英玲奈たちがいたはずの車両の扉を開けて中へ飛び込む)
寿限無(そこで皆は
>>28
)
28
:
名無しさん@転載は禁止
:2017/10/09(月) 22:06:53 ID:a.xg0rrk
死んだけど大嘘憑きが発動してなかったことにしたところだった
29
:
◆WsBxU38iK2
:2017/10/09(月) 22:58:25 ID:h.W4Yu2g
寿限無(そこでは皆が普通に席に座っていた、どうやら無事だったみたい――)
寿限無『……ん?』
寿限無(おかしい、無事ではあるけど人数が1人増えている)
寿限無(マッキー、ダストボックス、ヨハネ、英玲奈に……誰?)
寿限無(英玲奈の隣、行儀悪くテーブルに腰掛けて足を組んでる学生服の女がいる、見た目の歳は英玲奈とあまり変わらない感じがするけど……)
英玲奈「その声は貞子か、変身したんだな」
貞子寿限無「ええ、英玲奈たちは無事だった?」
英玲奈「無事というか……実は一度死んだ」
貞子寿限無「……は?」
英玲奈「門をくぐった瞬間に私たち4人は呆気なく死んでしまったんだよ」
ダストボックス「情けないことにな」
30
:
◆WsBxU38iK2
:2017/10/09(月) 22:58:54 ID:h.W4Yu2g
英玲奈「けれど死んだ瞬間に私の保険が発動した、それは――」
タンッ
安心院「それが僕が大嘘憑きが発動してなかったことにしたから」
寿限無(テーブルに座っていた女は降りてこちらを見据える)
安心院「僕は安心院なじみ、親しみを込めて安心院さんと呼んでくれ」
安心院「この物語に登場するのはこれで五度目かな、そろそろレギュラーじみてきたと思わない?」
英玲奈「分けの分からん戯れ言はいい」
寿限無(安心院……竜宮城でことりさんと特訓してたのがこの人だったのか……)
安心院「本来大嘘憑きは僕のスキルでは無いんだけどね、"あいつ"を呼び出すより僕を呼び出すほうが英玲奈には合ってるみたいだし」
安心院「何より僕には英玲奈が危機に陥ったときに自動的に召喚されるスキルがある」
安心院「今回は例外的に大嘘憑きを使ってこの4人の死を帳消しにしたのさ」
貞子寿限無「それにしても4人が一斉に死ぬなんて……何が起こったの……?」
安心院「ああ……それならきっと、あの
>>31
のせいだよ」
31
:
名無しさん@転載は禁止
:2017/10/09(月) 23:06:32 ID:Sc6C3Kvk
黄泉の門
32
:
◆WsBxU38iK2
:2017/10/09(月) 23:43:27 ID:h.W4Yu2g
安心院「あの黄泉の門のせいだよ」
貞子寿限無「黄泉の門……か……」
ヨハネ「なにそれ?」
安心院「この列車がさっき通り抜けた門は黄泉の門というもので、通った者が生者なら死者に変えてしまうものなんだ」
ヨハネ「うへぇー、生きてるだけて即死ってわけ?えげつないもので囲んでたのね」
英玲奈「誰がこんなものを建てたんだ……自然現象ってわけじゃないだろう」
安心院「そこまでは僕にも分からない、ただ用心は続けたほうが良いね」
安心院「敵はよっぽど君たちを近付けたくないみたいだ……」
マッキー「…………そうね」
寿限無『マッキー?』
寿限無(門の話を聞いたマッキーの様子が少しおかしい)
寿限無(まぁ一度死んだと聞かされたら平常心ではいられないだろうけど……)
33
:
◆WsBxU38iK2
:2017/10/09(月) 23:43:51 ID:h.W4Yu2g
安心院「英玲奈、説明は終わったからさっさと僕を戻したほうがいいね」
英玲奈「ん?」
安心院「デンライナーとイマジンを召喚しつつ僕を置いておくのは英玲奈の燃費的に良くない」
安心院「君が気絶したら僕だけでなくデンライナーも消えてしまうよ」
英玲奈「……そうだな、分かった」
シュンッ!
