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チュン(・8・)チュン にお仕置きするスレPart5
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チュン(・8・)チュンが人間の言葉を話すようになって一週間が過ぎました。しかし少女は思ったより楽しくないことに気づきました。チュン(・8・)チュンが全く楽しそうではないからです。
チュン(・8・)チュンはことあるごとに「オウチチッチャイチュン。オヤマニカエリタイチュン」とか、「オトモチュンイナイチュン、サビシイチュン」などと言います。どうやら今の家に不満があるようです。
そんなことがあって不満が募っていた少女でしたが、魔女に最後に叶えてもらった願いです。楽しまなければ魔女に悪いと思いました。
少女は以前したように、チュン(・8・)チュンと着せ替え人形ごっこをしようと思いました。
「チュン(・8・)チュン、着せ替え人形ごっこしよ?」
するとチュン(・8・)チュンは、
「イヤ、イイチュン」と言って首を横に振りました。
「そんなこといわずにやろうよ」
「イヤ、イイチュン」
「やろうよ!」
「シツコイチュン!チュンチュンハオニンギョウジャナイチュン!」
そういってチュン(・8・)チュンは怒鳴りました。突然怒鳴られたことで少女はびっくりして黙ってしまいました。
チュン(・8・)チュンは続けます。
「チュンチュンハチュンチュンデオニンギョウジャナイチュン!オニンギョウゴッコシタカッタラオニンギョウトアソベバイイチュン!」
「そんな・・・せっかく魔女さんにチュン(・8・)チュンがしゃべれるようにしてもらったのに…」
「ソンナノシラナイチュン!」
そのとき、少女は気づいてしまいました。チュン(・8・)チュンのことを友達だと思っていたのは少女だけだったのです。人間の友達をなくしてまでチュン(・8・)チュンを一番の友達だと思っていましたが、当のチュン(・8・)チュンは全くそんなことは思っていなかったのです。
少女は思いました。こんなことに気づくなら魔女にお願いなんてしなければよかった、と。
チュン(・8・)チュンは少女を見ながら、
「チュンチュンイガイニオトモチュンハイナイチュン?チュンチュンモオヤマニイタコロハニンゲンジャナクテオナジシュルイノオトモチュンガイタチュン」
と言いました。心なしか、少女のことを哀れんでいるように見えます。
やめて。少女は思いました。もうチュン(・8・)チュンには話してほしくない。
少女は机の引き出しから鋏を取り出しました。そして、チュン(・8・)チュンの体を押さえると、口をこじ開けて鋏を口の中に入れました。
「チュン!?ナニスルチュン!?」
チュン(・8・)チュンは手足をばたつかせて抵抗します。しかし少女は全く力をゆるめませんでした。そして舌を見つけ出すと、鋏に強く力を込めました。
ブチュッ、という嫌な感触とともに、チュン(・8・)チュンの舌は切り落とされました。
チュン(・8・)チュンは叫び声をあげてのたうち回りました。そして、少女をにらみながら何か必死に言おうとしています。しかし、舌を失ったチュン(・8・)チュンの言葉は言葉になりません。
少女は鋏を短く持ち帰ると、空いている方の手でチュン(・8・)チュンの体をまた押さえつけました。そして、チュン(・8・)チュンに鋏を突き立てました。何度も何度も。
少女がふと我に返った時には、チュン(・8・)チュンは肉の塊になっていました。少女は思いました。魔女に叶えてもらった最後のお願いがこんな結果を招くなんて。人間の友達をなくしてまでチュン(・8・)チュンと話したかったのに、こんなことになるなんて。
少女は思いました。一方通行の愛情は却って幸せだということを。
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