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方位と地上の座標軸

1藤原肇:2010/03/22(月) 10:16:30
方位についての議論は読書欄には適していないので、新しく「方位と地上の座標軸」というスレッドを立てて、そこで議論したいと思いますので、前に論じたものを以下にコピーして移しました。

<議論の移植>
98は思いつくままに書き綴ったために、誤字だらけで読みづらものになつてしまつたが、読んだ本で突然のように藤井先生の思い出がが蘇ったのは、今の瞬間が春分の日でお彼岸の仲日であり、故人の霊が訪れたということがあるのかも知れない。そういえば書き込みをしている今の瞬間に太陽が真東から昇り、昔の人の自然暦の精神と対面できる意味で、春分の日の日の出を迎えることは素晴らしい体験になった。
先週の週末は読者の一人で川崎市の矢向に天然温泉を掘り当て、縄文天然温泉志楽の湯の持ち主に招待され、素晴らしい湯質の温泉に一泊してきただけでなく、翌日は八ヶ岳の裾野の茅野市に彼が持つ、野天風呂を楽しむために案内されて一泊してきた。そこは尖石の泉といって縄文中期の遺跡があり、日本最古の神社のひとつの諏訪神社を含めて、そこから藤原家の産土神の鹿島神宮は真東に位置し、春分の日は東西軸を決定付ける瞬間でもあるる
しかも、出雲族の霊山である奈良の三輪山の真東には、国譲りの後で支配者になった天孫族が伊勢神宮を作り、三輪山の真北には日枝神社のある比叡山がある。そして、日枝神社の真東には久能山が位置しており、徳川家康は江戸の真北に日光の東照宮を建てている。
最近は平野貞夫さんと連続して対談をしているが、坂本竜馬は北辰一刀流の免許皆伝であり、その背後には北極星による妙見信仰があつて、日本の大掃除への動機が生きているのだが、果たして平成無血革命の行方はどうなるのだろうか。そんなことを春分の日の太陽を見て思ったが、藤井先生と『間脳幻想』を共著にもてたことは幸せであり、この書き込みが99で次は00で再生を意味し、これまた奇妙なめぐり合わせになったのも面白い。

2千々松 健:2010/03/22(月) 14:34:19
我々は太古の時代から太陽や月や星を観察して、季節の廻りや生命の循環を認識して来たとも言える。
従って、東西南北といった方位と時間(カレンダー)感覚は一体であったと推測され、空間と時間が混在する宇宙観であったと思われる。
都市構造計画に於いても、平城京、平安京、鎌倉幕府などは金剛界曼荼羅を地上に描こうとしたのであり、江戸城を中心に螺旋状に発達した江戸の街に関しても、丑寅(北東)を占める位置に東叡山寛永寺を設けて鬼門を守らせた訳です。
1868年、江戸城明け渡しの際、彰義隊が立てこもり寛永寺を舞台に戦闘となったことは象徴的である。

3千々松 健:2010/03/23(火) 16:53:03
都市構造論といえば大げさになろうが、パリや江戸やローマと言った都市の町並みは丸い円形をしていて、渦巻きのように中心から外に拡張発展している。
自然は●で、人工は■でシンボライズされるとすれば、それら円形構造の都市は自然発生的なものに属するといえる。
一方、金剛界曼荼羅をイメージして造られた、長安の都やそれに倣った平安京などは理想郷的人工都市と言えよう。東西南北の位置情報が簡単に認識できるので、常に自分の立ち位置が解るというものだ。

 さて、ラセン=螺旋と螺線の違いについて調べてみたら、螺旋の方は三次元曲線で、螺線は二次元曲線を意味していることを知った。弦巻か渦巻かの違いである。
英語では螺旋をhelix、螺線をspiralで区別しているが、こちらも実際的には混同されていて、一般的にはSpiralの方が優位のようである。
その意味で、ラセンモデルをSpiral Modelと訳してしまったが特に問題はないようなので安心する。DNAの二重螺旋モデルは厳密にherixを使用しているようだ。
中心から円錐形で拡がるようなイメージの場合は螺旋も螺線も混同されているようだ。

4T.N.:2010/03/23(火) 22:41:19
>2 ”空間と時間”について、とりあえず3次元の空間を2次元の平面の方位と限定しまして。
時間については、電波メディアでは正確な時刻が表示され、1秒も狂わない時計が安価に手に入る。これに比べて
方位の方は、自分の生活を省みても、窓から差し込む日差しでぐらいしか意識しなくなってしまっている。現代人
は昔の人と比べて、時間偏重、方位軽視で自然や物事に対する認識が歪んでしまっている可能性はないか、などと
考えた次第です。

