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東北 地方議会・首長,政治・選挙スレ

4215チバQ:2016/02/22(月) 01:39:58
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201602/20160221_51004.html
<ごみ処理受託>合併破綻で残るしこり


現在の鶴岡市のごみ焼却施設「鶴岡市クリーンセンター」。ごみ処理をめぐる鶴岡市と三川町のやりとりは平行線をたどっている
拡大写真
 鶴岡市が隣接する山形県三川町から受託するごみ処理に関し、将来的な継続に難色を示している問題は、トップ同士の話し合いがないまま手詰まり状態が続いている。背景には約10年前に三川町の意向で破綻になった合併問題がある。「自立を言うなら自前処理の検討を」と迫る鶴岡市に対し、三川町は「単独では不可能」と訴える。(酒田支局・亀山貴裕)

<文書交換のみ>
 「問い掛けは決して三川町民を不安に陥れる(目的の)ものではない」
 鶴岡市は12日、ごみ問題に対する見解をホームページ(HP)に掲載した。解決の見通しが立たず、気をもむ市民に釈明した。
 問題の発端は、鶴岡市が昨年12月に三川町に出した文書。2020年度の完成を目指す新たなごみ焼却施設整備後は「委託継続の依頼に現時点で応えられない」と突き放した。
 理由として、三川町が合併協議を一方的に2度離脱した経緯と、厳しさの増す市財政を挙げ「自立を前提にごみ処理の方針を検討してほしい」と求めた。
 1カ月後、三川町は「単独では困難」と回答。阿部誠町長は1月29日の記者会見で「新焼却施設には応分の負担をする用意がある」と受託継続を要望した。
 鶴岡市の榎本政規市長は同日、「自立を選んだのに住民サービスを丸投げし続けるのか。質問に答えていない」と反発。今月2日、月末が回答期限の質問書をあらためて三川町に出した。
 やりとりは文書交換だけで膝詰めの協議はない。
 阿部町長は5期目で合併離脱の当事者。2期目の榎本市長は合併協議時は市議で内情を知る。2人は前回衆院選山形3区の支持候補が割れるなど「政治スタンスも違う」(鶴岡市議)。

<協定解釈に差>
 鶴岡市が求める「自立」は、ごみ処理の協定締結時のやりとりを根拠にする。
 鶴岡市と三川町のごみ処理=?=は、両市町を含む旧7市町村の一部事務組合が行っていた。04年に三川町が7市町村の合併協議から離脱。6市町村で05年に新鶴岡市を発足させると、処理は市直営に変わり三川町が業務委託した。
 07年の協定に関し、鶴岡市は見解を示したHPで「2市町の協議を経て、町独自で処理する体制が整うまでの当面の措置」と明記し、三川町との共通認識があったと強調した。
 三川町幹部は「協定に期限の定めはない」と指摘するが、鶴岡市幹部は「期限を協定から抜くよう求めたは三川町。いまになって盾にするのか」と憤る。
 特例債の恩恵
 「ごみの最終処分場も2年後に使用期限を迎える。新たな立地場所の選定は難航している」
 鶴岡市議会の与党系会派議員が語る。榎本市長のいら立ちには、新焼却施設の計画が具体化すると同時に、処理を「丸投げ」し、痛みを共有しない三川町への不信があるとみる。
 新施設は想定で総事業費110億円のプロジェクト。しかも20年度が期限となる合併特例債を活用する。市議は「離脱した三川町に合併特例債で恩恵を受ける資格があるのかとの思いがある」とも推測する。
 長引く問題に、鶴岡市議会の野党系2会派は榎本市長に歩み寄りを要請した。
 元鶴岡市職員の男性(72)は「市の姿勢は、議会の一部にある三川町への反発を代弁している面はあると思うが、大人げない嫌がらせとして受け止める市民も少なくない」と解説した。

[鶴岡市と三川町のごみ処理]三川町の2014年度の一般廃棄物搬入量は3133トンで、鶴岡市の全体処理量4万6970トンの6.6%。委託料は4012万円。人口(15年10月時点)は鶴岡市12万9630、三川町7793。


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