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新・鉄道綜合スレ

440チバQ:2016/02/24(水) 23:42:02
http://www.sankei.com/west/news/160224/wst1602240079-n1.html
2016.2.24 17:30

何のための新幹線、フリーゲージ…長崎ルートに途中で乗り換え案 JR九州

 JR九州は24日、九州新幹線長崎ルート(博多-長崎)について、途中の武雄温泉で在来線と新幹線を乗り継ぐ「リレー方式」で平成34(2022)年春に暫定開業させる案を与党に示した。在来線と新幹線のどちらも走れるフリーゲージトレイン(FGT、軌間可変電車)の開発が遅れており、開業時に必要な車両数を確保できないための対応。

新幹線で短縮28分、費用対効果は…肝心のフリーゲージも走行3万kmはや不具合

 国土交通省は、フリーゲージトレインについて、暫定開業時に導入可能な1〜2編成を使って博多-長崎の直通運転を実施し、リレー方式と併用したい考えだ。

 ただ鹿児島ルートと共用する博多-新鳥栖に乗り入れるためのシステム改修も、34(2022)年春に間に合わない。このためフリーゲージトレインも、博多-新鳥栖は在来線を走ることになる。

 JR九州が検討するリレー方式では、博多-武雄温泉は在来線の特急、武雄温泉-長崎は新幹線車両に乗ることになる。直通運転に比べ、乗客の利便性は劣るが、武雄温泉-長崎を早期に活用することで、沿線や九州全体への波及効果が期待できるとした。

 国交省は、博多-新鳥栖で新幹線区間を通り、全ての列車をフリーゲージトレインで運行する全面開業の時期について、3年遅れの25年春以降との見通しを示している。

 長崎ルートは新鳥栖-武雄温泉で在来線区間を走る計画。フリーゲージトレインは、車軸の幅を変えることで、新幹線と在来線のどちらの線路でも走行できる。

 博多―長崎は現在、在来線特急「かもめ」を使うと最速でも1時間48分かかるが、政府は、長崎ルートの全面開業で1時間20分に短縮させることを目指している。


【用語解説】フリーゲージトレイン

 車輪の間隔を変えることで、新幹線(レール幅1435ミリ)と在来線(同1067ミリ)の両方を走らせることができる車両。線路上に設置した軌間変換装置に列車を通過させて、間隔を変更する。国内では平成9(1997)年に本格的に開発が始まった。走行試験で、新幹線区間で時速270キロ、在来線区間で時速130キロの目標速度を達成した。その後、走行距離3万キロを超えた段階で、車両の車軸付近の部品に摩耗やひびなどの欠損が見つかった。

◇◇

圧力やんわり!? 知事は与党詣で「早く全面開業を」

 佐賀県の山口祥義知事は23日、東京都内で開かれた九州新幹線長崎ルートに関する与党検討委員会に出席し、フリーゲージトレイン(軌間可変電車)の安全性を確保した上で、一日も早い全面開業を実現するよう改めて訴えた。

 国土交通省は、車両の開発の遅れからフリーゲージトレインを使った全面開業は平成37(2025)年春以降にずれ込む見通しを示している。これに対し、佐賀県は政府、与党申し合わせに基づき34年春までの開業を求めている。

 佐賀県が提出した資料は「全面開業でなければ、関西、中国方面からの流入効果がなく、県への経済波及効果は期待できない」と指摘した。

 検討委は近くJR九州からも意見を聞き、3月中に方向性を示す。


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