 以前、本で指南車について読んだことがあります。羅針盤が発明されるはるか昔、中国で発明された車輪の動き
を歯車で伝え、常に同じ方向を指す機械。ウィキペディアに説明があります。なぜこんなことを思い出したかとい
うと、方位磁石を屋内で使うと電気製品の磁気等の影響で、必ずしも正確な方位を示さないようなので、それと違
う原理で正しい方位を示すものがないかと思ったため。ネットで探してみたのですが、これというものは見当たり
ませんでした。ウィキペディアの方位磁針の項目を見ても、磁気以外の方法で、日・月を含む星も観測せずに、正
しい方位を定めるのは、大掛かりな装置が必要になるようです。

 ただ方位に注意を向けるにしても、日本では易と同様に、占いに関することばかりになるのは、どうもいただけ
ません。エッセンスというより枝葉ばかりが残ったような(出し殻で商売していると言ったら、言い過ぎですか)。

5千々松 健:2010/03/24(水) 08:28:26
数学者の広中平祐さんが粘性回転の話題の中で、地球が地軸を中心に西から東へ回転していることで、地球上に発達した文明は東から西へゆっくり伝わったと説明されていたことがある。
20年近く前の話ではあるが興味深く読んだことがあった。流体力学の応用であろうが、文明も地球上を流れる流体に似せて考える発想は凄いと感心した。インド・メソポタミア・地中海・ヨーロッパ・アメリカ・東アジアへの流れが示されていたように思う。

 確かに地球規模で地質学的に見れば、アフリカの大地溝帯周辺で人類の祖先が生まれ世界へ拡散し、ヒマラヤ造山帯周辺で文明が発達して、それが地球を西へ西へ一周するように伝搬していくというイメージが描かれると思います。
さて、中国大陸の砂漠から飛んでくる「黄砂」は、まさに西方からの贈り物です。ちょっと困った贈り物ですが(笑い)、対流という観点からすれば何かをこちらから返さないといけないように思うのですが。それは何でしょうか。

6松本英樹:2010/03/26(金) 12:09:51
http://wiredvision.jp/news/201001/2010010300.html
↑<宇宙の果てまでフライスルー>

視座を変えて、宙に浮かびて遊ぶのも一興。

天の北極、己の百会。繋げて瞑想小宇宙、己の中に。これぞまさしく宇宙巡礼。
我が太陽系、1年を1日に置き換え、時間を変えれば賑やかな運動、飛び回るが如し。

北枕は忌み嫌われるが、北に頭を向けて睡眠すれば目覚めは爽やか、如何なることか。
とかく天地人は変人とか(笑)

7千々松 健:2010/03/28(日) 12:20:18
>6 松本さん、有難うございます。<宇宙巡礼の旅>を一時で過ごせました。
マクロで現れた円錐形が頂点(ゼロ点)を中心に両側に広がっているイメージは正にニュートリノのカタチに観えました。ミクロとマクロは時間と空間を超えて相似象なのでしょうか?
 
 さて、天文学の視点から邪馬台国の畿内/九州論争に決着をつける挑戦が進んでいるそうです。古代の皆既日食のデータから地域推測をしようとする試みのよう。
地球の自転の遅れや地軸の微妙なズレをも計算して出すのでしょうが興味が持たれますね。
しかし、地政学的な視点からすれば、大陸や半島により近いか遠いかに意味を持つものと思う。すなわち大陸や半島からの影響を強く受けたいのか、それとも多少の距離を置きたいのかという主体(卑弥呼グループ)の考え方の違いになると思うのです。

8千々松 健:2010/03/28(日) 12:40:07
>6 松本さんのおかげで一時の間「宇宙巡礼の旅」が出来ました。
宇宙をマクロの視点で見ると、円錐形がゼロ点(頂点)を中心にして両側に広がっているイメージが出ていました。これはニュートリノのカタチに似ていて、まさにマクロとミクロが時間と空間を超えて相似象であることを意味しているのではないかと思いました。
 
 さて、天文学の視点から邪馬台国の畿内/九州論争に決着をつける挑戦が進んでいるそうです。古代の皆既日食のデータから地域推測をしようとする試みのようです。地球の自転の遅れや地軸の微妙なズレをも計算して、位置を推論できるのではないかということです。
しかし、地政学的な視点からすれば、大陸や半島により近いか遠いかに意味があり、他からの影響を強く受けたいのか、それとも多少の距離を置きたいのかという主体(卑弥呼グループ)の考え方の違いに注目すべきと思うのです。

ーーー平城京、長岡京、平安京、鎌倉幕府、室町幕府、大阪城、江戸城と時代を経て「都」が変転とするのは何故でしょうか?

