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チュン(・8・)チュン にお仕置きするスレPart5

533名無しさん:2015/05/28(木) 23:25:24 ID:JNVSQH8o
「ふーん、そうなんだ。いいよ、私もチュンチュンなんか大っ嫌いだし」

「チュウゥウン!?」

これまで誰より愛情を注いでくれた穂乃果。その穂乃果から嫌悪感を露わにした言葉をかけられ、チュンチュンは胸が締め付けられる思いに苛まれた。自棄になった時、意地を張った時は運命の分かれ道だ。得てして、悪い方向に…。このチュンチュンも最愛の穂乃果から冷たい言葉を投げかけられ、意地になって言い返してしまった。

「ハノケチェンナンカシンジャエバイイチュン!」

言ってしまった。口から零れ落ちた言霊に取り返しはきかない。一瞬の静寂の後、穂乃果は静かに立ち上がった。その表情には怒りも哀しみもない、果てしない虚が広がっているだけだった。穂乃果はうみうさを抱いて部屋を出た。リビングでくつろいでいた雪穂を見つけると、うみうさを預けて穂乃果はひとり部屋に戻って来た。これからすることを見せてはうみうさを怯えさせてしまうからだ。そう、それだけ苛烈なお仕置きが待っているのだ。

「死んじゃえばいい…か。奇遇だね。私もちょうどチュンチュンに同じことを思ってたよ…」

 焦点の定まらない虚ろな眼のまま、穂乃果はチュンチュンを鷲掴みにした。粘り強く教え諭せばいずれはうみうさに自ら謝ると思っていた。そのために何度も機会を与えた。しかし、チュンチュンがやったことといえば、先ほどの許されざる暴言のみで、反省は何一つしなかった。

「ハ、ハノケチェン?オコッテルチュン?デモ、チュンチュンハワルクナイチュン。ワルイノハゼンブアイツ…ブギャア!?」

チュンチュンの弁解は机に押し付けられたことで途切れた。左手でチュンチュンを押さえ付けながら、穂乃果は右手で机の引き出しをまさぐった。ちょうど指の先に何かとがった感触を発見した。それはコンパスだった。

「あのね、チュンチュン。私はもう我慢の限界なんだよ。わかる?」

 言い終わるや否や、穂乃果はコンパスの針を丸々としたチュンチュンの腹部に突き刺した。

「ヂュギャアアァアアアア!?」

眼を大きく見開いて叫ぶチュンチュンを一顧だにせず、穂乃果はコンパスの針をゆっくりとかき回した。

「悪いことをしたら素直に謝る。これは誰でもできることなんだよ。それをしないのはチュンチュンが悪い子だから。わかる?」

「イダイチュン!ヤメユチュウウゥウン!ピ、ピギャアアァ!?」

チュンチュンの腹部でゆるやかな弧を描いていた針は、今度は右眼を貫いていた。手足を痙攣させて悶えるチュンチュン。口からは血の混じった泡がぶくぶくと音を立てている。

「チュンチュンは悪い子だよ。悪い子にはお仕置きしないとね。わかる?あはは…チュンチュンはバカだからわかんないかなぁ…」

 穂乃果の眼には静かだが、抑えきれないほどの怒りと憎しみが渦を巻いていた。大切な存在を傷つけられること、それは心優しい穂乃果を無慈悲な鬼に変えてしまうだけの意味合いを持っていた。

「チュンチュン、おいたする子はめっ、だよ。ちゃんとうみうさちゃんに謝ってね?」

「イ、イヤチュン…。チュンチュン、ナニモワユクナイチュン…」

 この期に及んでもなおチュンチュンは自分の非を認めようとはしなかった。もしこのチュンチュンが嫉妬という感情の存在に気づいていれば、あるいは答えは変わっていたのかもしれない。いずれにせよ、チュンチュンは助かるための最後の橋を踏み外してしまったのだった。

「ふぅん、やっぱりチュンチュンは悪い子だねぇ。お仕置きが足りないかなぁ…」

 穂乃果の右手は既に新たなお仕置き道具を手にしていた。引き出しに入っていた爪切りである。穂乃果はチュンチュンを押さえ付けたまま、左のあしゆびの爪を力いっぱい引き剥がした。

「ピイィイヤアアァアアアア!?」

痛みのあまり鮮血を迸らせながら跳ね起きたチュンチュンだったが、再び押さえ付けられ、今度はゆびごと爪切りで切断されてしまった。

「イダイチュンイダイチュウウゥウン!」

「痛い?おかしいね。うみうさちゃんはもっと痛いことをされたんだよ?わかる?」

 穂乃果はチュンチュンのゆびを次々に爪切りで削ぎ落としていった。上くちばしもついでに引き剥がした。チュンチュンは既に虫の息だったため、穂乃果は両羽をホチキスで数回留めてからケージへと放り投げた。

「チュンチュンが謝らないかぎり何度でもするからね。悪い子にはお仕置きだよ。わかる?」




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