寿限無(英玲奈が軽く手を振ると安心院さんが煙となって消えた)
ガタンッ ガタンッ
寿限無(そんな会話をしてる間にも低速でデンライナーは線路を進んでいく)
寿限無(黄泉の門に囲まれた音ノ木坂周辺の領域へ――)
寿限無(私たちは、足を踏み入れた)
─────────────────
デンライナー内
AM4:50〜AM4:53 新終末編『184』了
34
:
◆WsBxU38iK2
:2017/10/09(月) 23:44:13 ID:h.W4Yu2g
というわけでここまで
次で到着かな
新終末編『185』に続く
かもしれない
35
:
◆WsBxU38iK2
:2017/10/10(火) 20:21:42 ID:wqCsAjL2
新終末編『185』
───────────────────デンライナー内
AM4:53
ゴトンッ ゴトンッ
寿限無(ゆっくりと黄泉の門に囲まれた領域を進むデンライナー、その窓からは異様な周囲の景色が見えていた)
寿限無(住宅地やビルを埋め尽くすほどに積雪したAASはそのまま、その雪原風景の上に見慣れないオブジェが立ち並んでいた)
寿限無(地獄の悪鬼羅刹や凶悪な武器をモチーフにしたような悪趣味で巨大なオブジェ)
寿限無(1つとして同じ形のないそれらが、一定の距離を開け点々と並んでいる)
寿限無(何より異様なのは空だ、白く分厚い雲に覆われているはずが、黄泉の門を超えた途端にドス黒い雲に変わり)
寿限無(夜のはずなのに、その雲間からは鮮血のような赤い光が降り注いでいる)
寿限無(まるで地獄のテーマパーク……私たちの住んでいた街が別の世界にすり替えられた錯覚に陥ってしまう)
36
:
◆WsBxU38iK2
:2017/10/10(火) 20:22:00 ID:wqCsAjL2
英玲奈「なんだ……これは……」
マッキー「かなり強引な手段ね、元々この土地にあった力をAASを敷き詰めることで封じている」
マッキー「尚且つ基礎工事が終わったその上に、与えたい属性のものを柱として配置、土地の属性を無理やり捻じ曲げているのよ」
マッキー「配置してる巨大彫刻――柱の位置や数も親和性を高めるために完璧に計算されたもの」
マッキー「ここまで来ると……この中は一種の異界と言っても申し分ない、現実とは別の法則が適用される空間だわ」
ヨハネ「これが全部ウイルスを発生させてるアルパカを守るためにやってるわけ?大袈裟じゃない?」
マッキー「そうね……私もそう思う、どこかで私たちの知らない意図が絡んでいるのかもしれない」
英玲奈「なっ!見ろ!音ノ木坂があった方向に
>>37
」
37
:
名無しさん@転載は禁止
:2017/10/10(火) 20:26:00 ID:v1nGlVUg
って足元に100円落ちてる!ひーろった!
38
:
◆WsBxU38iK2
:2017/10/10(火) 21:11:16 ID:wqCsAjL2
英玲奈「見ろ!音ノ木坂があった方向に――」
マッキー「なに!?」
英玲奈「って足元に100円落ちてる!ひーろった!」パシッ
マッキー「…………は?」
英玲奈「まさかこんなとこに100円落ちてるなんてなぁ」
マッキー「……ふざけてると解体するわよ全身義体」ピキッ
英玲奈「冗談だ冗談、あまりかっかするなよ首から下義体」
マッキー「ふんっ」
英玲奈「しかし誰が落としたものだろうな、以前乗っていた乗客のものだろうか」
ダストボックス「以前って……それなら別の時空で降りたということだろう、届け先もあったものじゃない」
英玲奈「そうだな、この一枚は私が預かっておこう」パシッ
39
:
◆WsBxU38iK2
:2017/10/10(火) 21:11:39 ID:wqCsAjL2
寿限無(英玲奈がコインを握ったところで、車両内に自動アナウンスが流れる)
『間もなく〜音ノ木坂前〜』
貞子寿限無「着くみたいね……気を付けて……」
マッキー「ええ、黄泉の門での死は帳消しになったとはいえ即死トラップがいくつあるか分からないわ」
ヨハネ「また死んだら復活させてもらえばいいだけじゃない?」
ダストボックス「それにも回数制限があるってことだ、英玲奈に負荷をかけて気絶したら積む」
ヨハネ「なるほど」
貞子寿限無「よし、行くわよ……」
ウィーン
寿限無(音ノ木坂跡前に停車したデンライナーの扉が開く、すると
>>40
)
40
:
名無しさん@転載は禁止
:2017/10/10(火) 21:16:21 ID:BnidnIu.
