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ロシア・韃靼・ユーラシアスレ

178チバQ:2014/10/08(水) 20:48:16
http://www.sankei.com/world/news/141005/wor1410050008-n1.html
2014.10.8 11:00
【プーチン政権考】
「プーチン支持84%」反政権派にも広がる“異様な人気” 背景に「ロシア人と外圧」の特殊な関係 





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プーチン大統領(AP)
 ロシアのプーチン政権の支持率が衰えを見せない。80%超の数字を維持しているだけでなく、かつて反政権だった都市部の中流層も相次ぎ支持に回っている。ウクライナ情勢を受けた国内の団結だけでなく、自分以外の選択肢を与えず「皇帝」のように振る舞うプーチン氏の戦略が奏功しているとの指摘もある。

 「プーチンの支持率は空に届いた」

 ロシアの大衆紙には、このような見出しが繰り返し登場している。ロシアの独立系調査機関「レバダ・センター」によれば、ウクライナ情勢の悪化とともに上昇したプーチン氏の支持率は、8月時点で84%となっている。

 さらに9月、英キングス・カレッジ・ロンドン校ロシア研究所長のサム・グリーン氏らが米紙ワシントン・ポスト(電子版)で公開した、ロシアの都市部に住む高学歴の中流層を対象にした調査では、これらの層の多くがプーチン支持に転じた実態が明らかになった。彼らは2012年の大統領選などで、プーチン不支持の傾向が強かった。

 それによると、同層におけるプーチン政権支持率は2013年10月に48%だったが、今年7月に75%に上昇した。ロシアが正しい方向に進んでいると考える人も、同27%から55%に倍増した。さらに「国の指導者らが未来に希望を持たせている」と答えた割合も、22%から44%に跳ね上がったという。

 グリーン氏らは調査結果について「経済への評価は、プーチン氏の支持率の変化に何ら関係性がない」とし、制裁による景気の悪化などは、支持率に影響を与えていないと結論した。そのうえで「高学歴の都市部住民らは、ロシア文化や国家との一体性をより強く感じるようになっている。しかし最大の理由は(ウクライナ)危機が醸し出している一時的な雰囲気だろう」と推測した。

 ウクライナ危機と支持率上昇の関係について、レバダ・センターのアレクセイ・ムーヒン政治情報センター所長は「ロシア人は外からの政治的圧力が加わると、それに対し防御しようとする傾向がある。現在、その圧力が人々を(大統領支持に)動かしており、大統領の政敵ですら、彼に共感する姿勢を見せている」と指摘する。「だから、(ロシアに制裁を加えようとする)米国の政策が改まらない限り、大統領の支持率は下落しない」と断じている。

 一方、国内で敵なしの状況を生み出すことは、次回の大統領選に向けたプーチン氏の戦略だとの指摘もある。政治学者のコンスタンチン・カラチョフ氏は露紙ベドモスチに「プーチン氏の重要な戦略は、自身が取って代わられることができない、事実上の皇帝でいるということだ。なぜなら、皇帝は選ばれるのではない(自ら皇帝になる)からだ」と指摘している。

 自国を取り巻く敵(欧米)と、国民のために一人戦う皇帝−。主要メディアを政権の支配下に置くプーチン氏は、そのようなイメージを国民に植え付けることで、制裁の影響から人々の目をそらしているのかもしれない。


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