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チュン(・8・)チュン にお仕置きするスレPart5
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チュンチュンが高坂家に迎えられて1ヵ月。その日も穂乃果は帰宅してすぐにチュンチュンを膝に乗せてなでていた。
「チュンチュンのとさかはサラサラだね」
「トウゼンチュン。チュンチュンハオンナノコチュン♪」
「そうだよね。かわいい女の子だもんね!」
他愛もない話をしていると、部屋に雪穂が入って来た。
「お姉ちゃん、相変わらずだね。チュンチュンの遊び相手もいいけど、肝心なことを忘れないでよね」
「何かあったっけ?」
「何かあったっけ…じゃないよ。ペットショップでの受け取り日、今日だよ」
「あーっ!?すっかり忘れてた!」
「まったくこれだからお姉ちゃんは…。私が代わりに行ってきたから感謝してよ」
「ごめんごめん。それで、どこなの!?」
「慌てなくても逃げないよ。ほらっ」
「うわぁっ、かわいいぃ!」
差し出された雪穂の掌には小さな生き物がうずくまっていた。真っ白で長い耳に丸いしっぽ。そう、うみうさである。
「雪穂、早く私にも抱っこさせて!」
「コ、コワイデス…」プルプル
「ちょっと、お姉ちゃん!あんまり大声出すからうみうさちゃんが怖がってるよ!」
うみうさ、それはいま大人気の小動物ペットである。その愛くるしい容姿に老若男女問わず虜になる者が後を絶たない。うみうさは人間の言葉を理解して話すことができるほど知能が高く、飼育するにも全く手がかからないため、ペット初心者にもうってつけだ。穂乃果は以前からうみうさを飼いたがっていて、期末試験で平均8割をとることを条件に買ってもらうことを両親と約束していた。結果として試験は平均7割4分どまりだったが、スクールアイドル活動をしながら懸命に努力する穂乃果の姿を見て、父が特別にプレゼントしたのだ。
「ほーら、怖くないよー」
「イジメナイデス…?」ビクビク
「いじめたりなんかしないよ。ほらっ、こっちにおいで!」
女子高生の間ではうみうさは一大ブームとなっていた。穂乃果もテレビでその存在を知ってはいたが、亜里沙が飼ううみうさを直に見てからは完全に虜になってしまった。念願のうみうさを前にして穂乃果は実にご満悦だ。おどおどしたうみうさを見て雪穂にも自然と笑みがこぼれる。ところが、この光景にただ一人(?)、不安になる者がいた。
「ハノケチェン。チュンチュンノナデナデ、モウイイチュン?」
「わぁっ、お耳がモフモフだぁ」ナデナデ
「クスグッタイデス…//」
「照れてる顔もかわいいー!」
「ハノケチェン…?」
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