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東北 地方議会・首長,政治・選挙スレ

231千葉9区:2009/02/01(日) 00:38:27
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000000901300001
「野党」議会の7割
2009年01月30日

∞手腕問われる吉村県政


 「皆さんとご相談しながらやっていこうと思っているので、そんなに不安には思っていない」。26日、祝福の電話が鳴り続く自宅で吉村美栄子氏(57)は、県議会への対応を問われ、穏やかな表情で話した。ただ斎藤弘氏(51)を支援した県議が7割ほどを占める議会対策は、当面の課題となる。


 05年の知事選直後の県議会で斎藤氏は、高橋和雄前知事を推した多くの自民党県議を前に「財政、事業、組織を聖域なく見直す必要がある」などと述べ、前県政の全否定とも取れる発言で県議らの反感をかった。同年秋には、副知事2人制に反対する県議をホームページで「抵抗勢力」と呼び、対立構図を作り上げて論争を繰り広げた。


 今回も県議会は定数44人のうち32人(県議補選で当選の森谷仙一郎氏を含む)を自民党が占める。阿部賢一県議が吉村氏につき、青柳信雄県議が中立の立場を取ったが、29人が斎藤氏を支持した。吉村氏についたのは11人だが、同氏は「県民の幸せを考えるという点では、私も議会の先生も同じ」と強調、選挙中の支援の有無にかかわらず話し合う考えを明らかにしている。


 自民党は分裂した前回、斎藤氏の後ろ盾となった加藤紘一衆院議員が選挙の約3カ月半後、県連会長に就くと「与党」的立場を鮮明にした。今回も「足を引っ張りたいわけじゃない。第1会派としてどうするか考えないと」(同党ベテラン県議)と早くも対立路線に予防線を張っている。


 ただ、簡単に態度を変えると、斎藤氏を担いで戦った知事選を否定することになりかねない。また、次期衆院選では、自民と民主が激突する。民主などの支援で誕生した吉村県政与党となれば、国会と県議会の「ねじれ」が生じる。難しい判断を迫られる。


 斎藤氏がこだわり、吉村氏が廃止を掲げた副知事2人制を巡る対応も注目される。定数を2にする条例は05年、自民党が賛成に回ったことで可決されたが、党内にも2人制の成果を疑問視する声がある。今井栄喜幹事長は「まだ本人にもお会いしておらず、会派としての対応は決まっていない」としている。


「大風呂敷」公約財源が壁


 吉村氏にとって、議会対策より問題になりそうなのが、「大風呂敷」ともみえるマニフェストに掲げた公約をどう実現していくか、だ。


 選挙戦で吉村氏は、現在約300億円の農林水産業費を「1・5倍」にすると打ち上げた。県農林水産部幹部は「単純にやりたいといっても簡単にはいかない」との見方だ。


 県の同費は80年代から東北6県で最低が続いており「台所事情もきいてもらわないと。吉村氏も力を入れたい分野があると思うので議論したい」と話す。


 景気・雇用対策に掲げた「雇用創出1万人」について別の幹部は「数え方によって変わってくる」と早くも「抜け道」を指摘する。


 斎藤氏が昨年12月に示した雇用創出緊急対応では、延べ約330人を雇うと発表したが、実数は197人。延べ人数で数えれば「4年間でなら、1万人雇用も可能ではないか」とみる。とは言え、それでも達成は容易ではない。


 また、斎藤氏が掲げた「総額500億円規模の景気・雇用対策」をどうするかも問われることになる。国の2次補正予算が成立したことを受け、県に予算が下りてくる。選挙戦でも応援弁士が「国会の2次補正が通ったら吉村さんにもできる」と話す場面があったが、県幹部の一人は「現職が出した数字(500億円)のままではやりにくいのでは」と話し、さらなる上積みもありそうだ。


 吉村氏は、ほかに「県民所得を全国20位台へ」「観光客数を4500万人に」といった項目も公約に掲げている。これらの中身を示し、実現への道筋をどうつけていくか、も大きな課題だ。(土居新平、川原千夏子)


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