生気を無くした音ノ木の生徒が徘徊していた
41
:
◆WsBxU38iK2
:2017/10/10(火) 22:16:58 ID:wqCsAjL2
寿限無(そこでは制服を着た少女たちが生気のない目で徘徊していた……)
寿限無(数はデンライナーの停車場の近場で十数人、でも遠くに同じような影がいくつか見える)
貞子寿限無「なにこいつら……亡者の類かしら……?」
寿限無『待って貞子!この制服は――』
英玲奈「――音ノ木坂の生徒だ!」
ヨハネ「生徒……?」
英玲奈「この場所は廃墟になる前には音ノ木坂学院という学校があったんだ」
英玲奈「私は通ってないがμ's――寿限無の親たちが通っていた学校だよ」
42
:
◆WsBxU38iK2
:2017/10/10(火) 22:17:25 ID:wqCsAjL2
ダストボックス「ほう、ここはそういった施設だったのか」
英玲奈「お前は中に入っていたろう」
ダストボックス「生憎学校というものに縁が無くてな……」
ヨハネ「ってかなんでここまで壊れちゃったのよ?」
英玲奈「崩壊した理由は改変前だと火事、改変後は分からないが……」
マッキー「知ってるわ」
英玲奈「え?」
マッキー「既に別の学校に通っていたあなたと違って、私は一応ここを進学先の候補に考えていたのよ」
マッキー「でも私が入る前に崩壊した、その原因は
>>43
」
43
:
名無しさん@転載は禁止
:2017/10/10(火) 22:19:16 ID:pxNU6uYA
理事長の不祥事
44
:
◆WsBxU38iK2
:2017/10/10(火) 23:01:50 ID:wqCsAjL2
マッキー「その原因は理事長の不祥事って聞いてるわ」
英玲奈「不祥事……あの理事長がか?」
マッキー「入学前だから詳しい理由は私も知らないけどね」
ザッ
寿限無(会話をしながら私たちは慎重に歩みを進める)
寿限無(もちろん先頭は変身した私、そこに残りの4人が続く)
寿限無(足元は変わらず雪の降り積もった地面、今のところ危険は感じられない)
ザッ ザッ
ヨハネ「でもさ、それだけで廃墟になるものなの?」
マッキー「さぁ?でも理事長が辞めてすぐに急激に廃れていったらしいわ」
マッキー「急に校舎の老朽化が進み運営も授業も困難になって廃校、そのまま放置されてこの有様」
ダストボックス「明らかに自然現象ではないな、理事長の罷免を発端として何か異常が起きたんだ」
ヨハネ「ふーん……あ、そうだ!生徒がいるんだから直接聞けばいいのよ!」
タタタタッ
ヨハネ「はぁーい!そこのあなた!」
マッキー「ちょっとヨハネ!?」
寿限無(……と、ヨハネが迂闊に生徒の1人に近づいた瞬間、
>>45
)
45
:
名無しさん@転載は禁止
:2017/10/10(火) 23:11:35 ID:v1nGlVUg
おは善子と生徒が言った
46
:
◆WsBxU38iK2
:2017/10/10(火) 23:55:51 ID:wqCsAjL2
生徒A「おは善子……」
ヨハネ「よ、善子じゃなくてヨハネ!!」
ヨハネ「……って、んん!?」
ヨハネ「思わず反射的に反応してしまったけど、どうしてこの子が私の本名知ってるのよ」
マッキー「本名?古風な名前なのね」
ヨハネ「ほ、本名じゃないわよ!私はヨハネ!!」
マッキー「はいはい、どっちでも良いから分かるよう説明なさい」
ヨハネ「実は……昔ね、施設にいた頃に私は善子ってコードネームで呼ばれていたのよ」
マッキー「確かに皆同じヨハネだから分かり辛いか」
ヨハネ「でも私はその名前が嫌いだったから常にヨハネって呼ぶようにしたの」
ヨハネ「それが……どうしてこんなとこで……」
生徒A「知ってるよ、善子ちゃんは可愛いアイドル、おは善子」
ヨハネ「だからヨハネ……ん?アイドル?また分けの分からないことを言ったわね」
生徒B「あ、真姫さんだ、写真撮ってください」
マッキー「は?私は真姫では無いって……っ!?」
ゾロゾロ ゾロゾロ
47
:
◆WsBxU38iK2
:2017/10/10(火) 23:56:08 ID:wqCsAjL2
寿限無(いつの間にか2人の周りに目が虚ろで生気のない音ノ木坂の生徒が集まってきている)
寿限無(その数は10人20人とどんどん増えて、2人を取り囲むようになっていく……)
英玲奈「2人とも!戻ってこい!」
マッキー「それが……っ!この子たち通してくれなくて……!」
マッキー「すごい纏わりついてくるから……武器にも手を伸ばせなくて……」
ググググググッ
ダストボックス「くっ!あれほど何が起こるか分からんから気を付けろと言ったのに!」
英玲奈「ヨハネが吸収するという手は……相手の正体が分からんし少し危険か?」
寿限無『貞子、こうなったら私たちが行くわよ、動ける?』
貞子寿限無「いけるわ、何故かこの領域内はAASが降ってないみたいだし……」
タンッ
貞子寿限無「まずは2人を救出する……!」
─────────────────
デンライナー〜音ノ木坂跡前
AM4:53〜AM4:56 新終末編『185』了
48
:
◆WsBxU38iK2
:2017/10/10(火) 23:57:26 ID:wqCsAjL2
というわけでここまで
同じ領域にいるであろうもう一組も書きたいのですが、どこで区切るべきか
取り敢えず流れのまま行きます
新終末編『186』に続く
かもしれない
49
:
名無しさん@転載は禁止
:2017/10/11(水) 00:01:53 ID:FplyKG3s
おつー
50
:
!ken:99
:2017/10/11(水) 07:15:58 ID:syu7YmEQ
をつ
貞子も異能のうちに入るの?
