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ロシア・韃靼・ユーラシアスレ

123チバQ:2014/07/27(日) 10:22:29
http://mainichi.jp/select/news/20140727k0000e030122000c.html

ウクライナ:大統領、基盤固め躍起 早期の総選挙模索

毎日新聞 2014年07月27日 08時28分(最終更新 07月27日 08時42分)




ウクライナのポロシェンコ大統領=2014年5月25日夜、坂口裕彦撮影

ウクライナのポロシェンコ大統領=2014年5月25日夜、坂口裕彦撮影


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 【キエフ坂口裕彦、ジャカルタ平野光芳】ウクライナのポロシェンコ大統領が内政、外交両面で積極的に仕掛けている。自らの権力基盤を強化するため、最高会議(国会)の早期解散・総選挙を模索。マレーシア航空機撃墜事件で親ロシア派に向けられた厳しい国際世論も追い風に、各国との連携にも余念がない。ただし、総選挙までの国内政治の混乱が、親ロシア派武装勢力の掃討作戦などに影響を及ぼす可能性がある。

 「国民は国家権力の完全なリセットを求めている」。ポロシェンコ大統領は24日、連立与党の崩壊に伴うヤツェニュク首相の辞意表明とほぼ同時に、早期の国会解散・総選挙を目指す考えを表明した。

 引き金をひいたのは、元ボクシング世界王者のクリチコ・キエフ市長が率いる政党「ウダル」の連立離脱だ。クリチコ氏は5月の大統領選で出馬を取り下げ、ポロシェンコ氏の支持拡大と勝利に貢献した。2人は政治的な盟友関係にある。

 憲法規定では、政権崩壊後、30日以内に新政権ができなければ、大統領は議会を解散できる。現在の議会は親露派のヤヌコビッチ前政権だった2012年に選ばれ、ポロシェンコ氏の影響力は限定的だ。キエフのシンクタンク「国際政策研究センター」のザカロワ取締役は「今回の動きは、是が非でも政局の主導権を握りたい大統領の強い意向の表れだ」と分析する。

 外交面でも墜落事件で犠牲者が出た国々と積極的に連携している。23日にはオーストラリアのアボット首相と電話で協議。首相は24日、現場の安全を確保し、遺体や機体の早期収集を促すため、自国の警察官を派遣する意向を表明した。オランダなどと連携した国際チームの派遣も目指し、現場を支配下に置く親露派を「多国間協力」でけん制する戦略を描いているようだ。

 総選挙は10月下旬の実施が取りざたされている。しかし、親露派との交戦は、攻勢を強めるウクライナ軍がドネツク州の州都ドネツクの間近に迫るなど山場を迎えている。政治空白が生じれば影響は避けられない。ザカロワ氏は「ポロシェンコ氏らは勢力を伸ばすだろうが、総選挙の実施方法も確定していないなど不安定要因も多い」と指摘した。


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