レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。
チュン(・8・)チュン にお仕置きするスレPart5
-
「ふざけないで!」
刹那、穂乃果は勢いよく平手打ちをかました。乾いた音とともに吹き飛ばされたチュンチュンは、何が起きたのか理解できないでいた。
「ハ、ハノケチェン…?ナンデコンナコトスルチュン…?」
高坂穂乃果はいつも笑顔の絶えない明るい少女だ。彼女の心の優しさがそのまま表れたような笑顔は、それを見た誰をも安心させる。チュンチュンも穂乃果の笑顔が大好きだった。しかし、その穂乃果は身体を小刻みに震わせるほど怒っていた。
「なんでこんなことをするかって?それはチュンチュンが悪い子だからだよ。悪い子にはお仕置きしないとね…」
穂乃果は眼が据わったまま爪先でチュンチュンを蹴りあげた。ピイィと情けない声をあげて転げまわるチュンチュン。震える足をなんとか立たせて逃げ出そうとしたが、たちまち穂乃果に掴まれてしまった。
「ク、クユシイチュン…。ハノケチェン、ヤメテチュン…」
穂乃果はチュンチュンの声に耳を傾けようともせず、ぎりぎりと拳に力を込める。普段は優しい穂乃果にも唯一怒るときがあった。それは自分にとって大切な存在を傷つけられたときである。そしていったん怒りのスイッチが入った穂乃果は容易に止めることができないのだ。小学生のときは、ことりをからかった男子生徒の頭をこぶだらけにして泣かせて謝らせた武勇伝もある。短い間ながら、うみうさは穂乃果にとって大切な存在へとなっていたのだ。
「ハ、ハノケ、チェ…ン…」ピクピク
チュンチュンは眼から涙を溢れさせ、口からは泡を吹いていた。このまま力を加えれば内臓もろとも破裂して死ぬはずだ。そう思った穂乃果は手を離し、チュンチュンを床へ放り投げた。
「ゲホッ、ゴホッ。シ、シヌカトオモッタチュン…」
重圧から解放されたチュンチュンは慌てて新鮮な空気を吸おうとした。しかし、これはお仕置きの終わりなどではなかった。
「今日のところはこれで勘弁してあげる。うみうさちゃんが病院から戻ったらちゃんと謝るんだよ。わかった、チュンチュン?」
そう、これは始まりに過ぎないのだ。凍り付くような眼差しでチュンチュンを睨みながら、穂乃果はお仕置きのプランを頭の中で描き始めた。
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板