9松本英樹:2010/03/30(火) 09:26:22
もしも私がこの映像の演出家だったら、エンディング映像はギザのピラミッド
まで引っ張ってくるのですが(笑)
日本では「富士山」がポイントになります。出雲ー富士山ラインは有名ですが
出雲ー琵琶湖竹生島ー富士山ー上総一ノ宮としたいところ。太平洋から日本海
まで引かなければ収まらない気がします「太陽ベルト」春分の日の日の出が一番。

〜ここから個人的な地図遊び〜
7年前から、縁あって江ノ島に毎年お参りをしているのですが島の伝説、由来は
別として地理的位置に注目します。東経130度30分
真北に向かえば日光中禅寺湖華厳の滝。真東に向かえば九十九里南端大東崎灯台
自分の住まいと江ノ島、大東崎灯台の3点を結ぶトライアングルが黄金分割ピラミッド
自分の住まいから真南に向かえばマザー牧場で有名な鹿野山
さて、私の住まいは何処でしょう?(笑)
今、縁あって大東崎に関係する問題に対処しているところです。きっと悪縁も良縁に
変わることもあるでしょう、なんてね(笑)以上実生活応用編

10松本:2010/03/30(火) 09:39:26
訂正 
×東経130度30分
○東経139度30分
失礼しました。

11千々松 健:2010/04/08(木) 17:08:44
4月8日はお釈迦様の誕生記念日である。
その昔、シルクロードを通った玄奘三蔵が寄ったと思われるタラスの街の名が今日の新聞記事に載っていた。
キルギスの野党のデモ隊が行政府の建物を一部占拠したということで非常事態宣言が出たという内容であった。
西暦751年に起きた「タラス河畔の戦い」でイスラム軍が唐軍に圧勝し、連れ去られた唐の捕虜によって製紙技術がイスラム世界に伝来したという歴史に残る地名である。
しかし今回、古いタラス(ズ)の街と新しいタラスの町は多少離れていて国も異なることを知った。ニュースに出たタラスはキルギス内の新しい町の方である。
間違いやすいが、タラスという名は元々は大河につけられた名前のようで、もちろん玄奘は古いTalas(今はTalaz)の街に寄ったことになる。当時のタラスは草原のシルクロードの要であったに違いない。

12千々松 健:2010/04/08(木) 21:57:54
 さてさて、キルギスに非常事態宣言が出たニュースに触れた途端に「チューリップ革命Ⅱ」の成功のニュースが入って来たので驚いたところです。
検索ではキルギスの政権問題は東西問題ではなく南北問題であると言う。南北を軸にして東西が支援を競っているような構図なのであろう。
翻って、幕末の薩長土佐と江戸幕府の争いに英仏が支援を競ったような構図をカサネて診ると、それは東西を軸に南北が支援を競っていたと言うことが出来るかもしれない。
黒船で圧力を掛けて来たアメリカが、その後に南北戦争を経験して腰が引けたのも歴史の巡り合わせでしょうか。
 それにしても「天上天下唯我独尊」と言った人も居るわけですから、方位や軸は大切ですね。そして、平面的ではなく立体的に、静態的ではなく動態的に観察したいものです。

13T.N.:2010/04/17(土) 03:08:50
 地動説に対して、天動説が全く使えないわけではない。ただし太陽系の惑星の動きについては、太陽を中心と
して考えた方が、地球を中心とするよりずっとすっきり、簡単な動きとして説明できる(地球を中心とすると、
他の惑星の動きは正に惑える星となる)。仮に銀河系全体の動きを説明するなら、太陽系は銀河系の端の方にある
ので、太陽を中心としては説明しにくい。別の座標にした方がよい。対象によって、より効率的・合理的な座標を
選択することになる。

14千々松 健:2010/04/17(土) 11:56:24
<タラスとタラズ>
米ロおよびカザフスタンの協調によりキルギス新政権は良いスタートが切れた模様です。
元大統領は辞任してカザフスタンの方のタラス(正確にはタラズ)の街に入ったとニュースが伝えていました。
今回のキルギスの“回天”は「キルギスタンのタラスに始まり、カザフスタンのタラズに終える」と言えるでしょう。
ただし、751年のタラス河畔の戦いのあった正確な場所は判らないままでした。