51
:
◆WsBxU38iK2
:2017/10/11(水) 20:25:27 ID:Mm4l25hM
貞子自体はイマジンなので別種族扱いですね
ただ今回は英玲奈の異能で召喚されてるので、存在維持の部分でAASの干渉を多少受けてしまいます
まぁ今の音ノ木坂跡付近の環境では問題ないでしょう
では本編へ
52
:
◆WsBxU38iK2
:2017/10/11(水) 20:25:56 ID:Mm4l25hM
新終末編『186』
─────────────────
──音ノ木坂跡前
AM4:56
ダストボックス「私も手伝うぞ!」
英玲奈「なるべく生徒には傷をつけるなよ、操られてるだけかもしれん!」
ダストボックス「分かっている!」
ダタッ!!
寿限無(ダストボックスは私たちを追い越して生徒の群れに辿り着くと、片っ端から生徒を引き剥がしていく)
寿限無(けど生徒同士の絡みつきが強いのか、ダストボックスの力を持っても引き剥がすのには苦労してしてるようだ)
ダストボックス「このっ……いい加減に離れろ!」
寿限無(加えて外側の1人を引き剥がす度に、すぐさま隙間に1人入り込んで空白地帯を埋めてしまう)
寿限無(まるで生徒同士が無意識に連携をとって1つの群体を形成してるみたい……)
タタタタッ
貞子寿限無「外から引き剥がすのは時間がかかる……だったら私たちは中から救出するだけ……」
寿限無『中から?』
貞子寿限無「そう……」
スッ
寿限無(貞子は走りながら腰のベルトの脇に付いてる複数のロッドを組み合わせ、今は見かけないビデオテープの形にする)
カシャ カシャッ
カシャンッ!
53
:
◆WsBxU38iK2
:2017/10/11(水) 20:26:20 ID:Mm4l25hM
貞子寿限無「ビデオロッド、行きなさい……」
ブンッ!!
寿限無(貞子が思いっきり投げたビデオ型……長方形に組み立てられたデンオウの武器は、放物線を描いて生徒の群れの中心へ)
寿限無(つまりマッキーたちのいる場所へ落ちていく!)
ヒューッ!
ゴンッ!
ヨハネ「あ痛ぁっ!頭に硬いのが当たったわよ!?」
貞子寿限無「よし届いた、ビデオロッド……再生!」
キュィィィィンッ!
寿限無(その瞬間、生徒の群れの中心、ヨハネの頭にぶつかってバウンドした空中のビデオロッドがひとりでに動き出す)
寿限無(まるで中に入った見えないテープを再生されたかのよう、高速でテープが回転する音が響く)
寿限無(そして
>>54
)
54
:
名無しさん@転載は禁止
:2017/10/11(水) 20:29:03 ID:N8fccIy2
ヨハネがビデオに封印された
55
:
◆WsBxU38iK2
:2017/10/11(水) 20:56:42 ID:Mm4l25hM
寿限無(そしてビデオロッドから光が放たれ、ヨハネがビデオの中に吸い込まれて封印される)
スポンッ!
貞子寿限無「まずは一人目っ、次は……」
ゴンッ!
マッキー「うぐっ!」
キュィィィィンッ!
寿限無(ヨハネを吸い込んだビデオか今度はマッキーの頭にぶつかりバウンド)
寿限無(同じように光を放ってマッキーを中に吸い込んだ)
スポンッ!
貞子寿限無「回収完了、戻ってきてビデオロッド!」
クルクルッ
寿限無(貞子の言葉に反応し、長方形に組まれたロッドはブーメランのように回転して手元へ戻ってくる)
貞子寿限無「よし……」パシッ
英玲奈「2人を救助できたのか?」
貞子寿限無「ええ」
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