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チュン(・8・)チュン にお仕置きするスレPart5
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「お待たせいたしました。チュンチュンレース、スタートです!」
ディーラーのアナウンスとともに一斉にチュンチュンが駆け出す…はずもない。さっきも言ったとおり、CONFUSEDタイプは競走用の調教を一切されていないチュンチュンを使うのだ。開始の号令があって律儀に駆け出すチュンチュンなど1羽もいない。思い思いに歌を歌ったり、糞をたれている。
「わかっちゃぁいるが、とっとと走れや糞鳥ども…」
俺も思わず舌打ちしてしまう。開始から5分ほどして、ようやくチュンチュンたちのうち数羽がゴールの方面へ歩き出した。俺の賭けた黄緑は…よし、歩いてるな。気まぐれでもいい、他のチュンチュンにくっついてでもいい。とにかくゴールの方へ歩き出すことが大事なのだ。
「ぢきしょう!とっとと起きろやぁあああ!」
隣の客が顔面蒼白になって叫んでいる。こいつが賭けた黄色リボンのチュンチュンはあろうことか開始の号令があってからスタート地点で居眠りを始めたのだ。やれやれ、ご愁傷さま。
「いいぞ!その調子だ!進め!」
向こうの中年オヤジは上機嫌で声援を送っている。あのオヤジが賭けた紺色リボンのチュンチュンは順調にゴールへ進んでいた。その後にピンクリボンと赤リボンが続く。俺が賭けた黄緑リボンは今のところ4位だ。室内コースとはいえ、チュンチュンどもにとってはけっこうな長さだから、まだ逆転の目はあるはずだ。
「ヂュウウウゥン!?」
突如響くチュンチュンの悲鳴。そう、こいつを待っていた。チュンチュンレースのコースには様々なトラップがしかけてあるのだ。ちょうど赤リボンのチュンチュンがコース上の落とし穴にはまったようだ。
「イタイチュン!タスケチュン!」
落とし穴の中には砕いたガラス片が大量にばら撒かれてあった。赤リボンのチュンチュンは薄汚い身体を血で染めてのたうちまわっている。もはやレースに復帰するのは不可能だ。よしよし、これでライバルが1羽脱落…っと。観客席からは赤リボンに賭けていたやつらが血の気のない顔で去って行った。
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