15T.N.:2010/04/19(月) 04:55:58
>13 だからといって、効率性・合理性にもよらず、恣意的に基準や座標を変えたらどうなるか。カレル・ヴァ
ン・ウォルフレンの「日本/権力構造の謎」に、エドワード・サイデンステッカーからの引用で次のような話が載っ
ています。日本の一団の学生に、影響を受けていると思うイデオロギーを次の中から選ばせた。マルクス主義、
非マルクス主義的社会主義、自由主義、ヒューマニズム、プラグマティズム、無政府主義、ニヒリズム、実存主義、
ナショナリズム、理想主義、快楽主義、ノンポリ、その他。ほとんどの学生が往々にして互いに対立する複数のイデ
オロギーを選んだ。

 「日本人の頭の中ほど、まったく異種のイデオロギーが仲良く隣り合わせになっておちついているところはない。結局
そのことで生じる効果は、もちろん猛烈な反主知主義である。」

 複数の基準がただ混在しているのでは、基準がないのと同じ。例えば天動説でも、それを基準として観測を続けていけ
ば、観測結果とのずれを認識させ、より合理的な地動説への転換を促すという意味では有用性を持つ。基準が無ければ、
その可能性さえも生じない。基準・座標はその取り方により、効率に大きな差が出るので、より汎用的な基準・座標とす
るに越したことは無いが、ともかく基準・座標を持つことが大事なのではないか。そういう意味では、日本は地動説はお
ろか、天動説のレベルにも達していないのではないか。

16千々松 健:2010/04/20(火) 12:02:07
アイスランド島の大規模火山爆発で生じた火山灰がヨーロッパの上空に拡散した影響により、ジェットエンジンを備えた航空機が危険回避のためストップ。多くの環境客やビジネス客が移動できない状態が続いているという。
たまたまドレスデンを訪れている茂木健一郎さんも帰国できずにミュンヘンにて足止めされている様子をブログにて知る。偶有性? 益川敏英さんと18日に名古屋で対談する予定もあったようだが延期された。
そんな中、19日夜の「こころの遺伝子」にその益川さんが登場されていた。名大の素粒子論の坂田昌一先生から受けた遺伝子により、ノーベル賞となるクォークは6種類存在するという理論が生まれたという内容でした。
3個から4個へ更には6個へと数を増やすと計算が合うことになるという予想を小林誠さんと共同で発表された訳です。切っ掛けは風呂から上ろうとした瞬間に睨めいたということがご本人から明らかにされました。
さて、ここで軸足を何処に於いて思考するのかによって実体は変容して観えるということを考えてみましょう。
 確かに10進法は計算にはとても都合が良い、2進法はコンピュータにとってはとても都合が良い。しかし、宇宙や自然の解明にはそれだけでは足りないと思うのです。
先日、自然数を6乗したものをmod9で処理すると1となる。ただしその自然数が3の倍数の場合は0となるということを公表しました。7乗以上はまた1乗に戻り循環しますので、これらはまさに「小林・益川理論」(6元モデル)に合致するものと思っています。
誤解を恐れずに申せば、3−6−9のミロクの世界が素粒子の世界でもあるのです。9は0即ち空となります。
都合が良いことや便利であることは人間世界の勝手です。特に近年の効率を第一にする風潮は人間の傲慢をも意味しているように思いますし、自然や宇宙はそれらを遥かに超えて「美しいもの」であろうと思います。
・・・「フィボナッチ数列の殿堂」への夢 >98,>157 が参考になります。

17千々松 健:2010/04/20(火) 18:38:45
最近アキバが人気です。5年ほど前に開通した筑波エキスプレスが影響しているようです。
筑波と言えば、この春、茨城空港(百里基地に同居)も開設されました。
守谷で交差している常総鉄道はジーゼル車のため電柱が無くすっきりしていました。その理由を調べたら石岡市柿岡に気象庁の「地磁気観測所」があり、観測データに悪影響を与えないためであるということでした。
場所の選定には寺田寅彦が関係したと言いますから大正時代から存在しているわけです。一見では東京から丑寅の方角に当たるようです。丑寅と寅彦の寅は一致しますね。(笑い)
方位磁石が示す北が必ずしも真北ではないことは知っているのですが、地球内のマグマの対流が為せる技なのでしょうね。
そうしたら地震や火山爆発も地磁気の観測で或る程度は予測が出来るのではないかと素人なりに考えるのですが、如何でしょうか?


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