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チュン(・8・)チュン にお仕置きするスレPart5
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「ねじまきチュン・クロニクル」
妻が「森にチュン(・8・)チュンを見に行こう」というので付き合うことにした。私たちの住む町の森にはチュン(・8・)チュンが住んでいる。とはいえ、チュン(・8・)チュンは数が少ないので地元の人間でも滅多に見ることはできない。
山登りが趣味の妻の後ろについていった。外出好きの妻と違い、私はどちらかというとインドア派だ。テニスをしたり釣りをしたり、といったことよりも家で読書や音楽を聴いたりすることを好む私にとってこのハイキングはちょっとした苦痛だった。iPodでビートルズでも聞きながら歩きたいところだが、慣れない森の中で聴力を制限することは不安だった。「ラバーソウルを聴きながら死ぬことは人間にとって最大の幸せだ」と豪語する私だが、こんな森の中で死ぬのはごめんだ。
ふと思う。妻はなぜ私を誘ったのか。チュン(・8・)チュンはそのマスコットのような見た目から女性に人気の鳥だ。どうせなら同性の友人を誘えばよかったのに。きっと誰でもよかったのだろう。彼女が求めていたのは一緒に来てくれる誰かだった。今彼女と一緒に歩いているのは「誰か」であって「私」ではないのだ。
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