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チュン(・8・)チュン にお仕置きするスレPart5

526名無しさん:2015/05/28(木) 23:19:36 ID:JNVSQH8o
 その後もチュンチュンによる凄惨なリンチは続いた。髪を掴んで床に押し倒す、耳をあしゆびで踏み付ける、しっぽをくちばしで突く…。今までの鬱憤を晴らすかのごとく、チュンチュンは無我夢中で痛めつけた。気が付いた時には、うみうさはぐったりと床に伏していた。

「モ、モウヤメテクダサ…イ…」ゼェハァ

「スコシハキガハレタチュン♪」

 チュンチュンはうみうさの胸ぐらを乱暴に掴み、勝ち誇った表情でこう告げた。

「コンゴイッサイハノケチェンニチカヅクナチュン。ソレガデキルナラユルシテヤルチュン」

 これだけ痛めつけておけば折れざるをえないだろう。チュンチュンはほくそ笑んだ。ようやく念願の穂乃果と二人きりの世界に浸ることができるのだ。頬が緩まないはずがない。

「イヤデス…。ホノカ、スキデス…」

「チュウウゥン!?」

うみうさの意外な返事にチュンチュンは眼を吊り上げた。

「ゴウジョウナヤツチュン。モットオシオキガヒツヨウチュンネ!」

 チュンチュンが怒りに任せて羽で打ち据えようとすると、うみうさは最後の力を振り絞って走り出した。

「マツチュン!ドウセニゲラレルワケナイチュン!」

「ホノカ…タスケテクダサイ…」

 穂乃果の名を呼びながらよろよろと前に進むうみうさだったが、あっけなくチュンチュンに捕まってしまった。

「ウゥ…イタイノハモウイヤデス…」

「テマヲカケサセルナチュン!コウシテヤルチュン!」

チュンチュンは力いっぱいうみうさを突き飛ばした。力なくそばにあった本棚に身体をぶつけるうみうさ。その瞬間、並べてあった単行本が数冊、衝撃でうみうさの上に降り注いできた。

「タ、タスケテクダサ…」

 うみうさは悲痛な声をあげたが、倒れてきた本の下敷きになってしまった。

「ザマアナイチュン!ハノケチェンヲヒトリジメスユカラコウナルチュン!プワプワーオ!」

もはや声をあげることすらできなくなったうみうさを後目に、チュンチュンは満足して昼寝を始めるのだった。




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